【ココヘル852】ドクターの見立ては「呪い!?」|呪い(19)|恋愛ドクターの遺産

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 852号 2017.10.4
こんにちは。あづまです。
いつも読んで下さってありがとうございます。

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さて。第9話「呪い」です。

現在は、私の伝えたいセッションの理想を、
小説風にしてお伝えしようと、作品を書いています。
作品ですので、ある程度の誇張・脚色がございます。

また、解説を「ココヘル+」の方で書いていますので、
そちらも合わせてご活用ください。
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恋愛ドクターの遺産(レガシー)

第九話 呪い
  こちらにもアップされています。
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【登場人物】
(現在の人物)
 ゆり子 父からノートをもらった。離婚するかどうか悩んでいる
 幸雄 ゆり子の夫。 仕事はできるが共感力のない人。
 順子(よりこ)・香澄(かすみ)・結菜(ゆいな) ゆり子の友人
 カイ君 香澄の息子
(ノートの中の人物)
 恋愛ドクターA ゆり子の祖父(故人) ノートを書いた本人
 なつを ドクターの助手
(今回の登場人物)
 ナタリー ドクターと懇意にしている占い師
 湯川みずほ(湯水ちゃん) なつをの姉弟子。現在は独立している
 清水哲男(てっちゃん) ドクターのファン。コンサルタント。
(今回のクライアント)
 のりこ 「呪われた」と相談に来た。(合宿から5年前の事例)
     合宿で題材として扱っている。合宿の場には来ていない。

【恋愛ドクターのレガシーとは?】
有名な恋愛カウンセラーだったゆり子の祖父の手記。小説風に書いてある。
段ボールにノートの束として突っ込んである。ゆり子の父が受け継ぎ、
そして今、ゆり子が受け継いだ。悩んだらランダムに一冊選んで読むと、
今の悩みにピッタリのテーマがそこに現れるという・・・不思議なノート。

第四幕 熱い議論 つづき

「さて、ではここで、」改まった調子でドクターが言った。
「本当のセッションでは、私はクライアントに推定原因として、何と
 伝えたかを発表したいと思います。それは・・・」
一同固唾を呑んで、発表を待った。

「それは、『呪い』です。」

「えっ?」
「えぇっ!?」
「ええええええええーーーーーーっ!?」
セラピストチームのメンバーはそれぞれに声を上げてしまった。
最後に一番大きな声を上げたのはなつをだ。
湯水ちゃんはおかしそうにクスクス笑っている。
ドクターは平然と話を続けていく。「ところで湯水ちゃん、のりこさん
 として提案を訊いていましたよね。どう感じましたか?」
「ええと、やっぱり、呪いだと思ってきたのに、『偏頭痛』とか普通の
 ことを言われて、自分の悩みを『大したことない』って言われたように
 感じました。」
「なるほどね。」
「あとは、解決方法が『頭痛薬を飲む』ということだったのですが、
 たったそれだけ?と感じました。呪いを解く方法を思いつかなかった
 ので、仕方なく対症療法的に頭痛薬を飲むしかないよ、と言われている
 ように感じました。」湯水ちゃんは、先ほどまで一生懸命セラピストを
務めたなつをのほうをちらっと見ながらそう言った。
「なるほど・・・確かに、頭痛薬という提案が名案のようには聞こえ
 なかったですね。」ドクターも意見に同調した。
「それと、色々質問するたびに、必死に答えてくれるのですが、一生懸命
 だからなのか、それとも何かを必死にごまかしているからなのか分から
 ないな、と感じました。まあ、クライアントとの信頼関係が出来て
 いれば一生懸命だと解釈してもらえるとは思いますけど、必死な感じが
 出ているのは、あまりプラスにはならないと思いました。」
「だってそれは・・・」私なつをがそう言いかけたとき、ドクターが
割って入ってきた。
「なつを君、伝える立場としては、どうでしたか?」
「ええと、とにかく緊張しました。呪いだと信じてきたクライアントに、
 違うと伝えなければならないので。それに、説明しなければならない
 内容がたくさんあって、間違えずに伝えなければ、というプレッシャーが
 非常に大きかったです。本当に汗びっしょりでした。」
「今回、セラピストチームは、原因として偏頭痛、そして呪いの症状と
 思われていた『紫色のぐるぐる』も『閃輝暗点』という偏頭痛の前兆と
 して説明可能である、と推論したわけです。また、クライアントにも
 真実を告げるという方針で臨みましたね。」
「はい。結構大変でした。」
「では、私がセッションを実際に行ったときには、どんな風に進めたか、
 それを説明したいと思います。」

第五幕 告知

・・・5年前のドクターのオフィスにて・・・
「先生、こんにちは。」心なしか、前回より少し元気な様子で、
 のりこが入ってきた。
「のりこさん、こんにちは。今日もよろしくお願いします。」
「よろしくお願いいたします。」
のりこが着席すると、早速ドクターは本題に入った。
「実は、原因は頭痛ではないか、という線で調べていたのですが、その
 可能性もありそうではあるのですが、本当の呪いであるという可能性も、
 否定できなかったんですよね。」
「はぁ・・・やっぱりそうなのですか。」のりこはがっかりしつつも、
どこか納得したような表情をしている。
「ですので、解決の方針も、両睨みで行きたいと思います。」
「両睨み・・・と言いますと・・・」
「ええ、つまり、もし、原因が頭痛であっても、呪いであっても、
 どちらでも通用する解決策、ということです。」
「そんな解決策、あるのですか?」のりこは驚いた様子だ。
「ええ、ありますよ。」ドクターは、突拍子もない提案をするときには
いつも、とても軽い調子で言う。今回もそうだった。まるでとても簡単で
あるかのような調子で言った。
しばらく沈黙があって、ドクターが口を開いた。
「実は、頭痛や吐き気といった、身体症状が出てしまうと、精神力が
 弱ります。これは、身に覚えがありますね?」
「はい。なんだか伯母の呪いの力に入り込まれてしまうような感覚になります。」
「そうですよね。呪いと言っても、人間が起こすもの、そして受ける側も
 人間です。だから、精神状態をしっかり整えておくと、呪いの影響を
 軽くすることができるのです。」
「その方法を教えて下さい!」
「ええ、簡単です。予防的に頭痛薬を飲む。これだけです。」
「えっ?頭痛薬、ですか?飲んだことあるのですが、あまり効かなかった
 のです。」
「ええ、そうおっしゃると思いました。『予防的に飲む』ということが
 大事なのです。」
「予防的に・・・というのは、どういうことでしょうか?」
「頭痛が出る前に飲む、ということです。」
「でも、いつ出るかなんて・・・」そう言いかけてのりこは
「あっ」と声を上げた。
「そう、いつ出るかなんて、前兆のない頭痛なら、分かりませんよね。
 でも、その『呪い』の症状があるおかげで、頭痛が来る前に知ることが
 出来ていますよね?」
「そうですね!」のりこは何だか嬉しそうに、力強く答えた。
「そうすると、予防的な頭痛薬の飲み方が出来ます。すると、呪いの攻撃
 の後、頭痛になって、さらに伯母様の負のエネルギーに入り込まれる、
 ということをブロックしやすくなります。」
「なるほど・・・呪いを頭痛の前触れとして利用するわけですね。
 なんだか面白くなってきました。」
「それに加えて、前回から使っている『けのろい』を活用して、実際の
 伯母様から受ける精神的ストレスを減らす、ということができれば、
 今ののりこさんでも、伯母様の呪いを跳ね返すだけの心の強さを持つ
 ことが出来ると思います。」
「はい、何だか希望が出てきました。予防的な頭痛薬、
 飲んで伯母に負けないようにします!」

・・・場面は戻って、合宿の会場・・・
「というわけでした。長ったらしい説明とか、怪しみたくなるほどの真剣さ
 などが一切なく、クライアントも説明をすっと受け入れていましたよね?
 そして結局、頭痛薬を飲ませることにも成功しています。」

(つづく)

カウンセリングにおいては、
クライアントが信じていることに沿って進める、
という方針がとても大切です。

ドクターは、一見あり得ないように見える「呪い」という説を、
上手く利用してセッションを進めています。

しかしかなりのタヌキですねー。
本当は信じていないことを堂々と言うなんて・・・

そのあたりのからくりも、
次回明らかになります。

次回も、ぜひお楽しみに!

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◆編集後記

今日のお昼は奥さんが用意してくれまして、
少しのご飯と、おかず(タンパク質を忘れない。
野菜も忘れない)
そうすると、午後は調子がいいんですよね。

昨日はちょっと油断してどん兵衛とか食べたんですが、
これがまた、午後の調子が・・・悪くなる・・・
どん兵衛が特に悪いとかではなくて、糖質に偏った
昼食を摂ることが、悪いんだと思います。

若い頃より、血糖値の変動に対しての
耐性がなくなった気がします。

20代の頃は、食事を少し抜いても動けたし、
逆に食べ過ぎても結構平気だったんですが・・・

血糖値の安定は内分泌系の働きですよね。
下げる方はインスリン、
上げる方はアドレナリンとか成長ホルモンとか。

そういう部分って、鍛えるのもできないし、
次第に弱るものなのかなぁ、なんて思ったりしてます。

しっかり気をつけていれば、調子も維持できますし、
20代の頃と比べて、頭の回転が鈍ったとも
感じないので(純粋な記憶力は落ちているはずですが)、
まだまだ頑張れるんだと思いますけどね。

体は大切にしなきゃ、ですよね。

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