【ココヘル628】急性症状と慢性症状

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 628号 2013.9.17
 
 こんにちは、あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 人間関係力向上セラピスト養成講座、
 基礎コースの募集、もうすぐ開始しますので、
 待って下さっている方、もう少しお待ち下さいね!
 
 
 オーロラ道中記。ほぼ全部アップしましたが、
 まだ見てない方はこの一覧からどうぞ。
 http://ameblo.jp/loveandpartnership/entrylist.html
 
 
 
 さて。
 
 
 「オレはホントは婚外恋愛がしたいんだよ」
 
 という、衝撃的な発言を紹介・解説する形で
 書いている現在のテーマですが、
 
 
 やはり、現在の自分のステージに合っていなくて、
 全然受け取れていないと思われる感想が来ています。
 
 そこで、それを紹介しつつ、
 さらに話を深めていきたいと思います。
 
 
 その前に、
 私、口うるさい医者、結構好きなんですが、
 
 そこにその人のこだわりがあって、
 あ、なるほど、そういうことを先回りして心配しているのね、
 なんて分析しながら面白がるわけなんですが。
 
 毎年行く耳鼻科の先生が、
 私の前の番の患者さんに対して、
 
 
 かなりの説教調で(笑)、
 
 
 こんなことを言ってました。
 
 「急性症状が出ているときは、それを治さないとダメ。
  急性症状が出ているのに、慢性症状の治療法をやってもダメ。」
 
 まあそういう話でした。
 
 
 やっぱ健康は大事だよね。
 ジョギングとか、水泳とか・・・
 (私は自転車ですが)
 
 で、風邪ひいて熱出しているときに(=急性症状があるときに)
 健康体になるために、ジョギングだ!
 
 ・・・って悪化しますから。
 
 
 要するに、そういう話なわけですよね。
 
 
 
 でも、風邪ぐらいだと、
 そのうち治まるだろうし・・・
 って落ち着いて構えられるんだけど、
 
 
 事が、もう少し重大な病気になってきたりすると、
 病気になる前から行うべき健康法を、
 
 病気になって(=急性症状が出て)から、
 慌てて、焦って、始めてみたり、
 
 
 
 耳鼻科の先生が言っていた言葉、
 
 「急性症状が出ているときは、それを治さないとダメ。
  急性症状が出ているのに、慢性症状の治療法をやってもダメ。」
 
 
 この原則を、忘れて焦ってしまいがちですね。
 
 
 
 まあ、少し深い話を書くと、
 
 本当は、急性症状と慢性症状の対策の取り違えは、
 分かってないからできないのではなくて、
 
 既に、自分は悪化している。
 
 という現実に直面し、
 健康な自分を失ったという、
 喪失を受け入れることができていないから、
 
 
 まだ、慢性症状の緩和(≒健康管理)でいけるはず、
 
 というところにしがみついてしまう、
 というメンタルな理由が大きいと思うんですけどね。
 
 
 
 
 そして、自分のメンタルの管理とか、
 夫婦関係のような人間関係のことになると、
 その傾向が、さらに強くなるように思います。
 
 
 日頃から、
 ・自分のメンタルを良い状態に保つ努力
 ・感情を溜め込んだりせず、潜在意識の中もキレイに保つ努力
 ・人間的成長に、問題の起きていないときから取り組む努力
 ・他人の問題を見て、自分の課題も解決する努力
 ・他人をサポートすることで、自分の成長を図る努力
 
 こうした努力を怠っていて、
 
 
 いざ、浮気問題発覚!!!!
 (急性症状が出ましたね)
 
 
 と、なってから、
 
 
 私が日頃ココヘルで書いているような、
 慢性症状、というか心の健康管理や、
 夫婦間の関係の健康管理に役立つ話を、
 
 焦って実践し始める。
 
 
 「急性症状が出ているときは、それを治さないとダメ。
  急性症状が出ているのに、慢性症状の治療法をやってもダメ。」
 
 夫婦関係の問題の場合、
 極めて悪化しているようなケースでは、
 
 外科的手法、とでもいいましょうか、
 
 法的解決(離婚して慰謝料請求とか)。
 
 
 しかないと、私は考えています。
 
 
 
 私が日頃からココヘルで発信している話は、
 そこに陥らないように、日頃から何を心がければよいか、
 そちらに重点があります。
 
 つまり、体にたとえれば健康法・健康管理系ってことです。
 
 
 
 それと、
 ココヘルを外側から見ていると
 分からないことではありますが、
 
 内部にいると、非常に気になることがあります。
 
 
 それは、個人セッションの申込があって、
 それがキャンセルされることってあるんですが、
 
 まあ事情は人それぞれですから、
 キャンセル自体は、ありうる話なんですが。
 
 気になるのは、
 キャンセルする理由。
 
 
 気持ちがものすごく沈んで、
 激しく苦しくなって、
 で、助けを求めるようにセラピーの申込。
 
 キャンセルの理由は、
 「落ち着いたから」
 というわけです。
 
 
 心理セラピーが一番効果を発揮するのは、
 激しく苦しいみたいな、急性症状じゃないです。
 
 確かに、急性症状が出ているとき、
 誰かに助けを求めたくなる気持ちは分かりますし、
 セラピスト側も、気持ちを受け止めたり、
 安心できるよう、話を聞いたり、
 
 プロですから、ちゃんと対応はします。
 
 
 
 ですが。
 
 
 
 なんでそんなに、
 激しく落ち込んだり、
 不安定な状態なんでしょうか。
 
 
 もう、長年その状態なので、
 慣れっこになってしまって、
 自分の普通が、不安定状態、
 となってしまってるのかもしれませんが、
 
 
 セラピーが一番役立つポイントは、
 激しく落ち込んだりしない、
 安定した心を、じっくり取り組んで育てる。
 
 そういう部分なんです。
 
 
 だから本当は、
 落ち着いたときこそ、
 セラピーの受け時なんですが。
 
 
 あづまの中の常識からすると、
 
 落ち着いたからキャンセルします、
 って判断基準自体が、うーんちょっとどうなのよ?
 って思ったりするんですけどね。
 
 
 まあ人それぞれですから、
 そこに文句を言っても仕方ないですし、
 
 セラピスト側としては、
 申込をいただいたら、一生懸命仕事するだけですが。
 
 
 
 えと。
 
 話が脱線してきました。
 
 
 いただいた感想の話に戻すと、
 こちらのブログ記事にいただいたんですが、
 http://ameblo.jp/loveandpartnership/entry-11601671362.html
 
 この方、「主人に不倫されて・・」と書かれています。
 
 急性症状ですね。
 
 
 そのときに、
 私の書いているような内容、
 それも、今回のテーマは、
 
 夫婦の心の基礎体力づくりみたいなテーマですから、
 
 それを実践するのは、無理でしょう。
 
 
 急性症状が出ているときは、
 急性症状への対処が必要です。
 
 
 そして、
 
 急性症状が出ていないときは、
 それが出ないよう、健康作りが必要です。
 
 
 さらに、
 
 よくあることですが、
 
 どちらを実践するかが、こちゃまぜになってしまうと、
 しばしば、逆効果になりがちです。
 
 
 
 
 最後に、ちょっと思うところを。
 
 
 人の人生、それぞれですから、
 私がとやかく言うものではないのでしょうが、
 
 
 問題がギリギリ起きない、
 すれすれのところで生きるのやめましょうよ。
 
 かろうじて墜落しない、低空飛行じゃなくて、
 もうちょっと高いところを飛ぼうよ。
 
 と、声を大にして言いたいことが多いです。
 
 
 
 さて、
 実はこの話、
 
 もう少し深い話につながっているので、
 
 次回から、
 
 感情のコントロールレベルの話を、
 書いてみたいと思います。
 
 
 上の、感想を書いて下さった方も、
 
 私が感情のコントロールレベル3の話を書いているのに、
 なぜか感情のコントロールレベル1の話に、
 
 いつのまにかすり替わっていますし。
 
 この辺、もう少し誤解なく伝えてみたいと思います。
 
 
 ではまた!
 
 
 
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◆編集後記
 
 台風、すごかったですね。
 被害に遭われた方、心よりお見舞い申し上げます。
 
 私のところは、特に何もありませんでしたが、
 バジルの根っこがゆるんで、支柱を立てました。
 
 
 今日は台風一過、キレイな快晴ですね。
 これから、小田原市内をぶらぶらします。
 
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