抱っこして欲しかった。おんぶして欲しかった。

 

こんにちは、まなみです。
 
幼い頃の家庭を思い出すと、今でも楽しことより辛かったことを思い出す。
小さい頃から何かに必死で耐えていた。
一人で必死に耐えて、いっぱいがんばっていました。
幼い頃の自分を思い出すとね、「本当によく頑張ったね。辛かったね。」と抱きしめたくなる。
幼い頃の自分、大好きです。
よく抱きしめます。
 
幼い頃の私は、本当に頑張り屋さんで、いい子だった。
「しっかりしているね。」
「将来が楽しみだね。」
と、大人の人達は言った。
 
その言葉を聴いて、また私は、「そうか…私はしっかりしているのか。」
「将来が楽しみと思われているのか。」とまたさらにしっかりして、期待に応えようと頑張る。
 
本当の私はね、きっといっぱい甘えたかったんだと思う。
いっぱい泣きたかったんだと思う。
おかあさ?ん。おとうさ?んて。っていっぱい甘えたかった。
 
抱きしめられたかった。
抱っこして欲しかった。
おんぶして欲しかった。
手を繋ぎたかった。
いっぱい話を聴いて欲しかった。
私のこと分かって欲しかった。
 
安心して、ほっとして、いっぱい甘えたかった。
 
本当の気持ちは、甘えたい。だったのに、想いとは反対のしっかりする。ということを一生延命に頑張った。
そうするしかなかった。
 
なので、小学生の頃は甘えている人を見ると、とても腹がたった。
自分がしたいのに、出来ないことをしている人を見ると、許せなかった。
「なに、甘えているの」と怒りが湧いてきた。
 
ずっと自分の気持ちを抑えて、大人になった。
 
満たされないまま大人になった。
 
幼い頃はなぜ、私がこの家に生まれて来たのかと悔やんだ。
お父さんが違う人なら、私の人生はもっと違うものになったのではないかとも思った。
 
辛い想いを重ねるうちに、「生まれて来なければよかった。」とも思った。
 
今は、生まれて来てよかった。って思う。
両親を憎んでいるわけでもない。
 
 
今でも思うことは、私は、お父さん、お母さんに笑っていて欲しかった。
いつも笑顔で居て欲しかった。
ただそれを願っていたんだな。と思います。
だから、私は頑張っていた。
 
幼い頃にいい子だった。頑張り屋さんだった。しっかりしていた。
それなのに、彼氏が出来たら今まで抑えていたものが、どっと出てくるのですよ。
 
あの頃の甘えたかったのに、甘えられなかった、満たされない感情が。
今度こそとどっと。
 
そんな時に、自分自身のその感情にまずは気づけたらいいですね。
私は満たされなかった感情を、パートナーに満たして欲しいと思っているのね。と。
 
親もしてくれなかったことを、パートナーに求めている。
求められる方も大変かもしれませんが、受け入れてくれるパートナーだったら、やって欲しかったことをお願いしてみるのもいいですよ。
 
例えば、抱っこして欲しかった。という満たされない感情があったら、抱っこしてってお願いをして、抱っこしてもらう。
 
お膝に座って、絵本を読んでもらいたかった。っという思いがあるのなら、それをやってもらう。
 
え?恥ずかしい?て思うかもしれないけど、効果ありますよ。
 
その時に大事なのは、幼い頃の寂しかった感情を思い出しながら今、パートナーにしてもらっていることを身体から感じること。
 
温かさや、温もり、声、肌の感じ、五感を使って感じる。
幼い頃の自分も一緒に、今の温もりを感じる。
 
じわ?っと伝わって来て、涙が溢れることもあります。
 
もし、パートナーで難し時は、同性の方にお願いしてみるのもいいですよ。