【ココヘル305】健全な自立、痛みを伴った自立2

 

◆女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学 305号 2008.7.4
 
 
 あづまです。こんにちは。
 いつも読んでくださってありがとうございます。
 
 ココヘル携帯版もよろしく!
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 ★あなたの恋の悩みにズバリ!アドバイスします。
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 ★このメルマガは、心理に関する内容を扱っているため、感情的
  ストレスを感じることがあります。ご自分の感情にはご自分で
  責任をもつ姿勢でご利用いただきますようお願い申し上げます。
 
 
 前回、こんなことをお話ししました。
 
 自立的に生きている人には、
 依存願望が満たされて健全に自立した人と、
 依存願望を無理やり切り離して痛みを伴う自立をした人がいる。
 
 後者の場合、他人を見ているとその痛みがよみがえることがある。
 多くの場合、特定のタイプの人に「イライラ」する形で現れる。
 
 それによって、
 他者に合わせて作り上げた表向きの自分すなわち「ペルソナ」と
 ペルソナから嫌われて心の奥底に抑え込まれた「シャドウ」との、
 心の中の闘いに気づくことができる。
 
 前回の復習をしたい方は・・・
 http://archive.mag2.com/0000164141/20080701213134000.html
 
 
 
 こんなメールを頂きました。
 
 Yさん(ロンドン在住)
 
>いつもメールマガジンを楽しみに拝見させていただいております。
 
>普段から私の心の中で、もやもやとしているものがあったのですが、
>今回のメールマガジン内に、それが何なのかのヒントがあったような
>気がします。それが何なのかは、少しぼんやりとしているので、
>まだ言葉で説明できませんが、もやもやの向こうになるのは、
>結局は、私にとって、自分自身になるということのような
>気がします。(話が飛びますが…)
 
 本当の自分自身になること、つまり自分の素直な感情にしたがっ
 て生きてよいという許可を自分に出すことは、とても大切ですね!
 
>今回は私にとっては特別に楽しかったです。
>次の攻撃の真実も楽しみです!
>これからも、イギリスのロンドンから応援しています!
 
>毎回、ためになるお話をしてくださって、ありがとうございます。
 
 メールありがとうございましたm(_’_)m
 
 (ココヘルって結構海外在住の方からのメールを頂きます)
 
 
 そして、そうです。
 今回は、心の中の闘いに気づいたらどうするか?
 そして、なぜか攻撃を受けやすい人の心理
 です。
 
 では、今日もがんばって行ってみましょ?!
 
 
 
◆ 100%健全な自立を果たした人は・・・
 
 実は、100%健全な自立を果たしたという人はいません。
 大抵どこか、依存したかったけれどできなかったという痛みを持っ
 て大人になります。
 
   ちょっと補足
   「あぁ、ずっと人に頼ることはできないんだ」と感じるから
   こそ、自立しようと思うわけですから、痛みは必要なステッ
   プなのです。但し、痛みの程度には育ち方や本人の感じ方で
   大きな差があります。
 
 だから、そのことをちゃんと振り返って、シャドウを影のままに
 しておくのではなく、自分の一部として取りもどすことが必要な
 のです。
 
 自覚できれば、自分の心の中の闘いで生じたイライラを他人にぶ
 つけてしまわないように気をつける、などの行動を取れます。
 
 あるいは、シャドウは心の中にある満たされなかった想い、心理
 学的な言葉を使うと「未完の仕事」ですから、それを満たして完
 了させるための行動を取り、癒すこともできます。
 
 
 上記の例で言えば、
 
 
 ◇シャドウに自覚的になれば、
 
 子供時代を振り返り、辛く、苦しかったことを素直に認め、しっ
 かり嘆き、悲しむ。それによって、心の奥底に切り離され、押し
 込められていた感情(シャドウ)を表に出し、取りもどす。
 
 満たされなかった想いが子供時代のものであることを認めた上で、
 今から満たそうと試みる。私の得意なワークで言えば、ゲシュタ
 ルト療法やビデオ再現法がその方法として有効だと考えています。
 
 また、自分を大切に扱ってもらえなかったという想いについては、
 接客の丁寧なレストランなどで気持ちよくサービスを受けるとい
 うことも、依存願望を満たすためには役立ちます。
 
 このようにして、自分を満たし、癒すための行動を取ることがで
 きるのです。
 
 
 逆に、
 ◇シャドウに無自覚なままでは、
 
 目の前の人の行動に腹が立つときに、相手のせいにしてしまう。
 (だから、自分の心の底にあるシャドウには気づかない)
 
 となってしまい、人間関係を悪くするだけで、成長に結びつかな
 いのです。行動も変化しないし、心理療法を利用してみようとも
 思わない。
 
 
◆ 周りの人が自分に怒りを向けてくるという自覚症状
 
 実は、もうひとつ、面白いパターンがあるのです。
 自分が「イライラ」するときにシャドウに気づくというのは、非
 常に分かりやすい自己診断方法ですが、
 
 中には、怒りの感情そのものを心の奥底に切り離して抑え込んで
 しまい、イライラをうまく感じられない人もいます。
 
 子供の頃に親が不機嫌に怒る人だったりした場合、「怒り=悪」
 という図式が成立してしまい、怒りの感情を押し込めてしまうこ
 とが多いようです。
 
 あるいは、親がすでにそのパターンで怒りを押し込めていて、そ
 のパターンをそのまま受け継ぐこともあります。
 
 
 いずれにしても、現在は「怒りを嫌ってシャドウとして心の奥底
 に封じ込めた状態」になっていて、それが問題の根本です。
 
 この場合は、シャドウが周りの人の中に現れることが多いようで
 す。具体的には、周りの人が自分に対して怒りをぶつけてくる、
 ということです。
 
 周りの人がイライラしたり、自分に対して怒りを向けてくると感
 じるあなたは、
 「ひょっとして、その怒りは、自分の中のシャドウが現れたもの?」
 と、考えてみてくださいね。
 
 怒りは嫌なもの、いけないものだから、感じないように抑え込ん
 だのに、それがあなたの中にあると言われるのは不愉快な感じが
 するかもしれません。
 
 しかもそれが周りの人にうつるなんて、アホみたいな話に感じる
 かもしれません。
 
 
 本来自分のものである怒りを、見えないところに封じ込めている
 と、その怒りが周りの人に転移して、周りの人があなたを攻撃し
 てきます。
 
 いじめられっ子には、このパターンを持っている子がいます。
 
 恋愛セラピーでも、おとなしい人のセラピーをしているとなぜか
 こちらがイライラしてくることがあります。すると「あ、この人、
 怒りを封じ込めている人なのかな?」と気づけるんですね。
 
 私はそう気づきますが、知識がないとただ「イライラした」とし
 か感じなくて、攻撃したくなるわけです。
 
 
 この場合は【怒りを自分の中に取りもどし】
 「怒ることもできる自分」に成長することこそが、あなたがもっ
 と幸せに生きられるための大きなポイントなのです。
 
 また、別の観点からいうと、怒りは自分を守るために必要な感情
 です。それを、適切なときに使えないと、サンドバックのように
 打たれっぱなしになってしまうのです。
 
 
 
◆ 自分の中の闘いを終わらせること
 
 話を戻して、他人にイライラしてしまう(怒りを封じ込めていな
 い人)の対策についてです。
 
 
 私は、恋愛相談という表看板で活動していますが、
 やっていることは、表面的なテクニックの指導ではありません。
 
 こういう、心の奥底で起きている出来事について教え、今まで無
 自覚でいた自分の心の中のことに、自覚的になってもらい、
 
 その上で、恋愛や人間関係がうまく行くように、シャドウを癒す
 なら癒すといった、心理療法のワークや行動の指針を提供する、
 ということをしています。
 
 
 その時に、大切にしている考え方のひとつに、
 
 自分の心の中の闘いを終わらせることが大事
 
 というものがあります。
 前回から何度も書いている「ペルソナとシャドウの闘い」です。
 
 
 他人に対して「イライラ」した。
 これは、心の中に闘いがあることを表しています。
 
 他人が、自分に対して「イライラ」した。
 これも、心の中に闘いがあることを表している場合が多いです。
 (交通事故的に、たまたまそういう人に遭遇することもあります)
 
 これらをきっかけに、自分の心の中の出来事に自覚的になってい
 くことが、とても大切です。
 
 ぜひ、イライラを他人のせいにせず、自分の心と向き合うヒント
 として活用してみてくださいね。
 
 
◆ シャドウを受け入れるときに、感じる痛み「喪失感」
 
 シャドウは「自分だけが辛いわけじゃない。みんなそうなんだ。」
 ということで説得されて奥底に引っ込んでくれているわけです。
 
 だから、シャドウが出てくるためには、
 「自分だけが不幸だった。人生は不公平だ。」
 (本当はもっと幸せな世界があってもよい)
 ということを受け入れる必要があります。
 
 ここが、難しいところです。
 
 「みんなそうなんだ」では、フタを外すことができません。
 相変わらず、依存的な人にイライラする人生が続きます。
 
 でも、「自分だけが不幸だった。人生は不公平だ。」
 という感覚に陥ってしまうと、孤独感に耐えられなくなってしま
 う可能性があります。
 
 ここで支えになるのが、同じ道を歩んでいる仲間や、たとえ今は
 苦しくてもその先には光があると心から信じて寄り添ってくれる
 セラピストの存在です。
 
 支えを得ながら、子供時代の喪失感に向き合っていくこと。
 これが、シャドウを受け入れるために必要なことです。
 
 
◆ 今日のまとめ
 
 怒りそのものを抑え込んでシャドウにしてしまった場合は、周り
 の人があなたに怒りをぶつけてくるという形でシャドウが現れる。
 
 他人の行動に「イライラ」するあなたも、
 他人があなたに「イライラ」するあなたも。
 
 それはあなたの中にあるシャドウの仕業の可能性があります。
 
 切り離したシャドウをもう一度よく見つめて、自分の一部として
 取りもどしてゆくことが大切です。
 
 
 一人では難しいこともあります。
 仲間や専門家の存在が、助けになります。
 
 
 
◆『愛の行為を癒しと魂の成長につなげる方法』プレビュー版
 
 セックスに関連する内容を書きました。
 もちろん、メンタルな部分についてです。
 
 実は、以前無料レポートをご紹介した中山志乃さんのセックスの
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 そこで、私の得意なメンタル面のアドバイスを特典E-bookにして
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◆編集後記
 
 今日は金曜日。プールの日です。
 今からいってきます。
 
 知花は、立ちそうで、立ちません。
 
 明日は岡田法悦さんのゲシュタルト療法体験に行ってきます。
 
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