【ココヘル803】霞の向こうの神セッション(3)|恋愛ドクターの遺産第七話

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 803号 2017.5.29
 
こんにちは。あづまです。
いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
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では、メインコンテンツに行きたいと思います。
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現在は、私の伝えたいセッションの理想を、
小説風にしてお伝えしようと、作品を書いています。
フィクションですが、症状、問題の原因、解決の指針などは、
実際に行われたセッションや、あづまの考えを元にし、
リアリティーを大切にして制作しております。
逆に悩みの内容などのディテールは全て入れ替えて創作し、
プライバシーに配慮しております。
作品ですので、ある程度の誇張・脚色がございます。
 
また、解説を「ココヘル+」の方で書いていますので、
そちらも合わせてご活用ください。
 
ココヘル+
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恋愛ドクターの遺産(レガシー)
 
第七話 霞の向こうの神セッション
  こちらにもアップされています。
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【登場人物】
(現在の人物)
 ゆり子 父からノートをもらった。離婚するかどうか悩んでいる
 幸雄 ゆり子の夫。 仕事はできるが共感力のない人。
 順子(よりこ)・香澄(かすみ) ゆり子の友人
(ノートの中の人物)
 恋愛ドクターA ゆり子の祖父(故人) ノートを書いた本人
 なつを ドクターの助手
(今回の登場人物)
 ユミコ 彼との関係で相談に来た。
 
【恋愛ドクターのレガシーとは?】
有名な恋愛カウンセラーだったゆり子の祖父の手記なのだが小説風に
書いてある。段ボールにノートの束として突っ込んである。
ゆり子の父が受け継ぎ、そして今、ゆり子が受け継いだ。
悩んだらランダムに一冊選んで読むと、今の悩みにピッタリのテーマが
そこに現れるという・・・不思議なノート。
 
 
 
第一幕 変化と覚悟 つづき
 
「ママ、ママ!」娘のさくらが起きてきた。
恋愛ドクターの遺産ノートを読んでいたゆり子は、
ノートを一旦閉じて、さくらの方を向いた。
「さくら、どうしたの?」
「ママ、眠れないの。」
「そっか・・・目を閉じてたら、眠れるよ。大丈夫。」
そうしたら、さくらは目に涙をためて、言った。「怖い夢みたの。」
そしてゆり子にしがみついてきた。
さくらを抱きしめて、背中をトントンしながら、ゆり子は言った。
「さくら、大丈夫だよ。大丈夫。ママがいるからね。大丈夫。」
「うん。」
 
それから、1時間ほど、不安になったさくらに添い寝をして、寝付くまで
一緒にいた。ゆり子も一緒にうとうとしてしまった。でも、ノートの続きが
気になって目が覚めた。さくらが寝ていることを確認してから、
ゆり子はまた、ノートを開いて続きを読み始めた。
 
ノートを読み始めてすぐに、ゆり子は混乱した。どうも、詳細がハッキリ
しないのだ。世界がぼんやりしているようだ。ぼんやりしている世界の中で、
明確に意識をしているものがたったひとつだけある、そんな感じだ。
 
いつもの、恋愛ドクターの遺産の世界とは、何かが違う。その違和感は
何なのか・・・ゆり子は始め、そんな違和感を感じていた。しかしいつの
間にか、いつものように、次第にこの世界に引き込まれていった。
 
 
 
第二幕 霞の向こうの神がかり的セッション
 
 
「・・・ですか?」
「はい。」
声がよく聞こえない。目の前にいるはずのカウンセラーの姿も、なんだか
霞がかかったようにぼんやりとしていて、ハッキリ見えない。しかし、
私(ユミコ)には、何が起きたのか明確に分かっていた。
 
そう、間違えるわけがない。明確に、分かっているのだ。
 
誰に何を訊かれたのか。それは、恋愛ドクターが私に、コウジ(彼氏だ)
のことは好きですかと訊いたのだ。もちろん、つき合っているのだから
好きだ。だから「はい。」と答えた。でも、そんな単純にイエス・ノーで
表せるほど簡単な気持ちでもない。だから恋愛ドクターに相談しているのだ。
 
時間がとてもゆっくり進んでいる感覚がある。
 
ずいぶん間があって、ドクターが次の質問を発した。
「ということは、好きではあるけれど、同時に、つらいということですね。」
「はい。」
ドクターは、私がまだ答えていない質問の答えを、まるですでに知っている
かのように、その答えを踏まえて、次の質問を投げかけてくる。テレパシー
とも言えるような、そんな状況を、私は全く不思議とも思わず、むしろ
当たり前と感じていて、セッションは進んでいく。
 
時間の流れは、相変わらずゆっくり、いや、むしろ時間の流れという
概念がない、と言った方がいいかもしれない。
 
また、しばらく間があって、ドクターが次の質問を発した。
「もっと、頼りがいのある人とつき合えば良かった、ということですね?」
ドクターはまた、まだ私が答えていないことをすでに前提として、先回り
して質問してくる。
「はい。」私はまた、当然のように、受け入れ、答えている。
 
少し間があって、ドクターが立ち上がった。
「こちらに、彼と別れた後の世界があります。見て下さい。」
ドクターが自身の左腕を開いて、手のひらで示しながらそう言うと、
そちらに、私が暮らしている町が現れた。町は馴染みの町だが、細かく
言えば、その街区は、少し馴染みのないエリアだった。見覚えはあるが、
日頃通勤路にもしていないし、商店街というわけでもない、あまり行った
ことのない住宅街だった。空は青く、人影はやや少なめでまばら、
といった感じだ。
「どんな感じがしますか?」ドクターが訊いた。
「清々しい感じです。でも、ちょっと寂しいかもしれません。」
 
「今度はこちらに、彼と続けたとしたら、という選択の先の世界が
 あります。見て下さい。」
今度は右腕(私から向かって左だ)を開いて、同様に示しながら言った。
今度は私が生活している現在の部屋の中の様子が見えた。いつも使って
いるテレビ、壁には彼と写っている写真が額に入っていて、彼に
プレゼントされて以来大事にしているクマのぬいぐるみなども見える、
私の「居場所」という感じの場所だ。
「どんな感じがしますか?」
「慣れ親しんだ、暖かい世界です。でも、なんだか閉塞感があります。
 ここにいるとイライラします。」
 
「では、どちらを選びますか?」
「えっ?」そんなに急に迫られても選べない。私が黙っていると、
先ほどより大きな声で、エコーがかかったような響きでまた質問された。
「では、どちらを選びますか?」
「え、選べっていっても、そんな、急に・・・」
「では、どちらを選びますか!」ついに大音量で聞こえてきた。
 
「やめて!」と叫びそうになった瞬間に、
ドクターの顔がコウジ(彼氏だ)に変わっているのが見えた。
「ねえ、どっちを選ぶの?ボクを選んでくれるの?」コウジが言った。
「ちょっと待ってよ、こないだも言ったよね。あなたはいい人だけど、
 頼りないと感じてしまって、これからも一緒に暮らすとか、結婚とか、
 かなり迷ってる、って。今のままじゃ、絶対に前には進めないから。」
私はキッパリ言った。ドクターの顔がコウジに変わるとか、普通じゃ
ありえないことが起きているのに、全く驚かなかったし、むしろそうなって
くれることを望んでいた、いや、準備していた気さえする。だからコウジの
顔が現れた瞬間に、今まで言いたかったことがすらすらと出てきたのだ。
キッパリ言ったところで、コウジの顔は消えた。そしていつの間にか、
また目の前には白衣姿のドクターが座っていた。
「結論が出たようですね。」静かな声で、ドクターが言った。
「えっ? ああ、そうですね。」そうは言ったものの、まだ踏ん切りは
つかないと感じていた。
 
 
(つづく)
 
 
ついに「神セッション」がベールを脱ぎました。
 
なんとドクターは、
 
まだ答えていない答えをすでに知っていて、
それを前提に、次の質問を繰り出してきます。
 
まさに、「神セッション」レベルですね。
 
 
一体このからくりは、どうなっているのか?
 
 
作者が、オカルトが嫌いなあづまだ、ってこと、
よく考えて下さいね(笑)
 
 
 
小説なので創作ではありますが、
現実的にあり得ないことは、書きません。
 
なんと言っても私は、
心理カウンセリング版「ガリレオ」を書いている
つもりなのですから。
 
技術的に「可能だけど成功確率は低いかも」という
内容で科学推理小説はできていますよね?
そのぐらいの内容が、小説としては面白いわけです。
「確実に可能な技術」だとすでに商品として世の中に
出回ってたりするから、現実的すぎて面白くない。
 
それと同じで、「心理学的に可能だけど、多分レアケース」
という線を狙って書いてます。
あくまで、あり得る話として書いているんです。
 
ちなみに元ネタは、私のセッション経験です。
 
 
ドクターは、どうやって
質問の答えを先回りできたのでしょう?
 
この辺を推理しながら読んでいくと、
また違った楽しみ方ができると思います♪
 
 
(と、これだけ振っておいて、数回先にタネアカシが
 あるんですが、答えを聞いて怒らないでね(^^ゞ)
 
次回もおたのしみに。
 
ではでは!
 
 
 
 
こちらにもアップされています。
まとめ読みには便利かも・・・
あづまやすしのサイコロジーな毎日
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◆編集後記
 
今日は運動日♪
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