【ココヘル663】三人のパートナー(ベストパートナー9)

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 663号 2015.5.18
 
こんにちは。あづまです。
いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
さて。
 
前回、
 
承認不足や、心の傷(未解決の感情)があるとき、
その感情が幼少期の家庭環境にあると、
【本には書いてあるけれど】
 
ほんとですかそれ?
 
という目で、一度検証して、
確信を得てから、取り組む、
というような話をしました。
 
先入観で判断しない、
ということですね。
 
 
ですが、
今回の本題に入る前に、
 
やっぱり、幼少期の問題が、
そのまま、解決していませんでした、
というパターンについて書いておきます。
 
なぜ、いまだに解決していないのか、
その問の答えナシに、
決めつけてはいけない、
 
とは書きましたが、
 
逆に言えば、
 
「なぜ、未だに解決しないのか」の答えがあるなら、
幼少期の課題と結論づけてよいわけです。
 
 
具体的な探り方は少し複雑なので、
ここでは、結論だけ書きますが、
 
当時の記憶があまりにつらくて、
日常、ほとんど思い出さないようにしている。
あるいは、思い出せない。
 
そういう場合は、
過去の感情が解決できないまま、
今に至ったという可能性があります。
 
 
そして、今回の本題は、
そっちじゃない方のケース。
 
つまり、
 
本に書いてあるような、
幼少期の感情が未解決になっている、
 
【わけではない】
 
ケースについて、書いていきます。
 
 
どうして、
幼少期の感情の問題じゃないのに、
 
現在、いろいろな感情的問題が起きるのか?
 
 
それはね、
現在の生活の中で、負の感情を
作り出しているからです。
 
感情には、
「いつの」という記憶があまりありません。
幼少期の感情であっても、
先週の感情であっても、
まざってしまうんですね。
 
 
たとえば、こんな風に、
寂しい心ができあがります。
 
 
きっかけは、やっぱり、子供の頃。
 
自分の感情を表現したときに、
親に、邪魔者扱いされた。
 
こういう経験を繰り返すと、
感情を出さないことが、親を喜ばせることなんだ。
感情を出すことは、迷惑をかけることなんだ。
 
まあそういうことを、
潜在意識レベルで(=心のクセとして)
学習してしまいます。
 
 
すると、
他人と居るとき、
自分は、相手の顔色をうかがうけれど、
相手は決して、自分の気持ちを理解してくれない。
 
そういう世界で生きていくことになります。
半分は思い込みによるもの、
残り半分はそう思っているといつの間にか、
本当にそういう環境を引き寄せてしまうため。
 
とにかく結果として、
他人は自分の気持ちを理解してくれない、
そういう世界で生きることになる。
 
 
すると、
他人といることが、
緊張に満ちていて、
気を遣わなければならず、
自分が楽になるどころか、
むしろ、負担になる。
 
そういう感覚になります。
 
 
そうなれば、当然、
 
他人と深く関わることを、
(つかれるので!)
避けるようになります。
 
 
心の深いところでは、
だれでも、
他人とのつながりを求めているものです。
 
それが、心の深い部分での、充足感になります。
 
 
でも、
 
「他人と深く関わると疲れる」と、
思いこんでしまったので、
 
人生において、一番満たされる経験である、
他者との親密な関係を、
 
 
自分から、避けてしまいます。
 
 
結果、
さびしくなります。
 
 
そう、
 
寂しい感情は、
自分が、他人と親密な関係を持たない、
という行動をとり続けていることによって、
 
言い換えると、
 
大人の自分が現在進行形で、
 
 
寂しい感情を作り続けている、
ということになっているわけです。
 
 
 
 
解決への道筋は、
今から書く一本道に限らないのですが、
わかりやすさのため、あえて一本道で示すと、
こんな感じです。
 
 
悪い方から順に、
よくなって行く道筋を書きますね。
 
 
まず、悪い方から・・・
 
他人は自分の気持ちを理解してくれない
という思いを持ちつつ、
嫌だけど他人と関わり続け、
傷つき続けている
 

少し良くなるとこうです。

 
 
他人は自分の気持ちを理解してくれない
と思っているので、
他人との親密な関わりを避けて生きている。
(「独りが気楽」と思っている)
 

さらに良くなると、以下のようになるのですが、
一見、悪くなったようにも見えます。

 
他人は自分の気持ちを理解してくれない、
というのが思い込みであると気づき、
自分から勇気を出して、
他人と関わるようになる。
自分の気持ちを、表現するようになる。
 
すると、今まで、
あなたが「非常に気を遣っていた」ことで保っていた
人間関係が、壊れることがあります。
 
「あんたって、そんな勝手な人だと思わなかった!!」
みたいな感じで、人が去って行くことがあります。
 
これを「人間関係のデトックス」と呼んでいます。
 

ここまで来るといよいよ、
誰の目から見てもよくなっていきます。

 
あなたの気遣いに依存していた人たちが去ると、
本当に、気の置けない人が、その空いたスペースに
入ってくるようになります。
 
すると、
気持ちを話すこともできて、
わかり合うこともできて
(相性がありますので、少し時間がかかるかも)
という人間関係が、
 
数は多くはないかもしれないけれど、
得られるようになります。
 
 

こうなると、
人間がそもそも、心の底で求めている、
親密さ、わかり合えること、通じ合うこと、
認め合えること・・・
 
などの欲求が満たされて、
 
 
で、
 
「寂しくない」
 
となるわけです。
 
 
私は常々、
 
人生には三人の「パートナー」が必要、
と思っているのですが、
 
 
そのひとりが、
生活、人生を共にする伴侶、結婚のパートナーですね。
 
でもそれで全部じゃない。
 
次が、
学び合う友。ご学友。
 
そして、同じ志で、何らかの活動に携わる、
同志。
 
 
同じ人が、ふたつみっつ兼ねる場合もありますが、
「兼ねなきゃ結婚しない」とか言っていると、
結婚相手の幅が狭くなってしまうので、
 
 
別の人でもいいなら、
別の人を探した方がいい、
と考えています。
 
 
でも、
みっつの要素は、
どこかで、必要になると考えています。
 
 
 
結婚して生活を共にする相手はいるけど、
その相手も含めて、
学び合う仲間が全然いない、
 
となると、
きっと物足りないと思うんですね。
 
 
まあそんな話。
 
 
 
人生のパートナー。
ご学友。
同志。
 
この三種類は、必要だと思うんです。
 
 
 
ね?
 
こういうところが、
現在の生活にかけているまま生きていると、
 
 
やっぱり、
 
 
寂しかったりするわけ。
 
 
幼少期のせいにしている場合じゃないですよ。
 
 
 
 
次回から、また、
 
このシリーズの本題である、
 
ベストパートナーを手に入れる方法、
のど真ん中へと、戻っていきたいと思います。
 
 
次回もお楽しみに!
 
 
 
 
★Lのマメ知識
 
 
 
★脳トレ的クイズ
 
ひさしぶりの「あるなし」問題。
 
子供たちとクイズを出しっこしていたら
思いつきました。
 
親、はあるが、
子、はない。
 
中、はあるが、
外、はない。
 
みち、はあるが、
道路、はない。
 
赤、はあるが、
青、はない。
 
高(たか)、はあるが、
低(ひく)、はない。
 
とりあえずここまでで、
分かるかな?
 
 
ココヘル+の方で、
もう少しヒントを出そうと思います。
(答えも書いちゃうけどね)
 
 
 
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◆編集後記
 
種から育てていたバジルですが、
かなり壊滅的になってしまいました・・・orz
 
原因ははっきりしませんが、いくつか想定していて、
気温の問題。
土の耕し方が足りなかった。
あと、一番大きいのがおそらく肥料やけです。
昨年までは夏ごろ液肥をまいて、肥料不足を補っていた
んですが、今年は園芸店に進められて、緩効性の肥料を、
あらかじめ入れたんですね。
 
種が流れちゃいけないと、水やり量が少なくて、
仕込んだ肥料が溶け出して、肥料の濃すぎ状態ができた
んじゃないかと、推測しています。
 
やっぱり、種から10cmぐらいまでが、
ほんとデリケートで、難しいです。
 
色々対策して、
種をまき直したりして・・・
やっとまた芽が出てきました。
 
来年こそは、一発で決めてやる(`⌒´)
 
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