【ココヘル614】近況のご報告

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 614号 2013.2.13
 
 こんにちは、あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 しばらく、メルマガ発行をお休みしていましたが、
 実は、父が亡くなりまして、主に葬儀関係で、
 仕事から離れておりました。
 
 色々不慣れな出来事で大変だった以外は、
 基本的に、私は自分の家族と過ごすのが、
 生活の基盤になっていますので、大丈夫です。
 ご心配なく。
 
 
 その間、セミナーの受付や、セラピーの予約関係は、
 事務の山本が、しっかりやってくれていましたし、
 
 2/9の朝のタロット体験会も、
 登録セラピストが力を合わせて準備していて、
 
 まあ、私がいなくても回っていく部分が増えていて、
 これはこれで、受け継ぐという一つの変化だったのかな、
 という気がしています。
 
 
 今日は、少し重たい話になりますが、
 生と死について、書いてみたいと思います。
 
 
 このテーマについて考えるとき、
 必ず必要になるテーマは、
 生命の存在目的、というようなものだと思います。
 
 私たちは、自分の体を含む、生命を、
 単なる化学反応(と電気化学反応)の組み合わせ、
 そこに何の意味もない、
 
 と認識することには、やはり抵抗があるし、
 世界は無意味であるという考え方には、
 どうしても、違和感を覚えるものじゃないかと思います。
 
 
 そこに、宗教が、意味を与えたという、
 歴史的意義は大きいわけですが、
 
 最近では、リチャード・ドーキンス(進化論学者)が、
 「神は妄想である」という本を出していますし、
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 宗教そのものにも、疑問が投げかけられています。
 
 
 私はというと、
 わりと、進化論寄りの、無神論(創造主はいない)
 というあたりの考えを持っています。
 
 無神論というと、道徳も倫理も死者への尊敬も、
 何もないというイメージを持たれがちですが、
 
 死者に手を合わせる、みたいな、
 原始宗教観というか、人間の感情としての、
 そのような行為は、大事なものだと思っています。
 
 このあたりのことは、いつか、
 もう少し詳しく書ける場所と機会があると
 いいな、と考えていますが、
 
 今日は、私の考えの前提として、
 ・個体としてのヒトは、死に絶えるもの
 ・かわりに、遺伝子を受け継ぎ、それが「永遠の命」となる
 
 という、今日の進化論の基本を、
 私は考えの根っこに持っている、
 ということを、表明しておきます。
 
 
 もうひとつ、進化論の中で興味深い概念があって、
 それが文化遺伝子「ミーム」ですね。
 
 人の脳から脳へと、言葉・知識・音楽・など、
 さまざまな形で、伝わって広がって行くもの、ですね。
 
 遺伝子と同じように、広がりやすい性質を持っていれば、
 広まっていき、これもまた、原理的には永遠の命を持つ。
 
 
 個体というのは、
 最近の進化論では遺伝子やミームの乗り物という考え方に
 なっているんですね。主体ではないという。
 
 
 私は一応、その考え方を受け入れていて、
 
 ・生きているうちに、子孫(遺伝子の次の担い手)を残す
 ・生きているうちに、文化(ミーム)を受け継ぐ
 
 ということが、
 私たちの「生きる意味」ではないかと考えています。
 
 
 話を、父の話に戻しますと、
 
 父は2/3の夜おそくに亡くなったのですが、
 その約一週間ぐらい前に、容態が悪化しまして、
 ちょっと危ないかもしれないと思って、
 
 とりあえず、江ノ島水族館に行こうとか言っていた休日が
 あったので、その日に家族でお見舞いに行ったんですね。
 
 結果的には、父が孫と会えたのはそれが最後になりました
 ので、行っておいて良かったです。
 
 
 また、昨年末、ココヘル608号で、
 山本なっちゃんとスタバで語った話を書きましたが、
 
 私は、やりたいことができる、
 それって、基本的なことだよね、
 と考えています。
 
 
 父は
 「食べていくのはきっと何とかなるから、
  やりたいことをやったほうがいい」
 
 という教えの人でした。
 
 
 私も、いろいろやってみて、
 それで結局、いま、こうして恋愛セラピストをしている
 わけですが、確かに、自分らしく生きる道を見つけるという
 のは、なかなか難しく、しかし、大事なことだと感じます。
 
 
 そういえば、先週末、
 運命の相手ワークショップのあとの反省会で、
 
 セラピストも、正義や倫理の軸って必要だけど、
 正義や倫理の軸はどうやって育つのか?
 
 って話になって、みんなそれぞれ違ったんですが、
 私は、父親が間違ったことには厳しい人で、
 それが、一番の学びの元になったと感じています。
 
 セラピーで、
 「浮気症の夫と別れられないんだけど、どうしたら…」
 といった相談を受けたときには、
 
 セラピスト自身の中に、正義感や倫理観の軸が必要、
 と強く感じます。
 
 
 そう考えると、
 私自身も、深く深く、父の考えの影響を受けて、
 今ここにいるのだな、と感じますね。
 
 
 よく、故人の遺志を受け継いで、
 なんて言い方をするじゃないですか。
 
 そんなこと言わなくても、
 意識的に頑張らなくても、
 
 
 十分受け継いでいる。
 十分受け継いでしまっている。
 
 それが実際のところじゃないかと思います。
 
 
 ・子孫を残す(遺伝子を受け継ぐ)
 ・文化を受け継ぐ(言葉や正義感や考え方なども含め)
 
 そういう意味で言えば、
 既に十分、受け継いだなぁ、と思うわけですね。
 
 
 
 考えてみれば、
 受け継ぐことなしに、永久に続くものって、
 ほとんどありません。
 
 
 家族もそうですし、
 会社もそう。
 
 あらゆる団体や、
 国だってそうですね。
 
 
 
 思えば、タロットの13番は、
 死神のカード。
 
 死と言うよりは、新しく再生する意味の強いカード。
 決して悪い意味のカードではありません。
 
 
 
 そういえば以前にもどこかで書いたかもしれませんが、
 私たちが生きているうちになすべきことを、
 大きくまとめてみると、
 
 ・子孫を残す
 ・文化を受け継ぐ
 ・幸せを広げる
 
 のみっつに集約されると、私は考えています。
 
 恋愛セラピストをやっていると、
 子孫を残す、の部分ができなかったと後悔されている
 方の相談を受けることもあるのですが、
 
 人生の意味というのなら、
 みっつのうち、自分のできるところをやったらいい、
 
 そう、私は考えています。
 
 
 死というのは、なくなることではなくて、
 
 自分がいなくなることによって、
 遺伝子・文化・幸せを受け継いでいく活動が、
 完成すること。
 
 私は、そんな風に考えています。
 
 
 そして、父の死も、
 私が受け継いだものを再度振り返る機会になり、
 
 また、自分もまた、
 次の世代や、次のセラピストたちに、
 受け継ぐ活動を、しっかりやらないといけないな、
 と、再確認する機会にもなりました。
 
 
 今日は、日記調の記事を、
 最後まで読んでくださってありがとうございました。
 
 
 
◆編集後記
 
 一人になった母と、連絡を取る手段を増やそうと思い、
 母の実家にskypeを導入する方向で検討しています。
 
 大体いまどき、WindowsMEとか置いてあるので、
 新しいPCを買うところから、するわけです。
 
 まあ、たぶん何とかなるでしょう。
 
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