【ココヘル648】感情エネルギーの貯金と借金(決断力を高める8)

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 648号 2015.2.3
 
こんにちは。あづまです。
いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
 
★本編
 
 
例題はこれでしたね。
 
今の彼氏はいい人なんだけど、
収入が低い(年収で300万円程度)。
結婚しても、もし子供が生まれたら、
夫婦は経済的に困窮してしまうかもしれない。
彼と結婚すべきか否か。
 
 
今回は、どう判断していくか、決断するか、
という話を、ちょっとだけ離れて、
 
別の視点からの話を書きたいと思います。
 
 
【感情エネルギーの貯金と借金】
 
 
彼氏(だんなさん)が借金を作る人なんです。
 
って相談も、
ときどきありますが、
 
そのとき、真っ先に考えるのが、
 
 
どこに、お金が流出する「穴」があるんだろう。
ってこと。特にメンタルな意味で。
 
ダダ漏れになる理由が、何かあるはず、
ってことを考えるわけです。
 
もちろん、収入が少ないこと、
ってのも、原因のひとつにはなるんですが。
 
 
でね、
(極端な例の方が、話が分かりやすいので)
彼氏が借金をするって話で進めると、
 
 
ギャンブルに結構お金をつぎ込んでいたり、
ネトゲ(ネットゲーム)につぎ込んでいたり、
フィギュアとか、趣味関係につぎ込んでいたり、
あとは、ちょっと重い話ですいませんが、
アルコールや、風俗に依存していたり。
 
お金が流出する穴がある人は、
何かに依存していることが多いです。
 
上の例は、男性に多いもの。
女性だと、買い物依存、などがあります。
 
 
私の持論のひとつに、
 
感情の借金は、
お金の借金へと波及していく
 
 
というものがありまして、
 
 
お金があると、
心の隙間(感情の借金)を、
その瞬間、埋めるようなサービスが買えます。
 
あくまで、
そのときだけ、ですけどね。
 
あるいは、他人に気を遣うための出費、
というものも、プロから買うのとは少し違うけど、
身近な人の歓心を買うという意味で、
似たカテゴリーだと考えています。
 
 
そういうものが、
たくさん必要な人(感情エネルギーの借金状態の人)は、
家計から、お金がどんどん流出していく傾向にある。
 
 
この考え方は、
ある程度、正しいと思ってます。
(それ以上に稼いでいれば、借金にはならず、
 メンタルな問題が表面化しないこともあります)
 
 
感情の借金は、
お金の借金へと波及していく。
 
 
では逆に、
 
感情エネルギーの貯金は、
お金の貯金へと波及していくんでしょうか?
 
 
たとえば、
その、稼ぎが悪い彼氏に、
感情エネルギーを注入していったら、
 
元気になっていって、
稼ぎが良くなっていく、ってことが、
起こるんでしょうか?
 
って話。
 
 
私は、
感情の借金→お金の借金
という流れよりは、
 
弱いつながりかな、とは思っていますが、
 
 
試してみる価値はある、
と、考えています。
 
 
つまり、
 
 
彼氏の稼ぎが悪いと悩んでいる、
女性のアナタ。
 
彼氏に、
感情エネルギーを注入する度合いが、
低いんじゃないの?
 
って、
一回考えてみて、てこと。
 
 
彼に、
何か、頼み事をして、
 
やってくれたら、
感情一杯込めて、
「わーい、ありがとう♪」
 
ついでに、
「わーい、ありがとう(チュッ)」
ぐらいでもいいですかね。
 
 
というやつを、
やってますか、って話です。
 
 
どっちかっていうと、
感情エネルギーが低い私(女性)を、
 
共感力の高い彼が、補ってくれて、
それで、二人の中が成り立ってる、
 
 
みたいなことに、
なっていませんか?
 
 
つまり、
 
【感情エネルギーの流れ】
 彼 →(注入)→ 私
 
てこと。
 
 
これを、
 
【感情エネルギーの流れ】
 私 →(注入)→ 彼
 
ってできませんか?
 
 
というお話。
 
 
私が今書いたような状況のとおりなら、
 
彼はね、あなたとの関係において、
感情エネルギーを稼ぐ仕事と、
お金を稼ぐ仕事と、
 
ふたつ背負ってるわけ。
 
 
ひとつにしてあげませんか?
 
というお話です。
 
 
この状況が、あてはまらなくて、
彼の稼ぎが悪いのが、別の理由の場合、
この方法は、有効ではないでしょう。
 
 
ただ、
一回はこういうことを、
想定して、取り組んでみる価値は、
十分あると、私は考えています。
 
 
 
今日はここまで。
 
次回をお楽しみに!
 
 
 
 
※なお、この記事の内容は、
 3月に開講する予定の、
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芸能人の高齢出産ニュースは話題にはなるが、
自然妊娠の可能性は35歳で半分、41歳でほぼゼロ、
など、データに基づいたお話が満載でした。
 
そして、35歳過ぎから、
ホルモンバランスの関係で、
成熟に向かってスイッチが入る卵子の数が、
急に多くなってしまう(=ストックが急に減っていく)
のだそうです。
 
受精しにくい、卵子の「質」が落ちたものも、
増える一方、「数」も減る。
 
生理が来ているから、妊娠できる、
という風に、単純に発想しないことが大事。
 
まあ、そういう話でした。
 
 
ここからは、
あづまのコメントですが・・・
 
現代を生きる女性には、
・仕事を覚える「キャリアアップ適齢期」
・妊娠出産する「妊娠適齢期」
が同時にやってくる割には、
 
そのことに関する、
社会的理解もサポートも薄いのが現実。
 
「30歳までは仕事に没頭して、成長しろ」
とか言われたら、
男子はまあ、そうですか、とも言えますが、
女子は、20代の妊娠はあきらめろ、と
言われたのと同義ですからね。
 
社会の理解がまだまだないのは現実かなと。
 
堂々と、
「妊娠適齢期に子供を生みます」
と会社でも言えるようになるといいですね。
(もちろん、それで色々不利にならないという、
 制度面の整備も必要なわけですが)
 
そのためにも、
こういう話は、ちゃんと広まってほしいです。
 
 
「まだ子供はいいんじゃない?」
とか、女性側の不安をよそに、
軽く考えてしまっている彼氏にも、
読ませたいです。
 
 
以上。
 
 
 
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◆編集後記
 
今年は本の出版に向けて、がっつり動きたいなぁ。
 
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 祝!TBS・日テレ・フジテレビ出演(目指せNHK!)
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