モテる男の心理(心の問題/回避依存症)

私が、モテる男には心の問題(回避依存症)があると主張したら信じますか?典型的なパターンのひとつは、女性を徹底的に依存させるために、 ・元々依存傾向のある女性を選ぶ(愛されることに飢えている女性を選ぶ) ・始めは、とにかく優しいし、女性としての幸せを感じさせてあげる ・惚れさせたあとに、突然他の恋人の存在を打ち明けるなどのショックを与える(それでも奴隷のようについてくるのか、別れるのかという究極の選択) あなたが覚悟を決めて(回避依存症傾向のあるその男性と)ずっと一緒にいるのか、見切りをつけて別れるのかを決めることが大切です。

 こんにちは。あづまです。
 今日は「モテる男には心の問題がある」という切り口でコラムを書いてみたいと思います。
 
 仮に、登場人物を征雄(まさお)さんと名付けましょう。
 彼はトップセールスマンでした。その後部下を厳しく指導し優秀なセールスマンを多数育てた経験を買われ、営業部の管理職に。現在は少しぬるい雰囲気があり効率の悪い総務部に、業務の改革のために送り込まれ、辣腕をふるっています。とにかく「できる男」。この言葉がぴったりの男性です。
 実は征雄さんは、女性関係も華やかで、社内外に女性の友人はたくさんいます。女性には優しく、とてもモテるので、社内では色っぽい噂を立てられることはあっても、嫌われていたりセクハラの噂が立てられたりすることはありません。社内かどうかは分かりませんが、どうやら、奥さん以外にも、深くつき合っている女性が何人かいるようです。そして、恋人の入れ替わりも結構あるようで・・・
 
 「英雄色を好む」などと言いますので、こういうできる男はモテて、女性関係も華やかなのが当然と考える方もいらっしゃるでしょう。
 
 もしここで私が、こういう男性には心の問題(トラウマ)があると主張したら信じますか?
 
 ちょっとポイントを整理しますね。
 ・何人もの女性と常に交際していることが本人にとって「必要」
 ・常に自立していて立場が強い
 ・一見女性の扱いを心得ていて「モテる」男に見える
 ・「仕事ができる」は直接関係ないが、できるからといって心の問題がないとは言えない。
 
 そして、典型的なパターンのひとつは、女性を徹底的に依存させるために、
 ・元々依存傾向のある女性を選ぶ(愛されることに飢えている女性を選ぶ)
 ・始めは、とにかく優しいし、女性としての幸せを感じさせてあげる
 ・惚れさせたあとに、突然他の恋人の存在を打ち明けるなどのショックを与える
  (それでも奴隷のようについてくるのか、別れるのかという究極の選択)
 ・それでも、一緒にいるときだけはとても優しいので、女性は忘れられなくなる
 ・でも自分は決して女性にぞっこんにならない。常に追われる側になる
 
 こんなふうに、女性を支配していきます。
 比較的依存傾向の弱い女性は、あまりにひどい扱いに耐えかねて別れを選びます。
 依存傾向の強い女性は、苦しみ、憎みながらも別れられず、彼の元にとどまります。
 
 
 一般的にみれば、ひどい男であり、
 彼女になる前や彼女になった瞬間はその女性にとって素敵な王子様で、
 他の女性の存在を打ち明けられた瞬間は悪魔なのか天使なのか分からなくて、
 混乱して愛情がほしくて死にそうなときに電話してくれたときは救世主で・・・
 
 こういう男性の「評価」は色々あるでしょう。
 
 
 でも、このコラムでは他人からみた評価や断罪をするのではなく、本人の心の中に入っていって、どんな気持ちで過ごしているのか、少し理解してみたいと思います。
 
 実は、こういうタイプの男性(実は男女が逆のパターンもあります)は、表面的に親密さを怖れていて、心の底では逆に捨てられることを極度に怖れています。
 
 恋愛においては、自分が好きになった相手から好かれることが幸せの大切な条件です。このタイプの男性は、自分が心を開いて相手を好きになること自体を避けていますから、幸せになりにくい恋愛をしていると言えます。
 
 ではなぜ、たくさんの女性に囲まれている必要があるのでしょうか?
 
 それは、もう一つの怖れがあるからです。捨てられることが怖い。自分には愛される価値がないと感じることが怖いのです。依存傾向の弱い女性が意を決して彼の元を去っていくときには、彼は捨てられる恐怖におびえて、恐れおののいています。でも、そんな自分を認めることはプライドが許しませんから、そんな気持ちは抑え込んで感じないようにしています。
 でも、無理なんですねやっぱり。何股もかけたらそりゃ絶対怪しまれるし、もしばれなくても時間は誰にも平等に1日24時間しかないですから、デートの頻度だって低くなります。相手の女性から寂しがられてしまいます。こうやって永久にごまかすことなんてできません。いつか別れがやってきます。
 別れのダメージを受けないために、彼は自分が心を開いて相手を好きになることをますますしなくなります。そして、何人も同時に交際することで「ひとりぼっちになる恐怖」を味わわなくてすむように保険を掛けるわけです。弱い心と向き合わなくてすむようにするための必死の抵抗です。
 
 
 そして今日も、仕事ができてモテる男を演じ続けるわけです。
 
 
 本当は、何かがおかしいことに自分で気づき、自分自身の心と向き合うことが必要なのですが、こうして「なんとかなって」しまっていると、そのチャンスが中々やってきません。痛みから逃げ続けることができてしまうんです。実際のところ、仕事ができたり、かっこよかったりしてモテる要素はあるわけだから。
 
 こういう人が自分の心の問題に気づくのは残念ながら極めて難しいと言わざるを得ません。だから、こういう人に捕まらないように自己防衛するしかないというのが、現時点での私の見解です。
 
 ポイントは、
1.一方的に愛をもらおうとしないこと。逆説的ですが、愛情に飢えている人を狙ってきますから、
  一方的にもらおうとしていると、結局罠にはまりやすくなります。
2.安定した、穏やかな愛は、ゆっくり育つということを知っておくこと。実は「電撃的な恋」の多くが、
  回避依存症の男と恋愛依存症の女の間で起きると知っておくと身を守るために役立つでしょう。
3.日頃からネガティブな感情を上手に解消し、ため込まず、朗らかな心を育てること。
  辛い感情をため込むと、依存症的な恋愛にはまりやすくなります。心のメンテナンスは自分で!
 
 
※最後に、注意事項です。
 この内容を全て鵜呑みにしないでほしいのです。
 根拠のある話を書いていますし、なるべく誤解のないように表現を気をつけたつもりです。分かりやすいように単純化して書いたのですが、現実はそんなにすぱっと割り切れる話ばかりではありません。色々な要素が複合的に絡み合っていると思います。だから、「浮気男=回避依存症」と短絡的に判断することは避けてください。
 
 このコラムから読み取ってほしいことは、
 「モテる男」の中には、複数の女性に囲まれていないと心が苦しくて生きていけないような、心の問題を抱えている人がいるということ。そして、本人が(皆から愛想を尽かされるなどして)本気で苦しい、なんとかしたいと思わない限り性格の改善はとても難しいということ。
 あなたが一生その男の心の闇を背負って生きる覚悟があるのかどうか。相手を変えることは極めて難しいですから、まずはあなたが覚悟を決めてずっと一緒にいるのか、見切りをつけて別れるのかを決めることが大切です。
 また、回避依存症の男性には「恋愛依存症」あるいは「共依存症」と言われるタイプの女性が引き込まれることが多いようです。つまり、このタイプの男性に引き込まれるあなたも、心の問題を抱えているのかもしれないということです。上にポイントを書きましたが、一方的に愛情を与えてくれる人を探し求めていると、この罠に落ちやすいと思います。
 
 (自分の心も含めて)思い通りにならないことも多いと思いますが、それでもできるだけ「自分の人生の舵は自分で握っている」そう考え、自分で決めて自分で責任を持つ心構えでいることが、安心感のある人生を送るための大切なポイントだと思います。他人を責めたり他人のせいにするんじゃなくて!
 
(2011.5.11追記)
参考記事として、以下の記事もご覧になってはいかがでしょうか。
 
モテる男の心理と、落ち着いた大人の男の心理の違い
 
魔性の女とハマる男の心理


 

「モテる男の心理(心の問題/回避依存症)」への58件のフィードバック

  1. このコラムを読んでなんだかスーッと頭の中がクリアになったような気がしました。
    私は結婚して1年ですが、夫にはその間ずっと入れ替わり立ち代り女の人の影がありました。確かに中性で話易かったり、マメなのですが女の人から寄ってくると言うよりは本人が頑張っているんです。
    私が何かおかしいと感じたときは、都度夫に言ってきましたが、絶対に認めることはなく逆切れします。
    私も悩みに悩んでだんだん疲れてきて、今は離婚を考えるようになりました。しかし、今すぐと言う気持ちにもなれず気持ちが固まるにはもう少し時間が要りそうです。
    そんな自分がとても情けなく、惨めにも思いまた落ち込みます。正直な気持ちは一人になりたくないというただそれだけかもしれません。これって依存ですよね。
    この1年間、過去の浮気を必死に詫びる夫の姿をみて、もう浮気はしないと思いつつ、信じきれない気持ちに苦しみました。そんな日々の中、この人は変わらないんだなとようやく気づき私も自分の心が壊れないようにしてきました。
    最近は、私にはウソをつきながらも愛情をつくし、常に他の女性を必死に確保しようとする夫を、何か精神的な病気ではないかと考えるようになったんです。
    これは全て私から見てですが、幼少期に両親が離婚し母親から十分な愛情を受けることなく育った事や、自分から人が離れていく事を極端に嫌がるというか、社交的だけど本心は見せていないところが気になってはいたんです。細かく言うと他にもたくさんありますが、何かそういうことが関係あるのかなと思うようになったんです。
    もちろん、私に足りない所があり満足できないということもあると思います。それがあるにしてもやはり何かおかしいなと。。。
    私はそんな夫を哀れに思っても、自分がなんとかしてあげようとも自分がどうにかできるとも思っていません。
    早く気持ちに踏ん切りをつけ離婚して楽になりたいです。

  2. めんさん
     
    コメントありがとうございます。
     
    今までよく頑張ってきましたね。
     
    自分の心の課題は自分が責任を持って解決する。
    相手の心の課題は相手の責任範囲なので、応援はしてもいいが、引き込まれない。
    (引き込まれて自己犠牲しても、相手の成長の役には立ちません)
     
    この基本的なことに、気づいてきたということは、
    解決に向けて進んでいるということです。
     
    応援しています。
    では!

  3. 「モテる男の心理(心の問題/回避依存症)」を読み、私達夫婦にとても似ているという印象をもちました。
    私は以前「不倫されたときの心の癒し方」にコメントしました「ぶんぶん」です。
    あれから夫に不倫のことを問い質すこともなく、携帯や領収書をみたりするのもやめました。
    私にも優しさや遠距離恋愛していた頃、2ヶ月ぐらい会えなくても平気になっていた自分を思い出し、反省して今は明るく、自分を磨くよう努力しています。
    そしていつか夫がまた私を一から好きになってくれて、外に女の人を作る必要がないと感じてくれるようになればなあ、と期待していたのですが、あづま先生のコラムを読んだらその期待はできないのかも・・・と思えてきました。
    夫はばれているとは知らないので、私に洋服を買い与えたり、優しい言葉をかけたり、他府県にある私の実家にもしょっちゅう「ご両親のために帰ってあげなさい」と言っては不倫相手や、浮気相手と会っています。
    前向きにがんばっている毎日ですが、時には隠れて電話していたり、仕事と称して一週間に1回必ず彼女に会いに行く日はとても辛いです。
    こんなときは自分の気持ちをどう持っていけばいいのでしょうか?

  4. ぶんぶんさん
     
    コメントありがとうございます。
    ご主人さんに不倫されて辛いですね。
     
    >こんなときは自分の気持ちをどう持っていけばいいのでしょうか?
    まず始めに、気持ちをどうするかはぶんぶんさんが決めることだということを明確にお伝えしておきます。
    私が決めるわけじゃありません。
     
    厳しいようですが、人生は自分で決めて前に進まないと、前に進まないように出来ています。
    進みたくないなら、今のままでいるしかありません。
     
    その上で、私ならどうするかということを書きます。
    1.一緒にいたくなるような自分づくりをする
     特に感動上手、感謝上手になることを心がけます。
     相手に、色々頼み事をします。やってくれたら感謝します。
     自己犠牲的に尽くすのはやめます。
     (私だけをいっぱい愛してくれてありがとう、という気持ちで接するってことです)
     
    2.辛い気持ちは正直に伝えます。
     不倫しているようだけれど、【私はそれを感じるのでとても辛い】と伝えます。
     事実を問いただすと問題をややこしくしますから、「辛い」と伝えるのが正解。
     愛情のある相手なら、最愛の人を悲しませることは辛いはずです。
     対策を考えてくれるようなら、あなたに対する愛情があるってこと。
     
    3.それでもだめなら、別れます。
     この選択肢がないと、相手がどんな勝手をしても我慢するしかなくなってしまうので。
     
     
    私には、これ以上の方法は思いつきません。
    1.はお手本がいた方がいいと思います。
    親が自己犠牲的だったりすると、無意識にそれを手本にしてしまっています。
    なんとなく、ワガママっぽいけれど旦那さんから愛されてるように見える女性を、
    お手本に選びましょう。徹底的に真似すること。
     
     
    但し、決めるのは、ぶんぶんさん自身です。

  5. あづまさん、厳しいお言葉とアドバイスありがとうございます。
    言っていただいてとても嬉しかったです。
    父に相談したら「知らないふりをして明るく、強く暮らしていきなさい」と言われたので、それが親孝行にもなるのかな?と思い夫には浮気の時は問い質しましたが、不倫のことは言っていません。
    1 はただいま実行中です。
    そのかいあってか、最近ケンカすることがなくなりました。
    2 は夫の不倫後、言ってみました。
    (携帯や通帳、手帳、写真など見てしまっていたので)
    7月ごろバーで二人で気分よく呑んでいたときでした。
    私「昔、○○市に転勤になった頃、最初は部屋に泊まらせてくれてたのに、だんだん散らかっていて虫が出るからと言って、ホテルに泊まるようになったよね?
    あの頃私以外に女の人がいたんじゃないの?
    その人と今も続いていて、めんどうみてるんじゃないの?」
    夫「そんなめんどうくさいことするか!」
    私「なぜ私と再婚したの?」
    夫「・・・ん~もう結婚したんだからいいじゃん」
    と言ってキレて店を出て一人で帰ってしまいました。
    その夜夫が寝ている間に携帯を見ると、浮気した女の人に
    メールや電話で会おうとしていたのがわかりました。
    向こうが会えない状況だったので、未遂に終わりましたが、私はゾッとしました。
    浮気相手ともまだ続いていたんです。
    そんなことがあり、2はとても恐いです。
    私が責めるような言い方をしてしまったのが悪かったのか、タイミングか、携帯などを見たと言わず、憶測で
    言ってると取られたのが悪かったのか、とても怒りました。
    どんな風に話せばいいのかもう少し考えて見ます。

  6. あづま先生、こんにちは。
    回避依存症について調べていてこちらの記事にたどり着きました。
    私は女性ですが、この記事に書かれてある男性ととても似ています。自分で言うのもなんですが、人当たりもいいし女性らしいので人目を引きます。でも、いつも本当に好きな人とは結ばれません。
     
    理由は、片思いの最中はいいのですが、何故か相手の男性に好意を示された途端に、相手の男性を避けたり、素直に好意を示せなくなってしまいます。
    自分でもおかしいと思い、治さなきゃ、と思うのですが…
    どうしてもできません。
    こちらから話しかけたり、温かい時間を持ちたいと思うのに、なぜか心が無意識にそれを避けている感じです。
    わざと相手を無視する、と言ったら驚かれるかもしれませんが、そのような態度になってしまうんです…
    そして、いつもそういった冷たい態度ばかりとってしまうので、振られてしまいます。
     
    やはり、私はどこか心の病気なのでしょうか?
    カウンセリングなどで改善していくしかないのでしょうか。同じ事を繰り返しすぎていて、自分でも苦しくて仕方ありません。

  7. 鈴苺さん
     
    コメントありがとうございます。
     
    自分で気づいていない、怖れの感情に気づくことが第一歩です。心のどこかに、男性との交際にブレーキがあるのだと思います。
     
    私の考えでは、まずそのブレーキがどんなものなのかカウンセリングやイメージワークなどから明らかにし、そして、その原因になった感情を修正していくことで改善を図るのがよいと思います。
     
    このプロセスは、申し訳ありませんがこのコメント欄に書いたら理解できるような話ではありません。あしからず。

  8.  興味深く拝読し、とても勉強になりました。今、知りたいことは、浮気相手の女性は、どうすべきか。また複数の女性を傷つけた男性の傷はどうなるのか、ということです。
     私には好きな人がいます。この半年、友達として、しかしかなり親しく付き合ってきました。彼はもてるタイプで、とても優しいです。彼は私には「彼女はいない」と言っていたのですけど先月、遠距離恋愛中の彼女(8年越し)の存在が判明。彼は私に「ごめん。好きだったから嘘をついた。でもまだ愛ではない。彼女が妊娠したので結婚する」と。私はそれまで自分の気持ちを素直に彼に伝えなかったことを後悔し、後日メールで「あなたを好きだった。今までありがとう」と伝えました。本当に辛かったです。
     彼女曰く、彼女の近くにさらにもう一人彼と親しくしている女性がいるとのこと。彼女は激怒して、彼に黙って中絶しました。これは3人共に大きな痛手でした。彼はそのことが本当にショックで、彼女と別れて私と一緒になりたいと言います。ただ、彼の迷いがすごくて、私の気持ちは宙ぶらりんです。
     彼は「君の方が優しいし、もっと僕を愛してくれているから。彼女は僕を愛していないから」と。この1ヶ月「見捨てないで」と私に言い続けています。私は「怒っているので、もう元には戻れません。あなたは彼女といるべきです。あなたの今までの優しさだけで私は満足です。さようなら。」と何度も伝えています。彼はずっと精神不安定です。
     彼は寂しさとか、私の彼女と違う点に惹かれて私に会っていたのでしょう。私に体の関係を求めたりはしませんでしたので、その点でいつか許しに値すると思います。ただ・・・これからどうするべきか悩みます。彼が彼女へ戻るのが今でも最良と考えています。彼は中絶して傷ついてしまった彼女に向き合う自信がないだけのようでもあるし。また私に対する罪悪感もすごくあるようです。私のことはずっと「僕の宝物」「悲しませた償いをさせて欲しい」と言っています。しかしこんな理由では私たちが幸せになるのは難しいように思います。浮気は浮気でしかない。彼女を不幸にして幸せになれるはずがない、とも。しかし、もし彼が本当にこれから私を愛して私と居たいならば、私が全てを許し(私を騙したこと、彼女をひどく傷つけたこと)彼を支えられるだろうか、と考えたりします。

  9. はじめまして。浮気性の男性の心理を検索していてこちらにたどりつきました。読ませていただいて何もかも腑に落ちることばかりで、思わず書き込みさせていただいています。
     
    3年お付き合いしてつい先日別れた相手はまさにここに書かれているような男性でした...(私は同じ社内でした。表面的には人見知りでストイックに仕事に打ち込むタイプに見え、女性に簡単に声をかけるタイプには見えなかったのですが、ただ単に社内では身を慎んでいただけかもしれません)
    付き合っていてもずっと彼の側の壁を感じ、どこまで言っても他人のような感じといいますか、「今までの恋愛と何かが違う?」「相手の心の近くにいる感じがしない?」「相手が私を特別な存在と思ってるようには感じられない?」「情や思いやりのようなものが感じられない?」という疑問があるような関係でした。中でも嫌だったのは彼にはよく無視されたことです。突然、電話にも出てくれずメールの返信もないことが続きしばらくするとけろっと連絡をとってくる(謝罪や言い訳は一切ありません)何度かそういうことをされるのは本当に辛いし嫌だということは伝えました。でも何も変わりませんでした。そして、何度も繰り返される内、次第に彼を失う恐怖に支配されコントロールされてしまっていた自分がいました。
     
    こちらで書かれているように「最初はとにかく優しかった」(なんて包容力のある男性だろうと思ったことを思い出します)、「会っている時は本当に優しい」ことで(彼なりのやり方で)愛されていると思っていました。付き合い始めも情熱的でしたが決してがつがつすることなく私をもっともっと知りたいからたくさん話を聞かせてほしい、というようなアプローチでした。でもそれが意識的にせよ無意識にせよ彼の戦略だったのですね。相手をまず好きにさせる、その後は相手が傷つこうが悲しもうが自分のやりたいようにやる(彼の場合ドタキャン、音信不通、メール無視他)、相手は最初は動揺するけれど次第に麻痺し、支配される(あるは、どこかの時点で耐え兼ねて去る)。そんな構図だったのだと今わかります。私も一度そのような彼に耐え兼ねて別れようとしたことがありました。そのときは手のひらを返したような逆切れでした。
     
    私の今までの恋愛暦は一人の人とじっくり付き合う恋愛ばかりでした。最初の盛り上がり期の後はゆったりした安定期に入り信頼関係を伴うよい関係が続く付き合いでした。そのせいか男性を疑うことを知りませんでした。また、同じ業界で彼がいかに忙しいか分かっていたつもりでしたので仕事のストレスで心の闇を抱えているのだと、それを理解したいと思っていました。(それを他の何人もの女性で解消しているとは思ってもいなかったのです。)実際仕事がものすごい負荷の高い忙しいものであるのは同じ会社にいましたから分かっていましたし、そんな中会えると嬉しくてそれまでの恨みを忘れてしまいました。そのような状態で3年も彼から離れることができなかった自分は恋愛依存だったのだろうか、ということは繰り返し考えています。私は愛されたくて愛していたつもりも彼を分かってあげられるのは自分だけだと思っていたつもりも彼を救えるのは自分だけだとも私には彼しかいないと思っていたつもりもありませんでした。ただ、彼を好きになった、好きな人を理解したい、ありのままを受け入れたいと思っていただけでした。何か自分が間違っていたのか、それともこれは事故にあったようなものだったのか、それを繰り返し考えています。
     
    最後は決定的なものを見せられて相手がどういう人だったのか初めて分かりました。それで終わりでした。これまでのことが霧が晴れるように、私に全く執着していなかったわけも浮気というようなものでなくそれこそ何股も何股も同時進行で長いものも短いものの含めてかけていたことも分かりました。私は単なるその中の一人で新鮮味もなく、彼の手の内に入りすぎ、少々飽きてきたこまの一つでしかなかったこともはっきり分かりました。これまで別れなかったのは逆に執着も深い思いもなく、何股かけてもかまわないからその女性から去るまでは別れる理由がなかったからだということも分かりました。涙は出ませんでした。彼に怒りもうらみも感じませんでした。ただ事実がわかって深く傷つきました。
     
    今、私は自分が立ち直ろうと必死なようです。その過程でどうにか彼という人を知ろうと分析しようとしている自分がいます。
    これ以上、彼に関わると自分がぼろぼろになってしまう。自分が自分の尊厳をなくしてしまう、これははっきりしています。ですから二度と彼に会うつもりはありません。
     
    思うのは、彼は今回の別れにも何の痛みも感じていません。感じないようにたくさんの女性と付き合っているのでしょうし、一人一人に対しては深い感情も執着も持っていないようですので。ただ彼と関わった人が傷ついてそれで終わる、それだけのことなのだろうと想像しています。私に対してはずーーーっと隠していた自分の闇を見られ去られたことで逆切れ状態なのではと思います。にも関わらず他の女性達とは今まで以上に親密に付き合いを続けていると思います。彼は一生このままでしょう。このような男性は回避依存の傾向がある人が多いというのは深く同感します。プラス、置かれている環境が要因となっている(社会的地位が高く女性が寄ってくる、誘惑が多い、周囲も女性関係が派手、女性が成功の証として見られる、成功と引き換えにストレスが強くはけ口を求めてしまう)とも言えるのでしょうか。そうだとしても同じ環境でも彼女や家族を大事にできる人がたくさんいるわけですから彼がもともと持っていたものが大きいのではないかと私は感じています。
     
    先生のおっしゃるように、近づかないこと、これ以外自分の身を守る方法はないのでしょう。
     
    心を開いて愛していた人が他の女性と旅行している現場を見てしまいそのまま何も話さず別れてしまったことで心の傷は深いです...少しずつでも自分の力で癒していきたいと思っています...次回からは何かおかしいと思ったら離れること。自分の価値判断を信じること。それ以前に近づかないように気をつけること...心がけていきたいと思います。
     
    長い文章申し訳ありません。この文章を書いてくださったことに感謝いたします。

  10. きみさん
     
    コメントありがとうございます。
    それは、大変でしたね。
    彼のことをどうにかしようと思わないことです。
    心に課題のある人と交際しながら、その相手のことを癒していくというのは、とても立派なことだし、それをする人を私は心から尊敬しますが、並の努力(と能力)では出来ません。
     
    私は、無理、という結論を出して、第三者の専門家を入れることが解決策だと思うようになったからこそ、今の仕事をしているのです。
     
    どうぞ、ご自分のことを、まず大切になさって下さい。
     
    なお、以前メルマガに書いた関連記事へのリンクを張っておきます。私の名前のところをクリックするとジャンプします。
     
     
    half moonさん
     
    コメントありがとうございました。
    そうですね。おっしゃるとおりだと思います。
    次の恋愛が、幸せに向かったものになりますように。
     
    応援しています。

  11. この一月迷路をぐるぐる廻ってやっとここにたどりつきました。モテる男の心理とhalfmoonさんの書かれていることを読ませていただいて、まさに別れた彼そのものだと驚きました。
     
    彼とはもともと友達で家も道路を挟んでまん前です。当然家族ぐるみのつきあいだし、ゴルフや飲み友達も共通の仲間です。しかし近すぎるため交際していることは公表してませんでした。二年まえ彼のアプローチがありつきあいだしましたが、しばらくして友達だったときには気づかなかった心の闇をかんじました。その時はすでに好きになっていたので、これからは私が支えてあげたいと思っていました。
    彼は親しくなるまではとても感じがよく優しく誰からみても(おとなしくて優しそうで人が良さそうで一緒に居て楽しい人)を演じています。しかし心に高い塀をめぐらして決して人に心を許さない人なので、最初の優しさと人なつっこさに気を許して塀の中に入ってこようとする人(主に女性関係)を冷たく突き放し、一見リーダーシップがあるようにみえますが、責任がかかりだすと社会的に築いてきた信頼も(人間関係)自ら簡単に手放し、人との距離が近づくといつも逃げ出している人です。そんな彼が唯一心を許して本音を語り、自我を出し信用していた人間は彼の母親と私だけだと思います。
    つきあい始めたころ彼の過去の女性関係を聞かされ、正直驚きました。あまりの多さと交際期間の短さです。私はひとつだけ彼にお願いしました『浮気は絶対に嫌です。もし、してしまったら嘘をつきとおしてね、たとえ現場みられても嘘つきとおしたら信じるから・・・』
     
    それから二年、彼は私を裏切ることはありませんでした。しかし彼はこころに問題を抱えた人でしたから、そばに居るわたしはとても苦しかったです。メールは毎日平均150通送ってきて、四六時中一緒に居ないといけない人で(仕事は彼も私もきちんとしています)毎日精神的にも物理的にも束縛されていました。いつ怒りのスイッチが入るかわからず、いつも言葉に態度に気をつけビクビクしていました。
    もちろん楽しいときもいっぱいありました。本当に友達としての相性は抜群なんだと思います。お腹をかかえて転げまわって笑ってましたから・・・。しかし3ヶ月前ぐらいから彼の心の闇がひろがりだし、私に辛く当たるようになってきました。毎日一緒に居てとても悲しい思いをしていました。(この人とやっていくのは無理なんじゃないか?一緒にいたらズタズタに傷つけられる・・・)私はそう考えて別れるべきだと答えをだしていました。しかしあまりにも近くにいすぎるため喧嘩別れだけはしたくありませんでした。そして2ヶ月前から急にメールが減り毎日私に会いに来てた人が三日に一度、それも一時間ぐらい顔をだすぐらいになったので、私は新しい女性の存在を確信していました。そしてその相手が誰かも私は確信していました。彼のことはすべてわかっていましたから・・・。
    彼と話をするのは今、このタイミングしかないと思いました。新しい彼女に気持ちがいってる時なら私があっさり身を引いても喧嘩別れにはならないだろうと考えたからです。もともと人と真に向き合うことができない人なので、確信をついた話をすれば必ず喧嘩(彼が一人で腹をたて私を無視するだけですが)になるので上手く別れられるように話をしました。彼は嘘をつけない人でしたが彼なりに必死で私に一生懸命彼女の存在を隠しているのは分かっていました。だから『私たちって何?』て聞いたんです。返事は『友達じゃだめ?』でした。
    しばらくほっておけば恐らく何事もなかったようにちょっとだけ気まずそうにして帰ってきたでしょうが、彼女のことは今回の別れるきっかけであって原因ではありませんでしたから、『友達には戻れないよ。けじめをつけよう』て言って終わりにしました。
    でも彼は怒っています。その日から毎日のように彼女と一緒にいて帰ってきません。(その話をするまでは一応帰ってましたから)そして別れた後も私に意地悪します。先日、私が所属している会のある大会があって彼はその会を嫌っていたので、普通なら絶対に来ないはずなのに彼女を連れてわざわざ来ました(今までの彼は元彼女の近くに私を連れていくのを避けていました)そして彼女は私が離れたところにいるにもかかわらず一人で近づいて来て私をじっと見ていきました。悲しかったです・・・(以前あるスナックで知人が奥さんと愛人がかちあったことがあり、私そんなの苦手だからどっちの立場でも身を引くから絶対そんな場面やだよ会いたくないよと話をしたことあります)
    あづまさん助けてください。私は自分で別れを決めたのにこの暗闇から抜け出せません。彼がどこで何をしていようと私には全く関係ないことです。頭はしっかり割り切ってます。また彼への想いがLoveではなくLikeなんだという事も・・・。そしてかれと一緒にいた長くて暗いトンネルに絶対戻りたくないといっています。私は幸せになりたいんだからと・・・。なのに私のこころは彼が彼女と別れて帰ってくる日を待っているようです。この思いに毎日束縛されて苦しいです。私はどうすれば良いのでしょうか?

  12. 私は、この男性と全く同じ感じです。
    人に理解されにくい恋愛観をもっている自覚はあるので、女性同士の恋愛トークにも参加できません。
    今現在も、たくさんの人と同時進行でお付き合いしています。浮気も本気もありません。何股とかいう意識もありません。なぜかいつのまにか彼氏が複数人いて、でもまだまだ淋しい気持ちがなくなりません。
    トラウマを考えてみると・・・最初に付き合った男性がひどい人だったことでしょうか。
    私は別れたあと、自殺を何度も図りました。自傷も日常的にしました。
    最初に付き合った人に傷つけられてからは、
    傷つくより傷つける側に回りたいと強く感じるようになりました。
    だから、たくさんの人と付き合って関係を持っても、
    まったく罪悪感は感じません。
    だまされるほうが悪いので、相手が私を選ぶのがそもそも間違っている、そう感じます。
    ただ、世間的に正しくないのはわかっています。
    だけど、私はどうしたらいいのかわかりません。
    こんな恋愛とよべないパワーゲームは終わらせたい気持ちもありますが、できない自信も一方であります。
    幸せになれる恋をしていないので、きっと私は幸せになれないということわかっています。一人で不幸になるよりは、いろんな人に愛されているような気がするほうが、不幸せではないのでは・・・そう思うのです。
    周囲からは自由気ままに恋に生きてる、モテる。そう思われているようですが、実際はすごく現実的に考えてます。自分以外に好きな人なんていません。
    どちらかというと好きかな?くらいのひとならたくさんいますが。
    もう、精神的に病みたくないです。でも、今の私も病んでいるんですよね?

  13. CAT’SEYEさん
     
    コメントありがとうございます。
    レスが遅くなってしまいましたが・・・
     
    色々大変な状況なのですね。
    お察しいたします。
     
    とにかく、ひとりでいられるぐらい、自分の心をしっかり育てることです。これができていないと、他人に振り回される人生になるか、振り回されないために壁を作るしかなくなります。
     
    自分の心がしっかりするように、自我を育てること。
     
    始めは、信頼のおけるセラピストなどを頼るのも手です。なぜかというと、今のCAT’SEYEさんのような「助けてほしい」という心の状態だと、助けてくれたはずの相手と、簡単に共依存的な関係に陥ってしまう懸念があるからです。
     
    こんな人が身近にいれば、サポートをお願いしてもいいでしょう。
    「助けてほしい」「自分では立てない」と思っている人に対しても、一部支えながら、際限なく助けたり共依存にはならず、自分で立てることを信じて見守っていられるぐらい心が安定した人。
     
    そういう人に寄り添ってもらうことが、自我をしっかり育てる上で助けになります。
     
    恋愛セラピーは色々なテクニックを使ったりもしますが、一番の根本は、相談者の方の気持ちや考えを否定せずに受け止め、「自分らしくいていいんだ」という自己肯定感を育てることにあります。そうすることで、ネガティブな感情も自分で受け止められるしなやかで強い自我が育ちます。
     
    心をしっかり育てることなくして、表面的なテクニックや行動面の対策のみでこの問題を解決することはできないと思います。
     
    逆に、心をしっかり育てさえすれば、今目の前で起きている問題も、対処可能な問題になっていると思います。
     
    応援しています。
     
     
     
    まりさん
     
    コメントありがとうございます。
    理解されにくくて大変ですね。
     
    寂しい気持ちが強いのは、おそらく子ども時代(時には赤ん坊の時代)に自分が受け止められ、受け入れられた経験が足りなくて、「自分はここにいていいんだ」という「自己肯定感」を育てきれなかったことが根っこにある場合が多いです。
     
    よほどひどい男性で、性的に傷つけられたようなケースでは、以前の恋愛がトラウマになるようなこともあるかと思います。
    過去の経験をしっかり癒すためのカウンセリングや心理療法をきちんと受けて、心を癒すことが、私が知っている唯一の抜け出し方です。
     
    復讐のために恋愛をしているとしたら、確かに幸せにはなれないでしょうね。
     
    セラピストの立場からは、いっときは苦しいかもしれないけれど過去の傷を開き、ちゃんと癒すことをしたほうがよい、としか言えません。
     
    また、トラウマが深いと感じる場合は、ひとりでとり組まない方がよいと思います。これも、大事なことです。
     
    また、このような深刻な問題については、このコメント欄でのやりとりで解決することは無理です。これもご理解下さい。
     
    まりさんが、幸せのための恋愛に迎える日が来ることを心からお祈りしております。
    ぜひ、前向きに一歩を踏み出されてください。

  14. あずまさん、はじめまして。
    いつもココヘル愛読しております。
     
    私は恋愛依存が強く、
    複数恋愛かつ既婚者との恋愛がやめられません。
     
    一番身近な異性である父からも兄からも
    愛されなかったのが原因だと思います。
     
    父と兄に愛されようと幼少時から必死になってきたためか
    どこへ行っても年長者からかわいがられます。
     
    公私共に年長の男性からかわいがられるので
    友人には「魔性の女」と言われます。
     
     
    一度両親を満足させられるような相手と
    結婚したものの全く考えが合わず1年半で離婚。
     
    現在二人の既婚者と交際しています。
    私も回避依存的なら
    彼らも回避依存的。
     
    仕事では社内で有名になるほどの敏腕さのようです。
    しかし彼らも女性関係が絶えないようです。
     
    私も自分の職を持って働いているため
    お互い多忙な中、スケジュールの合間をぬって会い
    励まし合っている状況です。
     
    しかも彼らは仲の良い兄弟です。。
     
    私はこれから自分でよりよく生きていくために
    回避依存者同志の関係について
    どんなことを学んだら良いでしょうか。
     
    二人とも手放せなくて苦しいのですが
    兄弟二人を愛してしまうことについても
    コメントいただけると幸いです。

  15. shootingstarさん
     
    コメントありがとうございます。
    今まで頑張ってこられたのですね。
     
    shootingstarさんの場合、表面的な行動を変えようと、意識的な努力をしても、うまく行かない可能性が高いと思います。知識を得ても無意識が変化しないと活用できない可能性が高いです。
     
    無意識の中にため込まれた様々な負の感情を浄化し、新しい自分を作っていく必要があると思います。
     
    子ども自体に満たされなかったものを、しっかりと見つめる作業が必要になりますが、一人でやると大抵暗くなりますので、寄り添ってくれるセラピストの存在や、一緒にとり組む仲間の存在が勇気をくれます。
     
    心理療法や、心の癒しと成長を目指した心理学ワークショップを活用されることをお勧めいたします。
     
    繰り返しますが、知識は役に立つものではありますが、無意識が変わらないと十分に活用することができません。ここをよく覚えておいて下さい。
     
    幸せをつかめる心を手に入れられることをお祈りしております。

  16. あづまさん応援メールありがとうございます。
    あれからあづまさんの『こころの毒だしマニュアル』をはじめとして色々なコラムなどに触れながら必死で自分を取り戻す努力をしていました。
    あのころさまざまな感情が体のなかを嵐のように暴れ廻り本当に苦しめられました。
    藁にもすがる思いで生まれて初めて自分自身に向き合い、私自身こころに傷を抱えていたのだと知りました。
    傍からみると仲の良い普通の家庭でしたが問題を抱えていたため長女の私は必死で耐えていて、立派なアダルトチルドレンでした。
    私に限って・・・と思っていたのでショックでした。
    心の奥にずっと蓋をして溜め込んでいた感情を現在から幼少のころまで遡りていねいに流しました。
    おかげで私自身のこころの問題は解決したのですが、彼からうけたこころの傷で、失った自信を取り戻してくれたのは、信頼する男友達でした。ただこの彼には家庭があります。おたがいにとても大切な存在なので友達として一生仲良くつきあっていく約束をしています。この彼のおかげで自信も戻りやっと歩き出したころ、もとの彼が現れました。三ヶ月近く前になります。
    実はまだもとの彼にたいして、なにか感情が残っていました。彼のこと好きだしボタンを掛け違えたのも私も悪かったし・・・もう一度もとの彼に向き合ってみようと思いました。素直に彼を信じて向き合ってきましたが、最近また新しい女性の存在が明らかになりました。以前の彼女よりさらに若い、たぶん20代前半でしょうか?
    もちろんショックで複雑な気持ちでしたが、おかげで目が覚めました。私のなかに最後まで残っていた感情は罪悪感でした。
    彼とつきあい始めた時、私はこの人の心の闇に気づいていました。だから彼を救いたいと思い、いままで支えてきたつもりでした。そのなかで二人の間に信頼が育っていると信じていました。でもこの人にとっては信頼なんて簡単に捨てられるもの、もしくは初めから存在しないのかもしれませんね?
    彼はネガティブな感情を感じるのが苦手なので、いつも心に葬ります。だからアンテナが鈍くなっているのかもしれません。そして何か思い通りにいかないことや気に入らないことがあると怒りという感情が現れます。そして大切なものを時に破壊してしまう。
    以前の私ならこのままの彼を心配して傍にいる道を選んだかもしれません。どんなに辛くても・・・。
    しかし今、私は彼への最後の感情である罪悪感を手放すことにしました。これから先どうなろうと彼が選んだ道だと思います。この彼の傍にいて彼を癒す存在であり続けたいと思っていた私とさよならします。彼自身が気づかなければ絶対に変わらないと確信した感じです。
    ここまで気づいた私ですが、残念なことに彼はとても身近にいます。家も前だし友達も一緒です。だから私がこころの中で距離をとり、こころが近づかないようにするしかありません。半年前、意を決して私から別れを告げたのに、あのプライドの高い強情張りの彼が自分から戻ってきました。過去にしたことのない行為です。だから彼にとって私は都合がよい存在なのかもしれません。
    この状況で苦しくてまた暗いトンネルに引き戻されそうになりましたら、あづまさんが薦めてくださるようにカウンセリングをうけたいと考えていますのでよろしくお願いします。
    また長くなって申し訳ありません。

  17.  少し前ですが、お返事ありがとうございます。前回のコメント投稿後、結局、私と彼は付き合うことにしました。今度は彼が異動して、今は遠距離です。彼に深刻な浮気癖があったのなら、それが「治った」とは保証できないですが、今は誠実に楽しく付き合いを続けています。
     「彼をどうにかしようと思わないこと」「自分を大切にすること」と教えていただきましたが、これは本当だと思います。3月、私が彼に怒りや悲しみをぶつけていた時には、彼も逃げ腰でした。彼も辛くて、私の気持ちをくむ余裕がなかったんでしょうね。私は友人と話したり、一人で気持ちを日記に書いたりして消化しようとしました。そして彼に依存する気持ちを軽くして、3月末に明るく前向きなお別れを言ったとき、彼が迷いを捨てて「付き合ってほしい」と言ってくれました。それからは彼の愛情をいつも感じています。今思えば、それまで私は彼のペースに従って我慢することも多かったんですけど、やはり本当のお付き合いになってからは、我慢はずいぶん減りました。今では彼が私の望むことを叶えようと頑張ってくれます。
     これからの課題は、まず、やはり彼は心が傷つきやすいので、傷つけたり追い詰めないこと。辛いときもお互いが愛情を注ぎ続けられること。(終わりのない大仕事。これに失敗すれば、彼はまた浮気するかもしれませんね。今はお互いに対する思いやりと信頼があるので大丈夫です。)そして・・・彼と元彼女はあれ以来連絡していないようですが、彼女の幸せを祈ります。そして私と彼の中の罪悪感がさらに癒えていきますように。(私は今も彼女の中絶のことを考えると、とても心が痛みます。彼もそうでしょう。)自分たちは許され、過去の失敗が無駄ではなかったといつか本当に笑って言える日が来ることを願います。

  18. CAT’SEYEさん
     
    コメントありがとうございました。
    相手が自分の力で問題を解決するよう、見守ることはとても大切なことですね。ご自分の罪悪感と向き合い、それに振り回されないようになったというのは大きな進歩だと思います。
     
    これからも、頑張ってくださいね。応援しています。
    ここを乗りこえたら、この先はきっと、もっともっと楽に、幸せになる道が待っていると思いますよ。
     
     
     
    きみさん
     
    コメントありがとうございます。
    そうですか。お互いに、相手を許し、愛情を注ぎ合って過ごせるのなら、完璧でなくてもよいから、お互いを思いやろうという意志を持ち続けられるのなら、ふたりの未来に希望があります。
     
    過去には色々苦しい経験をされたと思いますが、ぜひ、幸せに向かって歩んでいってほしいと思います。
     
    とてもよい心がけをされていますね。
    このコメント欄を読まれた他の方の勇気づけにもなるでしょう。
     
    ありがとうございました。

  19. はじめまして。
    「プレイボーイ 依存症」と検索したら、このページを見つけたので、コメントさせて頂きます。
     
    私は男性ですが、書いてある内容が結構あてはまり「なるほど」と思いました。
     
    現在結婚しておりますが、複数の人と付き合うことがよくあります。付き合わない時期もあります。
    それは、恋人のような付き合いだったり、体だけの関係だったり、
    さらりとデートする関係だったりと様々です。
    ただ、見た目はかっこいいと言われるほどではありません。
     
    しかし、自分が好意を抱いた女性に対してアプローチをすると、
    たいてい付き合うか、セックスフレンドか、それらの中間かの関係になります。
    この3つのどれかになるかは、相手次第で、相手が私のことを好いてくれるなら付き合うことになり、
    そうでなければセックスフレンドになります。
    私としては、体だけの関係は空しいこともあり、付き合うことを考えてしまいます。
     
    いろいろと傾向があるようですが、以下の特性についてコメントさせて頂きますと、
     
    >・元々依存傾向のある女性を選ぶ
    >(愛されることに飢えている女性を選ぶ)
     
    相手が依存傾向があるかどうかはわかりませんが、恋愛に対してマイナスのイメージ(恋愛は辛いとか)を持っている女性に対して、
    無意識にアプローチをしていたように思います。
    ただ、自分の直感的なものですが、「この人はいいな」と思った場合、アプローチをするとたいてい関係を持つことになっています。
     
    > ・始めは、とにかく優しいし、女性としての幸せを感じさせてあげる
     
    ご指摘のとおりです。でもうわべだけではないんです。
     
    > ・惚れさせたあとに、突然他の恋人の存在を打ち明けるなどのショックを与える
      (それでも奴隷のようについてくるのか、別れるのかという究極の選択)
     
    こういうことはしたことがありません。
    セックスフレンドだったら言っても関係は終わらないかもしれません。(相手もはじめから本気ではないですから)
     
    > ・それでも、一緒にいるときだけはとても優しいので、女性は忘れられなくなる
     
    わかりかねます。
     
     
    > ・でも自分は決して女性にぞっこんにならない。常に追われる側になる
     
    ぞっこんになる場合もあります。
    追われるよりも追う方が多いと思います。
     
     
    こういう話をすると、女性を支配したいとか、力を誇示したいのではないかといわれますが、そのような気持ちはありません。
    むしろ、私は女性と対等の関係を築きたいと思っているため、独立した女性を好む傾向があるかと思います。
    また、困っていれば助けたいですし、いろんなことを一緒にし、一緒にいたいと思います。
     
    なかなか伝わりずらいのですが、恋愛において一人の相手に対して思うこと・することを、
    私は同時にいろんな人に何気なくしてしまうと言った方がいいかもしれません。
    人との関係を避けているわけではなく、積極的に深い関係を築きたいと思いますが、
    心の底ではその関係が崩壊することを恐れ、複数の人にアプローチしてしまうのかもしれません。
     
    そのようなわけで、このままではいけないと思い、治療をすることにしました。
    回避依存、性依存、自己愛性人格障害等いろんなことが当てはまったり、違ったりしますので、現在自分を見つめなおし、根本的な部分から変えていこうと考えています。
     
    上記の女性の皆さんのコメントを拝見し、妻にそのような思いをさせたくないと思いましたので、自分自身としっかりと向き合っていきたいと思います。
     
    駄文ですみませんが、一人の男性の意見として書かせて頂きました。

  20. 池本さん
     
    コメントありがとうございました。
    男性の方の生のご意見ということで、真剣に読ませていただきました。
     
    池本さんは、このようにして、自分を見つめることが出来ていますので、解決の可能性もありそうですね。
     
    お節介とは知りながら、ひとつだけコメントすると、奥様との関係を、肉体的、精神的、感情的、そして魂の結びつきのある、強い絆のあるものにすることが、大事なポイントになるように思います。
     
    誰でも、深くつながった、愛し愛される関係を望むものですので、それをちゃんと手に入れていれば、目移りしなくてすむものですからね。
    一人の相手と深くつながることは、それなりに難しいものではあります。奥様次第の部分もありますし。やり甲斐があり、喜びも大きいものだと、私は信じています。
     
    多くの男女がそこまで深く考えず、単に自分の本当の望みにフタをして、社会の秩序を守ることを優先して夫婦を続けているのが現状だと思います。
    池本さんはきっと、ご自分の欲求、心の求めに対して鋭くて繊細なのだと思います。貴重な存在ですね。
    せっかくの感性ですから、単にフタをして社会規範通りに行動するというつまらない生き方ではなく、奥様とどこまで深くつながりあえるかにチャレンジしてみてはいかがでしょう。あくまで勝手な提案ですが。
     
    応援しています。
     
     
    女性の方へ。
    確かに、こういった男性が結果的にいわゆる「女の敵」になることもあるかと思いますが、相手への非難は、誰のためにもなりませんので、お控え下さいね。
    (「自分が辛かった」という「苦情」「経験談」は構いません。)

  21. >あづま様
     
    アドバイスありがとうございます。
     
    >肉体的、精神的、感情的、そして魂の結びつきのある、強い絆のあるものにすること
     
    深いですね。
    仰るとおりだと思います。
     
    依存症かどうかはわかりませんが、複数の人と付き合ってしまうのでは、
    性癖か嗜癖だと思いますので、このまま放っておくとエスカレートするのではないかと感じています。
     
    それを止めるには、欲を満たすことではなく、
    もっと何か別の、欲を超える軸に存在するものを自分の中に確立することではないかと思います。
    それが、あづまさんの仰る「肉体的、精神的、感情的、そして魂の結びつきのある、強い絆」なのではないかと思いました。
     
    >ご自分の欲求、心の求めに対して鋭くて繊細
     
    確かにそのような気がします。
    自分の望む方向へまずは行ってみる性格だと思います。
    自分に正直ありたいと思いますし、偽りの表面上の人生を歩みたくないと小さいころから思ってました。
    しかし、回避依存の傾向が強いのであれば、今までの人間関係が自分が嫌っている表面上のものになってしまいますので、
    「え!まさか!」という思いと、
    「やっとこれから本来の人生だ」との思いが混ざりあっている感じです。
    ですが、正直でありたいと思いますので、後者の方であればこれから大変かもしれませんが、
    より深みのある人生を送れるのではないかと思っています。
     
    また、「妻を大事にするには何をどうすればよいのか」と考えておりましたので、
    あずまさんのアドバイスも参考にさせて頂き、また明日から頑張っていきたいと思います。

  22. あずまさん、はじめまして。シンと申します。記事をよませていただきました。
    私は若いころやはり恋愛依存症で辛い恋愛ばかりしていました。ある時期、依存症のことに気づき、勉強し解決に取り組みました。おかげでもう辛いことはないのですが、未だに恋人がつくれません。
    困ったことに、下手に知識を得てしまったので女性が皆恋愛依存症者に見えてしまい、「この人は依存心が強い」などと分析してしまうようになってしまいました。事実そういう人もいますが、全てというわけではないのは当たり前の話で、気にしすぎないようにはしています。
    不健全な恋愛はわかっても、では健全な恋愛はとなると、どこで依存症かそうでないかの線引きができなくなってしまいました。極端なことをいえば、恋愛自体がただの依存関係に思えて、恋愛依存症で苦しんだわたしにとっては積極的さが欠けてしまうのです。相手がいないだけに健全性が実感できません。もともと元体験がないのです。クリアにできる考え方はないでしょうか?

  23. はじめまして、今、いやずっと苦しんでいます。
    夫の複数の女性との浮気、隠し子、借金、などなど。

    関係が続いていることがばれるたびに、申し訳なかったと謝り、おれが全部悪いんだ、俺が罪と罰を背負って生きていくんだ、といいます。
    そして今付き合っている彼女とは別れられない・私とは子供が成人する5年後に別れたいといいます。
    いろいろな過程がありましたが。最近は表情や行動も落ち着いてきたように見て取れていたので、やっとカレの心の整理がついて、私と向き合ってくれているんじゃないかと思っていました
    けれど(やっぱり)、まだ関係は続いていたのです。表向き(さらに)いい夫を演じながら、私にうそをつき、何度も密会を繰返していました。
    、「彼女は、奥さんに申し訳ない、自分は身を引くと言ってるが、引き止めているのは俺だからと」彼女を擁護するようなことを言いますが、結局二人の同意で会っているのですから、私からしたら彼女も同罪です。
    そんな中、このコラムに出会い、びっくりしています。
    まさに主人そのものだからです。仕事もバリバリやり、家庭においては良き父親。ご近所や周りの誰に聞いても、良いご主人ですねー男らしい言い方ですねといわれます。
     この何年間、かれは考えるチャンスはいくらでもあったと思います。いや考えるべきでした。私も自分の抱えている心の内面を直視するよう、また主人への気持ちも整理し、努力してきたつもりです。
    それでも変わらないのは、主人は心の病ですか?
    私がカレを迎え入れるようにアプローチしても、改善はのぞめないのでしょうか?
    主人はこのままではいけないと思いながらも、やめない自分がいるように思えます。やはりカウンセリングを受けるべきでしょうか?
     先日私も覚悟をきめ、彼女と別れることなどを条件に、最後のチャンスだから、私との関係に結論を出してくれ
    と、ゆだねています。それは間違いでしょうか?
     私も模索している中で、自分が壊れていくようで、怖いです。私の人生ですので、明るく楽しく自分の価値を認めてくれる関係を築きたいのです。
     カレが改善されなければ、やはり私から去るべきかなと?見切りをつけるべきかなと?考えています。
    私に力と勇気と知恵をください。

  24. シンさん
     
    コメントありがとうございます。
    そうですか。恋愛依存症から抜け出されたのですね。
    恋愛依存症の難しいところは、アルコール依存症なら、一生断酒するという道を選ぶのが標準の治療なのですが、恋愛依存症の場合、一生パートナーを得ないという道を選ぶことがベストとは言えないところです。
     
    アルコールなど、他の依存症の治療法から類推すると、恋愛の高揚感で結びつくのではなく、じっくり時間をかけて、友達感覚・家族感覚の、安定した絆を作れる相手をパートナーに選ぶことが良いのではないでしょうか。
     
    シンさんがどのような方か分からないので、一般論ですいません。
     

     
    レインさん
     
    苦しい状況ですね。よく頑張ってますね。
     
    交流分析という精神分析の分野には、「人生脚本」という考え方があります。人は、自分が生きるシナリオを、幼少時までに、自分で作るという話です。
    ご主人さんの人生脚本は、ひどい男として生き、人から責められる、という脚本でしょうか。何度もやるところを見ると、なんとなくそう感じます。
     
    こういうケースでは、本人が、心から変わろうと思わない限り、周りの人が手出しをするのは難しいです。
     
    また、レインさんの心のことを言うと、自分が「捨てられるのが怖い」と強く思っていると、いつの間にか勝手に「パートナーを捨てることは大罪」みたいな自分ルールを心の中に作り上げ、自分から別れを選べなくなってしまう(自分で自分を縛っている)状態になりやすいです。
     
    別れとは、別々の幸せの道を行くこと、です。
     
    レインさんと、ご主人さんは、一緒にいることでより幸せ(楽しい状態)になれますか?
    善悪ではなく、楽しさ、幸せで考えてみて、どうでしょうか?
     
    レインさんに課題があるとすれば、そのように、自分の心を基準として、関係を続けるか別れるかを決められるようになること、ではないかと思います。
     
    どうか、ご自分の心と体を守るために、ベストの選択をされてくださいね。

  25. あづまさん ご多忙の中、アドバイス本当にありがとうございます。心に染み入ります。
    「人生脚本」まさに主人そのものです。
    、夫は、自分を語るとき、幼少時に母親の病気のため施設に預けられたことから始まり、小学校でのいじめ体験・高校ではやや非行に走り警察に厄介になったこと・大学を目的なく通っている大学生などを見聞きすると、自分は高校卒業してしゃにむに働いてきたと言い、友達はたくさんいるのに、一人カウンターで飲むのを好む。
    いつも悲劇のヒーロー風に語るのです。
     
    そして、今回のいろいろ。
    自分はみなを幸せにしようと、出来ると思った。
    けれど、俺が悪かった、なので、責任をとって、一人になると、まさに、ひどい男として生き、責められる。そのものです。
    まるで、そういう人生を選ぶべく生き、結果はわかっていたかわかりませんが、責められる、自分を追い込む人生を望んでいるかのようです。
     
    私との確執やわだかまりはありましたが、本当は、主人が一番幸せになりたいのだろうに、なぜそれを自ら選ぶのか、どこかでやめなかったのかは、私は理解に苦しみます。
     
    私も、ご指摘の通り、彼女たちへの嫉妬や、夫をとられた悔しさ、自分のプライド、様々な感情が入り乱れています。そして確かに、捨てられる怖さも感じています。
    私も依存症かも と思われるふしが多分にあります。
     
    今一度、アドバイス通り、自分を見つめなおしたいと思います。善悪でなく、楽しさ・幸せで考えてみます。
    ゆっくりすすめばいいですよね?
    きれいごとですが、この体験が、何か意味があって私に与えられ、そして私の人生の糧になるべく起こったのでは?と思えます。
    そして、主人にも幸せが訪れることを、願います。
    がんばらないで、がんばります。
    本当にありがとうございました。

  26. あずまさん、コメントありがとうございます。
     
    実は私は40代でまだ独身者です。今年に入り2度も失業し、人生ピンチの状態です。収入も不安定で、結婚はとても考えれれません。恋愛も封印しています。
    20代と30代のころに一度づつ婚約したことがあり二度とも婚約破棄になりました。それ以後は好きになった人は5人いましたが、すべて恋愛依存状態で交際することができませんでした。彼女いない暦は10年を超えます。年齢的にも限界を感じています。しかしながら不安回避からの恋愛はするつもりはありません。恋愛は親しさの心理だと思っているので、親しくなれた女性と恋愛したいと思ってます。なれなければこのまま独身をとおすつもりです。
     
    >恋愛の高揚感で結びつくのではなく、じっくり時間をかけて、友達感覚・家族感覚の、安定した絆を作れる相手をパートナーに選ぶことが良いのではないでしょうか。
     
    そのとおりだと思います。ただし今は恋愛より仕事の安定と収入の安定が先だと思ってます。まだ恋愛は当分先の話になりそうです。

  27. 彼は51歳浮気をやめることができないため離婚をしています。そのため二人の娘からも一生許さないともう会うことも連絡をとることも怖くて出来ない状態のようです。離婚後に私と出会いました。月に30万ほどおこずかいをもらい大学学費もだしてもらっています。以前付き合っていた人とも別れ私だけをみてくれて付き合って三ヶ月です。彼が一目惚れといってくれましたそしてとても優しいです。ですが最近なんだかおかしくて手帳と携帯をのぞきました私の他に若いこと付き合いだしたみたいです。見てはいけなかったと思いますが。彼のことが好きすぎて気になってみてしましました。彼は今も優しい。でも私と一緒にいても寂しいといったりします。だから沢山女性を周りにおいときたいのかな?これから彼といても私は不安でいっぱいだし私は20代、彼は彼のタイプの沢山若い女性とセックスするのが生き甲斐と前に言っていました。もう答えはでていますよね?私は彼といてもけして幸せになれない。でもいまどうしたらいいかわかりません。

  28. なぎささん
     
    コメントありがとうございます。
    いま苦しい状況ですね。
     
    なぎささん自身の、本当の幸せは何か、それをしっかり考えて、ご自分の道を見つけて行かれることを、心からお祈りいたします。

  29. はじめまして。
     
    自分ではモテるとは思いませんが・・・
    友人に「モテてていいよなぁ?!」と言われてます。
    エリートでもありませんが・・
    こちらを見て自分がかなり当てはまるので,
    びっくりしました。
     
    以前,妻子がありながら,付き合っていた女性と別れました。
    最初は離婚するつもりながら,ずるずると行動できぬまま・・
    約3年の期間でした。
    自分の無責任な行動(都合の良い態度)で,
    「人同士のつきあい方じゃない」といわれても仕方ないくらい
    たくさん愛情を注いでくれた彼女をかなり傷つけていました。
    最後まで僕が何を考えているかわからなかったと・・・
    これもよく当てはまります。
     
    彼女から恨み辛みの別れの言葉で,
    自業自得とは思いながらも。
    今回の別れの直後は,取り乱してしまい。
    周囲の友人関係にも傷をつけてしまいました。
    このような自分の失態から考えて・・・ここに書かれていた・・・
    「ひとりぼっちになる恐怖」って凄くよくわかります。
     
    >本人が(皆から愛想を尽かされるなどして)本気で苦しい、
    なんとかしたいと思わない限り性格の改善はとても難しいということ。
     
    ↑と書かれていることはそのとおりと思いました。
    さすがに今回ばかりは,自分の無責任さの波及効果が
    あまりにも大きいことを痛感しました。
     
    人を傷つけるということは,自分も傷つけること。
    憎まれれる人間より,憎しみを持つ人間の方が傷は深く苦しいこと。
    見てみぬふりをしてくれる家族(特に妻)のありがたさ。
    (自分からは言っていませんが,知っているようです)
     
    などなどを痛感しています。
     
    犯した罪は消えないと思いますが・・・
    今を思えば・・・
    自分自身がこれから生きていく上で良い経験になったと思います。
    言葉で書くほど簡単にはいかないかもしれないけれど,
    経験をいかして,頑張りたいと思います。
     
    このコラムを読ませてもらい,あらためて自分自身を
    見直すきっかけになったと思います。
    ありがとうございました。

  30. ぼんさん
     
    コメントありがとうございます。
     
    とかく「悪者」にされがちな立場からコメントするのは勇気がいったと思います。ありがとうございます。
    (もちろん、二股をかけている人が解決のための一番の責任を負うべきだと、私は考えています)
     
    これからはぜひぜひ、ひとりぼっちになる恐怖にフタをするために別の人を見つけるのではなく、自分自身を見つめて、本当の癒し、本当の解決に向けて進んでいってほしいと願っています。
     
    頑張って下さい。応援しています。

  31. はじめまして。
    わたしは、つい先日彼の浮気が原因でお別れしました。
    この記事を読み彼の心理が見えた気がしました。
     
    彼は某有名ホテルマンで、顔立ちもハーフのようで、
    とてもモテるタイプの彼でした。
     
    もちろん始めはとても優しくて、いろんなとこに連れてってくれたり、
    私が嬉しいと思うことをやってくれ、
    年上だったので甘えさせてくれる存在でした。
     
    誕生日には海外に行き、合鍵もくれていたので彼を信用していました。
    去年の冬、彼の家に行くと私の物が全てクローゼットに隠されていて、
    問い詰めると親が来たから一時的にクローゼットに閉まったといわれ、
    信じていました。
     
    夏にまた同じような事があり、問い詰めてもまた同じような言い訳で、
    その頃から怪しいなって思いはじめ、決定的な証拠がないし、彼の事が好きだから信じるって
    思っていましたが、別れる直前に、彼の家の洗面所に私のじゃない歯ブラシがあり、
    翌日彼が仕事に行ってる時に、クローゼットを見たら
    化粧ポーチが出てきました。
     
    以前に使っていた携帯もあったので、別れを覚悟して見たら、
    一緒に海外に行ってる時も、浮気?二股をしている女の子にメールをしたり、
    頻繁に会って旅行にも行っていました。私の楽しかった思い出が悪夢に変わりました。
    遊んでる子は他にもいました。
     
    私は彼と真剣に付き合っていて、そろそろ結婚の話しをしようと思っていた矢先に
    こんな事が判明し、彼に問い詰めましたが、
    自分のいない間にクローゼットを開け調べた事に怒っていて、こんな事されたら
    俺が無理だよって。。。
    謝罪の言葉はなく、逆ギレでした。さすがに携帯を見たとは
    言えませんでしたが、私にはもう耐えられなかったので、
    お別れしました。
     
    同じような悩みの方がいたらと思い、投稿させて頂きました。

  32. 初めまして。コラム拝見させて頂きました。
    このコラムを読ませて頂き、まさに彼と自分の事だ。とハッとさせらると同時に
    心の中で長くつっかえていた何かがスッと取れたような気がします。
     
    5年近く交際していましたが、その終わり方はまるでドラマの様な泥沼劇でした。
    長い間国際遠距離恋愛をしておりましたので、勿論一般のカップルよりもより沢山の
    様々な問題や原因があったかと思います。
    私、彼、彼の浮気相手(子持ち)との泥沼劇。その中、自分の人生初めての妊娠が発覚。
    友人、家族をも巻き込む結果となりました。苦渋の選択で自分の意思で中絶を決断しました。
    この男性といたら今後一生女性問題や嘘で苦しむだろう。と確信したからです。
    今までにも女性の影がチラチラとは見えていた事はありました。
    勿論。一切!認める事は無く、そんな事を考える君はとても子供で、頭がどうにかしてしまったのでは?と話をすり替え、そんな事よりも君はあーだ、こーだと話怒り、話し合いにはならず次第に私自身が悪いのかと思うようになります。
     
    とてもプライドが高く、社交的、積極的、自立していて、優しく、フレンドリーでユーモアに
    溢れ、ハンサムで、毎日大好きな音楽を聴きながらお酒を飲む彼。
    でも人一倍寂しがりやで。
    酔っ払い、昔バンドを組んでいた頃のビデオを観返しては「懐かしい・・・寂しい・・・」と泣き出す。私はそんな彼のすべてを、いつもは強いたくましい男だけれど色んな一面があるのだなぁ。可愛いなぁと見ていました。が、彼を知れば知るほど何か違うような気がしてきました。  なにかが違う。。。
     
    自由を愛し、何よりも自分の時間を大切にし優先する彼。
    自分に不都合な問題に対して悪びれる様子は一切無く、仕事、恋愛、友人関係において起こったことは全て人のせい。責められ、正しい事を言われ、自分の間違いを指摘されれば話をすり替え、言い訳ばかりで「ごめん、でも・・・」と必ず続きます。
    彼は人に信用してもらおうと様々な嘘や、事実とは異なるストーリーを私や友人、そして彼の大好きな彼のご両親、ご兄弟にも話している事を知っています。
    自分にとって不利な事は絶対に言いません。
    いかに自分は可哀相で、僕はこんなにも頑張っているのに・・・と言っているようで、
    懸命に人から「それは大変だったね・・君は可哀想だ」と言われたいような印象でした。
    彼は30代後半です。なんの為に、こんなにも下らない小さな嘘から、大きな嘘までついて
    しまうのかが不思議で仕方ありませんでした。
     
    最後、彼の女性問題とあまりにも馬鹿すぎる多くの嘘に疲れ果て、別れを決断しました。
    この最後の浮気は、浮気相手の女性本人から直接私に連絡が来て明らかになりました。何が何でも自分の失態を認めない、完璧に隠し通す彼は最後の方はオカしくなってしまったかの様に、とにかく普通ではありませんでした。
    予想外の彼女の行動に、彼は我を忘れ意味不明の嘘ストーリーを話し、怒り、怒鳴りだ、泣き出し。そして一人になれない彼は、私と彼女両サイドに「君が好きだ、結婚したい」と話し。あっちにいき、こっちにきて。
    どちらに転んでも良いように必死だったのでしょう。
     
     
    そして、勿論彼のご家族には彼が悪くならないように、まるで私やそ女性がオカシイかの様に話していた事をそのご家族から直接聞くことができました。
    この昼ドラばりの出来事は数ヶ月にかけて起こってしまいました。
    ある時友人が「彼、小さい時に何かあったんじゃない?」と話しており
    まさか?なんて私は笑っていましたが、このコラムを拝見しハッとしました。
    彼の家柄はとても良く、皆仲良しで、私の想像を絶する程の裕福なご家庭です。
    でも確かに彼が小さい頃の話をあまり聞いた覚えが無いような。
    裕福な家庭で育ったから、あの自由っぷりになったとは思えないのです。
    彼本人も気づいていない、もっともっと深い心の部分で何か根っこがあるのではないか。と今感じています。
     
    自己評価の低い自分は、自分自身も彼に依存していました。
    私も恋愛依存だった(今も?)のでしょう。
    私と彼の間に「好き」とゆう感情と共に、何か言葉では言い表せない歪んだ関係を
    作り上げていた気がします。
     
    相手を許し、認め、相手の幸せを願うこと。
    そして、自分自身を大切にし、自分を愛し、幸せな気持ちを持ち、幸せになること。
    今の自分に足りないのもはこれだと感じました。
     
    あづまさんのコラムに出会えて本当に良かった。
    心から感謝です。 ありがとう。

  33. まいまいさん
     
    ご自身の体験からのコメントありがとうございます。
     
    そうですか。彼はモテるだけに、なかなか自分を見つめる機会がなさそうですね。
     
    そのままの考えや行動では、結婚相手としては、ちょっと無理ですよね。
    いつか考えを改めてくれることをそっと願って、お別れするのが正解だと思います。

  34. Mimiさん
     
    コメントありがとうございます。
     
    彼の内面にどんな課題があるのか、そして、今後どうすべきなのか。それはやはり、彼自身が、彼の責任で取り組むことでしょうね。
     
    Mimiさんは、
    >相手を許し、認め、相手の幸せを願うこと。
    >そして、自分自身を大切にし、自分を愛し、幸せな気持ちを持ち、幸せになること。
    と書いていらっしゃるように、ぜひ、ご自分の人生の方に、一生懸命になって下さいね。
    色々書いて下さってありがとうございました。

  35. はじめまして。
    回避依存を調べていたらたどり着き、メルマガ購読もはじめました。
     
    私の彼は、何を考えているのかわからないような感じで(全くわからないわけではないですが)、本当に好かれているのかわからないときがあります。
     
    浮気をしているかどうかはわかりませんが、今は言葉も無いし、執着心のようなものも「ずっと一緒にいたい。」のような気持ちも感じられず、どこか壁があります。
     
    一緒にいるときは優しい雰囲気で、全く愛情が無いわけではないと思いますが・・・・・・
     
     
    そんな彼とどうやってもっと深いところで関係を築いていくか悩んでいるところです。

  36. mitikoさん
     
    コメントありがとうございます。
     
    そうですか。
    男性の「距離がある感じ」ってなかなか厄介なんですよね。
    まあ、まず、その感じを感じ取って、何か対策しようと考えている、
     
    その問題意識があるって、大事なことですね。
     
    基本的に、その段階からさらに関係が深まって、絆になっていくためには、彼が自分の依存心、自分の弱さをmitikoさんに対して出せるかどうか、そこにかかっている気がします。
     
    つまり、彼が甘える側、mitikoさんが甘えさせてあげる側になる、ということ。
     
    こうした役割交換が出来るようになると、二人でいることが、彼にとってさらに心地よくなり、mitikoさんを心から求めてくれるようになると思います。
     
    ※ただ、そうやって心を開くことが比較的簡単にできる男性と、なかなか出来ない男性がいます。
     
    応援しています。

  37.  はじめまして。
    最近別れた彼との悲しみを忘れたいといろいろネットで探していて、このコラムを読みました。読んで彼や私のことが少しわかり、気持ちの整理に役立ちました。ありがとうございます。
     
     私はシングルマザーで彼はバツイチ、飲み会で出会い、メールしているうちにくどかれ付き合うようになりました。
    彼は初めて会った飲み会で「(仕事で転勤したため)彼女と別れた」というようなことを言っていました。しかし、付き合っていくうちに不審な点がいろいろあり聞いてみると、前住んでいたところに彼女がいることが分かり、「別れたのでは?」とさらに問いただすと「別の彼女」でした。その彼女とは遠距離になったためもう会えないし別れるというので、関係を続けました。
     
     それから数か月後、会う約束をしていた日に突然「彼女ができた。別れて。」
    私の中では彼のことがとても好きになっていたしあまりに突然のため、受け入れられず「別れたくない。」と泣きつきました。すると彼は「じゃあ、新しい彼女に内緒でこれからも会おうね。」と言われました。私としてはとても辛かったけれど、それでもこれからも彼と会える嬉しさに付き合いを続けることになりました。
    それから半年くらいでその新しい彼女とは終わったようです。
     
     その彼も転職して非常に忙しくなり一人暮らしの自宅にもよく遊びに行っていたため、もうほかに彼女はいないかなと思っていました。しかし1年くらいしてほかの女性のものと思われるものが部屋にありました。しばらくしてまた会う約束をしていた日に突然「彼女ができた。別れて。もう会えない。」
    私はまだ彼のことが大好きだけど、彼はとても忙しく(それも本当かどうかわかりませんが)、私も仕事と育児でなかなか彼のために時間が作れずにいたため、今度彼に新しい彼女ができたら辛いけど別れようと決めていたした。彼のそばにずっといてくれる彼女ができれば浮気はしないだろうと・・・。そのため今回は私からは復縁したいとは言いませんでした。。それなのに10日くらいして彼から「また付き合いたい。」と連絡が・・・。
     
     
     まさにこのコラムの通りです。
    出会ったときはとても優しくて大好きにさせておいてから、別れを切り出しそれでも付き合えるか迫る。そして相手がそれを受け入れればその関係を続ける。会っているときはとても楽しく優しいためつらくても別れられなくなる。
     彼の過去のことで知っているのは、幼い時に父親が失踪していたこと。事業に失敗して自己破産したこと。(彼の行動に影響を与えたかどうかは分かりませんが・・・)
     私自身は夫とのひどい別れや、父を亡くしたことで喪失感を持ち依存的になっており、また美人でもなく30代のシングルマザーということで自己評価もとても低かったため、こんな関係を続けてしまったんだなと思います。
     
     悪い男に引っかかっていると自分でも分かっていたため、今まで誰にも話せずにいたためこちらにメールすることで冷静に自分のことを見つめられました。
     寂しさからまた以前のような関係にならないよう、こちらのコラムを読み自分で自分の気持ちをコントロールできるようになりたいです。ありがとうございます。
     
     ※長文すみませんでした。
     
     

  38. わんわんさん
     
    コメントありがとうございます。
     
    人は、やはり一人では寂しいものです。孤独感があるとそのすき間に男女関係が入り込んで来やすいものです。
     
    元々こういう弱さを持った存在なのだということを前提に、活き活きと生きられる道を探ることが大事だと、私は信じています。
     
    一人きりで生きていても、感情が安定していることを目指すのは、どこか、ヨットで世界一周を目指すような、不可能ではないけれど、常人には難しい目標のように思います。
     
    むしろ、自分が安心して一緒にいられる仲間や、パートナーに囲まれて、人の中で安定する、そちらの方が現実的な道のように思います。
     
     
    行動面では、すでに書きましたが、安心して一緒にいられる仲間を見つけることなどが、恋愛に突然依存してしまうことを防止する効果があります。
    私は、「恋愛以外の生活を充実させる」という言い方をすることが多いです。
     
    心理面では、過去の経験から来る痛みを、思い出しても大丈夫なところまでしっかりと癒し、心底「今を生きる」状態を作ること。これが大事です。
    一人でやる場合は、ノートなどに書きながら回想していくことが有効ですが、辛い作業になることもあるので、セラピストと二人三脚の方が解決は早いでしょうね。
     
    ともあれ、低い自己評価は単なる思い込みですから(高い自己評価も思い込みなのですが)、より生きやすく、恋愛にもプラスになる思い込みを持つ方が、お得なのです。
     
    わんわんさんが、希望を持って前に進まれることを、心からお祈りいたします。

  39. あずまさん
     
    いつもメルマガ楽しみに拝見しています。
    じつは今,モテる男の人に恋してるんですが、
    彼は人生相談サイトのオーナーさんです。
    すごく優しくて、熱く語ってくれる人です。
    私生活でも、ユーモアやリーダーシップがあり、
    常に人に囲まれてるような人です。
     
    仲良くなるに従って、
    産まれた頃から祖父母に育てられ、
    母親が男好きで何度も父親がかわった事や、
    多重人格の過去を話してくれたり……まではいいんですが、
    そのうち、性体験とか頼んでもないのに話してくれ,
    皆で遊びに行くときに、一緒に泊まろう的なお誘いを頂くようになりました。
    なんでも、かなりの頻度で女性から誘われ、丁寧にお断りはするけど、
    押し倒す?くらいの勢いで女性から求められると、
    可哀想だから?Hさせてあげてるとかいわれました;
     
    それで、私は彼にメロメロで、泊まりにいく約束をしていましました。
    彼女としてではないです。。。
    無謀でしょうか。もちろん愛されてないですよね。。。
    このまま、着いて行けば後悔することになりますよね?
    私自身かなり対人依存傾向が強いです;
    よろしくお願いします。

  40. さゆりさん
     
    コメントありがとうございます。
     
    ついていけば後悔することになるでしょうし、
    ついていかなくても、後悔するのではないですか?
     
    確かに彼は、表面的には女性に優しいのでしょうが、本気で心を開いていないんじゃないかな。本気で心を開いていたら、かわいそうだからHさせてるなんて発言は出ないはず。
     
    さゆりさんが愛されていないというよりも、
    彼が、人を心から愛することができるほど成熟していないのだと思います。
     
    非常に器用で、女性への接し方もうまい彼が未熟だなんて意外に思えるかもしれませんが、自分の心を開いて、誰かと本当に絆を作るのは、怖れを乗りこえる心の力が必要ですから、そういう部分での成熟度が足りないのじゃないかと。
     
     
    どうしてそういう彼と引き合ってしまうか、に関しては何も書かれていないので推測ですが、さゆりさんは子供時代の自分を思い出したときに、近くに両親がいて、自分を守ってくれている感覚がありますか?
     
    これがないと、依存的になっちゃうんです。
    恋愛で埋めようとしても解決は難しく、インナーチャイルドを癒す、なんて言い方をしますが、自分の心の課題として取り組むことが、結局は近道だと思います。

  41. こんにちは、数年前のエントリですがまさに!という感じでしたのでコメントしました。
     
    友人の知り合いで偶然出会った彼女がいる男性の二番?として3年程経ちました。
    最初は本当に友人で、その時から彼女はいないといっていたのですが、正式な交際申込みがないまま体の関係になり、確認した所付き合えない、と。
    理由は仕事の忙しい為、と言われ、情熱的で押しが弱い彼にすっかり恋してしまっていました。また、私が自己評価が低く、自信満々な彼のペースにはまっていました。薄々気付いてはいましたが、その1年半後、正式というかハッキリと彼女がいた(7年越し)事が発覚。
    既に、精神的にもボロボロだった私は別れを選択しましたが、「嫌だ、別れたくない、君が必要だ」との説得。その割に、いざ去ると全く連絡をしてきませんでした。連絡をすることを恐れているように見えました。ケンカになっても必ず彼は黙ってしまい、話し合いが成立しませんでした。
    偶然街で再会した事をキッカケに関係が戻り、というか私が好きで結局諦めきれなかった。。現在も同様の状態になっています。
     
    白熱した恋愛状態というのは脱したのですが、彼が私のあこがれの職業である事や、実際に話をしている時、一緒にいる時はとても居心地が良い事、もう書いてある通りです。
    同時に、私”なんか”と付き合ってくれる訳がないから仕方がない、セフレでもいいじゃないか、と心のどこかで思っていたのだと思います。
     
    今は私にやりたい事が出来たので、自然と距離が取れています。私の友人達の間では最低の男と言われてしまっている彼ですが、正直合わせ鏡なのかなと思っています。自分に自信が付き、自立できればまたその状態に見合った相手が見つかるのだと思います。まだまだ、愛して欲しい、自分の事を理解して欲しいという気持ちが強すぎるので、早く自立できるよう努力しようと思います。
     
    良い学びになったので、無駄だったとは思いませんが、こういう男性には近づかないのが1番ですね笑。正直、彼女もとても可哀想です。私は会った事はないので、一体どんな関係性なのかは不明ですが、この状態が幸せと言えるのでしょうか?このまま彼と結婚してしまうのでしょうか…。なんだか、教えたりはしませんがどうしようもなくうら寂しい気持ちになります。。
     
    皆さんが、そして私もよい恋愛ができますように。

  42. うさぎさん
     
    コメントありがとうございます。
     
    良い学びになったのですね。
    なかなか、経験が浅いうちは見抜くのが難しいですが、感覚を研ぎ澄ましていくと、やっぱり分かると思うんですね。
     
    おっしゃるとおり、近づかないのが一番です。
     
     
    彼女さんですか。なかなか複雑な思いがありますよね。立場的には言えないですよね。それでいいと思います。
     
    彼女さん、どこかで気づいてショックを受けるのかもしれませんが、そのときにも、よくよく悩み、責任のある決断をして、自分の人生を生きていけると信じてあげましょう。子供扱いじゃなくて、大人扱いで。
     
    うさぎさんも、幸せな恋愛に、ぜひ向かっていって下さいね。
    応援しています。

  43. 27歳女性です。6歳上のバツイチ彼氏と別れて半年、毎日苦しんでいましたが、ようやく苦痛が晴れるセオリーを見つけた気持ちです。元彼は回避依存症だと確信しました。
     
    元彼は、専門職に就き都心の高級マンション在住で、優しく顔立ちも良く、特殊な趣味が合ったことから互いにすぐに惹かれました。私の友人からの評価も高かったです。
     
    付き合っていた頃、私は趣味を仕事にしたため新卒ながら年収200万弱の薄給激務な専門職に就いており、なかなか会える時間やお金を作れず苦労しました。それでも彼は「支えたい」と言ってくれ、美味しいものを食べさせてくれたり、私のワガママを聞いてくれていました。メールも沢山来て、いつも会いたいと言われ幸せでした。本気で愛しました。
     
    ただ私は自分の生活を安定させ、彼との時間ももっと作りたかったため転職しました。そして、転職直後に、すれ違いや私の身勝手さ、感情的な態度が原因で別れを切り出されました。
     
    何とか復縁できないかと考えていた矢先、私と別れた半月後に、新しい彼女ができていた事が分かりました。相手は元彼と同世代の旧友の既婚者で、夫婦不仲の相談を元彼が受けていたようです。彼女は地方在住にも関わらず、夫の元を去って(離婚し)今は彼の家で暮らしています。30代女性ですが、アルバイトをしているようです。
     
    彼は、一度に複数の女性と付き合うことを嫌悪するタイプでしたが、私と別れた直後にこのような行動を取ったことに、大変ショックを受けました。また、別れたひと月後に、私の会社が主催したパーティーに彼女を連れて訪れるなど、無神経な行動に深く傷付きました。
     
    自分の傲慢さや感情的な態度は反省し、改善しようと努力しています。ですが、彼と彼女への憎悪や、元彼のいない寂しさが半年間ずっと燻り続け、仕事でのトラブルも重なり、ついに体調を崩しました。
     
    あづまさん、彼と彼女は回避依存症と恋愛依存症の関係でしょうか?30代半ばでも、そのような情けない男女関係は成立するのでしょうか。
     
    今は一切彼と連絡を取っていませんが、背中を押して支えてくれた彼を、まだ愛しています。二人の関係を壊す気はありませんが、いつか壊れると思っているため、その時にずっと愛していると伝えたいのです。
     
    私は、家族や友人、同僚に支えられていますが、依存することが嫌いです。元彼が食事代を払ってくれていた事も、常に申し訳なく、不甲斐なく思っていました。そうした自立心と、彼の回避依存心は折り合わないものなのでしょうか?
     
    長文失礼致しました。

  44. 連投失礼いたします、ミニョンです。
     
    恋愛依存者と回避依存者ですが、状況によって立場が入れ替わることはあるのでしょうか?つまり、自分が恋愛依存から回避依存に、状況によってスイッチするかどうか?ということです。
     
    色々調べ、私と元彼の関係を振り返ると、そうであったように感じます。
     
    私自身、幼少期に両親から愛情をかけられなかった自覚はありませんが、高校生の時に兄から激しい暴力を受け、夕飯はいつも一人で自室で食べていました。やがて不登校になり、通信制の高校へ転校しました。
     
    その後、逃げるように上京・進学し、兄との関係は切れ、暴力を受けた記憶はほとんど思い出せず、殺したいほどの恨みも今は消えています。しかし、まだ内面には傷が残っており、それが人間関係のトラブルを起こすきっかけになる事はあるのでしょうか?(兄は統合失調症と診断され、現在は実家で投薬治療中です)
     
    私もいつかは結婚し家庭を作りたいのですが、もし過去の禍根が夫婦の不仲や家庭崩壊のきっかけになるのなら、今のうちに傷を癒したいと思います。カウンセリングで治療はできるのでしょうか?

  45. ミニョンさん
     
    コメントありがとうございます。
     
    >暴力を受けた記憶はほとんど思い出せず、
    ここが、気になるところです。
     
    過去を乗りこえたというのは、思い出さないことではなくて、思い出しても、古くて懐かしい痛みみたいな感じになっていて、生々しさが消えていること、なんですね。
     
    思い出さないように(多くは無意識に)フタをしている状態の場合、それが恋愛の問題として、形を変えて現れることは、珍しくありません。
     
     
    彼が回避依存症かどうかは、コメント欄の書き込みでは分かりませんし、その判定をすることに、意味があるとも考えていません。
     
    このコラムを書いた目的は、とかく、彼が浮気したのは、彼の「裏切り行為だ」あるいは「私に至らないことがあったからだ」というように、「私が悪いか彼が悪いかどっちかだ」みたいな白黒付ける思考に陥りやすいものなので、
     
    そうじゃないよ。人は過去の課題を解決しきれていなくて、それが現在出てきてしまうことがあるんだよ、ということを伝える、一つの例として書いているのです。もちろん、こういう部分を解決していくのは、セラピーの効果が出る分野です。
     
    そして、ミニョンさんにとっての、過去の課題というのは、おそらく、お兄さんのことでしょう。
     
     
    人は皆、他人のことの前に、自分の課題をしっかりと解決すべきである。
    私は、そう考えています。
     
    よく考えてみて下さいね。
     
    きっと、光が見える日が来ると思います。
    応援しています。

  46. あづまさん、ご返信いただき誠にありがとうございます。
     
    そうですね…私は結局、依存症のラベルを相手や自分に貼ることで「だから仕方なかった、私は悪くなかった」と自分を納得させたいだけなのだと思います。
     
    「本当はそんなに暴力をうけてはいなかったのかも?」と思ってしまうほど、殴られた記憶を思い出せません。しかし、兄の事は、もう関わらないし暴力も受けていないから何もしない。という訳にはいかないのですね。
     
    まずは自分でできる部分から過去を見つめ直し、カウンセリングを受けることも考えてみます。きっかけをいただき、本当にありがとうございます。

  47. はじめまして。
    半年前に出会った男性の事でずっとモヤモヤしていてストレスが溜まっていたところここのサイトを見つけ、まさにこれだとおもい投稿させていただきました。
     
    半年前に出会って、急激に仲良くなり盛り上がったのですが、ただ、会って間もなくその男性が地方に転勤になり私自身も物理的に離れれば忘れてしまうだろうと思っていたのですが忘れるどころか気になって仕方なくなり執着心も異常に強くなりました。今思えば、それこそ趣味や話が合って急激に盛り上がって、お姫様扱いしてもらってこちらが舞い上がってるそばで彼は実は淡々とそんな私が彼に夢中になるのを観察していたのかもしれません。
     
    今までの自分の恋愛傾向として自分と相手の好きな感情が同じペースで盛り上がるのが普通だったのであまりにその男性がこちらが感情を向けてもこたえないので地方にいるという事で余計不安になったり、嫉妬するようになっていました。日ごろ頻繁に連絡はくれないし、明らかにすぐに女はできるひとだと思ったので関係を断ち切りたかったのですが、たまに関係を引き伸ばさせるような甘えた口調の発言をしたりするので私は頭が混乱して感情がコントロールできずに苦しんでいました。遊びなら遊びで割り切ってくれればそれですっきりするのですが、そういうわけでもなく二人でいるときは非常にウエットな人だったので何を考えてる人なのか謎でした。
     
    思い出すと最初会った頃からすぐに私の浮気を疑ったりしていたので自分が女性に夢中になって後で傷付くのが怖かったのだと思います。あと、子供が欲しくない=自分の遺伝子を残したくないと言っていたのですが自己肯定できていないということでしょうか?それとも自己愛が強すぎて子供にまで興味がいかないということでしょうか?
    傍からみるとただのダメ男ですが、不思議と憎めないのはそういう女性の愛情に飢えている部分に母性を感じたりしてしまうのでしょうか。
    まだちょっとだけ、未練が残っているのですが先生のコラムを読んで、いくら愛情を捧げても何も返ってこない人だというのを確信した気がします。
    長文失礼いたしました。

  48. まこさん
     
    貴重な体験談ありがとうございます。
    きっと、混乱されただろうと推察いたします。
     
    人は、自分の課題をクリアして成長していくと、自然と他人の成長に貢献しようという気持ちが湧く、つまり人を育てるステージに入るのだと私は考えています。
     
    子育ても、その段階まで自分やパートナーが成長していないと、かなりしんどいものになる一方、育てるステージまで自分やパートナーが成長していると、現実問題忙しいとか色々あるにしても、基本的には喜びや充実感を感じることができると思います。
     
    彼の「子供は欲しくない」というのはそういった、精神的成熟度と関係するんじゃないかな。
     
    まこさんが、自分らしい幸せを見つけてゆかれることを、お祈りいたします。

  49. あづま先生
     
    素敵なコラム、ありがとうございます。
    脳で、恋愛を分析することができて、現状を「理解」できたように思えました。
     
    「真実を、だれか教えて」という思いで、ネット内に恋愛の答えなんてあるわけもないのに(自分が経験して学ぶことに意義がある)、「彼の真実の”心”」を知りたい思いが強く、検索していた結果、こちらのサイトに行きつきました。
     
    アメリカ人、プライベート英会話講師として1年お世話になり、ホームパーティーやイベントにいつも誘ってくれ、その後は、友達として会うようになり・・・。いつしか、彼がもっと会いたいと言って来て、快く反応する私に返答なく2週間経過。やっと返信が来たと思ったら、「すごく考えたけど、君はすごくいい子で自分のタイプだけど、やっぱり自分はbad boyだから、付き合っちゃいけないと思う。君は紳士な人と付き合った方がいいと思う」と、衝撃の真逆内容。しかもbad boyなんて、思ってもみなかった告白。
     
    bad boyだと自分で思う点について聞いてみると、「変態だ」「エロい」と。引かれると思うと。それでも私は「誘っといて、まだ付き合ってもないのに怖気づくの!?」と、あまりに納得感を得られないので、引き続きメールのやりとりを続け、たまに会ったりもしました(体の関係なし)。彼のうちに呼ばれ、私のうちへ招き、それでも体の関係なし。ただ、私の家に来たときに、エッチをしたくなったらしく、急に「帰る」と、名残惜しそうに何度もキスをして(これが最後と言わんばかりの表情をし)、帰っていきました。(夕食もまだ途中までしか食べていなかった)
     
    そして、数日後、もう会わない方がいい、俺はやはりbad boyだから、と卑猥な画像を添付してきたり、私に嫌われるような内容のメールを送ってきて、一方的に別れを告げられました(ま、始まってもないかもしれないのですが)。
    それからは、私からのメールも無視。そして、私も忘れるようにしました。
     
    しかし、震災の日。彼が元気かだけが心配になり、翌日メールをしてしまいました。
    元気なら、それでいい。べつにまた関係を戻そうと言うつもりはなかったので、”I’m OK. You?”の返信に、”Me too. Take care”と打ち、終了したつもりが・・・。
    数時間後に、彼からメールが来て、”Are you still OK?”と。
     
    そこで、彼は「先のことは考えないで発言してしまうと、I heavily want you」と。「長い間、恋愛対象に思っていた。 自分から君のことを守りたいと思っていたから、手を出さないでいた。でもやっぱりI still want you」と。
     
    お互い再会する踏ん切りがつかないまま、季節は夏に。
    しかし、8末には会おうと言っていた矢先に、またもや音信普通。よくわからん、と思っていた9月中旬。「visaの更新切れ」で、8末から1か月留置所に入っていたと、連絡が。留置所生活の様子をノートにしたため、面会にくる友人に手渡し。友人が代理で投稿。そのブログをしっかり読んでいなかった私。最初は状況理解に苦しんだが、本当の話だった。本人いはく、留置所生活から解放されたら、周囲の人たちが一変していたとショックを受けていた。私もそんなこととは知らず、連絡がとれないその間にお別れのメールを送っていた。
     
    そんな私にくれた言葉。
    「留置所にいたから、連絡手段がなにもなかった。I need you. I really think you are special for me.」と。留置所に入ったせいで、孤独をより感じている彼に、私に何かできることがあるか?と尋ねてみた。(お金って言われるかな?と思いながら)
    すると、ただ会ってほしいと。
    再会し、留置所の話や、過去の話を聞いた。(ワンナイトラブで、日本人との間に4歳の子供がいる。結婚したが、気が合わず、離婚。子供とは月1回ほど会ってる。今回日本の特別visaとして更新できたのも、子供の養育費の繋がりだった。そして、体だけの関係の女が2人いたが、facebookでその2人が友人になり、2人からフられた。などなど)
    これからは、ちゃんと結婚も考えないとと、留置所でそう思わされたと語りだす。
     
    「身元不明人扱い」で、留置所に突然入ることになったため、職もなくしているため、そこの食事代は私が払うも、今後会う時は、安い店にしようと。自分の家で料理を作るよ、と言ってくれた。そして、次に会う日の直前に、彼からメールが。ドタキャンかと思ったら、「すごくいいづらいが、10万貸してくれ。」
    あげるつもりで、10万を渡した。(縁が切れるのであれば、手切れ金だと思えるしと。あとは、単純に信じてみたかった。彼を。という思いから渡した)
     
    「ありがとう」「必ず少しずつでも返す」と、何度も言ってた。安定した収入が入るには、4月からだが必ずと、言っていた。(英語の先生をしているため、次の学校を会社に紹介してもらうタイミングまでは、安定した収入がないと)
     
    安くてもデートはできると、デートをしようという話だったのに・・・、またもや彼からメールがこなくなり(11月)、、、年を越して、今年の2月中旬。彼のPCアドレスからメールが。”How are you?”と。
     
    どうやら、私が迷惑メール防止のためアドレス指定で拒否登録をした際に、彼のアドレスと一部同じアルファベットが含まれていたため、知らぬ間に彼のメールを拒否していたことに。彼は、「金も貸してる男だし、もう嫌気がさして返信をくれないのかと思った」と、ただ持病持ちの私のことが心配でたまらなく、私の友人にメールをし私の安否を尋ねたらしい。元気にしていることを知り、何らかでブロックされていると推測した彼は、PCを使って私にメールをしてきたのです。
     
    「どんだけ心配したと思ってるんだ、愛想が尽きたなら、そう言ってくれないと分からない。昨日も、おとといも、その前も、先月も、その前の月も、4か月ずっとメールをしていた。”I want to keep my promise and return the money I borrowed. That is bussiness things. Personally, I want to spend time with you. I was really worried about you.”」という内容のメール。
     
    私がブロックしちゃっていた(携帯会社にも電話で事実確認)のもあり、その言葉を文字通りもう一度信じてみようと思った。
     
    その後、お金のない彼と、遊ぶところは彼のおうち。
    彼のルームメイト(カップル)と一緒にジェンガやったり。
    彼が手作りのアメリカン料理を作ってくれたり。
    初めて、体の関係がありました。変態ではないけど、愛は感じなかった。
    体的には、この上ない一体感だった気がするけど。
    心を近く感じられるほど、彼の心は開かれてなかった。
    彼の心は少し壁のように感じるほど、私の気持ちが彼に伝わっていく気の流れのようなものを感じられなかった。
     
    会えば、毎回宿泊するけど、毎回ヤルわけではなく。
    一緒にコメディー見たり、映画を見たり。
     
    そんなある日、ルームメイトの友人が、自殺。
    彼は諸手続きで毎日忙しかった。やっと仕事が始まった矢先。
    自殺した彼の彼女もルームメイトなので、話相手になってあげたりと、毎日が忙しかったようだけど、それでも珍しく私に「自分を癒しに来てくれないか?」と。
    しかし、約束の時間が見込めず(その前に、入っていた自殺した友人の知り合いに事情を話す会が押してしまい)、結果的に会えたのは、物事が全て落ち着いてから。
     
    ベットで、私の手を自分の胸にあてて、寝る様子を見て、私自身が何が本当だかわからなくなってきていた。ルームメイトの自殺なんて、自分に置き換えたら耐え難い。けど、彼はひとりで多くの時間をたえていたハズ。
    私は、気になり毎日メールをしたけれど、会ってみて私がいなくてもこの人は大丈夫なんだろうと思えたんです。
     
    ある日、ネットで彼のアカウントを検索サイトに入れてみると、自分には股を開きに来てくれるbabyがいるんだ、といったようなコメントをYouTubeにしている履歴を発見。コレって私のコトかな。と。
     
    「結婚」「将来の約束」を望んでいるわけではないです。
    その時々、お互いの「真実の気持ち」と向き合っていたい、それが結果論「別れ」に繋がってもいいと思える。けど、「ウソの気持ち」(体目当てで、女性が求める気持ちを演出している)で彼のwantを満たすのが目的なのだとしたら、「体が目的だ!」と言って欲しい。
     
    自分が信じたいと思った相手への印象(魅力)が、真実か否か自分の感覚でちゃんと解明?したい、知りたいという思いが強く。。真相が分かるまで彼を追い求めそうになってしまいだしました。
     
    でも、私には夢があります。その夢の実現に、恋にうつつをぬかす余裕はありません。そんな環境下にいながら、惹かれてしまうおもいと、真相追及願望と、板挟みのような状況でした。そこで、今度こそ、さよならを言いました。
     
    君は、男を理解してないんだ、将来の約束はできないし、今の関係、その時その時を楽しみたいと思っている。でも君のことは好きで、simply I want you、言われ。
     
    さよならが正解と、理解したいけれど、第一印象=「初めて会った人じゃない」という印象的な出会いからの流れを踏まえると「それでいいの?」と思ってしまう自分もいる。
     
    プライドを捨てて、彼のいいなりになれるタイプの女ではないと、自分で理解している。自分の存在意義を、疑念仕出し、きっとそんな関係に嫌気がさし「女はモノじゃない」などと言ってしまいそうな自分が想像つく。
     
    見る目のない自分、その直感がハズれていた、と認めざるをえないのでしょうか?
    直感で生きてきたようなものですから、その直感に、彼の「真実の気持ち」(怖れの奥にある、本来は隠しておきたいけれど、本当に好きになってしまった、等)が少しでも隠れているのであれば、不毛な関係ではなったけれど、双方にとって成長過程として意義ある関係だったのかな・・と思えるんですが。
     
    長くなりすぎました。
     
    ここに書いただけで、モヤモヤがすっきりしてしまいました。
    申し訳ございません。
     
    コラムに出会えて、よかったです。
    ありがとうございました。

  50. AsoJさん
     
    コメントありがとうございます。
    なかなか、人生の波の多い彼ですね。
     
    >ここに書いただけで、モヤモヤがすっきりしてしまいました。
    と、ありますので、多くは書きませんが。
     
    >真相が分かるまで彼を追い求めそうになってしまいだしました。
    真相は、彼の言葉や行動の中に、すでにありますよね。それをまっすぐ認めることが土台として必要だと思います。
     
    その上で、発達心理学を学ぶと、彼にまだ足りないものがなんなのか、などのことが見えてくると思います。
     
     
    >見る目のない自分、その直感がハズれていた、と認めざるをえないのでしょうか?
    これはね。厳しい意見かもしれませんが、そうだと思います。
    しかし、「見る目」を磨いても、たぶん解決しないと思います。
     
    私は(ちょっと宣伝ぽくなってしまって恐縮ですが)、「運命の相手にだけ出会う 恋愛心理学ワークショップ」など、引き寄せの法則的な部分も取り入れた、出会いの秘策をアドバイスしています。
     
    「心を整え、日頃からの、無意識的な行動も整える」ことから取り組む必要があると考えています。
     
    詳しく話すと、丸一日かかっちゃうので、このへんで。
    では。

  51. あづま先生
     
    長文を読んでいただき、コメントも下さってありがとうございます。
     
    人の縁、結びつき、など、不思議なものですね。
    全ての人間関係に、目に見えない力、を感じます。
     
    > 真相は、彼の言葉や行動の中に、すでにありますよね。それをまっすぐ認めることが土台として必要だと思います。
    彼の言葉や行動に、「善」(愛の気持ち)と、「悪」(遊び心、嫌われるような行動)が共存するという真相がありえる、という仮説は立てられないものでしょうか?
    「善」(愛)があれば誰しも、愛する人に「悪」(遊び心、嫌われるような行動)をとらないと言い切れるものなのでしょうか?
     
    相手を自分のことのように考えたり、相手を優先させることができず、結局自分のスタイル(自分)を優先させてしまう彼は、自分より大切だと思える人にまだ出会ってないのでしょうか?
     
    「愛がもたらす行動」というのは、統計・分析結果からパターン化されているものなのでしょうか?
     
    >厳しい意見かもしれませんが、そうだと思います。
    私もそうだと思います。人それぞれ、「主観」の観点が異なり、「見る目がある」定義というものも明確ではないですが、「恋は盲目」にならないようにおかれている状況を客観視しているつもりでいるので、「見る目がない」ことを認めざるを得ないのは、残念でなりません。
     
    「発達心理学」、勉強してみたくなりました。
     
    「運命の出会い」、は、広義で全ての出会いだと思っています。
    でも、先生のワークショップも非常に興味深いですね。
     
    お忙しい中、コメントいただけてうれしかったです。
    今後ともご活躍をお祈りしております。
     
    ありがとうございました。

  52. あづま先生
     
    はじめまして、nanaと申します。こちらのサイトに運良く辿りつけて、感謝しています。
     
    私も現在似たような状況になってまして、まさに彼はこのタイプじゃない?と思い投稿させていただきます。
     
    私の彼は既婚者で(2週間前に終わりました)、付き合いは半年でした。
     
    彼の特徴としては
     
     
    ・複数の女性(同僚、友達、バーの女の子 etc)が常に周りにいる。
     
    ・同姓の友達が全くいない。
     
    ・皆にいい顔をする。
     
    大勢で遊ぶときも、いつも女の子をつれてきてました。
    その中で、彼にべったりくっつき、膝上に座って離れない女の子を見た時に、この二人の関係はクロだと思いました。
     
    でも、私は彼の妻ではありませんので問い詰める資格はありません。
     
    何とか感情を抑え彼に聞いてみると、「友達だけど、たまにキスしたりいちゃいちゃしたりする。でもsexはしていない」と。
     
    体の関係があるかどうか本当の所はわかりませんが、こちらのタイトル「回避依存症」を読むかぎり、彼はただ複数の女性に愛されたいだけ、微妙な関係が保てる女の子達を自分の周りになるべく多く置きたいだけなんだと解りました。
     
    彼にとって、女の子達はあくまでも「友達」のカテゴリーです。キス付きの。
     
    友達を増やしてるだけなので、勿論罪悪感はありません。女の子を傷つけてる感覚もありません。
     
    私を含め彼女達もやはり何かしら将来を期待してしまうものだと思います。結婚してると知ってても。
     
    だんだん彼の素性を知り、女の子達が離れると、次を補充しに夜な夜な街へ繰り出すようです。
     
    どうして人の気持ちが理解できないんだ?と問い詰めた事がありますが、今、ようやく解りすっきりしました。
     
    それは無理でしたね。精神の病気ですから。
     
    彼の母親は彼が幼少の頃再婚してまして、義理の父親に虐待をされて育ったようで、
    その話を聞いた時は、自分が彼の心の傷を癒せるなら何とかしてあげたいと思った事もありましたが、今思えば、当時私も恋愛依存でした。こちらのサイトで冷静になれて本当に感謝してます。
     
    あづまさん、こういう人は一生これを繰り返すんでしょうか?治らないんでしょうか?
     
    こんなふうに周りを傷つけ(といっても本人はまったく自覚なし)、因果応報もなく楽しく暮らして行くなんて、なんか納得いかない気がします。

  53. はじめまして。
    あづま先生の記事を読ませていただいて、3年間ずっと悩み続けてきたことへの解消の糸口がつかめそうです。やっと救われた気持ちにさえなりました。感謝しております。
     
    ほかにも「浮気男の心理」を読んで、ずっと私の頭から離れない男性にピタリとあてはまりました。
    そして、「魔性の女とハマる男の心理」を読んで、私自身の問題と似ていることに気付きました。
    いま、似た者同士の妬かせあいこに心身共に衰弱しています。
     
    私としては距離も時間も置くことで徐々に癒していくことを望んでいるのですが、彼から定期的な連絡があり忘れられません。
    休日やイベント時、「今どこにいる?」と探ってくる連絡が主です。
    連絡をしあうたびに、「自分には価値があるのだ」とお互いが認めてもらいたいがゆえに結果的に妬かせあっている気が強くします。
     
    彼は「素敵な女性に次々と声をかけることができる大胆不敵な自分」をアピール。
    私は「素敵な男性に次々と声をかけられて皆あなたみたいに優しい」とアピール。
    双方、事実ではあると思います。ですが、知ったところでとても疲れます。
     
    体の関係はありません。求められましたがカドを立てないように断りました。
    以前同じ職場で大変お世話になった上司でもあるし、なんとビックリ転職先でもつながりがあったため邪険にもできない状況です。
     
    こういう男性と遭遇した場合、いちはやく距離を置くのがいいのだとは思います。
    ただ、今回のように距離をおけない場合はどのように処置すればいいでしょうか。
     
    希望としては、この縁を切ることができないのなら、せめて、出会い当初のようなリラックスした関係(私が彼のことをヘンに意識せず、また、こちらを意識させようとしない関係)に戻りたいです。
     
    少しだけヒントをくださると助かります。

  54. nanaさん
     
    コメントありがとうございます。
    そうですか。その彼の行動は確かに、回避依存症的傾向がありますね。
     
    人が楽しいのか、苦しんでいるのか、
    それも、
    潜在意識レベルまで降りていって、どうなのか、ということを考えたとき、
     
    私は彼が単に楽しく暮らしているだけのようには思えません。
    きっと、その女性たちがいなくなった瞬間に、彼の、潜在意識の状態、つまり、愛情飢餓の自分に戻るんじゃないでしょうか。
     
    いや、ひょっとして、夢の中では毎日、愛情飢餓の自分を体験し続けているかもしれません。
     
    でも、その状態は、本人が苦しくても本気で前に進もうと考えて腰を上げて、つかの間の安心ではなくて、本当に痛い道を歩み、過去の膿を全部出すような取り組みをしないと、解決していかないのです。
     
    彼は表面的には、楽しそうに見えるかもしれませんが、私は、彼の精神状態まで含めた今の状態が、たとえ女性にモテているとしても、あまりうらやましいとは思いません。
     
     
    周りを傷つけている、という話についても、これもまた、行動にだけ責任を負うという、現代社会のルールにのみ従って考えれば、確かに彼が加害者、女性たちは被害者という構図になるわけですが、行動の動機にまで責任を負う。自分の内面にも責任を持つという、成熟した自我の社会のルールに則って考えた場合(いまはまだ、そういう社会は十分実現したとは言えませんが)、
     
    恋愛依存症傾向の女性が、そのような回避依存症傾向の男性と引き合う傾向があって、
    つまり、依存させてもらおうという動機自体が、彼に傷つけられるという結果を生んだ、と言えるのだと思います。
     
    社会全体に、恋愛依存傾向そのものを問題視し、早めにそれを治す、という常識というか習慣が根付くことこそ、彼のような男性の被害に遭う女性を減らすために役立つことだと私は考えて(だから恋愛セラピストという仕事をして)います。
     
    自分の内面を満たして、誰かに依存しない心を育てておくことこそ、彼のような男性の被害に遭わない、最大の防衛方法なのだと、私は信じています。

  55. 恭子さん
     
    コメントありがとうございます。
     
    恭子さんから行動を起こすのであれば、恭子さんがもう、彼より上に立とうとしないことが、始めに大事なことだと思います。
     
    彼に、
    >私は「素敵な男性に次々と声をかけられて皆あなたみたいに優しい」とアピール。
    こんな風に思わせる必要なんてないでしょう。
     
    私なら単に、「あなたの、女性にアピールした話を聞くのは、気分が良くないから、私の前ではしないで下さい」
    と伝えて終わり、です。
     
    アサーティブネスの基本、
    ・相手に求めて良いのは「行動」のみ
    ・言外に「含み」のある表現は、こじれた関係を生むので、絶対に避ける
     
    という点から考えて、
     
    恭子さんは、
    ・相手に、「その行動をやめて下さい」と、率直に伝えることをしていない
    ・言外に「含み」のある表現をして、こじれた関係を生む「エサ」を撒いている
     
    という点で、彼とのめんどくさい関係に自分も荷担しているといえます。
     
     
    表面的なアドバイスを言えば、そういうことをやめるのが、大事だ、ということになります。
     
    そして、もう少し深いことを言えば、
     
    どうしてそういうことをしたくなってしまうのか、どうして「認めてもらいたい」と思ってしまうのか(大抵背景には、認めてもらえなかった過去があるわけですが)、そういう根っこの部分をしっかり見つめて、それを、必要なら心理セラピーなども活用しながら解決していく、
     
    そのような根本的な解決こそが、大事なのではないかと、私は考えます。
     
     
    まずは、上に書いたような、正直で誠実で率直なコミュニケーションを心がけてみましょう。
    それが「分かってはいるけれど出来ない」となったら、内面的な取り組み(セラピーなど)の方に切り替えてみることがよいのではないでしょうか。
     
    なお、この取り組みをすると、おそらく彼との関係は、離れていくんじゃないかな。
    私はその方がよい気がしていますが…そう思えない場合は、彼の持っている承認への飢餓感、愛情飢餓感みたいなものと、結局付き合っていくことになります。
     
    近くにいると、相手が心の底に持っている感情の影響を、どうしたって受けてしまうものですからね。
     
    彼を変えようとするのではなく、このように、自分のことを見つめる方向で考えることをおすすめいたいます。

  56. あづまさま
     
    最近、自分の中の闇に気づきまして勉強させて頂いております。
    私は自分が依存症では?と思い調べておりました。確かに依存傾向にあるようですが、彼もまた回避依存症では?と思います。
    もともと、私は誰かに必要とされたいと言う思いが強く、彼が私を必要としてくれてる事がとても魅力的でした。(彼は起業しており、私は彼の右腕として仕事を任されています)
    しかし、彼は付き合い当初から他の女性と同棲していたり、その他にも単発で短期間お付き合いをする女性がいたようです。
    私は途中で気づきましたが、一人減り二人減り…
    私だけにやっと…と思った所で新らしい女性が出現したりと…
    とにかく責めました。彼が何を言っても信じる事が出来ず、責めてはケンカ。仲直りしては又ケンカの繰り返しを半年位続けました。
    さすがに彼の気持ちも離れてしまい、来年には結婚しようと約束したにも関わらず別れる事になりました。
    彼からは暴力も受けており、病院送りにもなっています。
    私のおかしな所は暴力に対してなんとも思わずに
    〜殴ったんだから言う事を聞きなさい〜と言う気持ちが強くありました。
    全て自分の思い通りにするための材料としている事に気づきました…
    何かが私はずれていると感じ、彼と別れたくない一心から何が悪いのかを探っていたら回避依存症というものを知りました…
     
    彼は一人の人間と向き合う事が出来ないようです。
    一緒にいれば、とにかく私は苦労するのだと言う事はわかっていますが、別れを選べないでいます。
    私が変われば彼も変わってくれるだろうと言うのは、回避依存症の彼には通用しないのでしょうか。
     
    付き合って4年ですが、5年目にしてやっと私は自分の愚かさに気付きましたが、彼にとって私はその他大勢と変わらないのかと思ってしまうと、いたたまれず爆発して彼にぶつけそうになります。
     
    乱文でわかりにくいかと思いますが、一度カウンセリングを受けたいと思っております。
    その際はよろしくお願いします。

  57. どれこさん
     
    コメントありがとうございます。
     
    これは…彼を変えることは、順番としては本当に最後の最後。
    自分が楽になりたい、幸せになりたいから彼に変わってもらおう、という動機では、まず続かないと思います。
     
    10年ぐらい腰を据えて取り組めるかどうか。そういう話です。
    そのぐらいの覚悟があれば、奇跡は起こせるかもしれません(が、万人にお勧めできる道ではありません、もちろん。)
     
     
    どれこさん。
    あなたは「必要とされない自分には価値がない」みたいな感覚を根っこに持っていませんか?
     
    そうすると、心が満たされず、寂しくて、要求が激しくて、すがってくる、そういう相手との関係が、(自分を必要としてくれるので)心の底では心地よく感じてしまいます。
     
    で、そのような感覚を持ってしまう背景は大抵、幼少期の承認不足にあることが多いわけなんですが…そのことについては、何も書かれていませんので、ここでは推測を書くにとどめておきたいと思います。
     
    このような、子供時代の未解決のテーマを解決することで、現在の相手との不健全な関係性を断ち切れる自分になろうという方向性は、女と男の心のヘルスとして、大事にしている道です。(セラピーも検討していただけると嬉しく思います)
     
    解決できますように。
    応援しています。

  58. あづま先生、こんにちは。
    昨年9月にコメントいたしました恭子です。
    ご丁寧で的確なご回答をありがとうございました。
     
    このたびは、そのお礼と報告をさせていただければと思います。
    少し長くなってしまいますが、感謝を綴らせてください。
     
    先生からアドバイスをいただいたので当たり前ではありますが、
    結論からいえば、今現在、とてもいい傾向にあると思います。
    「私と彼の関係が」というよりも、「私の心の奥底が」という意味です。
     
    一応、順を追ってご報告しますと、その後、また妬かせあいこになりました。
    しかし先生の言葉を思い出し、初めて冷静に感情を伝えてみました。
    そうはいうものの、たった一人の男性を大切にしたいのだと。
    すると、彼の素直な言葉を聞くことができました。
     
    また、別のシーンで彼に妬かせるような態度をとってしまった私。
    しかし、そのあと先生の記事や言葉をまた思いだし、気がつくことができました。
     
    危機感を持たせたいのは、他でもない自分が危機感を覚えているから。
    だけど、危機感を与えれば自分に危機感が返ってくる。苦しいのは当たり前。
     
    反対に、欲しいものを与えれば、同じようなものが返ってくるのでは?
    危機感はもういらない。では、危機感の反対ってなんだろう。「安心感」だ!
    やっとブレークスルーできたと心の底から安堵しました。
     
    そして、妬く必要のないことなのだと確実に伝わるような物言いに言い換えました。
    それは、彼を心をつかむためではありません。
    安心することで私に対する興味を失ってもいいと投げやりだったわけでもありません。
     
    自分の中の、「妬かせたい」という感情を手放そうとジャッジした結果です。
    小悪魔的な発想は、それはそれで私を守るために必要だったかもしれないけれど、
    今の私にとっては消費期限がとっくに切れている思想のように感じ、
    整理したくなったのです。(ここに、先生のアドバイスが生きたのです!)
     
    彼は既婚者ですので(だからカラダどころかキスさえも許さなかったのですが)、
    いずれ別々の道を行く可能性がとても高いことは、頭では理解していました。
     
    ですから辛い時期もたくさんありました。
    でも、今は彼との出会いにも感謝しています。
     
    この経験をとおして先生からのアドバイスに導いてもらい、
    1.素直になれば、素直な気持ちが返ってくる
    2.危機感を与えれば、危機感が返ってくる
    3.欲しいもの(=安心)を、まず与えてみる
    ――という発見をすることができたのですから。
     
    もともと、彼の仕事に対する熱意やその垢抜けた思想に憧れを抱き、
    その憧れを快く思ってくれた彼が私に過分な親切を与えてくれたことが
    始まりだったので、恋愛云々を抜きにしても、非常に勉強になる関係でした。
     
    それに、今まで小悪魔的な発想しかできなかった私を変えるきっかけをくれました。
    自分を見つめ直すことを提唱してくださったあづま先生がいたからこそできました。
     
    「付き合う」「結婚する」という出口がもともと無くて彷徨いましたが、
    「彼との出会いを思う存分味わいきった」というゴールが見えました。
     
    そんなふうに、このどうしようもない関係を、心から「素敵な出会いだった。
    本当にありがとう」と噛み締めることができたもの、先生のおかげです。
     
    長くなりましたが、重ね重ね、ありがとうございました。
    それでは、まだ寒さが続きますが、どうぞご自愛くださいませ。

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