【ココヘル655】ベストパートナーに出会うための、心の成長とは?

 

★女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学 655号 2015.3.22
 
こんにちは。あづまです。
いつも読んで下さってありがとうございます。
 
 
★運命の相手にだけ出会う
 恋愛心理学ワークショップ
 
無事終わりました。
 
感想を頂いてます。
 
****
彼に求めるポイントを挙げていって
表面的に求めていたものと、その奥に隠れていた望みを
明確にすることができて良かったです。
 
引き寄せの法則の漠然としていた部分を
交流分析の観点から理解できて納得しました。
 
じゅんさん 女性 満足 非常に役立った
****
普段、自分の頃を見つめ直す機会がなかったので、
今回、自分が何を望んでいるのかを知る良い時間になりました。
 
ワークを通して私はまだまだ受け取るのが下手だなと思いました。
まずは、今日コミットしたことから行い、受け取り上手になりたいです。
 
Cさん 女性 大満足 非常に役立った
****
 
 
 
★本編
 
今日から、ちょっと基本に戻って、
男女の心理の違いなど、
パートナーシップの基本の話を、
書いてみたいと思います。
 
そして、
相手と自分が違っていても、
【相手を】認めることができる。
 
相手と自分が違っていても、
【自分を】認めることができる。
 
これができることも、大事なのですが、
そのためには、ある程度、
心の成長という課題について、
考え、取り組むことが必要ですので、
 
心の成長についても、
取り上げ、考えていきたいと考えています。
 
 
さて、
このテーマの第一回の今日は、
 
 
もう、基本中の基本になりましたが、
男性と女性の違い
について、お伝えしたいと思います。
 
 
 
男性は、役に立ちたい。
女性は、助けてほしい。
 
こういう関係です。
 
 
・・・と言うと、「違います」という声も、
最近では、聞こえてくるような気がします。
 
実際、女性であっても、
役に立ちたいという気持ちを持って、
仕事なり、親しい人間関係なりを過ごしている
人もいるでしょう。
 
私もそこは、その通りだと思うんです。
 
 
でもあえて、言います。
 
 
男性は、役に立ちたい。
女性は、助けてほしい。
 
 
なぜ、これを強調するかというと、
 
 
男性は、自分が役に立っている、
自分が(男の表現で言うと)貸しを作っている、
そう感じているときの方が、
勇気を出して告白しやすいし、
恋愛に発展しやすいからです。
 
男性の中にも、
お姉さまに頼りたい、的な、
妹キャラ(でいいのか?)的な男性もいます。
そういう人は、少し反応が違うと思います・・・
 
 
ただここで、
今度は、女性の側から考えてみると、
 
お姉さまに頼りたい的な男性が寄ってきたとき、
「なんかカワイー。トキメいちゃう♪」
って気持ちになる女性は、
多数派じゃないと思うんですよね。
 
少なくとも、結婚して人生を預ける相手、
人生のパートナーとしては、
選びにくいんじゃないかな?
 
 
女性の方は、実は、
継続的に親切にしてもらい、
色々、助けてもらう経験を積み重ねると、
その人に対して、恋愛感情が開きやすい、
と、脳科学的な研究からも言われています。
 
 
そう、
女性にも「だれかの役に立ちたい」という気持ちは、
当然、あるのですが、
 
でもしかし、女性が、
「役に立ちたい」という気持ちを中心に生きていると、
恋愛感情が開きにくいんです。
 
 
つまり、
男性は、役に立ちたい。
女性は、助けてほしい。
 
というのは、
表現に真実とのずれがあって、
 
 
もう少し正確に表現するなら、
 
男性は、役に立っていると感じると、
その相手のことを好きになりやすい。
 
女性は、助けてもらえていると感じると、
その相手のことを好きになりやすい。
 
 
と、なるわけです。
 
 
長い目で見たときには、
妻に色々甘えている夫、ってのは、
よくある風景ですし、
 
いい意味で、男性が自分の弱いところも出せる、
そういう関係性(ここでは、女性が男性を支える)も、
作れる二人であることは、
 
カップルが長期的に安定するためには、
必要なことです。
 
 
でもしかし、
始まりの段階では、
女性が男性を助ける形で恋愛が始まると、
共依存的関係に陥るリスクが高いので、
始まりは、
 
男性が女性を助けて(おもてなしして)、
女性がそれを受け取る形で始まるのが、
いい関係じゃないかと思います。
 
 
 
では、
どういう形で、男性が女性を助けるのが、
よい始まり方なのでしょうか?
 
 
食事をごちそうする、
なんてのは、古典的、定番ではあるのですが、
最近思うのは、その形、実は本当にいいのか?
てこと。
 
というのも、
引き寄せの法則的に発想すると、
交際初期に、ごちそうしてもらうというのは、
 
「男性は経済的に女性を支えるべき」と考える
タイプの男性が喜ぶ「役立ち方」です。
 
そういう考えの男性を引き寄せておいて、
いざ、結婚になったとき、
「家事を分担して」
「経済力だけじゃだめ」
という方向に向かわせるのは、
 
相手の価値観を、わざわざ踏みにじることに
なるような気がするからです。
 
 
と、問題提起だけしておいて、
続きは次回。
 
 
次回をお楽しみに!
 
 
 
 
★Lのマメ知識
 
色々書きたいテーマはあるんだけど、
今回はお休み。ごめんね★
 
 
 
★脳トレ的クイズ
 
よく、家電量販店で、10%ポイント還元!とか
やってますよね?
そこで今日はその問題。
 
「ポイント還元の、真の還元率とは?」
 
家電量販店Aでは電子レンジSが50000円でした。
現金またはカードで支払った額に対して10%の
ポイントがつきます。
 
家電量販店Bでは45300円でした。
ズバッと現金値引きのため、ポイントはつきません。
 
さて、どちらの店の方が、
長い目で見て支払いが少なく済むでしょうか。
 
 
この計算には、いくつか前提条件が必要です。
 
まず、
商品ごとに安い方の店で買うのがお得、
というのは、現実的には良くある話ですが、
ここでは、
話を単純にするために、ほかの家電の価格も、
両店間の価格比は一定だと考えてください。
たとえばテレビがA店で100000円で10%ポイント還元
B店では90600円、という具合に・・・
 
また、
大事な前提として、あなたは、家電量販店を
継続的に利用し、付いたポイントは失効させずに
全部使い切ると考えてください。
常にポイント残高がありますが、長い目で見ると、
順ぐりにポイントを消費するので、現在の残高も
いつか使われるものと考えてください。
 
(この問題は税込価格という設定ですが、税率は
日本全国一律なので、問題の本質と関係ありません。)
 
また、そのほかの条件には、両店間で差はありません。
 
 
さて、どちらの店が得でしょうか?
 
単純に考えると、
50000円の10%還元で5000円還元になる。
だから、実質45000円。したがってA店の方が得。
 
・・・と、なりますが、
・・・本当にそうですか?という問題です。
 
 
もし、ゆとりのある人は、
10%のポイント還元が、現金値引きと公平な基準で比較するなら、
何%の値引きに相当するのか。そこも考えてください。
 
 
 
 
回答は、ココヘル+で。
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◆編集後記
 
今日は、人間関係セラピスト養成WSのパートCの日でした。
昨日の「意識の向けどころと引き寄せの法則の関係」
今日の「二次プロセス(成長課題)を発見し、挑戦する方法」
の部分は、今回新しく盛り込んだ、一番力を入れた部分で、
 
大事なことが伝わったと感じました。
いやー、ここまで作るのは結構大変でしたけど、
やってよかった、と感じています。今後も開催します!
 
 
いま、マイブームが来ているのが「ソイラテ」
家で作れるように、道具を揃えています(*^_^*)
 
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「【ココヘル655】ベストパートナーに出会うための、心の成長とは?」への3件のフィードバック

  1. あづま先生、こんにちは。
     
    「男性は役に立ちたい」と考えているので
    男性にはお願いしたり、頼ったり、甘えたりすることが大切なんですよね。
    してくれたら感謝して、喜ぶ。
    それが大事だということは分かったので、実践しています。
    確かに感謝すると男性はとても嬉しそうです。
     
    ただ、一つ疑問が出てきました。
     
    たとえば、本当は自分ができることだけど、男性にお願いして
    やってもらったとします。
    「ありがとう助かりました」とお礼を言ったことが、
    のちに、「本当は自分でできることだったんだ」と彼にばれたとき
    どうすればいいですか。
     
    また男性が、得意分野の知識を話していたとき、
    実は自分のほうが詳しかったとします。
    そのときに「私も知ってる!」なんて、会話泥棒をするような真似はせず
    彼の話を愛想よく聞いていたとします。
    のちに、本当は自分のほうが詳しかったと彼にばれたとき
    どうすればいいですか。
     
    男性が「役に立ちたい」「立ててもらいたい」という気持ちは
    とても分かるし、できるだけをそれを尊重したいと思っています。
    女性ができないふり、分からないふりをすることが大切なら
    してあげたいと思います。
     
    ただ、それってやっぱり嘘をついていることになりますよね…?
    うそが後でばれたときに男性はどう思うのでしょうか?
    「俺に気を使ってくれてたんだな。優しいな。」と思ってくれるなら良いのですが・・・
    余計に彼らのプライドを傷つけるんじゃないかとも思います。
     
    最近の女性は男性より稼いでいたり、知識欲や好奇心があったりして
    男性以上に「知っていること」「できること」が多くなってきています。
    しかしそんな女性たちが、知っていることを「知っている」と
    できることを「できる」と、そのまま表に出すと、
    どうしても男性の自信を奪ってしまいます。
     
    だから男性の前では遠慮してしまうのですが、
    それが本当に良い方向に向かっているのかちょっと分かりません。
     
    無理はせず、本当にできないことだけを手伝ってもらえばいいのかもしれませんが、
    それが意外とないのです・・・。
     
    加減が難しいです。
     

  2. ゆいさん、質問ありがとうございます。
     
    私は「私にはできないことはない」という考えそのものが問題だと思います。
     
    私も20代の頃は「私は何でもできると考えちゃう病」でしたが、でもそれは、大いなる思い上がりだったということに、気づきました。
    実際、器用な方だったし、勉強も学校で一番、ぐらいだったこともあるし、できることが多かったのは、客観的に見ても確かだったと思います。
     
    それでもね、
    ではたとえば、自分の能力に見合った仕事について、毎日全力投球したときに、その状態で家に帰ってきて、家の冷蔵庫の中身を把握できるかって言ったら、無理ですし、有限の時間と有限のエネルギーしか持っていない人間が、本当に「何でもできる」わけないと思うんですね。
     
    「そもそもできる能力がある」、ということと、
    それを「毎日コツコツやれるエネルギーと時間もある」、ということは、
    天と地ほども違うことだと思います。
     
    ゆいさんは、きっと、それなりに、仕事もできるんでしょう。
    それは大事なことですし、できることが多ければ、人生の選択肢が広がります。
    そこは、よいことだと思うのですが、
     
    では、逆に質問しますが、
    上に書いたような意味で、本当に、
    自分で何でも抱えて、ひとりでできるのでしょうか?
     
    パートナーを見つけて、
    その人との、生活が始まったとして、
    本当に、何も、相手に頼らないで、
    生活を成り立たせることが、できるのでしょうか?
     
     
    能力があるとか、
    せーの、で競争したときに、人よりうまいとか、勝てるとか、
    そういうことではなくて、
     
    生活として、毎日、時間とエネルギーをつぎ込んで、
    コツコツ実践する、という視点で物を見たときに、
    本当に「できる」のでしょうか?
     
     
    かつての私は、何でも自分でできる「能力」を身につけて、「できる」と思い込んでいました。
    比較的、飲み込みの早い私は、仕事もそれなりにちゃんとやっていましたし、料理もできますし、掃除も奥さんより(今でも)丁寧だと思います。あ、洗濯は、独身時代1週間ためたりしてましたので、奥さんはそこは私には任せられないと思っているみたいですが(笑)
     
    脱線しましたが、やれる「能力」があるということと、
    毎日それを実践できる、ということは、
    全然違うことだと思います。
     
    そして、いまできていても、
    たとえば夫婦二人+子供が二人の家族では、
    洗濯物は大人ひとりの5〜6倍になります。
    それでも「できる」のでしょうか?
     
    そう考えてみると、人が「できること」って、かなり限られているんじゃないかと思うんですね。
     
    で、結論ですが、
    あなたが「できる」と思っている、その認識を、ちょっと変えてみるところが、初めの一歩なのではないでしょうか。
    行動がどうの、伝え方がどうの、という前に、心の中で思っていることって、なんとなくにじみ出るように、相手に伝わってしまうものですから。
     
    そして、たとえ自分が能力的に「できる」ことであっても、助けてくれる相手に対して、「限りある私のエネルギーと時間を、助けてくれてありがとう」と心から思えるようになったとき、自然と、相手のプライドを傷つけることも、なくなっているのではないでしょうかね?
     
    健闘を祈ります♪

  3. あづま先生
    ご返答いただきましてありがとうございます。
    「限りある私のエネルギーと時間を、助けてくれてありがとう」の一言で
    ものすごく納得できました。
    確かにそういうふうに考えてみたら、人がしてくれることは
    全て有り難いことですね。
    謙虚に向き合ってみます。ありがとうございました。
     

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