【ココヘル726】やめるかも。現在の○○を。

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 726号 2016.12.1
 
こんにちは。あづまです。
いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 
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 大事だと実感しますね。1個だと、届かなくなったら、
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さてさて。
 
 
事件は現場で起きているじゃない。
内面で起きているんだ!シリーズ。
 
今日から、彼がなかなか結婚を申し込んでくれない問題、
を、扱おう・・・かと思ったんですが。
 
 
このシリーズ、書いていて、
自分で、ちょっとつまらないな、と思い始めまして。
 
やめようかと。
 
(スミマセン)
 
 
少し飽きてきた、というのもあります。
 
それと、書きたい別のテーマが出てきた、
というのもあります。
そっちの方が大きいかな。
 
 
どう思うか、メールで返信して頂けると、
参考になって嬉しいです♪
 
 
参考までに・・・
 
次に書くとしたら、というテーマを、
ちょっとお伝えしてみようかと。
 
それは、小説です(爆)
 
 
あー、自分的に、一番縁遠いテーマ。
(大丈夫か?)
 
 
・・・なのですが。
 
 
一応、もうね、少し書いてみたんですよ。
素人なので、そんなに表現力高くはないですが、
思ったより、ダメダメじゃないかも。
なんて思ってます。
 
 
で、ここに、貼ってみます。
 
 
タイトルはね
「恋愛ドクターの遺産(レガシー)」
細かいけど、もし本になるとしたらレガシーはふりがなで!(笑)
 
 
(ここから。はじまりはじまりー♪)
 
 
「ゆり、このノートをあげるよ。」
 
 ゆり子は、父が差し出した黄ばんだノートを受け取り、
表紙を、そして裏返して裏表紙を眺めた。
 
(埃っぽいな)ゆり子は思った。
 
表紙には「A」とだけ書いてある。そのときちょうど
「ボーン・ボーン・・・」柱時計の音が鳴った。
文字通りそれはおじいちゃんの時計だ。もちろんゆり子
自身はそんな時計を家には置かないが、実家は物持ちが
いい方で、両親はその時計をいまだに手入れして使っている。
 
「お父さん、これって・・・」
「ああ、おじいちゃんのノートだよ。」
 
 曰く、ゆり子の祖父(つまりゆり子の父親の父親だ)は
カウンセラーをやっていたそうで、頭脳明晰、当時
「恋愛ドクター」の異名を取っていたのだとか。一度親戚が
集まったときにそんな噂を聞いたことがあったが、父も末っ子、
ゆり子も父親が40過ぎで生まれた子なので、物心ついた
頃には祖父は他界していて、ゆり子は直接話した記憶はない。
赤ん坊の頃に抱っこされた写真だけが、唯一、祖父との関係を
示す証拠だった。
 
「おじいちゃんのノート・・・これを・・・」
 
 ゆり子がどう受け取っていいのか戸惑っていると、父が言った。
 
「ああ、ゆり子のおじいちゃんは、恋愛ドクターと言われて
 いたんだよ。恋愛とか結婚生活の悩みに、鋭く切り込んだ
 アドバイスをしていて、評判だった。それと、その傍ら、
 どこまで本当の話なのか、どこまでフィクションなのか
 分からないノートを残していたんだ。」
 
「それがこのノート・・・?」
 
「そう。恋愛ドクターの遺産(レガシー)だ。お父さんは
 勝手にそう呼んでる。お父さんも若い頃、恋愛で悩んだときに、
 おじいちゃんのこのノートをこっそり見て、色々勉強させて
 もらったんだ。役に立ったこともあったし、的外れのことも
 あったけど、このノートがあって良かった。今はそう思う。」
 
 ゆり子はノートを開いて、ぱらぱらとめくった。
丁寧な文字でびっしりと書き込まれている。
 
「ありがとう。お父さん。」
 
 実は、ゆり子はいま、離婚を真剣に考えはじめたところだ。
夫はどことなく宇梶剛士似の、とても仕事のできる人で、
職場ではとても輝いていたしかっこよかったのだが、つきあい
始めてみると、話を聞かない、共感力のない人で、何度も悲しい
思いをしてきた。結婚したらよくなるかもと思ってそのまま
結婚したが、結婚してもまったく変わらなかった。
 
 たとえば、ゆり子が職場で、わりと有名なトラブルメーカーの
男性社員と仕事上の交渉をしなければならなかったとき、
相手の理不尽な要求に振り回されて自職場を巻き込んだ大ごとに
なったことがあった。結局は相手の問題ということで事態は収拾
したのだが、その渦中にいるときに、支えてもらいたくて、家に
帰って夫にその話をしたら、
 
「お前さぁ、そういうところ、脇が甘いんだよなぁ」のひと言。
 
 確かに、脇は甘かったし、次に同様のことがあったら、もっと
気をつけると思う。ただ、ほしかったのは、そういう言葉じゃ
なかった。ほしかったのは・・・「大変だったな」とか、
「お前よく頑張ってるな」とか、そんな共感の言葉だった。
一番の味方でいてほしい人から、一番いたわってほしい瞬間に
ダメ出しの言葉を食らう。大変な痛手だった。今でも、その時の
こと・・・職場でのことではなくて、夫の言葉・・・を思い出す
と涙がにじんでくる。
 
 夫は、浮気をしたわけでも、ギャンブルにのめり込んだわけ
でも、アルコール依存なわけでもない。離婚の「一発アウト」
の条件に当てはまっているわけでは、ない。だからこそ、
ゆり子は今まで何とかなるかも、と思って頑張ってきたのだが、
そんな、一発アウト条件には当てはまっていなくても、毎日、
共感がなく、愛情を感じられない生活をずーっと続けていく
ことは、自分の魂がゆっくり死んでいくようなものだった。
 
次第に毎日の生活に喜びが失われていき、見る景色も、不思議な
もので本当にモノトーンになっていった・・・
 
 もう無理・・・そう思って、ゆり子は意を決して両親に相談した
のだった。両親はゆり子の決意を察したのか「ゆりがそうしたい
なら、いつでも戻っておいで」と言ってくれた。ゆり子は、ほっ
として、声を上げて泣いてしまった。
 
 そんなことがあって、何度か実家に相談・・・実態は避難かも
しれない・・・に来ていたときのことだった。父が例のノート
「恋愛ドクターの遺産(レガシー)」とやらを渡してくれたのだった。
 
 ゆり子は実家から自宅へと帰路についた。同じ沿線なのだが、
それぞれマイナーな駅で、各駅停車で20分ぐらいの距離にあった。
ゆり子は電車の中でノートを開きたい衝動に駆られたが、祖父の
個人的な記録でもあるノートを他人に見られるのも嫌だったし、
万が一読みながら自分が泣いてしまうようなことがあっても困る
と思って、じっとがまんした。
 
 何もすることがないと、電車の中は手持ち無沙汰で退屈だ。
向かいに乗っている人たちを観察することにしてみたが、中に、
仲の良さそうなカップルがいて、楽しそうに談笑していた。
(私もあんな風になっているはずだったのに・・・)見ていると
胸の痛みが強くなるような気がして、人間を観察するのはやめた。
 
 ゆり子はさらに気を紛らわそうと、車窓から外を眺めた。夕焼け
空に飛行機雲が輝いて見えた。そんなものを改めてまじまじと
眺めたのは久しぶりだった。○○駅から××駅までの間が、
今日は格別長く感じた。
(つづく)
 
 
 
 
そんな感じで。
 
メルマガで配信するかどうかも、ちょっと分からないけど。
ウェブサイト(ブログ)に書いて、ブログ小説にするかも。
 
で、数回まとめて、更新しましたよ、的なお知らせを、
ココヘルで送るかもしれません。
 
方式も、検討中です。
 
 
でも、小説形式で、
私の理想のセッションを伝える、というのも、
アリかな、と思いまして。
 
 
この後の展開としては、ネタバレしない程度に書きますが、
当然、ノートの主、すでに故人ですが、恋愛ドクターAの
セッション風景なども、頻繁に登場します。
 
ノートには、一体何が書いてあるのか?
 
過去の、ノートの中の世界と、
いまリアルに悩んでいる、ゆり子の世界は、
どのように係わってくるのか?
 
そんなテーマも、盛り込んでいこうかな、
と、考えています。
 
 
ま、色々書きましたが、
もう心は決まってる感じ・・・ではあります。
 
 
前回まで書いてきたテーマは、
なんかもう、筆が進まない、
というかキーボードなので、指が動かない。
 
 
ほんと、もう、しょうがないな、て感じ。
 
 
また小説に飽きたら、
戻ってくるかもしれないけどね。
 
一旦、がらっと切り替えてみたいと思います。
 
 
 
ではまた!
 
 
 
ご相談のご用命は、こちらから。
 
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 個別に丁寧に、問題を紐解き、解決策を提案しております。
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◆編集後記
 
今日は本文で十分ぶちかましたので、
ここに書くことがもうないかもですが、
小説を書いてみる、という荒技に挑戦、
です。
 
文学的な、格調高い小説は無理かな、と、
自分でも思いますが、
 
探偵ガリレオみたいな、科学推理小説を
読んでみると、そんなに格調高くないし(失礼)
事実を淡々と、客観的な文体で表現していく、
みたいな文体なので、
 
あぁ、こんな感じなら、私も何とか書けるかも。
なんて思ったりしたわけです。
 
本当に心を揺さぶる作品が書けるのか、
それは正直、全く自信がないところではあります(笑)
 
ま、やれるところまで、やってみようかと。
応援ヨロシク!
 
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