退屈=頑張っていない状態

 

十分頑張っていない → 退屈する
逆に、
退屈していないとしたら、潜在意識レベルでは、十分頑張っているということ。
 
 
「人は常に、その時点でのベストを尽くしている」という考え方を私は支持しています。
たとえうつで動けなくなっていても、心の中では、今抱えている問題を処理しようとして、潜在意識は必死で頑張っているわけです(だからこそ、行動にエネルギーが回らなくなっているわけ)。
 
但し、例外がひとつだけあります。
 
それは、退屈している人は、十分頑張っていない、ということです。
 
人は、自分が持って生まれた能力を十分に活かして、自他の幸せに貢献したいという気持ちを持っています。ところが、それを活かす機会を持てないとき、何か退屈する感じ、不完全燃焼な感じを感じます。
 
それは、自分が十分に力を発揮していないサイン。
人はちゃんと、自分が「頑張っていない」場合のサインを持っているのです。
 
 
ということは、
 
「私は頑張っていない」と思ってしまう人に、私はよく質問するのですが、
「あなたは今、退屈していますか?」
その答えがNOなら、辛い気持ちを心の中で一生懸命処理したりとか、何かすぐに決められない悩み事を、一生懸命悩んで決めようとしていたりとか、一見前に進んでいないように感じられても、頭の中、心の中は一生懸命頑張っているのです。
 
 
他人の立場から見て頑張っているかどうかではなく、
自分の心の立場で頑張っているかどうか。
そういう視点も、持つことが大事です。
 
その視点で見たときに、
「退屈している」=「頑張っていない」
と言えるのです。


 

「退屈=頑張っていない状態」への3件のフィードバック

  1. まさに自分です。会えないときは会いたいと思うのに、会うと退屈してしまいます。相手に頼り過ぎなのでしょうか?

  2. Tさん
     
    コメントありがとうございます。
     
    そうですか。今はそう感じているのですね。
    人は、いつからでも変われます。
    まずは、自分がどうなりたいのか、それを徹底的に考え抜くことから始めてはいかがでしょうか。
     
    応援しています。

  3. 仕事に行ってはいますが、本当はうつ状態で何もできませんでした。
    趣味のピアノも弾けなくなりました。
    ピアノがなくなれば自分を磨く機会は激減します。
    さらに、キャリアアップの努力も、杭が出ればたたかれると怖くてしていません。
    それで、もう自分は何も頑張っていないのではないかと、苦しかったのですが、救われました。ありがとうございます。

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