【ココヘル702】家族とのコミュニケーションで大事なこと

さて、今日は、ケンカになったり、険悪になったりする夫婦と、たとえ、楽しくない話題を話す必要があるときでも、ケンカになったり、険悪になったりしない夫婦。その違いは何なのか。という話をしたいと思います。テレビドラマを、心理学的に分析しながら見ていると、そういう違いを、うまく表現してるなー、と感心することが多いです。

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 702号 2016.4.26
 
こんにちは。あづまです。
いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
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さて、今日は、
 
ケンカになったり、険悪になったりする夫婦と、
 
たとえ、楽しくない話題を話す必要があるときでも、
ケンカになったり、険悪になったりしない夫婦。
 
 
その違いは何なのか。
 
 
という話をしたいと思います。
 
 
テレビドラマを、心理学的に分析しながら見ていると、
そういう違いを、うまく表現してるなー、と感心する
ことが多いです。
 
 
で、その違いが生まれるのは、
どういうところなのか、といいますと、
 
 
大抵、こじれるドラマって、
こういうパターンになっていますよね。
 
・いま言わなくていいことを、言っている
・「あなたは」と相手のことを言っている
・解釈の余地のある、水掛け論になりそうな
 「自説」をさも事実のように言ってしまう。
・感情をまったく言語化していない
・自分の感情がそうなった「プロセス」を自覚していない
 
 
 
順に行きます。
 
・いま言わなくていいことを、言っている
・「あなたは」と相手のことを言っている
 
このふたつは、まとめて説明しますね。
 
子育てになかなか関わってくれなくて、
無責任発言(実効性疑問のアイデアを指図してくる)
が多い夫がいたとしますね。
 
その夫も問題なんですが、
 
妻が
 
「【あなたは】【いつも】そうやって、
 【上から指図する】けど、結局【何も】協力してくれない」
 
 
【】に入れた部分は、
地雷になる言い方の部分ですね。
 
これはひどい言い方の例ですね。
一文の中に地雷が4つも埋まってる。
 
 
【いつも】と【何も】は、
これは、言ってはいけない言葉です。
 
 
特に男性は、言葉を「論理的に」聞きますから、
 
 
【いつも】そうだ = 一回も協力したことがない
 
という意味に捉えます。
 
 
 
当然、
 
 
いや、【いつも】ってことはないだろう?
おまえ、現実を歪めて表現しているぞ!
 
と反応します。
 
会話が脇道にそれる要素ですね。
これを議論の「エサ」と言います。
 
余計なエサをまいたら、結局そのことで、
自分の話したい話が出来なくなるんですね。
 
 
会話の目的にもよりますが、基本的に、
たとえば、だんなさんに何か協力してほしいのなら、
 
【今大事なこと】だけ言えばいいんです。
 
 
【いつも】って言うってことは、
過去のことも、いま、話題にしているということですね。
 
 
過去も、過去も、過去も、そして今も = いつも
 
ですからね。
 
 
関係ない過去のことを、出してしまった。
 
 
いや、あとで書きますが、
感情面では、関係あるんですよ。
 
 
でも、今の目的は、
 
旦那さんに協力してもらうこと、
じゃなかったでしたっけ?
 
 
目的に照らした場合、言わなくていいのに、
言わなくていいことを、言ってしまう。
 
議論のエサを(自分が)まいている。
 →そのエサに相手が食いついてくる。
  →話がわき道にそれる。
 
 
これ、こじれるコミュニケーションの典型です。
 
 
そして、
自分のことよりも、相手のことを言っています。
「あなたは○○だ」ってね。
 
これも、ケンカに発展しやすい言い方。
 
 
 
【自分のことを言う】ってどういうことか。
これは、あとで説明しますね。
 
 
 
次。
・解釈の余地のある、水掛け論になりそうな
 「自説」をさも事実のように言ってしまう。
 
これも、結構ありがちですね。
 
 
たとえば、先ほどの文ですと、
 
 
【上から目線】
 
これ、確かに妻はそう感じたのかもしれない。
それに、夫の側に
「相手を自分のコントロール下に置きたい」
という衝動があるのか、ないのかで言えば、
 
きっと、あるような気がします。
 
ですので、間違いとは言い切れないのですが、
 
 
 
あんた、上から目線だよね(認めなさい)
 
というような言われ方をして、
 
はい、そうです。
と、答える人はいないわけです。
 
 
つまり、相手は否定してくる可能性が高い
ということです。
 
 
解釈の余地がある主張
相手が否定してきたら水掛け論になる主張
 
 
そういう言い方になっているんですね。
 
 
 
 
では、ここまでの三つのポイントを踏まえて、
どう言ったらいいのか、考えていきましょう。
 
 
元の文はこうでした。
 
「【あなたは】【いつも】そうやって、
 【上から指図する】けど、結局【何も】協力してくれない」
 
 
 
はい、状況はちょっと、
いろいろ付け足して設定しましたが、
たとえばこんな感じ。
 
 
○月○日、私がお願いした△△を、あなたは、
直前になって、「そもそもお前がやるべきだ」と
言って断ったよね。
 
事情があってできないことは、だれでもあるけど、
ドタキャンされて、私はその日、本当に大変だった。
 
それで、今回は、○子の三者面談で大事な日なんだけど、
申し訳ないけど、前のことがあるから、
どうしても「またああなったらどうしよう」って不安に
なってしまうの。
 
だから、しつこく聞こえるかもしれないけど、
念を押してお願いしたいと思ってる。
優先順位の一番高い予定として、三者面談を入れてほしいの。
 
 
 
 
さっき、あづまさん、
「過去のことは、言ってはいけない」
って言いませんでしたっけ?
 
 
いえいえ、よく読んで下さい。
 
私は、今回のことに、関係ないことは、言うべきでない
と言ったんですね。
 
 
過去にドタキャンしたことで、
今回もまたあるんじゃないかと考えてしまう。
 
この流れは、論理的に、筋が通っています。
 
 
但し、微妙な言い回しの違いですが、
以下はわりとNGです。
 
 
○月○日、私がお願いした△△を、あなたは、
直前になって、「そもそもお前がやるべきだ」と
言って断ったよね。
 
事情があってできないことは、だれでもあるけど、
ドタキャンされて、私はその日、本当に大変だった。
(↑ここまで同じ文です)
 
(↓問題はここ)
だから、○子の三者面談で、あなた、また仕事を言い訳に
してドタキャンするかもしれないよね?
 
 
違い、分かります?
 
 

どうしても「またああなったらどうしよう」って不安に
なってしまうの。
 
×
あなた、また仕事を言い訳に
してドタキャンするかもしれないよね?
 
 
 
それぞれ、主語は何でしょう?
 
 
前者は、私、です。
後者は、あなた、ですね。
 
 
そして、前者は、「私がそう思ってしまう」と述べています。
一方、後者は、客観的に見て、あなたはドタキャンする、
というニュアンスになっています。
 
 
自分の解釈を、
「ああこれは、自分の解釈なんだな、
 だから、相手は違う解釈をするかもしれない」
というように、
 
客観視できているかどうか。
この違いです。
 
 
それができていないと、
自分が解釈したことが、
 
 
「そんなの決まってるじゃん。
 私がそう思ったんだから、そうなんだよ」
 
というように、
事実であるかのように決めつけてしまいます。
 
 
 
そして、相手の側から、
この、決めつけグセを見るとどうなるか。
 
そうです。
 
だれでも、自分のことを、
相手から決めつけられるのは、
嫌なものなのです。
 
これが、ケンカの火種を撒いているわけです。
 
 
ここで、勘違いしないでほしいのですが、
 
だからといって、
何も主張しないとか、
相手に合わせることがいいとか、
 
 
そういうことではない。
 
 
ちゃんと、
主語を「私」にして、
自分の思いを言うべきなんです。
 
 
言い方がうまくないと、
 
下手くそな主張をした
→こじれた
 →言わない方がいいのかも
 
という、間違った学習をしてしまいます。
 
 
 
正しいやりかたで主張をした
→なんとか、話が出来た(成功体験)
 →次も、こうやれば大丈夫(自信)
 
こういう、よいサイクルを回すことが、
大事なんですね。
 
 
残りの二つの要素、
 
・感情をまったく言語化していない
・自分の感情がそうなった「プロセス」を自覚していない
 
 
については、
長くなってきたので、次回お伝えします。
 
 
今日はここまで。
 
 
次回もお楽しみに!
 
 
 
 
 
 
 
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