【ココヘル666】「仕事は家に持ち帰らない」はオトコの悪徳、オンナの美徳(家事をしてくれる男性1)

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 666号 2015.6.15
 
こんにちは。あづまです。
いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
前回のココヘルで、
さて、では、ここで
第2問! (第1問は「子供好きな人」)
 
 
「家事を手伝ってくれる人」
「家事を分担してくれる人」
 
 
この項目も、
パートナーに求める条件として、
挙げても、それほど意味がないと、
私は考えています。
 
条件として書いてみても、
本当にそういう人かどうか、
出会いの段階で判定するのが難しいから。
 
 
と、書いたんですが、
この問題、
結構深いです。
 
そのまま求めても、
たぶん、ダメでしょう。
 
 
 
確かに、
「家のことはおまえがやれ」
 
みたいに言われて、
全部押しつけられたら、
 
まず自分(女性)が専業主婦だったとしても、
とても孤独に感じるでしょう。
 
つまり、二人で責任を持ち、
かつ、
仕事と家事を分担し合う
(けど、お互い責任逃れはしない)
ということが、できていない。
 
 
あるいは、
自分(女性)が仕事を持っている場合、
それに加えてもっと現実的な問題もあります。
 
実際、家の中が回らなくなる、という。
これは、困りますね。
 
 
 
まあしかし、
前回書いたように、
 
ひとり暮らししていて、
家事をいい加減にやっている男性が、
候補から外れるのか、というと、
そこは、何とも言えないところだし、
 
親と住んでいて、
家事を全然やっていない男性が、
候補から外れるのか、というと、
そこも、何とも言えないところです。
 
 
結婚するまでに、
そういう意味での、
確定的な判断材料は、
ないと思うんですよね。
 
 
 
それに対して、では、どう考えるべきか。
 
記事を書いていたら、
 
このテーマだけで、
4?5号分の内容になることに気づきまして。
 
 
ベストパートナーシリーズは、
一旦ここまで、として、
 
 
ベストパートナーシリーズから、
スピンオフしちゃったシリーズとして、
 
「家事をしてくれる男性」
を手に入れるには、どうしたらよいか?
 
のシリーズを、
お送りしたいと思います。
 
 
まず、
ここに書いたからといって、
実際に行動してくれる人が、
どのぐらいいるのか、
正直分からないですが、
 
 
まず、あなたに課題を出します。
 
 
オーダーメイドダーリン 幸せの王子様の育て方
高殿円著 飛鳥新書 http://amzn.to/1GyjUZ9
 
これ、名著なので、
必ず読んでください。
 
読んでからだと、
私の記事の内容が、
より良く分かると思いますので。
 
 
というか、
これからパートナー探しをしようという
女性なら、必読書だと思います。
 
 
 
私はよく、完成品を求めるのではない、
うまく育てることが大事、と言っていますし、
 
 
素材を手に入れて、
どんな風に料理に仕上げていくのか、
それと同じように、
パートナーも、
どう生かすか考えるのがパートナーシップ。
そんなことを言う人もいます。
 
 
それで、
 
「私、分かってるよ、そんなこと」
 
 
って思っている人は、
上の本を読んでから、
 
本当に、分かっていたかどうか、
もう一度考えてみてほしい。
 
 
そのぐらい、
大事なことが書いてあります。
 
 
 
さて、
説教はこのぐらいにして(笑)
 
本題に入っていきます。
 
 
今日から、たぶん、
こんな感じの五題話でお送りする予定です。
例によって、書いているうちに色々変化するかも
しれないので、予定はあくまで予定ってことでよろしく。
 
1.「仕事は家に持ち帰らない」はオトコの悪徳、オンナの美徳。
2.家事のストレスは、実は精神的ストレス
3.カスタマイズ可能なベースアイテムを手に入れて育てるのだ
4.これまでの自分の「引き寄せ環境」を良く振り返ってみよう
5.自分の仕事の「意義」を語ろう+α
 
ではさっそく、
今日は第一回目ですが。
 
 
◆「仕事は家に持ち帰らない」はオトコの悪徳、オンナの美徳。
 
まず、
 
なぜ、
 
 
家事をしてくれる人
というのが、
頻出のテーマになるのに対して、
 
仕事をちゃんとしてくれる人
というのは、
(仕事しないダメんずは確かに超問題ですが)
そこまで、頻出のテーマにならないのでしょうか?
 
 
私は、
男女ともに、
若い頃に、
 
仕事に意識が偏りすぎているからだと考えています。
 
 
ダブルインカムは、
ダブルストレス。
 
 
二人が仕事をして、
二人が家にお金を入れたら、
 
同時に、
 
二人が家に、
ストレスも入れることになる。
 
 
これを、
男女ともに、
 
よくよく、分かっておくことが大事です。
 
 
少しだけ脱線ですが、
私は、以前、会社の「業務達成表」を勝手に書き直して
(もちろん自分で考えるために、です)
人生達成表を作ってみたことがあるんですね。
 
自分の人生で、自分が大事と思うことを、
目標に書いて、達成したら自己評価を付ける。
 
何でそうしたかって言うと、
 
あのね、
会社の、業務達成表って、
 
人を管理するための、
悪く言うと、人を心理的に縛るための、
手法なんです。
 
 
その人の持っている、
時間的、能力的資源を、
できるだけ、
仕事に向けてもらうための、
仕事を最優先させるための、
 
悪く言うと、
洗脳のためのテクニックなの。
 
目標を書かせるでしょ?
で、達成したかどうか自分で考えさせる。
そうやるとね、人は自分の言葉を守ろうとするので、
自然と、そこに力を注ぐことになる。
 
 
もちろん、
人生の中で、
仕事のウエイトって結構大きいし、
仕事をいい加減にしていいとは、
私は決して、思わないけれど、
 
 
あくまで、
自分の人生をしっかり持って、
自分の人生の優先事項を、
ちゃんと自分で決めて、
 
その上で、
仕事に配分するエネルギーはこれぐらい、
と、自分の意志で決めて、
 
 
で、仕事に向かう。
 
 
という主体性があって、
仕事に向かうべきであって、
 
会社に振り回されて、
決めるべきじゃないと思う。
 
 
家事とか、
生活を豊かにする活動って、
会社みたいに、
評価されないじゃない?
他人からは。
 
 
自分でちゃんと、軸を持っていないと、
 
洗脳的管理手法で(すこし毒舌まざってますが)
自分の人生のエネルギーを、
会社に吸い取られちゃうわけ。
 
 
 
その状態を、
自分で分かっていないで、
 
 
【私(女性)は仕事がこんなに大変だから、
彼に家事をやってもらいたい】
って願ったって、だめなわけさ。
 
 
類は友を呼ぶじゃないけど、
彼が、仕事に振り回されている人だったら、
彼だって、同じことを、あなたに求めるよ。
 
 
利害が対立してますね。
 
 
しかも、
本人同士が、まったく望まない形で。
(職場という第三者の要求によって)
 
 
家事をしてくれる男性を求める前に、
あなた(女性)自身が、
 
私は、自分の生活を豊かにすることを、最優先にする!
 
と、決めて下さい。
 
 
そして、その上で、
私(女性)が生活を大事にしているのと同じぐらい、
生活を大事にするオトコ、カモーン、
と、求めて下さい。
 
まず自分から変わりましょう。
全ては、それからです。
 
 
 
ところで、
 
 
男性には、
「家に仕事を持ち帰らない」
という美学の人がいます。
 
その美学、ちょっと微妙ではあります。
なぜなら、その美学の男性は、
 
仕事のストレスは、
妻に受け止めてもらうことをせず、
一人で抱えるべき、
 
 
という孤独な人生観のことが多いからです。
 
 
それじゃ、どこかで折れたり、
癒しを求めた浮気をしちゃうでしょ。

「一人で抱えるべき」の男性が、
かならず浮気するわけではありませんが、
逆に、結婚10年ほどで初めて浮気したケースでは、
男性が「ひとりで抱えるべき」という考え方を、
まず100%持っています。
 
 
というわけで、
 
男性の、
「仕事は家に持ち帰らない」
 
は、
 
美徳ではない、と
あづまは考えていて、
 
 
むしろ、
 
男性は、
仕事のストレスを、妻に言葉で話し、
受け止めてもらうというストレスの癒し方や、
そうやって弱いところを見せる、自己開示するという、
絆のつくり方を学んだ方がいい、
と考えています。
 
 
と、こう書くと、
うなずいている女性の方も、
いらっしゃると思いますが、
 
 
私は、
 
女性の場合は逆に、
「仕事(のストレス)は家に持ち帰らない」
 
が美徳になると考えています。
現在の社会状況においては。
 

ちょっと極端に表現しすぎたかも。
但し、方向性はあってると思います。
 
もう少しマイルドに表現するなら、
「仕事のストレスは、彼にぶつけすぎない。
 支えてもらうときも、工夫して話す。」
 という感じですかね。
 
 
 
そもそも、
男性は、自分の気持ちを話さない
という問題を作りやすいのに対して、
(一部では「岩男」と呼ぶらしいです)
 
女性は、自分の気持ちを垂れ流しすぎてしまい、
相手に、知らず知らずのうちに荷を背負わせている、
という問題を作りやすいからです。
(一部では、感情を垂れ流す女性のことを、
 「沼女」と呼ぶらしいです←元は米語のようです)
 
それに加えて、
女性の場合、
ほぼ確実に、
パートナーの男性は仕事を持っていますよね?
 
 
なので、
彼にとって、
「ダブルストレス」になる可能性があるってこと。
 
 
 
専業主夫の夫を持っていて、
基本的に、家事と、
メンタルな癒しを担当してくれる。
 
その分、自分(女性)は仕事をがっつりやっている。
 
という女性の方は、
私が今書いたことは、
忘れてください。
 
それはある意味、
仕事を持つ女性にとって、
恵まれた環境を、幸運にも手に入れていますので、
いまの環境を大事にしてください。
 
 
で、話を戻します。
 
これから、パートナー選びをする人ね。
 
 
女性は、話しすぎて、
相手が、あなたといるときに、
自分の気持ちを話すチャンスがない、
という形で、問題のタネを作りやすいです。
(女性同士だと、それでもかぶせて話してくる
 ような人もいるわけですが、
 元々気持ちをあまり言わない男性の場合、
 そこで、引っ込めてしまうんですね)
 
そのタネは、その時には表面化せず、
結婚生活が長く続いた後に、浮気問題やうつや、
夫が家に居つかないなどの形で表面化します。
 
 
あるとき、
私が、ヨドバシアキバ店の最上階のレストランで、
ひとりで食事をしていたとき、
 
カップルらしき男女が隣に座っていたんですね。
女性の方は、いかに職場の誰それが間違っているかを、
蕩々とまくし立てていました。
 
彼氏らしき人は、
それを黙って聞いていましたが、
 
正直、よく耐えてるな、
と、私は思いました。
 
私なら、突っ込みたくなるポイントが、
すごくたくさんあったし、
彼、我慢強いな?って感心しました。
 
 
あぁ、これが、
心理学の本で読んだ、
 
女性がストレスをパートナーに吐き出すと、
(男性も相手に吐き出すわけですが)、
先に男性の方が参ってしまう、
というパターンの実例だ、
と、妙に納得しました。
 
 
こういう面での、
精神的ストレスには、
男性は、女性よりも、
平均的に言えば、弱いですので、
 
 
腕力の無い女性に、
重い荷物を持たせてはいけない、
というルールがあるように、
 
 
心の腕力の無い男性に、
心の、重い荷物を持たせてはいけない、
というマナーを、作った方がいいと、
私は考えているのですが、
(定量化できないので、ルール化は難しいでしょうけど)
 
 
仕事を持っていて、
彼に家庭的なことを求めている女性は、
心にとめておいた方が良いポイントです。
 
 
ちなみに、
心理セラピー&人間関係コンサルティング講座の
パートAを学んだ人は、
 
「心の実況中継」ということを、
かなりしつこく私が教えたのを、覚えているかと思います。
 
「出来事」「解釈」「感情」を紙に書いて
整理する、というやつです。
 
 
心の実況中継ができるようになると、
これは「出来事」
これは「私の考えや解釈」
これは「感情」
と、自分の中で整理されて、
 
話をするときにも、
 
◇出来事は客観的に、正確に話す。
 誇張しない。
(あとで書きますが、感情をうまく分離
 できない人は、誇張しがちです)
 
 
◇考えや解釈は、あくまで、
 自分の考えや解釈であることを、分かって話す。
 
それが世界の標準であるかのような言い方はしない。
(自覚していない人は結構やりがちです)
 
 
◇感情はあくまで、自分の感情なので、
 ここは率直に、表現する。
 
「すごくいやだった」のなら、
率直に「すごくいやだった」と表現する。
 
 
間違っても、
「すごくいやだった」を表現するために、
 
出来事に感情を混ぜてしまって、
「相手がすごく間違っていた」というように、
出来事を「盛って」しまうことは、
避けなければいけません。
 

感情をちゃんと感情として表現できない人は、
出来事を「盛って」話しがちです。
 
先ほどの、ヨドバシアキバ店のレストランにいた
女性も、そのパターンだと私は解釈しています。
 
 
そうやって、
整理した話し方ができるようになります。
 
するとね、
あなたの話を聞く相手の精神的負担が
劇的に減るんです。
 
相手が、あなたの話を、
「分かる分かる」って聞いてくれるようになるの。
 
 
さきほど、
心の腕力の無い男性に、心の重荷を
負わせるのは良くない、って書きましたが、
 
それは、
 
女性が我慢するってこととは、
全然違いますから!
 
そうじゃなくて、
心の実況中継を身につけて、
出来事、解釈、感情を、自分で理解できるようになる。
 
それを話す。
 
そういう形で、
あなた(女性)もスッキリ。
彼も負担が少なく「分かる分かる」
と言って、話を聞ける。
 
あなたも彼に感謝。
彼も感謝されるなら、
「また聞くよ」ってなる。
 
そういうよい循環を作ろうね、ってこと。
 
 
それに、そういう、
「聞きやすい話し方」ができれば、
彼以外にも、愚痴をこぼせる相手が確保できる。
 
彼だけに、一極集中になりにくい。
(これも大事なことです)
 
 
ということで、
今日のまとめ。
 
 
彼に家事を求める、
その前に、
 
・自分は自分と彼(と未来の子供)など、
 家族の生活を、第一に考えているかどうか、
 自分の「あり方」をチェック!
 
・まず自分が変わり、そして、
 「私と同じぐらい生活を大事にしている
  男子、カモーン!と求める」
 
・ダブルインカムはダブルストレスである
 ことを良く理解し、
 男の【心の細腕】に、必要以上の負荷をかけない
 ような、オンナの美徳を身につける
 
という、自分のあり方を整えよう。
 
 
次回以降も、
しばらくこのシリーズが続きます。
 
 
次回もお楽しみに!
 
 
 
 
★Lのマメ知識
 
今回はお休み
 
 
★脳トレ的クイズ
 
お風呂で子どもたちに出したなぞなぞです。
(子どもたちは分かりませんでした)
 
電線に、すずめが五羽留まっていました。
鉄砲で撃ったら(かわいそう、ごめんね)、
一羽、落ちました。
 
何羽残っているでしょうか?
 
 
答えはココヘル+で。
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◆編集後記
 
今日もカフェでメルマガを書いていました。
macbook12インチを買ってから、
どこでも、効率よく原稿が書けるので、
仕事の効率が上がったかどうかは分かりませんが(笑)
気持ちよく仕事ができているのは確かです(*^_^*)
 
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 ◆女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学
 祝!TBS・日テレ・フジテレビ出演(目指せNHK!)
 ◆ご意見、ご感想お待ちしています。このまま返信!
 ・頂いたメールは、事前確認なく掲載することがあります。
 ・お名前はイニシャルにします。
 ・メール相談は行っていません。また、多数のメールを頂くた
  め、個別の返信はできないことがございます。
 もっと幸せな恋愛・結婚生活・人間関係を求める方に情報提供
 をするのが本誌の目的です。ご自身の責任にてご活用下さい。
 ◆制作:阿妻靖史(あづま やすし 恋愛セラピスト)
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