それとも
振り回され気味?
生きて、仕事や、家族関係や、その他色々活動をしていると、
不安を感じること、ありますよね?
不安なんて、できるだけ感じたくない。
私もそう思う一人ですが。
どうもこんにちは。恋愛セラピストのあづまです。
久しぶりに、
講演形式のセミナーを開催します。
今回のテーマは、
「不安との上手なつきあい方」
です。
不安と上手に付き合う、という考え方は、
不安がないように、完璧に現実をコントロールするという考え方の、
いわば、対極にある考え方です。
ま、大事なのはバランスってこと。
現実問題に対処するばかりでは、実はバランスが悪いの。
一方で、不安を感じたら、誰かに話を聞いてもらう。
そればかりするのもまた、実はバランスが悪いの。
では、どういう対処法が、バランスが良い対処法なのか?
それは・・・
このセミナーの意味。
あなたが、当日足を運んで下さったら、こんなことが学べます。ご興味があれば参加をご検討下さいね。
講座では、バランスの取れた、不安への対処法、秘訣についてお話ししていきますが、今日このページでは、ちょっと逆の話をしてみようと思います。
なぜ、不安に振り回されるのか。
不安が中々消えなくて困る、というパターンの背後でどんなことが起きているのでしょうか。
少し例を挙げてみたいと思います。
感情の整理ばかりで、根本原因を放置しているパターン
A子さんは、モラハラ傾向の強い彼氏と、たびたびもめ事を起こしています。
それも、客観的に見れば、ほぼ、彼の側に問題があり、
何人かの友達からは「もう別れなよ」と言われています。
そんな中、そういうことを言わない友達だけを選んで、
不安なときに、話を聞いてもらう、という解消法を繰り返しています。
そのときは、楽になるのですが、
結局また、不安が襲ってくる。
心理セラピーの利用の仕方でも、このパターンはあり得るのですが、
要するに、苦い治療薬は飲まず、痛み止めだけに頼っている、という話。
感情の解消は、もちろん大事なことではあるのですが、
それだけに偏ってしまい、
本当の原因から目を背けているようでは、
やはり、いつまでも不安は襲ってくるわけです。
問題が起きないための対策に偏っているパターン
B子さんは、周囲の人間からは強い人だと見られることが多い人です。
しかし、実際は、感情を表に出さないだけで、色々不安を感じることが多い。
最近、不安に感じているのは、仕事上での、自分の能力の限界について。
色々、行き詰まりを感じているのです。
自分に課せられた責任は、きちんと果たす。
そうやって、今まで頑張ってきました。
仕事上必要なスキルも、しっかり学んで、身につけてここまで来ました。
病気をしないように、健康管理にも気をつけています。
しかし、気をつけても気をつけても、
やはり、何か起こるんじゃないかという不安がつきまといます。
少し熱が出たり、体調が悪くなったりすると、特にその感覚が強くなります。
また、仕事上で、スジの良い、素質のある後輩がいると、
自分の存在が脅かされるような、得体の知れない不安に襲われることも。
この、B子さんのパターンで、バランスが取れていないのは、
・感情の解消、という道が全然ないこと(=ほぼ自分で抱え込んでいる)
・なぜ不安なのか、そこにちゃんと向き合っていないこと
・問題が起きないための対策ばかりで、起きたときの対処法がないこと
という点にあります。
つまり、不安を解消するために、
・不安な出来事が「絶対に起きない」ために「必死に現実をコントロールする」
という手段一本に偏っているのです。
これでは、不安が解消しなくて当然です。
言ってみれば、
火事への対処法を考えるときに、
火事が出ない対策だけに完全に頼り、
火災になったときの対処法は全く考えない、
というような話に似ています。
もちろん、問題は、起きない方がいいに決まっていますが、
問題が起きないための対策だけに偏りすぎると、
ムダな力が入りすぎるのもまた、人生の道理です。
ではどういう指針が有効なのか?
本講座でお伝えしたいのは、
総合的な、不安対処法です。
(1)感情を感じて一部解消し、軽くする (2)不安の本当の原因を特定する (3)問題が起きないための対策を立てておく (4)問題が起きたときの対応策を考えておく 不安対処法の基本は、いま上に書いたような、総合対策です。
まず、(1)フォーカシングなどで感情を感じて軽くする、あるいは、人に気持ちを話して、軽くする、という「感情を軽くする」という段階を踏みます。この段階を踏まないと、あとの段階が重くなりすぎて、冷静になれません。
次に、(2)不安の本当の原因を特定します。
但し、不安の根っこが、幼少期の心の傷などにまでさかのぼってしまう場合は、原因を特定したり、解決方法を考えたりするのはひとりでは難しいかもしれません。そのような場合、セラピー(個人セッション)を利用して、マンツーマンという形で専門家の助けを借りることをオススメします。
そして、(3)問題が起きないための対策を立てる、という「現実問題への対処」も大事です。 肉体を持って生きている私たちは、100%精神的な取り組みだけで、不安解消できるわけではありません。現実問題への対処が必要なことには、ちゃんと行動を起こし、取り組むことが必要です。
但し、現実問題への対処のうち、「問題が起きないための対策」は全体の7、8割までにしておくべきです。残りは、問題が起きてしまったときの対応策にあててください。これは、火災対策にたとえるなら、火災が起きてしまったときの対応策、消火の仕方や、避難の仕方も考えておく、ということに相当します。 |
本来、不安対処法というのは、このような総合対策であるべきなのです。
それを、(1)感情の解消だけに頼ったり、(3)問題が起きないための対策だけに頼ったりしては、不安が解消しなくて当たり前です。
すこしだけ、ここでコツをお話しします。
少しだけ、ここでコツをお話ししますね。
まず、自分の偏りを知ること。
(1)感情を感じて一部解消し、軽くする
(2)不安の本当の原因を特定する
(3)問題が起きないための対策
(4)問題が起きたときの対応策
このよっつのうち、
自分があまりやっていないところはどこか。それを考えてみます。
(1)は、感情を感じて、軽くすること。
いくつか方法はありますが、
たとえば、フォーカシング。
専門的な話は置いておいて、簡単にできる方法は、不安を感じたら、体のどこで一番強く感じるか、それを探ります。そして、その部分(大抵は胸のあたりですが)に手を当てて、その感覚としばらく一緒にいてあげます。
多くの場合、1、2分で、だいぶ軽くなります。
ちなみにあづまは、フォーカシングそのものより、リアルライフセラピーと自分で名付けたセラピーの手法があるんですが、フォーカシングしながら、それを実践します。特に、自然からエネルギーをもらう系が、自分に合っています(当日もう少し詳しくお話しします)。
あるいは、友達などの助けを借りられる場合、気持ちを聞いてもらうのも有効です。
ポイントは、状況説明を聞いてもらうのではなく、気持ちを聞いてもらう、という点。
あなたがもし、自分の気持ちを言葉にしないクセがあるとしたら、延々状況説明を話しても、なかなか気持ちが解消しないというパターンになるかもしれません。
人に話を聞いてもらう場合、ちゃんと自分の気持ちを感じながら話し、そして、その気持ちを言葉にする、というところが、感情を軽くするポイントになります。
(2)は、何が起きたら本当に困ると思っているのか、
そのポイントを特定します。
不安は本来、潜在意識が未来の問題を予知し、表層意識に教えてくれるための感情。
だから、本当は何が起きたらイヤだと思っているのか、それを特定することは、
不安という感情の、本来の目的を果たさせてあげることなのです。
感情は、役目を終えたら、おとなしくなっていきます。
また、こうしてポイントを明確にすることは、自分がその問題に「どっぷり」の状態から抜け出す(専門的には「問題の外在化」と言います)ことに、大変役立ちます。平たく言うと冷静になり、客観的になる、ということなんですが、「冷静になろう、客観的になろう」としてもうまく行かず、こうして、本当のポイントを明確にすることこそが、役立つのです。
ここは、少しいくつかのコツがあるので、詳しくは当日お話しします。
(3)は、起きて困る問題が分かったあと、その問題が起きないための、有効な対策を立てるということです。
たとえば、お金の問題。たとえば、パートナーの浮気問題。
感情の解消だけしていても、やはり、現実問題への有効な対策がなければ、不安はずっと出てきます。考えてみれば当たり前のことですね。現実問題への有効な対策を、立てることが大事です。
但し、(3)だけに偏ることもまた、人生の偏りを生みます。
たとえば、子供の頃に、父親の死を経験し、その後の生活苦を経験したことがある、という過去があったとします。
当然、もうあんな、苦しい思いはしたくない、と思うはずですが、
(1)の感情を軽くする取り組みを一切せず、(2)の本当の問題を見つける取り組みもせず、
お金がなくならないよう、必死に仕事にしがみつき、保険をかけまくって、絶対に人生がコケないように必死に守る、という「問題が起きないための対策一本槍」で不安を解消しようとすれば、人生のバランスが、かなり崩れます。
ちなみに、このような場合、本当の問題は実は、現在の感情ではなくて、あの頃の苦しい気持ちが解消していない、ということなんですけどね。ですのでむしろ(1)や(2)をしっかりやる。ひとりで難しい場合は専門家を頼る、という方針が、有効です。
そして、それに加えて、(4)の問題が起きたときの対応策、を考えておく、ということも、とても大事なことです。
スキーを習うとき、最初に転び方を習いますよね?
火災対策の場合、まずは火が出ない方を対策しますが、火が出た場合の消火や、避難の仕方も、日頃から訓練するものです。
つまり、対策には、問題が起きないようにする対策と、問題が起きたときの対応策の両方があって、
どちらも必要だってことです。
ちょっとまじめな話になりますが、
私は結構、
・いまの仕事が回らなくなったらどうするか
・家族の誰かが重病になったらどうするか
・自分が病気で動けなくなったらどうするか
・家族の誰かが死んでしまったらどうするか
みたいな、深刻な問題が起きたら自分はどうするのか、考えています。
もちろん、本当にそうなったら、何も起きていないときに想像しているような、冷静な対応は出来ないかもしれません。でも、事前に問題が起きたあとのことを考えておくことで、実際に問題が起きたとき、少しは冷静に対応できるでしょう。それに、そうです、本講座のテーマ、日頃から不安に振り回されないで済む、という話でいえば、対応策を考えておくことは、プラスに働きます。
これも、釘を刺しておきますが、
(4)の問題が起きたときの対応策ばかり考えている、あるいはもっと言えば、問題が起きてしまうことばかり想像してしまって、それが止められず、かえって不安に振り回されるとしたら、おそらくあなたに欠けているのは、(4)の問題が起きた時の対応策、ではありません。(これもまた、「偏り」ですよね?)
ネガティブな世界観を持っていて、問題ばかり起きるような感覚を、小さい頃から持っていること、が原因かもしれませんし、(1)の感情の解消を十分にやっていないことかもしれません。
まあとにかく、
人は誰でも、何らかの偏りを持っているものです。
不安解消法も、いままで、たまたまうまく行った方法を、なんとなく採用していて、それに偏っていて・・・という形になっているかもしれませんよね?
というわけで、
ここらでひとつ、不安解消の総合対策を学んでみて、
自分の偏りに気づいてみるのも、有効かと思います。
ここまでの文章を読んだだけでも、
もしかしたら、偏りにちょっとだけ気づくことが出来たかもしれません。
気づいたら、いままであまりやっていない方法に、チャレンジしてみて下さいね。
9月19日に、お待ちしています!
セラピーと、セラピスト養成講座などをメインに活動していましたので、このような形のセミナーは久しぶりになるのですが、このたび、9月19日に開催いたします。セミナーという形で、お会いできるのは、ちょっとドキドキしてます。
今回は、ココヘルの恋愛セラピスト玉川華世が、顔見せします。役立つ話もしますのでお楽しみに。もし、玉川華世のセラピーを検討しているなら、話を聞きに来てみるのは、良い機会になると思います。
また、質問の時間を多めにとってあります。セミナーの内容と関係した質問を優先しますが、時間があれば、個人的な悩みに関しての質問も、歓迎いたしますので、この機会にぜひどうぞ。
講座内容・講師・日時・場所等
講師紹介
恋愛セラピスト あづまやすし米国NLP協会(TM)認定 NLPマスタープラクティショナー。 神奈川県横浜市生まれ。東京大学卒。工学博士。 アサーティブアドバンス修了。交流分析士。 自身の離婚経験より、これからの時代はもの作りよりも、男女の仲が社会を豊かにすると実感し、恋愛セラピストとして起業。 潜在意識を変容させることで自然に行動が変わり、結果的に恋愛がうまく行くという解決方法を得意とする。 だめんずを好きになってしまう、付き合いが深まると相手に振られたり浮気されたりする、不倫が多い、なかなか彼氏ができないなどの、パターン化した恋愛の悩みには、潜在意識が関わっているため、このような問題の解決を最も得意としている。 最近では、浮気後の修復など、高度でデリケートなコミュニケーションが必要なケースの指導にもとり組んでおり、アサーティブトレーニングなどを取り入れている。 2008年に著書「あなたの恋愛がうまく行かない本当の理由」(毎日コミュニケーションズ)出版。2009年には雑誌ananや日テレ、2010年にはTBS、2012年にはフジテレビにも取材を受けるなど、その活動がメディアからも注目されている。 妻とふたりの娘に囲まれて生活している。電話カウンセリング+主に週末の対面のカウンセリング、というライフスタイル。最近は相談の申込件数が非常に多いため、できるだけ相談の要望に応えられるよう、セラピスト養成講座を開催し、後進の育成にチャレンジしている。 趣味はバジル育成とバジル料理。 『女と男の「心のヘルス」−癒しの心理学』代表。 ウェブサイト http://www.556health.com/ メールマガジン http://www.556health.com/sp/e-zine/ セラピスト養成講座 http://therapist.556health.com/ |
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恋愛セラピスト 玉川華世(はな)埼玉県 出身 いて座のA型 人間関係向上力セラピスト養成講座 卒業 人間関係向上力セラピスト養成講座上級コース 卒業 高等学校教諭一種免許状 情報 通信制高校に進学し、個性的な同級生(15歳の子持ち、40代の会社員、60代のセカンドライフを楽しむご年配などなど)に囲まれ、10代から多様な価値観・人生観に触れる。 大学で社会学・コンピュータを学び、SEとして勤務していたが恋人に振られたことをきっかけに、うつ病を発症。治療の過程で心理学に興味を覚え、心理系セラピストになる決意を固める。 男女の仲によって人生が左右された経験から、人間関係力向上セラピスト養成講座で心理セラピーを学び、現在は恋愛セラピストとして活躍中。女性的な感性と、SE時代に身につけた論理性を活かしたセラピーは、相談者から高い評価を受けている。 彼氏を気持ちよくさせながら、うまく導く、高いコミュニケーションのスキルを持つ。また、他人に分かりやすく、楽しく伝えるスキルは、大学で教員免許を取った頃から定評があり、相手を導くやり方を、自ら実践するだけでなく、周りに伝えて広げる活動を、現在熱心に展開中。 女と男の心のヘルス 所属セラピスト。 記事 http://www.556health.com/archives/1ehana/ ブログ http://ameblo.jp/ihanas/ |
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当日お話しする予定の内容
実は、当日はココヘルの恋愛セラピスト 玉川華世の話をする時間もとっています。
はなちゃんに会いたい人も、ぜひ来てみて下さいね。
それで、はなちゃんの話す予定のテーマは、ボディーからのアプローチです。根深い感情の問題などを解決するとき、純粋な心理学的アプローチだけだと、なかなか大変なことがあります。ボディーをタッピングする、といったアプローチをすることで、より楽に解決することが出来ます。
※講座内容はより良くするため変更することがございます。
ボディーからのアプローチ(このパートだけ玉川華世。20分)
ーーー5分ほど休憩ーーー
問題解決は、まずは広い視野で見よう
不安解消の総合的なアプローチ
フォーカシング|話を聞いてもらう →感情を軽くするアプローチ
不安の本当の原因について知る方法
問題が起きないようにする対策を立てよう
問題が起きてしまったときの対応策を考えよう
全部を見て、感じ方の変化はどう変わるか
質問タイムが30分程度あります。
ご注意:質問時間に出た、他の方の個人的な内容は、他所で言いふらさないようお願いいたします。
日時・場所・料金等
講座名: 不安をともだちにする方法
日時: 2014年9月19日(金) 18:50〜21:00(開場18:30)
場所: 北区 滝野川会館
JR京浜東北線「上中里」7分 山手線「駒込」10分
東京メトロ南北線「西ヶ原」7分
定員: 30名
料金: 3,240円
申込方法: 以下の申し込みフォームより必要事項入力。
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