【ココヘル618】「浮気しない」約束は一か月しか持たない(浮気11)

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 618号 2013.3.5
 
 こんにちは、あづまです。
 いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 
 この浮気対策特集で、
 こんなことを知りたい!
 こんなことを書いてほしい!
 
 というご要望がございましたら、
 いまなら採用される可能性が高いですので、
 ぜひぜひ、こちらのフォームよりご質問下さいませ。
 https://24auto.biz/556health/touroku/556health_q.htm
 (個別の返信はしておりませんので、ご了承下さい)
 
 
 
 さて、浮気問題の話を続けていきます。
 
◆ 意志の力だけでは、一ヶ月しか持たない
 
 浮気問題が起きたとき、その問題がもし、
 何度も繰り返し起きているような場合、
 それはおそらく「浮気症」です。
 
 これは一種の依存症であり、解決は、
 本人の精神的成長を果たすことによってのみ可能です。
 
 
 つまり、指摘しただけでは、
 問題はなくならないよ、というお話です。
 
 
 意志の力で押さえつける、という対策だけで
 何とかしようとしても、おそらく一ヶ月が限度でしょう。
 
 つまり「浮気しないと約束させる」という方法は、
 一ヶ月が限度である、ということになります。
 
 
 意志の使い方としては、感情を押さえつける方向に
 使うのではなくて、
 
 自分の中にある感情面の課題を、
 本当に有効な方法を使って解決するぞ、
 と決意する。
 
 そして、
 コツコツ努力して、
 徐々に感情面の課題を解決していく。
 
 言い換えると、
 意志の力で押さえつけなくても大丈夫な自分になる、
 
 ということを、遺志の力で決意して、
 解決のための行動をする、ということが大事です。
 
 
 別の言葉で言えば、
 浮気問題という、表面に現れた症状よりも、
 
 根っこの課題を解決することに集中する、
 ということです。
 
 
 と、このようにお伝えすると、
 そうはいっても、
 
 浮気問題は現在進行中で…とか、
 離婚、慰謝料と、経済的な問題に発展しそうで…とか、
 
 もっと、切羽詰まった話があるので、
 そんな悠長なことはいってられない、
 
 なんてご意見も、聞こえてきそうなのですが、
 
 
 そもそも、心理セラピーというのは、
 表面に現れた問題を、短期間に片付けるのは、
 
 それほど得意ではありません。
 
 
 むしろ、現実問題が切羽詰まっているときは、
 
 法的解決を目指した方がいいです。
 
 
 (但し、その場合、感情面の課題や、インナーチャイルド的課題などは、
 すべて置き去りになるので、現実問題が落ち着いたあとに、しっかり
 取り組む必要が出てきますが、その順番で正しいと思います。)
 
 
 さて、話を元に戻しますと、
 
 浮気症に陥っている人は、
 本人が自覚できているかどうかは分かりませんが、
 
 多くの場合、愛情飢餓を持っています。
 
 
 さらにその愛情飢餓の原因は、
 多くの場合、幼少期の生育環境で、
 親からの温かい関わりが希薄であった、
 というようなことが根っこにあります。
 
 
 母親が一見過干渉であっても、
 母親自身が愛情飢餓を持っているような場合、
 
 本当の意味で、
 子供に愛を伝えることがうまくできないことがあります。
 
 結局、愛情(承認)は、表面的な行動ではなく、
 親の潜在意識から子の潜在意識へと、
 無意識的・非言語的に伝わるものだからです。
 
 
 ですので、浮気症の本人に事実をインタビューして
 「育った家族には愛情があった」という説明が
 あったとしても、それを鵜呑みにすることはできません。
 
 浮気症の彼を、幼少期に育てた母親が、
 自分(母親自身)の内面がスカスカであることを放置して、
 
 形だけ「愛情がある家の真似」をして、
 「愛情みたいなもの」を与えていたかもしれないからです。
 
 
 今現在、浮気を繰り返している。
 そのような厳然たる事実がある以上、
 それに見合った感情面の課題が必ずあるはずです。
 
 
 おそらくそれは、心の奥底にある愛情飢餓感であり、
 それがいつ形成されたかと考えると、
 
 男性は思春期頃から男性ホルモンの影響で一匹狼的
 (というより親の目線から見れば「鉄砲玉」)になりやすく、
 孤独を比較的好むようになりますから、
 
 そう考えると、ほぼ子供時代に
 愛情飢餓感が形成されたと考えるのが妥当です。
 
 
 一応、別の可能性として考えておくべきなのは、
 10年ぐらいストレス度の高い仕事にずっと就いていて、
 
 なおかつ、ネガティブな感情を飲み込んで
 我慢するクセがついている場合。
 
 この場合、ストレス源の大部分は幼少期の愛情飢餓ではなく、
 現在の仕事からの精神的ストレスです。
 
 但し、感情を飲み込むクセは、
 結局のところ幼少期につくものなのですが。
 
 
 次回、もう少し、
 浮気という症状の、根本的な解決方法について、
 書いていきたいと思います。
 
 
★ 登録セラピストたちのセラピー、おすすめです!
 集まって議論していても、本当にレベルが高くなりました。
 最近では、対等な意見交換ができています。
 
 セラピーのご利用を、ぜひご検討くださいね。
 https://www.556health.com/therapist-list.html
 
 
◆編集後記
 
 バジルを植えていたプランターが、冬の間は空いているので、
 チューリップの球根を植えているんですね。
 10個ぐらい植えた中の、4,5個が芽を出してきました。
 (他は生きてるのか?)
 
 4月頃には咲いてくれるんでしょうか・・・
 まだちっちゃいけど・・・
 
┏━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━┓
 ◆女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学
 祝!TBS・日テレ・フジテレビ出演(目指せNHK!)
 ◆ご意見、ご感想お待ちしています。このまま返信!
 ・頂いたメールは、事前確認なく掲載することがあります。
 ・お名前はイニシャルにします。
 ・メール相談は行っていません。また、多数のメールを頂くた
  め、個別の返信はできないことがございます。
 もっと幸せな恋愛・結婚生活・人間関係を求める方に情報提供
 をするのが本誌の目的です。ご自身の責任にてご活用下さい。
 ◆制作:阿妻靖史(あづま やすし 恋愛セラピスト)
 ◆自己紹介はこちらです↓(声の自己紹介があります!)
  https://www.556health.com/archives/2005/07/post_5.html
 ◆登録・解除: http://www.mag2.com/m/0000164141.html
 (解除依頼は受けていません。ご自分でお願いします)
 ◆ウェブサイト https://www.556health.com/
 このメルマガは自主的な登録によってのみ登録になります。
 違法なアドレス収集は一切行っていません。
 ★ご友人への転送は歓迎です。メルマガ全文をお願いします
 ★このメルマガの著作権は発行者であるあづまやすしに属します。
  無断転載を禁じます。転載は【事前に】お申し出下さい。
┗━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━◇━━┛