自分が二股やW不倫をしていてこじれた場合は・・・

 

ダブル不倫や、自分が既婚者だけれど、シングルの相手とも交際しているなど、
 
三角関係において、自分が二股(以上)をかけている側になっている場合、(たとえ相手も二股をかけている人だったとしても)、やはり、自分の責任で行動しないことには、問題は解決しません。
 
私はこのケースに関しては、比較的厳しい考えを持っています。
 
自分をゆるして、自分を大切にすることが人生を拓くというのが、私のセラピストとしての基本理念ではありますが、二股をかけている人の場合、きちんと責任のある態度で、その関係を整理する必要があるというのが、私の考え方です。
 
それが結局、自分を大切にすることだと思います。
 
 
よくある相談事例で、ダブル不倫中の、彼氏との関係がこじれているというケースがあります。本人は旦那さんとの関係改善はもうあきらめていて、彼氏に救いを求めている。でも、その彼氏が浮気をし始めた、というような話です。
 
私はこういった場合でも、相談者の方を責めたりする気は、まったくないのですが、
 
しかし、心理学の原則から言って、元の旦那さんとの間でちゃんと解決できていない問題が、形を変えて彼との間に現れているに過ぎませんから、今闘っている問題は、幻影・分身なんですね。本当の問題は、旦那さんとの間に横たわっている。
 
こういうケースでは、本人は意識的には彼との関係をどうにかしようともがくわけですが、どんなにそれをやっても、残念ながら問題の本体は、旦那さんとの関係をきちんと保つことが出来ていない、心のクセにあるわけです。あるいは、そういった問題を解決せずに放置しておく心の弱さ、と言い換えてもいいでしょう。
 
図解すると、こういう感じです。
もともと、自分と夫の関係が悪化しても、どうにもならないとあきらめています。
また、彼にも奥さんがいたりするのですが、それもあきらめて受け入れています。
(このあたりで既に、問題アリの姿勢なのです。そこに気づく必要があります。)

 
表面的に悩むのは、大抵の場合「新しく現れた女性と彼の関係について」です。
しかし、この問題は、これまで放置してきた問題が見せている幻影にすぎません。本当の問題が分身して出てきた、倒しても倒しても終わりがない問題です。

 
残念ながら、分身をいくらやっつけても、本体が消えない限り、何度でも同じ問題が立ち現れます。
本体というのは、問題を放置したり、相手との本当の絆を作れなかったりする、心の問題です。腹をくくって、自分の心のクセを治すことにとり組むことがなければ、この手の問題は永久に解決しません。
 
セラピストとして誇りを捨てれば、こういう方からたくさんお金を巻き上げることも出来ます。
(言葉が悪くてすみません)
問題の本体ではなく、分身、つまり永久に解決できない問題に目が向いている方の場合、何度でも相談にいらっしゃるわけです。だから、セラピストが誇りを捨てれば、分身をやっつける(彼との関係を少しは良くする)ことに手を貸してお金を受け取り、何度も何度も通ってもらえば、稼げるわけです。
 
もしこれをお読みになっているあなたが、占い師さんやカウンセラーさんに長いこと通っても、次々と新たな問題が立ち現れて、いつまでも解決しないという経験をしたことがあるなら、本体に立ち向かっていなくて、分身を倒し続けていたのです。

こういう無限ループにはまっていることに気づいてほしくて、これを書いています。
 
私はそういう、本質的に何の解決にもならないことをするのは職業倫理に反すると考えているし、まったく建設的でないと思うので、ズバッと
 
「その問題は旦那さんとの間での未解決の問題が、形を変えて現れているだけですよ。本当の問題にとり組まない限り、解決はしないと思います。」
と伝え、問題の本体に切り込むことを提案することにしています。
 
分身に対処している方が楽なのです。しかし良薬口に苦し。問題の本体に切り込むのは苦痛が伴うこともあります。今まで痛くて怖くて避けてきた行動パターンを、いまこそ勇気を出して取り入れなければならないという話になるわけですから。
 
今はまだ関係を整理出来ない、という答えはありだとしても、永久に整理出来ない、という答えは、どろどろした男女関係の中で一生を過ごすことと同義ですから、やはりどこかの段階で勇気を出して、真実と向き合ってほしいと願っています。
 
そして、本当の問題にとり組む痛みから一時的に逃れる「痛み止め」として彼を利用していることに気づいてください。痛み止めはいつか、やめなければいけません。
痛み止め(寂しくて死にそう、孤独で耐えられないなどの痛みを緩和する)の役割を、一旦セラピストに預けていただき(セラピーにしばらく通う)、その間に、本当の問題にとり組んでほしいと、心から願っています。
 
その問題は一種の依存症ですから、ぜひ、断ち切ってください。


 

「自分が二股やW不倫をしていてこじれた場合は・・・」への3件のフィードバック

  1. こんばんは。1年以上前からあづま先生にはいろいろとお世話になっている者です。久しぶりにサイトにお邪魔したら新しいコラムがあって、しかも自分の問題にあまりにハマりすぎていてびっくりしました(今更)…。
    あづま先生のマニュアルを少しずつトライして、だいぶ自分では良くなっていたつもりだったのですが、まだ混乱していた部分に、おかげで気付くことができました。不倫相手に他の女性が出来たわけではないのですが、他の女性の存在が気になっていたのは事実だったのです。自分のようなパターンの人が、パターン化出来るほどいらっしゃるということを知ることが出来ただけでも、驚きです。(自分のようなダメダメなパターンな人はあまりいないだろうな…と思っていたので、不謹慎ですが少し安心してしまった…)目標が更に明確になりました。ありがとうございます。

  2. melyumiさん
     
    コメントありがとうございます。
    心のデトックスマニュアルも実践してくださっているんですね。嬉しいです。
     
    目標が明確になったとのこと、まずは喜びたいと思います。
    着実にとり組んでいってくださいね。応援しています。

  3. おっしゃるように、痛み止めでした。
    本質の解決を図る前に、痛み止めにおぼれ、抜け出せなくなりました。
     
    目が覚めた瞬間は、すでに手遅れでした。
     
    もっと早くに知っていれば。
    いや、気づくまでは、それが痛み止めであることを受け入れられなかったでしょう。
     
    ありがとうございました。

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