【ココヘル607】変化こそが夫婦の安定の秘訣

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 607号 2012.12.14
 
 こんにちは、あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 さて、最近ご相談が増えているのが「浮気問題」ですので、
 浮気問題について、しばらく特集していきたいと思います。
 
 
 
 第一部の構成は、いまのところ、こんな予定です。
 
 ■第一部 浮気にまつわる心理学的基礎
 ・浮気が起きるとき、心理的に何が起きているか?
 ・恋愛ホルモン三年説
 ・「結婚三回説」から、浮気を考える(←いまここ)
 ・マズローの五段階欲求説から、浮気を考える
 ・お互いがお互いの成長にプラスになってこそ、長続きする
 ・意志の力だけでは、一ヶ月しかもたない(浮気症)
 ・浮気する「必要がない」潜在意識の状態をつくること
 
 
 今回は、前回の続きから行きたいと思います。
 
 では具体的に、成長しなくて生まれるひずみ、とは、
 どういう形で生まれるのでしょうか?
 
 
【ケース1:女性の成長が停滞したひずみ】
 「かわいい」「いるだけでいい」と言ってくれた彼が、
 だんだん「自立してほしい」と言うようになった。
 
 これなどは、きわめて自然な流れだといえます。
 恋愛の始まりでは、とにかくお姫様扱いしてくれた彼。
 
 彼もそういうことがうれしそうだった。
 
 まあつまり、この段階では、
 彼は彼女の【役に立つ】ことで承認を得て、
 自信をつけるステージにいたわけですね。
 
 でも、一緒のチームメイトとして、
 家族を切り盛りする立場に移行していくときには、
 単に可愛くて、喜んでくれるだけの存在では、
 ある意味、お荷物になってしまいます。
 
 やはり、チームメイトには頼れるメンバーがほしい。
 
 そして「自立してほしい」という言葉が出た。
 
 
 女性の側が、いつまでもお姫様でいるだけですと、
 一緒に家族を切り盛りし、子供を育てていくチームメイト
 としては、頼りないわけです。
 
 成長、変化が必然的に求められるわけですね。
 
 彼がプロポーズに踏み切ってくれないケースの中に、
 こういう背景がある場合もあると、私は考えています。
 
 また、結婚10年して、初めての浮気が発覚。
 どうやら本当に初めてらしい、というケースの中にも、
 妻の成長が停滞しているケースがあると感じています。
 
 
 
【ケース2:男性の成長が停滞したひずみ】
 子供が生まれたら、夫が赤ちゃん返りした。
 妻もそれに腹が立ち、ケンカが頻発するようになった。
 
 自分の子供を持つ前は、甥っ子や姪っ子を見て、
 子供がいるって幸せの象徴だな、なんて思うわけですが、
 (思わないとしたら、ちょっと疑問符付きますが)
 
 実際に24時間面倒を見てみると、相当重労働です。
 幸せは幸せですが、負担も一緒にやってくるわけです。
 
 いままで何とかギリギリ、寄りかかり合って、
 甘え合って、保ってきた夫婦関係も、
 
 赤ん坊という究極に依存的な存在によって、
 劇的に関係性の変化を迫られるわけです。
 
 
 私自身も、妻が子供に関わる時間がどうしても増えて、
 寂しかったですし、夫婦の試練だと感じました。
 (実際出産前後からそういう言い方をしていたと思います)
 
 まあそうやって、うまくやり過ごしつつ、
 乗り切っていければ良いのですが、
 
 夫が、「なんでボクちゃんのことかまってくれないの!」
 とばかりに、すねたり、赤ちゃん返りしたりしてしまうと、
 子育てのチーム崩壊です。
 
 ここで、大事なことは、
 夫が「かまってほしい。寂しい」と感じることが悪い、
 わけではない、ということです。
 
 私だってそう感じました。
 
 妻にさらに面倒をかける形で(赤ちゃん返り)、
 愛情を確認しようとするみたいな、行動化が問題だと
 言っているんです。
 
 
※以上の2件のケースは、心理学と相談経験に基づき、
 説明しやすい「典型パターン」を想定してつくったもの、
 つまり実例と心理学に基づくフィクションです。
 
 
◆ 夫の課題
 
 もう少し、夫の側の課題をかみ砕いて言うと、
 自分の感情に、自覚的になる、ということです。
 
 「あぁ自分は、妻の意識が子供に向いてしまって、
  スキンシップやセックスも減って、
  さびしいと感じているんだな…」
 
 ということを、ちゃんと自覚する、ということ。
 
 で、どう建設的に解決するかを、
 しっかり考える、ということです。
 
 
 逆のパターンを書くと、よく分かると思います。
 
 自分の感情に自覚的でない夫。
 
 妻に要求してみた。
 疲れているなどで、セックスに応じてくれない。
 
 仕方ない…
 
 最近仕事が忙しいので、帰りが遅くなった。
 (と、本人は考えているが、深層心理は逆で、
  家に不機嫌妻がいるので、無意識に仕事を増やし、
  家に帰らなくていい状況を作り出している)
 
 
 職場で、かわいい女性がいた。
 にっこりほほえんでくれる。
 
 自分もにっこりほほえんでみた。
 
 食事に誘われた。
 
 なんか、行ってみたい気分になった。
 
 (実は、私も経験がありますが、寂しいと、
  女性がかわいく見えてくるんですね。
  逆に、自分が満たされていると、
  性的な意味での「かわいさ」は感じなくなる。)
 
 
 このように、自分の感情に無自覚だと、
 周りで起きていることに、振り回されます。
 
 
 「ああ自分は、いま寂しいんだな。
  だからお互い寂しい同士でよろめいちゃう、
  そういう危険がいま、あるなぁ。」
 
 それを自分で感じられるようになる。
 それが、夫の課題です。
 
 
◆ 妻の課題
 
 妻の側も、夫の気持ちまで否定しない度量が必要です。
 妻に面倒をかけるような「行動化」は困るけれど、
 「気持ちはわかるよ」という姿勢を持つことが大事。
 ↑ここは、妻の側も成長すべき、ってことです。
 
 
 それで、夫が自分の感情(寂しさ)を自覚したとして、
 それをどう解消するのか。
 
 そこにはやはり、妻の協力が必要なのです。
 
 
 自分の話をするのは、少し恥ずかしいですが、
 私の場合、結構ストレートに「だっこ」とか言ってます。
 
 寂しい気持ちを放置しておくと、
 無用のトラブルを招くことが分かっているので、
 
 早め早めに、解消するための、安全なアクションを
 起こしているわけです。
 
 
 恋愛セラピストという立場は、
 傷ついた女性や、寂しい女性の相談を受けることの
 多い立場です。
 
 相当きわどいところまで、感情を出して話をします。
 
 下手をしたら、そのまま恋愛関係になってしまう、
 そういうリスクがある職業です。
 
 
 こうして、自分の心のケアをし続けていることで、
 これまでのところ、そういった恋愛的トラブルは、
 起きたことがありません。
 
 これは、恋愛セラピストとして、
 ちょっと誇りたいところです。
 
 まあ、当たり前と言われてしまえばそれまでなんですが。
 
 
 話を戻すと、
 そういう、夫の、自覚的な甘えを、
 ちゃんと受け入れるというのが、妻の課題、
 ということになるわけです。
 
 
 次回も引き続き、このシリーズを書いていきます。
 おたのしみに!
 
 
 
 この浮気対策特集で、
 こんなことを知りたい!
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 というご要望がございましたら、
 いまなら採用される可能性が高いですので、
 ぜひぜひ、こちらのフォームよりご質問下さいませ。
 https://24auto.biz/556health/touroku/556health_q.htm
 (個別の返信はしておりませんので、ご了承下さい)
 
 
◆編集後記
 
 幸恵ちゃん(妻)に、
 最近セラピーの予約がひと月先まで一杯なんだよ?。
 メルマガ出しても、セラピーの予約は受けられないんだよね。
 (↑メルマガは基本的に、集客のために書いていますので)
 
 って言ったら、じゃあ、ゆるーい号を出したら?
 って言われたんですが。
 
 セラピーの日にのお昼にタイ料理のガパオを食べて帰って、
 そのことを言わなかったら、翌日の夜のご飯が、
 よりによってガパオだった(笑)
 
 そんなマイナーメニュー、普通かぶらないでしょ。
 
 とか。
 
 ・・・を書こうかと思ったんですが、
 
 結局今年一番に長い号を書いてしまいました。
 
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 ◆女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学
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 ◆制作:阿妻靖史(あづま やすし 恋愛セラピスト)
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