あなた自身が癒され、
あなたと一緒にいる人も癒される。
そんな人を目指すための、講座です。
こんにちは。恋愛セラピストのあづまです。
「セラピストを育てて、一緒に仕事をしていく!」という方向で活動を続けてきて、最近ほんとに、じわ〜っと温かい気持ちになることが多いんですよね。
こんないい仲間と一緒に仕事できるなんて、これこそ最高の幸せだ!と。
ちなみにうちのメンバーたちから、最近言われて嬉しかった言葉。
・(サイトに載せる感想を書いてほしいとお願いしたとき)
「自主的に書きたいと思っていましたので、嬉しいです。」
・(講座で使うビデオ教材の編集が終わったあと)
「他にお手伝いできることがあれば、また声かけてくださいね。」
・(私の仕事が結構忙しいのを気遣ってくれて)
「あづまさんのスケジュールにゆとりが必要と思ったので「ゆとり日」にしました。」
え? 何の話かって?
今日は、心のエネルギーの話なんです。昔の私だったら、もっともっと頑張らなきゃ、みたいな気持ちも強かったですから、「ゆとり日?そんなものより一歩でも先に進むことが必要じゃないの?」と、せっかくの気遣いを「ぽいっ」と心の中で捨てていたと思います。いまは受け取れています。
「自主的に書きたい」や「また声かけてください」についても、昔の自分だったら「社交辞令でしょ」ぐらいに思っていたでしょう(あいたた…)。当然、そうやって「斜に構えて」いたら、相手の真心をぜんぜん受け取らないことになるわけです。結果、自分の心も、あたたかくならないorz…
でも今では、こうした「小さな真心」「小さな親切心」「小さな思いやり」が心にしみてありがたく受け取れるようになりました。こうなってくると、どんどん癒やされます。どんどん元気補給できます。すると、人が周りに集まり、ますますいい循環が生まれています。
一方、セラピストの仕事をしていて感じることですが、心のエネルギーについて有効な知識がないために、【無駄の多い】状態になっているケースは多いと感じています。
一人の女性から得られる喜びで十分幸せになれず、満たされない想いがあるからこそ、別の女性にも手を出してしまうわけです。
典型的な浮気症(回避依存症)の場合、幼少期の孤独感など、過去のネガティブな記憶がブラックホールのように現在の幸せを吸い込み続けている、ということが起きています。どんなに続けても、心地よいのはその一瞬だけで、また満たされない世界に戻ってゆく、無限ループになっているのです。
一方、女性の場合、浮気こそしないけれど、相手に対して常に不満が多く、要求がましい、というパターンになりやすいようです。「○○してほしい」という要求が多い場合もありますし、彼が別の女性とちょっとメールしただけですごく傷つき、彼のアドレス帳から女性を全部消去させる、みたいな束縛的な行動に出るパターンもあります。いずれにしても、はじめのうちは相手の男性もその要求に何とか応えていくのですが、いずれ、僕は君を幸せにできない、と打ちひしがれて去っていったり、逃げるように浮気をしてしまうことになります。
そのような女性の場合も、幼少期の孤独感や疎外感など、過去のネガティブな記憶が、ブラックホールのように現在の幸せを吸い込み続けていて、愛情を確かめても確かめても、どうしても不安が消えない、無限ループになっているわけです。
あなたは、人間関係をうまくマネージメントできてますか?
ちょっと、今のあなたの現状をチェックしてみて下さい。
些細なトラブルで関係が険悪になる相手がいる |
そして、あなたの未来、こうなりたい、という想いをチェックしてみて下さい。
ひとつでも当てはまるなら、癒し力ワークショップが役立つ可能性があります。
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「愛情のざる」の原因は?
先に挙げた例のように極端でないにしても、
誰でもある程度は、愛情のざる、幸せのざる的な部分を持っているものです。
せっかくの喜びを、ざるで水を受けるがごとくに、こぼしてしまう。
そのような部分を持っています。
他人から(世界から)の承認は、じつはこの世界に満ちているにもかかわらず、なかなか心底受け取れず、結果的に癒されない。
なんだか自分の心にカギがかかっているように、本当の芯の部分に、温かいものが入ってこない。いとおしい感じで心が満ちていかない。
あるいは、恋愛などでいっとき満たされたかのように感じるけれども、本当の意味で受け取っていないので、効果が薄くて、すぐにまた、寂しかったり寒かったりする、あの感覚に戻ってしまう。
そういう状態って、実際にあるわけです。
あなたの大切な人が、そういう状態のこともあり得ます。
それには、いくつかのブロックのパターンがあります。
たとえば、まずは自己否定系のブロックから。
このパターンは自分がまだまだだと思っていて、
もっと頑張らなきゃ。もっと立派でなきゃ。もっと…
と、自分を駆り立てていて、楽しさ・いきいきとした感じ・喜び・守ってもらって安心な感じを受け取ってはいけない。
そのように、他者からの承認をブロックしてしまっているわけです。かつての私は、結構これ、ありました。
こういうブロックを持っていると、承認(愛情)の受け取り拒否の傾向がでます。
親切にしてもらったことを、軽く流してしまった。
親切にしてもらったときに、表面を取り繕う(お礼をする)ことばかり
気になって、うれしさをあまり味わえなかった。
ほめられても、自分はそれにふさわしくない、と心の中で否定した。
楽しいことをすることに罪悪感があって、心から楽しめない。
もうひとつの自己否定系のパターンは、これです。
これは、感情面の課題の根っこが、2歳など、物心つく前にあるパターンで、主にスキンシップ不足があるケースです。この時期は、言葉で認めてもらうとか、ほめられるとか、そういった、頭で理解するタイプの承認は理解できないんですね。
自分がこの世界に受け入れられているかどうかの確認は、必要なときにだっこしてもらえたか、というような、非言語・身体的な親からのメッセージに頼るわけです。そしてそれが、不足していた。
だから、ほかのほめ言葉等は、本当にほしいものじゃないので、うまく受け取れません。ほしいのはスキンシップ(ハグ)なので、場合によってはべたべたしてくる彼氏に依存してしまったりします。
いずれの場合も、過去の承認不足や寂しい気持ちにフタをしてカギを掛けたまま、現在の行動や現在の人間関係にだけ目を向けて、生きようとしています。
猜疑心がある、人間不信系のブロックもあります。
典型的には、家族の中に正義がなかったり、自分の都合を押し通す人がいたりして、油断すると利用される、といった、安心できない環境で育ったことが、大もとのきっかけになっていることが多いようです。
そして、そのカギを掛けた心の内側では、承認を求めている子供の心(インナーチャイルド)が寂しがっています。
いや〜これ、だれでも少しはあると思うんですよね。私もありました。
このブロックがあると、他人からの承認を心から信じることが難しくなることがあります。
親切にされても裏がある気がして、心から受け取れない。
優しい言葉も、お世辞・社交辞令と感じてしまう。
ほめられると「私に何を期待しているの!」と嫌な気持ちになる。
他人の笑顔が、私を都合よく利用しようと企んでいるように見える。
まあ、こんな具合に。
もしかして、思い込みの一部は真実かもしれません。でも、その一部のために、相手が心からほめてくれたことや、心から認めてくれたことまでもブロックしてしまうとしたら、とても、もったいないことです。
ちなみに、人間不信系のブロックは、自分が傷つきたくないから、という理由が根っこにあることも多いです。その場合、傷つきやすい自分を守れるだけの、心の基礎体力を身につけることが、必須になります。そうしないと、自分を守るために必死でしがみついているブロックを解除することができませんからね。
まず、心のカギを外し、過去とつながろう。
もし、こういった「承認不足」(インナーチャイルドの愛情不足)を解決する究極のセラピーがあるとしたら、こういうものだと思うんですね。
心も体も、当時の状態に戻してしまう。家や家族も、当時の状態を再現する(いずれも現実にはできませんが)。そしてその中で、本当はこうあるべきだった、という生活をリアルに体験する。
それができたらきっと、子供時代に失われた体験を取り戻すことができるはずです。
でも実際には、それが不可能だから、いろいろ、セラピーの方法を工夫するわけです。
承認不足を解消するためのセラピーの中で、あづまが一番大事にしていることは、ちゃんと過去の心を開くこと、です。
過去の心を開くというと、退行催眠などが思い浮かぶ方もいらっしゃると思います。そうなんです。基本的にその考え方は大事です。但し何時間もかけて催眠誘導をしなくても、イメージを使ったセラピーを上手に活用すれば、過去の記憶をうまく開けると考えています。
イメージ療法は効果が薄い!?
しかし、です。イメージ療法なら何でもいいかというと、そこには難しさも問題点も弱点もあります。
よく、潜在意識の説明で、現実と想像の区別がつかない、という話を聞きませんか?
だから、想像の世界で行う「イメージ療法」が有効だという話。
それはもちろん、ウソではないのですが、ひとつだけ、イメージ療法を重視しているセラピストたちがあえて言わないようにしていることがあります。
現実の出来事の方がずっとリアルだ、という真実。
母親から認めてもらえなくて、いつも叱られてばかり。
なんとか認めてもらおうと思っていつも努力してきたが、その期待は常に打ち砕かれてきた。
そんな体験が根っこになっている課題の解決に、イメージ療法を試みるなら、
母親が優しくしてくれたシーンを想像の中で体験してみるでしょう。
でも考えてみて下さい。
想像の中で、自己完結して、解決した気になるワークと、
あるとき本当に、母親が、自分のことを心から認めてくれた、という出来事が起きた、という嬉しくも衝撃の体験をすることと、
議論するまでもなく、後者ですよね?
私は映像的にものごとをイメージするのも比較的得意な方だと思いますが、やっぱりイメージの世界で体験したことは、たとえば映像で言うと、半透明な感じというか、やっぱりイメージなんだって分かる形でしか体験できないんです。(中にはイメージと現実の区別がつかないぐらいリアルな人もいるのかもしれませんが)
だから、リアルに体験した「現実」の方が心に対してのインパクトは大きい。
それが、これまでの経験の中であづまがたどりついた信念です。
但し、実際に母親が都合よく態度を変えてくれる、というのは、運次第という面も大きいわけです。
それに、いまさら変わってくれても、自分が体験したかったのは、子供の頃に認めてもらうこと、だったりしますよね?
特に、子供の頃に「寂しかった」「仲間に入れてほしかった」「かまってほしかった」という思いが強い場合は、大人になってから親が態度を変えてくれたとしても、そのことだけで、幸せな子供時代を取り戻した、と言える状態には、なかなかなりません。
つまり、
現実問題の壁(実際にやってくれるかどうか)
時間の壁(それが子供時代のやりなおしになるかどうか)
があるわけです。
ではもし、そのふたつを乗り越える方法があるとしたら?
たとえ親が態度を変えてくれなくても、
リアリティーのある承認(愛情)を現実世界から受け取って、
そのエネルギーを使って、過去のわだかまりを解決する方法があるとしたら?
イメージの中に閉じこもったセラピーよりも、はるかに効果が高くなるんじゃない?

本題とは関係ないけど、緑の中を嬉々として歩く次女です。
この人は、生まれつきの自由人のようです。
ここで、体験談を。
ここで、実際に、自分を癒し、相手を癒すことに、自らチャレンジしている女性の体験談をご紹介します。彼女は、人間関係力向上セラピスト養成講座でセラピーを学び、その後も癒しと成長について学び続け、自らの恋愛で実践もして、実際によい結果を手にしました。
その経験は、女と男の心のヘルス登録セラピストとしての活動にも生きています。
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はなの体験談![]() こんにちは。 恋愛セラピストのHaNAです。 私は3年ほど前まで「男を見る目が無い」と言われていた女でした。 気になる男性、好きになる男性、おつき合いする男性、どれをとっても周囲から「なぜよりにもよってあの人なのか」「やめておきなさい」と言われる男性ばかり。 中でも特に周囲に反対されたのは、パチンコや競馬が好きな彼です。 私は裕福とは言えない家庭で育ったため、ギャンブルや借金などに強いネガティブな印象を持っていて、お金に関するトラブルの気配がすると、過剰なまでに感情が拒否反応を起こすタイプでした。 しかし当時は「彼にギャンブルをやめて」と言えず、彼がパチンコや競馬に行くたびに、 「世の中多少の苦労はするもんだよ...世の中ってそういうものでしょ」 と、自分の感情を押さえつけていました。 本当は怖くて寂しくて叫びだしたくなるくらい不安なのに、それに目をそむけ、 「彼にだって良いとこがある」 と、『彼の良いところ』だけに目を向けていました。 あるとき、私は自分の中の不安に耐えきれなくなり、心理療法などで感情の整理に取り組みました。 私は幼いころ、両親との関係があまりよいほうでは無く、心の中にずっと未完了だった子どものころの寂しさや不安を抱えていて、それが原因で、幸せになれない恋愛相手に惹かれたり、引き寄せていたりしていたのです。 お金に関するトラブルへの過剰な拒否反応も、「何か起こったら私には対処する力が無い」という、自分への無力感が根っこにあったのです。 未完了だった寂しさや不安を癒したあと、私はあらためて彼に向き合いました。 彼はあいかわらず仕事帰りや休日にギャンブルを楽しんでいました。 もちろん周囲から言われる言葉は、 「もう、あきらめなさい」 「もっといい相手を探しなさい」 と、同じような言葉。 しかし私は以前のように不安に押しつぶされることは無く、 かわりに次のような言葉が心に浮かぶようになりました。 『簡単にあきらめられるぐらいなら、とっくに別れてるっつーの!』 『もっと自分にできることがあるかもしれない!!』 『私はまだ、彼の成長のために出来ることをやりきっていない!!!』 私の彼への気持ちは変化していました。 『彼にだって良いとこがある...だから私自身の不安には気づかないふりをするし、彼さえ変われば問題ない』 から、 『彼には良いとこがある。彼はこれから成長できるし、私は彼が成長するのを手助けしたい』 へと。 人は変わりません。 しかし人は、「まるで人が変わった」ように成長することができます。 感情を整理して心に安らぎを取り戻し成長できた私のように、 彼もまた、彼が必要なものを手にいれたら成長できる可能性がある。 『彼の良いところ』を見つめつづけてきたからこそ、彼の成長の可能性を信じていました。 それから私は、彼の成長を促すために『私にできること』を徹底的に研究しました。心理学や行動療法からはじまり、彼の普段の行動や言葉、心の動きをありのまま見つめて、彼の成長に必要なことを探し続けました。 そのときそのときに、彼に必要そうなものを差し出してみて、 うまくいったり、失敗したり、 試行錯誤しながら、ひたすら彼を向き合い続けました。 そんなある日、彼がぱたりとパチンコに行かなくなりました。 私「最近、パチンコに行かないね?」 彼「んー...行ってもつまんないんだよね」 私「競馬は?」 彼「馬を見ているのが好きだから競馬場には行きたい...時間あえばちょっとお金使おうかなぁって感じ」 ※お金やモノの使い方は、その人の心の成熟度と強いつながりがあると言われています。例えば幼いころの両親からの愛情が足りないと無意識に感じたままに大人になると、愛情のかわりにお金をためるための極端な節約生活をはじめたり、お金をガンガン使って、モノをひたすら溜め込んだりすることがあります。 パチンコに行かなくなると、今度は機嫌の良い時間が増えました。 苦手だったモノの整理が少しずつできるようになり、仕事の愚痴が減って、仕事に集中するようになりました。 「格好悪いから絶対嫌だ」と二人きりでも手をつないでくれなかったのが、人がいるときでも手をつないでくれるようになりました。 そこまでくると周囲からは、
どうしたの?
まるで【人が変わった】みたい と、驚かれましたが、それは【彼がもともと持っていたものが成長して目にみえるようになっただけ】にすぎないと私は思っています。 【他人がどれだけ自分に真剣に関わってくれたか】によって人は成長します。 『私は本気であなたの人生に関わっていくよ』という思いが届いたとき、人は成長しようと動くのです。 これは男女関係だけではなく、家庭や会社での人間関係も同じです。 家庭で、子供が逆上がりの練習をするとき、「ほら、しっかりやりなさいよ」とまばらに声をかけるよりも、「よっしゃがんばれ。もうちょっと! あんたならできる!!」と、しっかり応援したほうが逆上がりの成功率はあがります。 会社において、その職場のミッションをはたそうとするとき、ミッションをはたすことだけを考えるのであれば、仕事ができる上司が0から10まで全てを細かく部下に指示するか、すべて自分でやってしまったほうが早いし確実ですよね。 でもそれではいつまでたっても部下は仕事ができるようにならないし、上司もさらに発展した仕事に取りかかることもできない、組織全体が成長できませんね。 最初は手間がかかるかもしれないけど、「大丈夫だ、お前なら出来るようになる。自分は本気でそう思っている」と、上司は部下の成長を信じ、部下が理解できるように仕事を教え続けることで、部下は成長していき、上司は発展した新しい仕事に着手することができます。 もちろん気持ちだけで、人の成長の促すのは難しいでしょう。その気持ちを持つとともに、その気持ちが相手に伝わるような適切な行動をとることで、はじめて人は成長するために動きだします。 今回の講座では、まさにその『相手を成長させるために、具体的に何をするのか』を、学んでいきます。 「男女は相容れない生き物だから、トラブルになってもしょうがない」 「人は変わらないからあきらめたほうがラク」 「どうせ何も変わらない。やるだけ無駄」 そんな思考の枠から飛び出して、 『私は本気であなたの人生に関わっていくよ』という気持ちを活かし、 相手を成長させるために何ができるのかを知りたいと思っている方には、まさにぴったりの講座です。 本気でパートナーや家族を成長させたいと思っている方、 本気で部下を育てられる上司になりたいと思っている方、 大丈夫です。 他の誰が何と言っても、私はそれができると信じています。 一緒にがんばりましょう。 |
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リアル・ライフ・セラピーをご紹介します。
では、実際にどんな方法を使って解決するのか、というお話ですが、
講座内で行う予定の心理スキルをここで少しご紹介します。
まず基本ですが、心の「癒し」というのは、以下の三段階で進むものです。

はじめは、常に思い出してしまう段階。つぎに、きっかけがなく、そのことを思い出さずにいられるときは平気だが、もし思い出してしまったらまだ動揺する段階。そして、思い出しても平気になった、解決した段階。きちんと三番目の段階まで癒しを進めることが大事です。
それで、たとえば、中和のアンカーリング、というスキルがあります。過去の、嫌な思い出と、それを打ち消せるだけのよい思い出を、同時に呼び出すことで、感情の中和が起きて、嫌な思い出が魔法のように消えてしまうというスキルです。(記憶が消えるわけではなく、感情だけが消えていきます)
感情の中和という考え方は、この、癒し力ワークショップの土台になっている考え方ですので、しっかり身につけていただきたいと考えています。嫌な経験や傷ついた経験があっても、三番目の段階まで癒すことができれば、傷つきにくく、たとえ傷ついたとしても立ち直れる心を育てることにつながっていきます。
(逆に、二番目までで「落ち着いたからもうOK」と考えてしまう人は、長い年月で心の傷をため込み続けてしまう危険性があるわけです)
さて、こんどはその、中和の考え方を応用して、子供時代の承認不足など、過去は過去でもずっと昔の嫌な思い出と、もっともっと最近のよい思い出を同時に呼び出すことをしてみます。
こんな簡単な方法で、催眠療法なら何時間も(そして何回も)かけて行う、インナーチャイルドの癒しが、できてしまいます。もちろん家でもコツコツ繰り返して行うんですけどね。
幼少期の承認不足は、記憶がはっきりしないことも多くて、過去の嫌な思い出といっても、なかなかうまく、ずばりそのものを思い出せない、ということもよく起こります。その場合でも大丈夫。多くの人は、子供時代の自分の姿をイメージし、その子が持っている感情を想像することで、子供時代に持っていた自分の感情を呼び起こすことができます。この方法を使って行うのが「中和のワーク」です。
もしかしたら、それも苦手、という方もいらっしゃると思います。その場合も、対応する方法があります。
過去のマイナス感情にたどり着くことは、心を癒す上で、きわめて重要なことなのですが、それと同等以上に重要なのが、プラスの思い出やプラスの感情です。
この講座では、ちょっと面白い方法で、自分が受け取りやすいプラスの働きかけってどんなものなのか、それを明らかにしていきます(あなたにはあなただけの、受け取りたい、受け取りやすい、プラスの出来事、プラスの働きかけ、プラスの言葉があるのです)。
ちなみに私は、「あづまさん、やさしいですね」って言われると、ふつうに嬉しい気持ちになりますが、「なるほど」「あづまさんの話、わかりやすいです」とか「目からウロコでした」って言われると、ものすごく嬉しい気持ちになります。自分の中に、受け取りやすい言葉と、受け取りにくい言葉があるわけですね・・・
いや、いま、ウソを書きました。確かに以前は、上の言葉が嬉しかったのですが、一番最新の「嬉しい言葉」は「あなたがいることで、世界がちょっと良くなってます。」でした。これを言われたら体が熱くなりました。その時々で、自分に必要な言葉、自分が心から受け取りたい言葉がある、ってことなんです。
こんな取り組みを色々体験しながら、あなたが、どんなプラスの言葉・働きかけ・出来事を受け取りやすいのか、それを明らかにしていきます。
そして、リアル・ライフ・セラピーとは何か、という話なんですが、
中和のワークで、過去の承認不足の自分を呼び出したとしますよね? そこに、同時に、たとえば友達から受け入れてもらって嬉しかった思い出を重ねていったとします。でも、プラスの思い出の方は、実はちょっと時間がたってしまって、うすれてきている。マイナスを打ち消すのに、すこし力不足だった。
こんなこと、よく起こるんですね。
(特に、先に書いた自己否定系あるいは人間不信系のブロックを持っている人ほど、起こりやすいです)
だったら、リアルに、プラスの体験をしている最中に、過去の承認不足の自分を呼び出したら、過去の感情がパワフルに癒されるのでは? そう考えて作ったのが、リアル・ライフ・セラピーです。
講座中でも、周りの人からプラスのエネルギーをもらいながら、同時に過去の自分(子供時代の自分)をイメージするワークを行います。
また、家に帰ってからも使える、リアル・ライフ・セラピーの具体例やコツをお伝えします。
そう、リアル・ライフ・セラピーは、
行動という心の外側しか見ない方法でもなく、
イメージという心の内側しか見ない方法でもなく、
実際の体験、リアルな体験という、外側で起きていることと、
イメージという、自分の心の内側のものを、
同時に体験するという、
言ってみれば、実体験と、心理療法(イメージ療法)の
両方のいいとこ取りをした方法なのです。
難しくないの? 取り組みのコツ。
取り組みは難しくないの?
もしかすると、そうお考えかもしれませんね。
でも、だいじょうぶ。いくつか、典型的な「マニュアル的手法」がありますので、それをまず習得するのがコツをつかむ早道でしょう。
ここで、マニュアル的な手法のひとつをご紹介しますと、上にも書きましたが、楽しいことをしているときに、子供の自分が、大人の自分(今の自分)の胸の中にいるとイメージする、というものは基本中の基本です。
あるいは、他人に対してこの手法で働きかけるなら、幼少期の承認不足を持っていて、恋愛やお金に関して不安定なところが今でもある彼氏に対して、彼が過去の話をし始めたときに、「がんばったんだね」「そこからここまで解決してきたってすごいことだよね」などの、彼のプラス面を認める言葉で応対する。あるいは、手を握ったりとなりに寄り添ったりと、スキンシップで応じる。
こんな風にして、過去のマイナスの記憶を、現在のプラスの出来事で中和してしまうわけです。
(※但し、マニュアルはあくまでマニュアル。本質を身につけて、自ら工夫して使いこなせるようになることが、本来大事なことです。本講座で原則論をきちんと学ばれるか、恋愛セラピーで個別に指導を受けて下さい。)
このような手法の、何がよいかというと、
これまでのイメージ療法では、癒しのためのプラスのエネルギー源として、本人の記憶の中にあるプラスの感情を使っていました。明示的には使っていなくても、そうなのです。ですから、本人の記憶の中にプラスがあまりない人、楽しかったことが思い出せない人のセラピーは、難しかったのが現状でした。
なぜ、本人の記憶の中にプラスがないかというと、それは、ネガティブな自己概念などを持っていて、他者からの承認を受け取らないクセがついているからです。それは、上の方に書いた、
人間不信系のブロックが強い人
自己否定系のブロックが強い人
ということですね。
またそもそも、男性は、健全に育ったとしても、大人になってからの幸せな感情は、大体半年ぐらいできれいさっぱり抜け落ちて忘れてしまうようにできています。だから、過去のプラスの感情をリソースとして使うことが上手にできません。
でも、今ここにある喜びをエネルギー源にするなら、男性でもうまくできます。
つまり、リアル・ライフ・セラピーは、
イメージ療法の効果がいまいち出なかった男性にも効果がある
人間不信系のブロックが強い人にも効果がある
自己否定系のブロックが強い人にも効果がある
ということなんです。
意義のある講座にするために、必ず守ってほしいお約束
このワークショップでは、今実際に悩んでいることについて話をしたり、ときにはロールプレイをして、相手との対話の仕方を考えることもあります。安全な場で効果的にとり組むために、必要な約束事があります。
秘密の厳守
他の方のプライバシーに関わる話は、講座の外では話さないということを約束して下さい。
みんなで実習したスキルや、あづまが話した事例、講座で学んだ気づきや学びは、もちろん身近な人に話して広めて下さって結構です。
相手を尊重し、アドバイスを押しつけない
アドバイスは必ずしも相手のためになるとは限りません。気持ちを受け止めてもらうことが必要なときもあれば、少し遠くで見守ってもらうことが必要なときもあります。
相手がアドバイスを必要としているときに、一意見として提案をすることはとても大事なことですが、まずは相手の自主性を重んじて、見守る姿勢を基本にしてください。
自分の感情に責任を持つ
講座中に、他人の言動をきっかけにして、マイナス感情を感じる可能性があります。このようなときにも、自分の感情は自分のもの、という原則を守って下さい。
(安全な場を保つため、講座の中で他人を攻撃しないで下さい、という意味です)
継続が困難な場合は、講師に申し出て下さい。必要な対応をいたします。
明るく、楽しみながらとり組もう!
これはむしろ、私あづまが、参加者のあなたにお約束したいことです。
悩みにとり組んだり、問題にとり組むと、ついつい暗くなりがちです。もちろん、負の感情は抑えずに表現した方がよいのですが、一旦負の感情を出したあとは、明るくとり組んでいく。それが効果的に問題解決する秘訣だと考えています。
できるだけ明るく、楽しみながらとり組んでいけるよう、明るい雰囲気作りを心がけます。ちょびっとだけ、協力してもらえると、とても助かります。
これらの約束事は、効果的な講座にするために必要なことです。同意できる方のみ、お申し込み下さい。
今すぐ、行動を起こそう!
今回、恋愛セラピストあづまの他に、アシスタントとして複数のセラピストが参加します。あづまの知恵と工夫、他のセラピストたちの知恵と工夫、そして他の参加者さんの知恵と工夫…もちろん、あなた自身の知恵と工夫。
私の恋愛セラピー(個別相談)は2時間程度で2万円ほどを頂いています。今回、これだけの問題解決力が結集した会の参加費用ですから、セラピスト人数5倍、時間も5倍で…計算するとイヤミになるのでやめておきますが…
今回、個人セッションではなく、ワークショップ形式ですので、気軽にご参加頂きたいと思いまして、定価として思い切って二日間で52,500円を設定させて頂きました。
これまで開催してきた、単発のワークショップの中では、一番好評を頂いたワークショップです。良いものであるからこそ、できるだけ参加しやすく、思い切って、今回は特別価格として42,000円と、いたします。
継続的に開催したいと考えていますし、継続的に参加して頂きたいと考えていますが、同じテーマでの開催がいつまでつづくか、そして、現在の価格をいつまで維持するかは分かりません。
心の癒しの問題や、人間関係の問題は、解決に時間がかかることも多いもの。だから早めに取り組み始める、が原則です。ぜひ、この機会に、ご参加ください。
カリキュラム・講師・日時・場所等
講師紹介
今回、私と恋愛セラピストのHaNAがふたりで講師をつとめます。ほかに、アシスタントのセラピストたちも参加し、あなたと一緒に取り組みます。
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講師 恋愛セラピスト あづまやすし![]() 米国NLP協会(TM)認定 NLPマスタープラクティショナー。 日本交流分析協会会員 交流分析士 神奈川県横浜市生まれ。東京大学卒。工学博士。 自身の離婚経験より、これからの時代はもの作りよりも、男女の仲が社会を豊かにすると実感し、恋愛セラピストとして起業。 潜在意識を変容させることで自然に行動が変わり、結果的に恋愛がうまく行くという解決方法を得意とする。 だめんずを好きになってしまう、付き合いが深まると相手に振られたり浮気されたりする、不倫が多い、なかなか彼氏ができないなどの、パターン化した恋愛の悩みには、潜在意識が関わっているため、このような問題の解決を最も得意としている。 最近では、浮気後の修復など、高度でデリケートなコミュニケーションが必要なケースの指導にもとり組んでおり、アサーティブトレーニングなどを取り入れている。 2008年に著書「あなたの恋愛がうまく行かない本当の理由」(毎日コミュニケーションズ)出版。2009年には雑誌ananや日テレ、2010年にはTBSにも取材を受けるなど、その活動がメディアからも注目されている。 妻とふたりの娘に囲まれて生活している。電話カウンセリング+主に週末の対面のカウンセリング、というライフスタイルのため、家族と過ごす時間が取れ、家族大絶賛のスイーツ作りや娘の風呂入れ係などをしながら生活している。 『女と男の「心のヘルス」−癒しの心理学』代表。 ウェブサイト http://www.556health.com/ メールマガジン http://www.556health.com/sp/e-zine/ メンタル起業サポートブログ 「メンタル起業のヒケツ」 |
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講師 恋愛セラピスト HaNA(はな)![]() 埼玉県 出身 いて座のA型 人間関係向上力セラピスト養成講座 卒業 人間関係向上力セラピスト養成講座上級コース 卒業 高等学校教諭一種免許状 情報 通信制高校に進学し、個性的な同級生(15歳の子持ち、40代の会社員、60代のセカンドライフを楽しむご年配などなど)に囲まれ、10代から多様な価値観・人生観に触れる。 大学で社会学・コンピュータを学び、SEとして勤務していたが恋人に振られたことをきっかけに、うつ病を発症。治療の過程で心理学に興味を覚え、心理系セラピストになる決意を固める。 男女の仲によって人生が左右された経験から、人間関係力向上セラピスト養成講座で心理セラピーを学び、現在は恋愛セラピストとして活躍中。女性的な感性と、SE時代に身につけた論理性を活かしたセラピーは、相談者から高い評価を受けている。 彼氏を気持ちよくさせながら、うまく導く、高いコミュニケーションのスキルを持つ。また、他人に分かりやすく、楽しく伝えるスキルは、大学で教員免許を取った頃から定評があり、相手を導くやり方を、自ら実践するだけでなく、周りに伝えて広げる活動を、現在熱心に展開中。 女と男の心のヘルス 所属セラピスト。 ブログ http://ameblo.jp/ihanas/ |
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このワークショップの制作には、心理学ワークショップの目利きであり、人間的成長、魂の成長に関しては、極めて高い見識を持っている、珠帆美汐さんが、監修という形で関わってくれました(当日会場にはおりませんのであしからず)。
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監修 スピリチュアルコーチ 珠帆美汐(たまほみしお)![]() CPCC (Certified Professional Co-Active Coach) 米国CTI 認定プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ 兵庫県姫路市生まれ。早稲田大学 第一文学部 東洋哲学科卒。 三人の子育てをしながら、コーチとしても活躍中。 コーチングやセラピーと出会ったことで、幼少時からのキツイ対人恐怖症から抜け出す。その体験から、「注目と共感と信頼が得られれば、ひとは本来の自分の輝きを発揮し始めるもの」と知る。 「あなたはあなたのままでいい」を伝え、注目と共感と信頼で人を本来の姿へと導くことを使命と考えるパーソナルコーチでありタロット占い師。延べクライアント1000人以上。 また「あなたはあなたのままでいい」を伝えるために、日本全国から講師を北海道に招いて講座を開催。講師を見定める「目利き」の確かさには定評があり、珠帆印の講座・セミナーの評価は高い。 サイト http://sprtcoach.com/ セラピスト開業・独立サポートプロジェクト(略してセラサポ)代表。 セラサポHP http://serasapo.blog112.fc2.com/ 珠帆さんが選んだ優秀なセラピスト一覧「珠帆印特選セラピスト」 |
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講座の日時・場所・料金等
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HUG&ACT 癒し力ワークショップ
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体験者の感想
昨年行われた「HUG&ACT 癒し力ワークショップ(東京)」を体験された方より感想をいただきました。熱い感想をいただき、主催者として、大変感激しております。
難しい用語などなく、心理学を知らなくても理解しやすい内容でした。リアルなセラピーを横で体験して「すごいなー」と思いました。 |
「説明→デモ→やってみる」という流れで、学んだことをすぐに体験できて良かったです。 |
言葉の端々まで、なんとなく言っていた言葉を気づけるヒントを頂きました。 |
「過去の癒しにつながるかも」という期待が、期待通りで、充実した二日間になりました。意外にも、多くの人のいるワークショップという場で、ワークのパートナーもセラピストでないにもかかわらず、フォーカシングで体の感じをつかめたことが驚きでした。知りたかった内容が、たくさん入っていて良かったです。 |
二日間のワークありがとうございました。グループワークとバディとアシストと…とてもやさしい笑顔で…それだけでも癒された気がします。話の聴き方について、早速試してみたいと思いました。 |
頭で考えるだけでなく、実際に人と共に体験ができるので知識を得ることとは違うハッキリとしたものが残るので良かったです。中和のワークは自分でもできると分かったので、家でもやっていきたいです。 |
講座はもちろん良かったです。受講生の皆さまの前向きな雰囲気にエネルギーをもらうことができました。
中和のワークが役立ちそうです。 |
たくさんアシスタントさんが周りにいて常にちゃんと目が行き届いている状況だったので、すごく安心できて、今まで出てこなかった深い内面まで掘り下げることができました。 |
ひとり人でセラピーを受けるのも先生のセラピーの場合素晴らしい効果がありますが、このようなワークショップで色々なお話を聞いたり他の人からエネルギーをもらったり、わかちあえることにとても安らぎを感じました。人間不信気味な部分があっても最後には心からくつろいで取り組むことができました。 |
体験者の感想2
これまでに「HUG&ACT 人を動かすメンタルトレーニング講座」を体験された方より感想をいただきました。実際に頂いた感想ですが、今回と全く同じ内容のワークショップに対するものではありません。ご了承下さい。
知らない人の中で、どこまで自分が本心を話せるのか不安でしたが、温かい雰囲気の中で、すんなり話せてびっくりしました。 |
アシスタントの方の人数が多かったのは良かったです。心強かったです。皆でお弁当を一緒に食べたのも良かったです。アシスタントの方がすごいなと思いました(はなちゃん特に)。 |
私が持ち込んだ話ってけっこう根が深くて、聞いた人も困るだろうなぁ……と思っていたのですが、さすがにあづま先生が指摘して下さったポイントは「これでコトがうごきそうな感じ!!」で嬉しかったです。3ヶ月間くらい継続してとりくんでみます♪ |
人の交流に段階があったなんて目からウロコでした。哲学の自己実現みたいだなぁーと思いました。 |

お申し込みを迷っていらっしゃる方へ
確かに、今すぐこのセミナーに参加すべきかどうか、迷うお気持ちは分かります。もうしばらくは、ご自分でとり組んでみてもよいかもしれませんね。私が執筆している恋愛心理に関する無料のメールマガジン『女と男の「心のヘルス」−癒しの心理学』をお読みになって、恋愛心理について学んでいただくことも、よいかと思います。
本当に解決したくなったら、こちらのページを思い出していただければ幸いです。