深いレベルで、自分を変えること(家事の好き嫌いを例として)

 

こんにちは、あづまです。
 
妻の実家にいたら、甥っ子が来ていて、3歳なんですが、スポンジを持って、洗い物をしていました(笑)
 
ほほえましい、日常の一コマです。
 
このとき、ふと考えたことがありまして。
 
そういえば、自分は、料理するのは割と好きだけれど、
それって、きっと、お母さんと一緒に料理した、幸せな記憶が(意識的には覚えてないぐらい小さいときに)あるから、好きなのかもな〜、って思いました。
 
そういう、家庭内の生活が、幸せな思い出とつながっている人は、家事に抵抗がないのだろうと思います。逆に、家庭内の生活と幸せな気持ちがつながっていない人が彼氏だったとして、その彼に家事をやらせるのは、まあなんというか、それが毎日続くなら、真綿で首を絞めるような拷問かもしれないな、と思いました。
 
これは、男女逆も成り立つと思うんですね。
日本ではまだまだ、女性の方が家事をすることが多いと思うんですが、家庭内の生活と幼児期の幸せな記憶が結びついていない女性の場合もやはり、家事が苦痛・苦行・拷問になってしまう可能性があると思いました。
 
 
これが、パートナー(相手)の課題だったなら、まずは、強要しないこと。
そして、ふたりで、幸せな体験を積み重ねることで、ふたりの生活が、幸せの記憶の土台になるようにしていく、これが大事だと思うんですね。
(ここで、二、三行で書くほど簡単じゃないことも多いわけですが)
 
これが、自分の課題だったらどうするか。
ここが、人としての覚悟が問われるところじゃないかと思います。
 
人は、過去の痛みがあることから、逃げたいと思います。
それは自然な反応です。ですが、それが人生に不利益をもたらしているなら、乗り越えるという選択もできます。
 
 
これを乗り越えるときには、誰か、信頼して自分の気持ちを委ねられる、精神的に寄りかかれる人が必要じゃないかな、と私は思います。
 
感情が揺れて、泣くかもしれないし、怒りも出るかもしれない。
でも、それを受け止めてくれる人がいる。
 
 
過去の痛みがあることを、避け続けるのではなく、
痛みを癒して、前に進もう。
 
そういう選択もある、ということ。
 
 
そして、私自身も、自分が変化するときに、感情がいろいろ揺れる体験を、最近しました。そのときに、信頼して委ねられる相手がいる、これが勇気になることも、経験しました。
 
だからこそ、いまから変化しようとする人に、必要なことが分かります。
 
 
 
さて、
あなたのパートナーが、何か、過去の痛みを持っていて、家事が苦手とか、変化できないとか、そういうテーマを持っている、そんな場合ですが、
 
まず、あなた自身が、感情が揺れるほど変化する体験をすることをおすすめします。
その道の途中で体験したことは、あなたのパートナーが、これから体験することです。
 
実体験ベースで理解し、腑に落ちていれば、
「なんであなたは、そんな簡単なことができないの?」
なんて上から目線で裁くこともなくなるでしょうし、
 
逆に、
心に傷のある彼だから、傷つきやすいから…と、
必要以上に、腫れ物に触るように、おっかなビックリになってしまうこともなくなります。
 
まずは、自分が、信頼して委ねる体験をして、
感情が揺れるほどの変化、成長を経験してみること。
 
その先に、その経験を活かして、パートナーのサポートをする、という道も開けるのだと思います。