【ココヘル131】相手の気持ちが手に取るように分かる方法

 

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◆ 女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学 131号 2006.9.26
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 こんにちは。あづまです。
 
 私は、妻の気持ちが手に取るように分かります。
 本当に、分かるのです。
 
 「さすが、心理の専門家!」
 
 いや?照れるじゃないですか。
 
 
 今日はその種明かしをします。
 
 
◆相手の気持ちを知りたい
 よく、メルマガへの要望で、
 「男性の心理を知りたい」
 というのが来ます。
 
 まあ、一般的な傾向というのはあるのですが・・・
 
 
 また、よくある質問で、
 「浮気をする男性の心理」
 「風俗に行く男性の心理」
 なんてのもあります。
 
 
 知ってどうするのでしょうか?
 
 
 いいですか?
 
 あなたが知りたいのは、ある特定の人(たぶんあなたが気になっ
 ている人、または付き合っていたり結婚している人)でしょう?
 
 だったら、聞けばいいじゃない。
 
 
 「あづまさんは、聞いてるんですか?」
 いいえ。
 聞くまでもありません。
 だって、顔に書いてありますから。
 
 妻は、とても素直に顔に気持ちを表してくれます。
 
 「なぁんだ。それじゃ、簡単じゃないの。」
 
 本当にそうでしょうか?
 今日の本題はここからですよ。
 
 
◆感情を出せる相手、出せない相手
 
 あなたは、自分の感情を素直に出していますか?
 特に、ネガティブな感情について考えてみてください。
 悲しい、とか寂しい、とか。
 
 我慢していて爆発するってのはだめですよ。
 ありのままの自分を我慢して、限界を超えてるんでしょ?
 
 そうじゃなくて、その都度感じた感情を、素直に表していますか?
 
 そして、その感情を出せるのは誰と一緒のときですか?
 逆に、感情を出しにくいのは誰と一緒のときですか?
 
 
 私の妻は、私といるとき、素直に自分の感情を出しています。
 
 もしあなたが、あなたの好きな相手の感情が見えないというのな
 ら、その相手は、あなたの前で感情を出しにくいと感じているの
 かもしれません。
 
 
 では、どうしたら相手が感情を出してくれるか、ですが。
 
 
 基本は、相手の感情をありのまま受け止めること。
 特に、怒り、寂しさ、不安、悲しみなどのネガティブな感情も、
 大切な感情として、うろたえずに受け止めること。
 
 相手は安心して自分の感情を出せるようになります。
 
 否定したり馬鹿にしたら、心を開いてくれなくなります。
 
 あなたがうろたえたりしても、相手は感情を出しにくいと感じる
 ものです。
 
 ポジティブな感情は「よし」
 ネガティブな感情は「だめ」
 こんな器用なことはできないのです。
 
 ネガティブな感情を抑圧すると、ポジティブな感情まで抑圧され
 ます。「感情の鈍麻」状態です。
 
 
 
◆心理療法的、感情の捉え方
 
 心理療法では、どんな感情を感じたかということを、とても大切
 にします。
 
 なぜなら、人生の意味づけをするのは、感情だからです。
 感情とは、複雑な周りの状況を単純に「好き」「嫌い」と整理し
 て、自分にとってよい状況を判断するための高度なセンサーなの
 です。
 
 だから、
 感情の解放は人生の意味を十分に感じることにつながり、
 感情の抑圧は人生の意味が分からなくなることにつながる
 のです。
 
 
 あなたの大切な人が、
 「昨日会社で上司が○×△□で・・・」
 と愚痴ったとします。
 
 そのとき「そっか、大変だったね」と相手の感情を認めてあげる。
 とにかく、大事なことはそれだけです。
 
 そうすることで、あなたの前ではありのままの自分でいていいん
 だということが分かり、感情面で素直になります。
 
 
◆言うほど簡単じゃないよ
 
 実は、はじめは意外と、難しいですよ。
 
 あなたの大切な人が怒ったところをイメージしてみてください。
 うろたえずに、受け止められますか?
 
 泣いているところをイメージしてみてください。
 男性が泣くと、ちょっとびっくりですか?受け止められますか?
 
 寂しがっているところは?すねているところは?
 
 不安になっているところをイメージしてみてください。
 あなたも一緒に不安になったりするんじゃないですか?
 
 
 相手をありのままに受け止めるというのは、
 自分と相手の間に健全な境界線を引くことができて、初めてでき
 ることなのです。
 
 相手に引きずられているうちは、相手の感情をありのままに受け
 止めるのは難しいと思います。
 
 
 
 冒頭の種明かしは分かりましたか?
 
 私が、ありのままの感情を受け止めているので、
 妻は、とても感情豊かで、子供のように表情豊かです。
 
 これなら、気持ちが手に取るように分かるでしょ?
 
 
 「なんだよ?そんなの当たり前ジャンか?」
 
 そう思いましたか?だったら残念。
 
 今日は、とても大切なことを書いたんですけどね。
 
 
 そうそう、最後に。
 
 人が心を開こうと思うときは、相手も心を開いているのです。
 
 あなたが自分の感情を隠しながら、こっそり相手の感情だけを知
 ろうとしている限り、相手も心を開きませんよ。
 
 そして、それでは幸せが遠いですよ。
 とても大事なことです。
 
 
◆編集後記
 
 最近、寝る前はレイキヒーリングをやって寝るんです。
 手のひらを体に当てて「レイキ」を流すんです。
 
 後頭部が危ない。
 ここに手を当てていると、すぐ寝てしまいますZzz…
 
 今日もやって寝ます。おやすみなさい。
 
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(結婚とは)
 
 このコーナーはあづまが気付いた結婚とはなにか?を気まぐれに
 配信するコーナーです。自分が思い描いていた幻想通りにはいか
 ないのが現実の生活。でもそれがいいじゃないの。
 そんな肩の力が抜けるためのメッセージです。
 
 「幸せの大きさは、自分の器の大きさによって決まる」
 
 結婚すると、交際中より幸せでなくなるとか、お互いの好きな感
 情が冷めるとか、そういうことを言う人もいます。
 
 確かに生物学的な「発情」は冷めると思います。
 
 だから、それだけの関係だった場合は、冷める一方でしょう。
 
 
 でも、幸せの大きさというのは、その人が受け取ることのできる
 器の大きさで決まるのです。
 
 別の言葉で言えば、自分自身に許可している幸せの大きさしか受
 け取ることができないのです。
 
 お金でも、愛情でも、自分が期待している以上のものを受け取っ
 てしまうと、だんだん怖くなってしまい、心から喜んで受け取れ
 なくなります。それがあなたの器の大きさです。
 
 だから今日は、
 
 「結婚とは、幸せを受ける器を成長させること」
 
 幸せを受ける器を成長させて、どんどん幸せになりましょう。
 それによって、愛情もより深くなります。
 
 
(今日のアファメーション)
 
 「私は感情をありのままに感じてよい」
 
 生きづらさを感じている人は、大抵自分の感情にふたをしていま
 す。幸せとは、自由に感情を感じられることなのです。
 
 感情が鈍麻している人のことを、心理の本では植物のように生き
 ているとか、死んだように生きていると形容することがあります。
 
 生存しているだけではなく、この世に生まれてきたからには、
 ぜひ、活き活きと、生きている意味を感じて生きてください。
 
 そう願わずにいられません。
 
 
 その、大切なポイントが、感情を自由に感じること。
 ぜひ、ご自分に自由な感情を許可してあげてください。
 
 体がほっと温かくなるかもしれません。
 背中のあたりの緊張がす?っと解けるかもしれません。
 
 
 あなたは、感情をありのままに感じてよいのです。