浮気相手と別れて終わりではない、と心得るべき。

 

女性の方の相談を数多く受けていますと、
 
「彼は浮気相手と別れてもう終わったと考えているようだ」
「それで終わりにしているのが許せない」
「また同じことが起こるのではないかと思って不安」
 
そういう意見が多く聞かれます。
 
特に、男性の側が複数の女性との関係を持っているような「浮気症」の場合、心理セラピーを含めた、根本的な取り組みが必要になることはもちろんですが、それが済んだとしても、
 
「元に戻ってやり直せるかどうか分からない」
それが、女性の側の正直な感覚でしょう。
 
 
何がいけないのか。
 
それは、お互いの心の絆です。
 
よいところも、弱いところも、両方とも認めあえる関係。
ごまかしのない、まっすぐに向き合っている関係。
 
不安があるときには、フタをしたり抑えたり、怒りに化けた感情を表現したりするのではなく、正直に不安な気持ちを言い合える関係。
 
失敗しても、責め合うのではなく、支えあえる関係。
 
 
そういう関係性があるかどうか、ということです。
 
 
男性目線で言うと、女性の側にも未熟な点があることが多々あります。
自分の気持ちをきちんと素直に言葉に出来なくて、勝手に男性に期待していて(でも言わず)、そのくせ叶えてもらえないと不機嫌になる、みたいな、男性から見るとやりにくい女性が結構いるのも事実です。
 
それでも、そういう点をただ指摘するのではなく、繰り返し「何かしてほしいことある?」と問いかけを続けて、彼女が自分の想いを言葉に出来るような、そういうふたりの関係を育てることが大事なのです。
 
そういうところまで、しっかりと関係を育てて初めて、
浮気の問題が解決したと言えるのです。
 
 
決して、
「別れたからもういいだろう? 昔のことを蒸し返すな」
とは考えませぬよう>こういう状況にある、男性の皆さま。


 

「浮気相手と別れて終わりではない、と心得るべき。」への1件のフィードバック

  1. 30代の息子を持つ 母親です 息子の義母から電話を貰い 息子が小学3年の子供と 嫁が居ながら 浮気をしていることを知らされてびっくりするやら 申し訳ないやらで 先生のこのブログに辿り着き 息子の生育の頃からの私の育児に端を発するなと 深く反省し 息子に詫びたいのですが 息子とは普通に話をしますが そういう事は 話すことができず 今としては 時々仕事のことで 悩みを打ち明けてきてくれることに 耳をかし 見守ってやりたいと思っています でも 嫁のこと 孫のことを考えても 申し訳なく かといって息子を責めても 解決できないと思いますので
    昔のことながら ほんとに息子には悪いことをした 心の奥で 息子の寂しくて辛かった幼少時代の事が思い出されて 心が張り裂けそうです 単身で頑張っている主人には申し訳なく打ち明けることができません

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