近親姦 【きんしんかん】

 

近親姦 【きんしんかん】 (incest)
 近親姦とは、児童がその親など力関係で上位にある近親者から性的な虐待を受けることをいう。近親姦が被虐待児童に与える心的外傷は極めて大きく、ことの性質上表沙汰になりにくいが大きな社会問題である。近親相姦という用語が使われなくなったのは、大人の側の性的な欲望を「子どもが望んでいる」と子どもに投影した考え方を明確に否定するためであり、このことからも重大な犯罪的行為であることが分かる。