男を立てるということについて

 

男を立てる、それが苦手な女性がいます。
 
気持ちは分かります。だって、立ててほしがる男って、「いや、あんたちょっと違うでしょ」という場合も多いですから。弱いんですよ、でも強がっていたい、みたいな。
 
でも、気持ちの深いところまで理解してあげてください。不安なんですよ、自分の力に自信がもてなくて。だから、女性から頼られたい、そのことで自信を持ちたいんですね。分かってしまえば可愛いもんです。
 
でも、「支配?被支配」のパラダイムから抜けられていない女性にとって、男を立てることは、心の中では自分が劣位に立つことにつながります。相手が上なら、自分が下、という訳です。
 
こうなると、無理をして「たててやっている」になってしまいます。
これでは、せっかく男を立てているのに、効果は半減、または逆効果になってしまいます。いくら男性が相手の感情を読むのが鈍いといったって、それぐらいは分かります。
 
恋人同士、夫婦間には、上下はない。
 
まず、そういう関係があり得るんだということを信じてみてください。
 
その上で、「頼られたいんだな」と思ったら、頼ってみる。
 
甘えたいときには甘えてみる。
 
そういう積み重ねが、いい男を育てていきます。
 
自分の願望を書いたような気もしますが・・・


 

「男を立てるということについて」への3件のフィードバック

  1. ちょっとだけ自分の意見を書かせてください。「人を立てる」と書いてあると、どうしても上下関係の否定的なイメージがあります。会社で働いていたりすると、上からものを言って押しつけるだけのような上司ばかりでうんざりしている人もいると思います。私もそう感じます。お互いに認め合うとか、尊重し合うなら理解できますが、「男を立てる。」と書いてあると封建的で、自分が召し使いにでもなったような気分です。以上。

  2. ↑私もそう思います。
    男を立ててほしいという願望は分からなくありませんが、大体において男中心、男からの上から的な印象を受けてしまいます。
    私は普通?の生活を送っていますが色々なコラムが好きで覗いています。
    共感できる部分もありますが、男も自分を育てるのは女ではなく自分であると認識してもらいたいですね。>気持ちの深いところまで理解してあげて下さい
    とありますが女性だって不安なんです。お互いですよ。
    それも理解して下さいね

  3. potiさん、ぴんくさん
     
    コメントありがとうございます。
     
    最近はこういうコラムを書くのはやめているのですが、このコラムは、あえて男性目線の文章を書いて、女性読者の方に、自分の中にある「男って自分勝手」という観念があることに気づいてもらうことを意図したものです。
     
    気づいた方、気づいたけれど嫌な気分になった方、色々いらっしゃったと思いますm(_’_)m
     
     
    補足すると、
    成熟した男性は「女性の役に立ちたい」と思っているものです。
    だから、男を立てるというのは、男性に色々お願いをして、行動して叶えてもらって、結果を受け取って喜び「ありがとう♪あなたってすごいわぁ」と賞賛する、ということなのです。
     
    決して、男性の言いなりになることではありません。
    女性のために行動した男性のみ、賞賛に値するのです。
     
    男性を立てるのが下手な女性の典型は、
    ・行動しない男性も受け入れてしまうので、依存的な男性に「利用」されてしまっている
    ・男性にお願いしないので、何もやってもらえない
    ・お願いはできるが、喜びや感謝の表現をしないので、次第にやってもらえなくなる
    (↑「釣った魚にエサはやらない」と女性が感じるとき、これが原因のこともあります)
     
    です。
     
    うまく、男性を「立て」て、あなた(女性)のために活躍してもらってくださいね。
     
    なお、どんなに男性を賞賛していても、怒りをぶつけてしまったり、行動した直後にダメ出ししたりすると大きなマイナスポイントになってしまうことがありますので、要注意。

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