嫉妬=うらやましい気持ち+自分には手に入らないという思いこみ

 

うらやましい気持ち+自分には手に入らないという思いこみ → 嫉妬
 
嫉妬をする心の、最もシンプルな化学反応式です。
 
嫉妬というのは、ネガティブなうらやましい気持ちなのです。
「自分がほしいけれど持っていないもの」を手に入れている人を見ると、嫉妬が起きます。
 
但し、それが、憧れになる人と、嫉妬になる人がいます。その違いはどこにあるかというと、「うわ?いいな?(いつか私もほしいな?)」というのが憧れ。「ちっ!(あんたばっかりいい目にあって!どうせ私には手に入らないんだから!)」というのが嫉妬です。
 
つまり、うらやましくて、かつ、自分には手に入らないと思っているときに、嫉妬の気持ちが一番出てくるんですね。
 
うらやましい気持ちを持つことは、向上するためには必要なことです。それを、自分の責任で自分が成長する原動力にするのなら、プラスに働きます。
ところが、「私はそれを手に入れてはいけない」「私には手に入らない」という禁止事項や自己否定的な観念を心の中に持っていると、相手の足を引っ張りたくなるんですね。うらやましい気持ちがマイナスに働いてしまっています。
 
嫉妬を感じたとき、「本当はうらやましいのかも?」「本当は私はどうなりたいんだろう?」「私は『自分には手に入らないという思いこみ』が強くないか?」と自問することが大事です。そして、マイナスに働かせるのではなく、ぜひ人生を好転させる原動力にしてください。
 
もちろん、嫉妬を感じる対象から一旦距離をとって、少し気持ちを落ち着けるという「対症療法」も、根本的な対策ではありませんが、それはそれで、上手に生きるための人生の知恵です。
 
 
うらやましい気持ち+自分には手に入らないという思いこみ → 嫉妬
 
です。


 

「嫉妬=うらやましい気持ち+自分には手に入らないという思いこみ」への3件のフィードバック

  1. 浮気性の夫についてどのような心境か探っていたところ貴サイトに辿り着きました。
    夫は昔の彼女と続いていて私とは内縁で子を授かりましたが、私が第二子妊娠中に新たな彼女を作り、最近は仕事絡みで別の彼女も作り誰が本命で誰が奥さんなのか分からない状態です。
    同じ事を繰り返してるの出て行く彼女も当然いて、前妻は子供を連れて出て行ってます。
    浮気性の心理については解説の通りだったので可哀相な人なんだと思い一々腹を立てるのも馬鹿らしくなるほどです。
    一時は鬱とノイローゼで出て行こうと考えましたが、私自身が自立出来ていない事を気付かせてくれる偉大な人なので現状維持を選びました。
    嫉妬深い状態がずっと続いていたのが徐々になくなりつつあります。
    今回は過去のメルマガを貪るように読んで落ち着きました。
    最高の薬です、ありがとうございました。

  2. meganeuoさん
     
    コメントありがとうございます。
     
    色々大変な状況もおありかと思いますが、ぜひ、ご自分の納得できる道を見つけていってくださいね。
     
    応援しています。

  3. お忙しい中お返事をありがとうございました。
    現状維持を決めたものの書込み後に状況が変わり、昔の彼女と新しい彼女は私が逃がして私は遠い土地へ子供を連れて引っ越しました。
    浮気性だけでなくDVとモラハラと散財が酷かった上に一対一の話合いが不可能で同じ事の繰り返しでどうにもならず、最初で最後の手を使いました。
    自覚ない浮気性とDVとモラハラと散財は直らないと思いました。
    浮気性の根底にある女性に対する復讐も本人は薄々感じているものの認めたくないようで逃げています。
    彼の行動は彼が嫌悪している母親とそっくりです。
    気の毒ではありますが誰も彼の母親代わりにはなれないので、彼がカウンセリングを受けて現実を受け止めてくれる事を願っています。

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