HUG&ACTワークショップ100130

相手の気分を害さず、自己主張する「アサーティブ」な方法を学びませんか?この「HUG&ACTワークショップ」では一般的なアサーティブトレーニングに加え、罪悪感を癒し、心のブレーキを外す「ゆるしのワーク」などを組み合わせてより効果的に、行動を起こせる自分に成長する方法を提供しています。自分らしく生きたい方、もっと楽に人付き合いをしたい方、また、身近に問題行動(浮気、借金、キレるなど)を起こす困った人がいる方にもお勧めです。

この講座の概要:
相手の気分を害さず、自己主張する「アサーティブ」な方法を学びませんか?この「HUG&ACTワークショップ」では一般的なアサーティブトレーニングに加え、罪悪感を癒し、心のブレーキを外す「ゆるしのワーク」などを組み合わせてより効果的に、行動を起こせる自分に成長する方法を提供しています。自分らしく生きたい方、もっと楽に人付き合いをしたい方、また、身近に問題行動(浮気、借金、キレるなど)を起こす困った人がいる方にもお勧めです。
開催日2009年1月30日(土)・31日(日)  場所:東京(山手線大崎駅近く)  参加費:4万円(2日間)

 
 

恋愛セラピストあづま顔写真
 
こんにちは。あづまです。
 
 あなたは、周りの人に、「こんな風に動いてほしいのに!」
 と思うことはありませんか?
 
 私は、結構あります。
 思い通り動いてくれないと、イライラしますよね?
 
 そんな風に思う事って、人生の中では結構あると思うのです。
 そのためのコミュニケーションスキルがちゃんと存在します。
 しっかり学んで、しっかり実践したら、今までとは違う結果になります。
 
 これまで2回行って大好評でしたので、
 このコミュニケーション心理学講座の第3回を開催いたします。
 

ワークショップテキスト表紙イメージ画像
↑この講座のテキストです。
 

 
 なぜこの講座を作ったかというと、
 悩んでいる方の話を聴いていると、
 相手の行動に問題があることも多いからです。
 
 そのような場合、問題の最終的な解決には、相手に行動を
 変えてもらう必要があるのです。
 
 確かに、カウンセリングの原則は、「他人は変えられない」です。
 
 相手を悪者にしたり、自分の都合で相手に変わってもらおうというような、
 依存的な動機では、相手を動かすのは難しい。それは、その通りです。
 
 人生においては、すぐに相手を責めたりせず、自分の物の見方を省みたり、
 自分の考え方や行動を改めることも、もちろんとても重要です。
 
 でも、多くのカウンセラーは安易に「他人は変えられない」と言い過ぎます。
 
 なぜそれが問題かというと・・・
 
 あとでお話ししますが、相手が問題を起こしている場合には、
 最終的に相手の行動が変化しないと問題が解決しないのです。
 
 凡庸なカウンセラーが不用意に言う「他人は変えられないんですよ」
 というせりふは、渦中にいる人にはとても残酷な言葉だと思います。
 
 私は「他人は変えられない」という言葉を安易に使えません。
 
 確かに、相手を動かすのは、その相手が素直でない、
 意固地な状態になっていればいるほど難しいものです。
 
 魔法のひと言を言ったから、今日から態度ががらっと変わってくれる
 なんて淡い期待は抱かない方が賢明です。
 
 但し、愛情を持って、根気強く正しい方法論でとり組めば、
 関係に見切りをつける前に、もっともっとやれることがあるのです。
 
 しかも、自分では「もう十分やっている」と思っても、
 実は独りよがりの方法で、空回りしていることも、実際にはあります。
 
 →正しい方法を学ぶ必要があります!
 

 
 ??ある日のセラピールームでの会話??
 
 「なるほど、では、問題点を指摘すると、ご主人さんがキレるんですね?」
 「そうです。だから、言いたいことが言えなくなってしまって・・・」
 
 「それで、長いことずっと、我慢を続けていらっしゃったんですね?」
 「そうです。でも、もう限界なんです!」
 
 「そうですよね・・・」
 (実は、地雷を踏む言い方と、そうでない言い方があるんだけどなぁ・・・)
 (そこを変えれば、ご主人さんの対応も変わる可能性があるんだけどなぁ)
 (でも、今それを言っても、受け止められないかもなぁ・・・)
 (余裕のあるうちに、コミュニケーションの仕方を学んでおけばよかったのに・・・)

 

 
 ??またある日のセラピールームでの会話??
 
 「そうですか。ご主人さんの浮気がまた繰り返されている・・・お辛いですね。」
 「はい。もうこれで、本人は認めないので確証はないですが3人目です。」
 
 「ご本人は、浮気していることをお認めにならないわけですね?」
 「はい。一度認めさせようとしてケンカになって、それ以来していません。」
 
 「それからは、ずっと我慢を続けていらっしゃっているんですか?」
 「はい。でもいつも不安で・・・何とかならないかと思って・・・」
 
 「携帯とか、のぞき見したりしているんですか?」
 「はい。いけないって分かっているんですけど・・・ついつい見ちゃうんです。」
 
 「そうですか・・・」
 (実は、要求するポイントがズレているんだけどなぁ・・・)
 (そこを変えれば、ご主人さんの対応も変わる可能性があるんだけどなぁ)
 (でも、今それを言っても、受け止められないかもなぁ・・・)
 (もっと早く、コミュニケーションの仕方を学んでおけばよかったのに・・・)

 

 
 ??またまた別の日のセラピールームでの会話??
 
 「主人が、子供にものすごくキツク当たるんです。
  主人のことはもうどうでもいいんですけど、子供だけは守りたいんです。」
 
 「なるほど。お子さんのことですね。心配ですよね。」
 「はい。なんとかこの子を守るために、主人に変わってほしいんです。」
 
 「厳しい話になりますが、子供は、母親が父親をどう思っているか、
  それをよく見ているんですよ。あなたがご主人さんを見下していたり、
  邪魔者扱いしていると、子供もその人の言うことを聞かなくていいと
  学習します。
 
  すると、ご主人さんは子供から見下され、叱っても効果がなくなる。
  次第に、怒鳴ったり、恐怖で支配するしかなくなります。」
 
 「え!? 確かにそうかもしれません。」
 
 「お子さんのことを考えるのであれば、夫婦がお互いに尊敬し合い、
  思いやり合う姿を見せることが一番大事だと思いますよ。」
 (とはいえ、ここまで悪化した夫婦関係を修復するのは大変かなぁ・・・)
 (もっと早く、コミュニケーションの仕方を学んでおけばよかったのに・・・)

 
 
 セラピーでの私の対応(+その時の気持ち)を少しだけお見せしました。
 その場では言っても仕方ないけれど、私も色々思うことがあるのです。
 

メルマガで読んだことや、本で読んだことで十分か?

 
 実は、メルマガで書いたことを自己流で実践するのと、
 ワークショップで、他人からのフィードバックをもらいながら実践するのは、
 
 雲泥の差があります。
 
 これまでの参加者の方の感想をご覧ください。
 

Mさん(女性)
 
 これまで、相手に何かを言うとき、特に要求・お願いをするときにどんな言い方をすればよいのか、恥ずかしながら全くわからないでいたので、その方法を学べるということで参加したいと思いました。
 対等な関係性を築く、ということが、頭では理想的とわかっていてもできないで来ました。
 私の場合は特に、近しい相手であればあるほど自分の気持ちが自動的に消えてしまうところがあり、どうにかならないものかと思っていました。直接相手にも、「言わないからわからないよ」と言われたこともあるのですが、どう言っていいものか、また言おうとすると、身に過ぎたわがままを言うような感覚が
起こり、できないで来ました。
 メルマガを読ませていただいていて、「なるほど」と思ったこともたくさんあるのですが、実際に練習もできるワークショップにも惹かれました。
 
 ワークショップに参加してみて、こういうふうにすればいいのだな、というのが具体的にわかりました。また、資料でもいただけたので、振り返って見直すことができるのもありがたいです。
 
 いきなり相手にお願い・要求をする練習をするのではなく、一日目に、罪悪感ということについて(許しのワーク)や、アサーティブな関係とそうではない関係についての説明やアファメーションについての講義があったことがよかったです。
 これまで、自分が、勇気を奮って相手に伝えたのに、聞いてもらえなかったということで更に言えなくなる悪循環に陥っていたのですが、自分の言い方も悪かったということもよくわかりました。
 また、講義(理論)と練習(実践)の両方がバランスよくあったこともよかったと思います。

トモさん(女性)
 
 私は、6ヶ月前に離婚しました。離婚の原因は私側にも元夫側にも色々とあるのですが、私側の最大の原因は、私が元夫に言いたい事を言えず、我慢していたことだと思います。(その当時、私は心の中では、彼に対する不満で一杯だったのですが、顔は毎日笑顔でした。)
 
 そして、ある日、その我慢が爆発しました。その日常の我慢はささやかな物であったはずなのですが、その爆発した時には、自分でもコントロール不可能なくらい大きな怒りになっていました。そして、私は元夫を責め始めました。ある日、(そう思っていたのだったら、その時言ってくれればよかったのに、、。
 
 君は毎日笑顔だったから、そんな風に思っていたなんて、全く想像してなかった。その時、言われていたら、どうにか出来たかもしれないけれど、今更言われても、僕はどうすることもできない。)と言われました。しかし、その当時の私には、言えなかったのです。言えていたら、とっくに言っていたでしょう。
 
 
 その後、他の男性とお付き合いするようになり、今度こそは我慢するのはよそう。ちゃんと言いたい事は言葉にだして言おう、と決心しました。しかし、それが出来ないのです。また、一生懸命勇気を振り絞って言葉にすることが出来たとしても、嫌味な言い方になったり、批判的な言い回しになったり、、、。私が何かを言う度に、彼を傷つけてしまっていました。よくよく考えてみると、私は今までお付き合いしている男性に対して、自分の言いたい事を言った事があまり無いため、伝え方を知らなかったのです。
 
 言いたい事を我慢したら、自分が辛い。でも、言ってしまったら、相手を傷つけてしまう。では、一体どうすればいいのだろう?と悩んでいたところ、HUG&ACTワークショップに参加する機会に恵まれました。
 
 ワークショップではどの課題も大変有意義なものでした。今までの自分の我慢によって、いかに自分と相手を傷つけていたかを知りました。そして、特に、自分の要求や思いを相手の感情を害さずに伝える方法は、今の私にとても必要なものでした。
 
 受講者同士で行ったロールプレーは少々恥ずかしかったですが、大変効果的だと感じました。実際に体で覚えるので、習得度はやはり高いかと思います。これが、もし理論中心の講義のみだったら、実際の生活ではなかなか実践するのは難しいでしょう。
 
最後に、このワークショップに参加できて、本当によかったです。ここで教わったことは一生の財産になるでしょう。あづま先生、そして、今回一緒に受講してくださったみなさん、本当にどうもありがとうございました。
 

 
 トモさんは、大変熱心にワークショップに参加してくださいました(もちろん、他の方々も!)。
 そのことが、私はとても嬉しかったです。
 
 
◆ セラピーの中では、十分にできないこと
 
 コミュニケーション技術の問題だということが分かった場合、
 セラピーの場では、具体的にせりふをホワイトボードに書いて、
 こんな風に受け答えするんですよ、と教えることがあります。
 
 一例を挙げますと、クライアントさんの話の中で、
 
 「主人とは、まったく話ができないんです。」
 
 よくよく聞いてみると、今までずいぶんと、
 
 「あなたは???」
 「あなたは???」
 「あなたは???」
 
 という形で相手に意見をしすぎて、旦那さんが既にうんざりしている
 ようだということが分かったりします。
 
 具体的に、要求するときのせりふを、
 
 相手にゆとりがあるときの要求なら、峰不二子を20%ぐらい混ぜて、
 「○○してくれたら嬉しいな?」
 って言うんですよ、なんて指導したりします。
 
 ゆとりがないときには、キッパリした調子で、
 「○○してください。」
 と、文章で書いたら語尾に「。」がつくような言い方で言ってくださいね。
 「○○なんだけど・・・」と、語尾が「・・・」で終わる言い方だとダメですよ。
 なんて指導することもあります。
 
 
 そういった、行動面の指導というのは、コミュニケーション上とても
 大事なことなのですが、セラピーの1時間45分の中で、気持ちの整理と
 同時進行で行うには、あまりに時間がなさ過ぎるのです。
 
 で、結局、「やってみてくださいね。」で終わってしまう。
 
 家に帰ってから、当人を目の前にしてみると、やっぱり言えない、という
 ことだってあると思います。
 
 それはそうです。
 コミュニケーションの技術は、車の運転と同じ。トレーニングが必要な分野です。
 車の運転を言葉で聞いただけでできるようにならないのと一緒で、
 コミュニケーションも、トレーニングが必要なのです。
 
 
 「セラピーだけでは、解決が難しい問題があるなぁ。
  やはり、セラピー以外の問題解決方法も、提供したい。」
 
 そんな想いを、いつも持っていました。
 
 その想いの中でも、
 
 上手に要求し、
 上手に相手を動機づけて、
 相手と自分の意見が違っても、ケンカにならずに話せて、
 相手の理不尽な要求なら、爽やかにNoと言って断れる。
 
 そして、
 お互いに、その時決めたことには、わだかまりを残さない。
 
 そんな風に振る舞える「コミュニケーションの力」を身につけること。
 そんな自分になれるトレーニングを提供すること。
 
 今でこそ、相談者の方にコミュニケーションの指導もする立場に
 なっていますが、私は元々コミュニケーションが苦手で、あちこち
 ぶつかり、転びながら学んできた人間です。
 
 相手の気分を害さずに、自分の主張をするなんて、
 最も苦手なテーマでした。
 
 だから、同じように感じている方に、効果の高い講座を提供したい。
 それは、私の中では、非常に重要なテーマでした。
 
 
 それが、HUG&ACTワークショップ。
 
 Healing Underlying Guilt (奥底にある罪悪感を癒す)
 Assertive Communication Training (自己主張トレーニング)
 
 自分をゆるし、勇気づける、自己信頼のためのワークと、
 上手に相手に要求し、対等な関係を築くためのコミュニケーション法
 
 これを学ぶための、講座です。
 

セラピーとの違い・アサーティブ講座との違い

 
 この講座で最終的に目指すのは、
 ・相手とケンカにならずに、ハッキリと自己主張できて、
 ・相手の理不尽な要求にはキッパリとNoが言えて、
 ・自分らしくいられる状況が増えることで、自分を好きになり、
 ・人間関係が最終的にうまく行く。
 
 ということなので、気持ちの整理を中心とした「セラピー」とは
 完全に違います。心の筋トレみたいなものだと思って下さい。
 そして、いわゆる「アサーティブな自分になる」ということと、
 方向性は一緒だと考えていただいて結構です。
 
 但し、アサーティブ講座と違うところは、
 実は、典型的なアサーティブ講座では、行動面だけに光を当てるために、
 心の中にあるブレーキ(罪悪感や過去の喪失体験など)は放っておく
 ことが多く、それでは、トレーニングがしんどい人が出てきます。
 
 そこで、この講座では、
 心の中にあるメンタルブロック、ネガティブな感情によるブレーキを外す
 ことと同時に、コミュニケーションのトレーニングも行っていきます。
 
 
 相手が問題行動を起こしているようなケースでは特に、
 どんどん自分に自信がなくなったり、落ち込むことが増えたりします。
 
 それは、あなたがダメだということではなくて、たとえば相手の言動で、
 あなたが重い(心の)負担を背負っているということを表しています。
 
 難しい問題に対処するときに、一番大事なことは、自分のメンタル面が、
 普通の時よりも、より一層しっかりしていることです。
 
 自分をゆるし勇気づけ、多少の攻撃や批判には動じない自分を作ります。
 その上で、アサーティブなコミュニケーションを学ぶことで、
 相手を動かすほどの、大きな影響力を発揮することができるのです。
 
 

予定している実習内容の一部

 
一日目
★ 自己紹介?Good&Newのワーク
★ 傾聴の実習(同意しがたい話も自己犠牲にならずに聴く練習)
★ ゆるしのワーク+自分を励ますワーク
 
二日目
★ 知覚ポジションの調整(動じない自分を作る)
★ 自分を好きになる/嫌いになる 理由とは?(自己信頼)
★ 相手にきちんと要求する方法(ロールプレイ)
★ 相手を動機づける、感情の使い方(ロールプレイ)
 
 

日時・申込方法など

 
■日時:1月30日(土) 11:00?18:30
     1月31日(日) 10:00?17:30
 進行の状況によって若干延びる可能性があります。
 お帰りの交通機関は余裕を持ってご準備ください。
 
■参加費:50,000円 →40,000円
 
■主催・講師 阿妻靖史(あづまやすし)プロフィールはこちら
 
■定員 6名
 
●場所:東京 山手線大崎駅の近くです。
  参加者の方にお知らせいたします。
 
■お申込方法・お支払い方法
  ボタンをクリック!フォームより申込後、
  一週間以内に銀行振込にてお支払い。
  入金なき場合、あとの申込の方を優先することがございます。
 
■申込締切
  定員になり次第、締め切ります。
  また、入金の最終締切は、1/27(水) 15:00までといたします。
  入金なき場合、キャンセル待ちの方を優先することがございます。
 
■お昼
  お昼は、みんなで近くの飲食店に行こうと考えています。
  ご要望がある場合は、お申し出頂けると幸いです。
 
■おまけ
  休憩時間におやつがでます。
  前回はあづまの作った栗蒸しようかんと芋ようかんでした。
  今回も、何か用意したいと思います。ご期待ください(*^_^*)
 

申込ボタン
現在満席のご予約を頂き、キャンセル待ちのみ受け付けています。

 

参考:本講座がベースにしている書籍や講座、心理学

 
1.交流分析の「基本的構え」
  参考図書:「分かりやすい交流分析 チーム医療編・刊」
2.避けられない無視できない(身近な困った人への対処法)
  ジョン・タウンゼント博士著 きこ書房刊
3.人を動かす
  デール・カーネギー著 創元社刊
4.アサーティブトレーニング アサーティブジャパン(ワークショップ)
5.ゆるしのワーク(あづまオリジナルのイメージワーク)
6.知覚ポジションの調整(コア・トランスフォーメーション)
  コニリー・アンドレアス/タマラ・アンドレアスのワークショップ
7.その他、これまであづまが学んできたこと全て