傾聴では解決困難なテーマに取り組みます。

 

女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学では、一般的な「カウンセラー」の手法である「傾聴」では解決が難しいテーマを手がけています。
 
たとえば、「いい男となかなか出会えない」というテーマの場合、
悩みを「傾聴」して、気持ちが楽になったとしても、本当の問題は解決せず、また悩んで相談に…気持ちが楽になって…という無限ループになりかねません。
 
傾聴してもらうと「気づき」が起こるという考えのセラピストさんもいらっしゃるようですが、私は、完全否定はしないものの、効果が低いと考えています。特に、恋愛依存症傾向があったり、恐怖症傾向があるケースの場合、問題の核心について語る必要があります。つまり、表面に現れている症状である、恋愛の話だけをしていても、解決しないのです。
 
だから、問題の核心がどこにあるのか探ることをしています。
たとえば、
・実は本人も自覚できていない男性への恐怖心にあるのか、
・自分らしく生きていないことが原因なのか、
・過度に自己犠牲的な心のクセが問題なのか、
・実は何か、強く抑圧している過去のトラウマ体験があるのか、
 
そういうことを探るわけです。
 
そして、その「根っこ」にたどり着いたら、解決のために最も有効だと考えられる解決方法を選び(セラピーのワークなど。この段階では「傾聴」も解決方法に含まれます)、それを実践して根っこからの解決を目指します。
 
 
傾聴のスキルはあらゆるカウンセリングの基本であり、とても重要なものです。
しかし、傾聴から一歩二歩踏み込んだ、解決のための本心の提案が出来ること。
 
これを、女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学では、目指しています。