【ココヘル455】ジュン「『母に感謝している』は要注意発言」

 

◆女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学 455号 2010.4.6
 
 あづまです。こんにちは。
 いつも読んでくださってありがとうございます。
 
 あなたが、あなたらしく、ステキに輝けますように☆
 
 
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◆ これを知っていると心強い。
 
 クライアントを前にして、固まる。
 
 カウンセラーとして、スキルを学ぶでしょ?
 次に、実際のクライアントを前にして、相談を受ける。
 
 
 ・・・何をどうしていいか分からない。
 
 
 最初はね、クライアントを前にして固まる、なんてことも
 珍しくないと思います。
 
 
 カウンセラーが緊張していると、クライアントも緊張します。
 催眠誘導系のワークは、この状態では失敗します。
 
 
 そんなとき。
 
 催眠誘導の話し方が出来なくても。
 普通の会話の話し方で誘導しても。
 
 意外と効果が出やすいのが、ゲシュタルト療法です。
 
 困ったときは・・・
 とりあえず、椅子をふたつ用意して、片方に座ってもらいます。
 もう一方に、関係を改善したい相手が座ったと想像します。
 (修復したい自分 vs 離婚したい自分なども可能)
 
 そして、クライアントさんに一人二役で、
 対話をしてもらうんです。
 
 
 ※こちらのページにゲシュタルト療法の解説音声があります
 (ページが重くて、開くのに時間がかかるのでクリック注意!)
 https://www.556health.com/archives/2010/03/post_459.html
 
 
 
 もちろん、ゲシュタルト療法はとても奥が深いものです。
 
 カウンセラー側が不慣れだと、話が同じところをぐるぐる回って、
 核心にたどり着くまでに、少し時間がかかるかも。
 
 でも、一応、形にはなります。知っておくと心強い。
 これを知らずに開業すると、最初は苦労するよ。
 
 
 私は今では、もっとサクサク核心にたどり着く方法を、
 色々開発しましたので(それも講座の後半で教えます)、
 いわゆる「ゲシュタルト療法」を多用するわけではありませんが、
 
 オリジナルのワークも、ゲシュタルト療法が土台になっている
 ものが結構あります。まずは基本から。ゲシュタルトです!
 
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■ ジュンの物語
 
 だめんず遍歴があり、恋愛下手のジュンが、
 どうやって幸せな結婚を手に入れたのか?
 
 多くの恋愛改善パターンは、共通しています。
 1500件を超える相談の中からあづまが見いだした、
 「恋愛改善のワンパターンとは?」
 
 これを、物語形式でお届けしています!
 
 
■登場人物
 
 ジュン 主人公。ツイテナイ恋愛からどう抜け出したのか?
 大介 主人公の結婚相手。
 サタケン 主人公の親友。色々相談に乗っていた。
 タケシ ジュンの元彼。ダメンズその1。DV男。
 
 チハル&アキオ ジュンの友達。この二人の関係は?
 
 あづま 恋愛セラピスト
 
 
 
◆ 披露宴会場にて。既婚者のサタケンが質問されて・・・
 
「あのさぁ、サタケン。結婚て、二人でいるときはいいけど、
 子供が出来たら大変じゃない?責任も重いしさ。」
 
 チハルがサタケンに尋ねた。
 サタケンは既婚で、既に男の子二人がいる。
 
「確かに生活をしっかり守っていかなければいけないという意味で
 は責任はあるけど、何か自己犠牲したり、自分の幸せをなげうっ
 て子供のために尽くすみたいなのとは違うんだよなぁ・・・
 
 あづまさん、この感覚分かりますか?」
 
「はい。私は常々、最高の教育とは、親が
 『色々あるとしても、人生は楽しんでいいもの』ということを、
 
 身を以て示すことだと言ってきましたが、そういうことですよね?
 親も楽しく、自分らしく生きることが子供のためにもなるという・・・」
 
 
「そう!そうです。『責任』と言うと『自分を犠牲にして』という
 ニュアンスが漂うんですけど、そうじゃなくて、人生を堂々と
 楽しむというか、楽しいことをしてもいいんだよということを
 身を以て教えるというか。
 
 それだって大事な『責任』じゃないかと思うんですよね。」
 
 
「楽しむことが責任を果たすこと・・・
 なんかまだ分からないなぁ。」
 
 チハルがつぶやいた。
 
 
◆ 再びセラピールームで・・・
 
「ところで、ジュンさんは、子どもの頃に、
 身近に不機嫌に怒る人がいたりしませんでしたか?
 
 怒りを禁止してしまう人は、子ども時代に、不機嫌に怒る人を見て
 『この人みたいには絶対ならない!』と決意した人が多いので。」
 
 
「あの・・・母親がいつも不機嫌でした。母は仕事をしながら私を
 育ててくれて、とても感謝しているんですが・・・」
 
「ちなみに、
 ジュンさんはお母さんみたいになりたいと思っていますか?」
 
「え! い、いや、あまりなりたくありません。」
 
「そうですよね。お母さんは確かに、大変な中、
 頑張ってジュンさんを育ててくださったわけです。
 
 でも、幸せそうじゃないお母さんを見ていると、
 子どもは「自分が悪い」って思ってしまうものなんです。」
 
「そ、そうです。お母さんには何度も、
 『もっと自分のことを考えて』って言ってるんですけど、
 ぜんぜん取り合ってくれなくて。」
 
 
◆ ゆるしのワーク
 
 しばらく、ジュンの子ども時代の話を聴いたあと、
 あづまが言った。
 
「そんな、子ども時代から抱えている、罪悪感などの感情を解消
 するワークがあるので、ぜひやってみませんか?」
 
 あづまは、子ども時代の家族の配置図をジュンに書かせた。
 
 そして、その中に入ったと想像するように促した。
 
 ジュンは、その瞬間、慣れ親しんだ「あの感覚」がどこから来た
 のか、感覚的に悟った。そう、ジュンを突き動かしてきたのは、
 子供のときに感じていた「あの感覚」だったのだ。
 
 
 タケシに感じていた「鉛」のような感覚も、核になっていたのは
 「あの感覚」だった。
 
 
 そのあとあづまは、今度は大人のジュンが当時の家族の部屋に
 入っていって、子どものジュンに
 
 「悪くないんだよ」
 「よく頑張ったね」
 「優しい子だね」という
 
 「ゆるしの言葉」をかけてあげるよう促した。
 
 
 ひとこと言葉をかけるたびに、
 ジュンの目からは、大粒の涙がこぼれ落ちた。
 
 
「では、確認のために、始めにやったように、子どものジュンさん
 として、家族の部屋の中に入ってみてください。
 
 最初と比べて、どんな感じがしていますか?」
 
 ※NLPの考え方では、こうして「確認」することが大事。
 
 
 部屋の中が明るくなっていて、「あの感覚」が全くなくなって、
 胸のあたりがむしろくすぐったいような、いい感じになっている
 のに気づき、ジュンは思わず笑ってしまった。
 
 
◆ 気づき
 
「あの。最初にこの部屋に入ったとき気づいたんです。変だと思う
 かもしれないけど、私はタケシを「親のない子犬」のように感じ
 ていました。その感じは、実は私が両親に対して感じていた、
 あの感覚と全く同じでした。」
 
「そうですか。ジュンさんの行動を縛っていた感情の出所が分かっ
 てよかったですね。ちなみに、タケシさんは小さい頃に親を亡く
 された方ですか?」
 
「そうです。
 両親も実は小さい頃にそれぞれ父親を亡くしているんです。
 だからあんなに引きこまれたのかもしれません。
 
 私はタケシを助けてあげたいと思っていましたが、
 本当は、両親を助けたかったのかもしれません。」
 
「そうですか。ジュンさんは優しい人なんですね。」
 
 ジュンは、優しい笑顔で笑った。大粒の涙がぽろっとこぼれた。
 
 
◆ そして・・・
 
「あの・・・」
 
「なんでしょう?」
 
「いま、家族の部屋に入ってみて分かったんですけど、実は、
 父は些細なことですぐ怒ったりキレたりする人だったんです。
 
 でも、その怒り方が・・・キツイけどどこか軽いというか・・・
 力強さとか重みがない怒り方だったと気づきました。」
 
「なるほど。」
 
 
(つづく)
 
 ジュンはいったい何に気づいたのか?
 ジュンの父親の怒り方がキツイけど軽いことと、
 ジュンの恋愛パターンの関係は・・・?
 
 次号以降もお楽しみに!
 
 
 
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 今日はこれから、小田原に帰ります。
 長旅。頑張りま?す。
 
 
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