味方=楽しいことを話せる+辛いことを話せる

 

楽しいことを話して受け止めてもらう+辛いことを話して受け止めてもらう→絆が出来て「味方」になる
 
人と人とのつながりはどうやって強められるかというと、
やはり、自分の感情が動く話を、相手が受け止めて聴いてくれたときです。
 
感情が動く話というのは大きく分けて二種類あって、楽しい話と、辛い話です。
 
相手が自分の「味方」であると感じられるためには、この両方を話し、受け止めて聴いてもらう必要があります。
但しこれは、必要条件であって、十分条件ではありません。
 
つまり、こちらが話したとしても、相手がそれを受け止められる状態でない場合、残念ながら絆が強まらないこともある、ということです。
 
しかしまず、自分から胸襟を開いて、楽しい話しをし、辛い話や自分にとって大事な過去の辛かった経験も話すことが、本当の信頼関係を築くためには必要になります。
 
 
また、立場を逆にしてみれば、相手の楽しい話を否定せずに聴き、相手の辛い話や、恥ずかしい過去の打ち明け話も、否定せずに聴くことができれば、相手にとってあなたは「味方」ということになります。
 
このような基本的な信頼関係が、カップルの関係を維持したり、親しい人間関係を維持するためにはとても大事になります。
 
もちろん、どんな相手でも絶対に受け入れてくれるわけではありませんから、すべての人がこういう意味での「味方」だと期待するのは間違っています。しかし、人生に一人も「味方」がいないと感じているとしたら、自己開示をしていなさ過ぎなのです。
 
楽しい話も、辛い話も分かち合える本当の「味方」を作るということが、とても大切です。
 
 
楽しいことを話して受け止めてもらう+辛いことを話して受け止めてもらう→絆が出来て「味方」になる


 

「味方=楽しいことを話せる+辛いことを話せる」への4件のフィードバック

  1. 驚きました。別れた夫は、こちらがどんなに心を開いても自分の心は見せず、
    決して「味方」にすらなれない人だったのだと、だから私は辛かったのだと
    分かりました。
    今の彼氏には、泣くほどの状態の私を2度ほど見せてしまっています。
    一度は彼の女問題で、一度は私の子供のことで・・・。
    彼はどのくらい私に心を広げてくれているのでしょうか。はっきりとは分かりません。
    でも、私が悲しい表情をしていると自分も悲しくなると言っていました。(本当でしょうか。)55?60%くらいしか彼は私にまだ心を広げてはいないと思います。
    若くないんだから、急がなくていい。と言ったりします。
    彼は確実に私の味方だと思いますが、女はいくらでもいる、いくらでも取り換えられる、自分はモテるんだ、と思っているらしいのでその点で70%くらいしか信用できないのです。男は味方には出来ても、それを一人占めは難しいのでしょうか。

  2. きょきょんさん
     
    コメントありがとうございます。
     
    この「味方」には両方向があるんですよ。
     
    あなたの喜びも、辛さも、両方とも彼が受け止めてくれる。
    これはつまり、彼があなたの味方になってくれているということ。
     
     
    逆に、彼の喜びも、辛さも、両方ともあなたが受け止めるということ。
    これはつまり、あなたが彼の味方になっているということ。
     
     
    両方とも出来て初めて、本物の絆が生まれるのです。
     
    よく考えてみてくださいね!

  3. 毎日、更新を楽しみにして読ませていただいています。
     
    別れた夫とは絆を結ぶことができなかったと感じていました。
     
    楽しいことは受け入れてもらえたけれども辛い気持ちは受け入れて
    もらえなかった。
    否定癖があり、共感性の無い人だったので一緒にいてとても淋しかったです。
     
    そして具合の悪い時に度々、無視されたり冷たくされました。
     
    そして夫自身、私に心を開いてはくれませんでした。
     
    とっても淋しく辛い結婚生活でした。
     
     
    そしてやっと離婚できたのに、なかなか前を見て歩き出せない私がいます。
     
     
    早く前を向いて歩き出し、新しいパートナーとの絆を深める喜びを味わいたいと思います。
     
     
    絆ができるとお互いに心が安らいで幸せなのでしょうね。
     
     
    これからも為になるお話、楽しみにしています。

  4. ラッキーさん
     
    コメントありがとうございます。
    別れるときには、相手の態度が悪くても、自分はそれに巻き込まれないという姿勢が、最終的に心の傷が浅くてすむ一番のコツです。
     
    それに、相手に(断らずに)練習台になってもらって、よい対応をしながら別れれば、次に向けて既によい習慣づけが出来るわけですから。
     
    相手にも愛情を注ぎながら、しかも、コミュニケーション方法の練習台になってもらうわけですから、恨みも少なく、ある意味感謝も出来る。
     
    傷ついてしまった場合、とにかく、辛い感情をしっかり感じて、出てこなくなるまで感じ切るしかありません。
     
    大したことは出来ませんが、恋愛セラピーなどをご利用になると、寄り添う人がいる分だけ、少しだけ立ち直りが早くなると思います。
     
    とにかく、心の痛みからの早い回復をお祈りいたします。

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