別れた彼が憎くて忘れられない(失恋後の心のケア)

 

失恋し、別れた彼に対して憎しみの気持ちが忘れられない状態になってしまうことはあります。好きであればあるほど、失恋と同時に裏切られた気持ちや、怒りの気持ちが湧いてくるでしょう。同時に湧いてくる寂しさや悲しみも、混乱した気持ちをますます強くするかもしれません。
 
それだけ、あなたは彼のことを好きだったのです。まずは、そこまで心を開いて人を好きになれた自分をほめてあげてください。
 
ただ、憎しみの気持ちから、彼に復讐したいと思うとしたら、それは愛に反する道です。自分の魂を傷つける行為ですから、何とかして止めなければなりません。もしかすると彼にひどいことをされたのかもしれません。許せないという思いがあるのは、彼の側にも原因があるのでしょう。
 
それでも、許さない、復讐したい、憎み続けたい、このような気持ちを持ち続けることはあなた自身にとっての心の毒です。毎日憎しみ続けるということは、毎日病気になる毒を飲み続けるのと変わりません。
 
 
そこで、あなたが彼に対する憎しみを少しでも手放して、愛の道を歩めるよう、憎しみを手放し、失恋を乗り越えるためのヒントを書いてみたいと思います。
 
まず、あなたの幸せの責任者はあなた自身であるということ。彼はそばにいてくれましたが、彼にはあなたの幸せの面倒を見る義務はないのです。あるいは、あなたの寂しい心の穴を埋める義務はないのです。あなたの寂しい気持ちが強いとしたら、その気持ちの面倒を見る責任はあなた自身にあります。
 
今一度、自分の幸せを相手に依存していなかったかどうか反省してください。
 
自分を愛せないと、寂しい気持ちが暴れたり、不安になったりします。本当の原因は子供時代に経験した出来事(お母さんに認められたくて、分かってほしかったけれど、その想いはついに満たされなかった、など)が心の中で未処理になっているものなのですが、私たちはつい目の前の相手に満たしてもらおうと考えがちです。
 
私はこんなに寂しいんだから、あなた、私の心の穴を埋めて!!!みたいな感じです。恋愛初期には強い恋愛感情がありますから、相手も何とかあなたの(やや理不尽かもしれない)要求を満たすことができました。
 
でも今度は、こんな自分に合わせてくれている彼がすごく素敵で、それにひきかえ、こんな情けない、ちっぽけな私では釣り合わないような気がしてきた・・・すると、彼のことを考える時間を長くするなど、彼に関わる時間を増やすことで至らない自分を埋め合わせようとする心の働きが出てきます。
 
こうして、自分を愛せないことが大もとの原因なのですが、寝ても覚めても彼のことを考え続けることで、ダメな自分の埋め合わせをするパターンが出来上がります(これはちょうど、自信のない男性が、必死で残業をしたり、有給休暇をとらなかったり、休日返上するなどしてハードワークする傾向があるのと似ています)。彼にとってみたら、会っていない時間にあなたが何を考えようとあまり関係ないでしょうが、あなたは一方的に「私はこんなにあなたのことを思っているのに!」という気持ちになっているかもしれません。
 
あるいは、あなたは自分で寂しさを振りかざしてしまうくせに既に気づき、あなたが我慢することで恋愛を維持していたかもしれません。このパターンでも同じように、彼に振られないためにあなたが彼に心の中でものすごく尽くしているわけです。我慢することで。それが彼のためになっているかどうかとは関係なく。
 
 
自分を愛せない
→彼に愛してもらって、心の穴を埋めた
→彼を失いたくない
→心の中で彼に尽くした(自己満足)
→私はこんなにあなたのことを考えている。損をしている。
→あげた愛を返して!
 
こうなっていないか、あなたの心をチェックしてください。
愛の道は、相手のことを大事に思うこと。相手の幸せを願うこと。
あげた愛を返してもらおうとか、一方的にひどいことをされたから復讐するとかではありません。
 
憎しみ、復讐、相手に愛を返してもらいたい気持ち。
こんな気持ちがあるとしたら、あなたは彼に愛を与えていたのではなく、彼から愛をもらおう、もらおうとしていたのです。あなたが本当に尽くしていたとしても、相手からの見返りを期待してやっていたとすれば、それは愛ではありません。あなたの中の欠乏感、自分ばかり愛してほしいと思う気持ちです。
 
そこに気づくことができれば、彼を憎むことがいかに筋違いであったか、分かるのではないでしょうか。
 
もちろん、辛い気持ちは十分に吐き出すことが大切です。友人やカウンセラーに辛くて悲しい気持ちを話すのは心の毒を出すために有効です。一人で泣いてスッキリするなら、それもよい方法です。
 
でも、彼を憎むことでは、あなたの人生は前に進まないのです。
どうか、別れた彼の幸せを祈ってあげてください。
 
そして、あなた自身も、今度は自分で責任を持って、幸せに向かってください。
幸せな気持ちで満たされ、心から新しい相手を愛せるようになったとき、彼に対する憎しみの気持ちは既に無くなり、失恋という人生のスパイスを与えてくれたこと、成長のきっかけを与えてくれたことに感謝の気持ちすら持てるようになるでしょう。
 
だから、あなた自身が幸せに向かう道を選んでください。
 
 
なお、関連記事として、
失恋した元彼との復縁方法を探しているあなたに辛口アドバイスも参考にしてみてください。


 

「別れた彼が憎くて忘れられない(失恋後の心のケア)」への35件のフィードバック

  1. こんにちは。彼が憎くて忘れられないでいます。人目を憚らぬほどに、好きだ好きだと言われ、同じ職場なのにみんなに私を好きだと言いふらし、当時彼には奥さんがいたのでお付き合いを断ると、離婚までして、そこまで私を愛してるというので、結婚を決めて、仕事を辞めて・・・。そうしたら、もともと不倫をしていて、その不倫相手が結婚してしまったのでその心の穴を私で埋めようとしていたらしく、私に気に入らないことがあると元不倫相手に連絡していたことがわかりケンカとなり、私は結局仕事もなくなって一人ぼっちになりました。私が自分で決断して彼を選んだこととはいえ、毎日毎日、彼は何もなくしてなくて、私だけがたくさんのものを失ったという思いにかられています。彼は元奥さんにも私のことを話していないので、奥さんとも連絡を取り続けているようです。早く忘れて許して、前に進みたいのに、憎しみに捕らわれています。もっと前向きでキラキラと輝いていたいのに・・・。

  2. ミーコさん
     
    辛い別れでしたね。
    今はまず、辛い気持ちを、できるだけ彼を責めずに(責めるとまたさらに自分の心が傷つくので)だれかに聞いてもらうことが癒しの第1段階になります。
     
    そして、ここからはまだきっと受け入れられないと思いますので、書くだけ書いておきます。数ヶ月後でもいいですから、落ち着いたらもう一度読んでみてください。
     
    ミーコさんが成長すべき点は、自分の人生の舵を自分の手に取り戻すことです。どんなに相手に求められたとしても、決めたのは自分だし、責任を持つのも自分だということを今回痛感したのではないでしょうか。
     
    男性を見る目を磨き、いい男に感謝して寄り添える自分を育て、そして、自分からアプローチしていきましょう。告白は相手に花を持たせてあげる方がいいように思いますが、相手の前で「私は告白したらOKします」って気持ちを表現するんです。
    いい男は大抵シャイでちょっとビビリですから(それだけ相手の気持ちを思いやっているってことです)、女性の側から「好きです♪」ってオーラを出してあげないとなかなか告白できないんです。
    相手のことなんて考えていない猪突猛進男とか、押しに押したら根負けしそうな主体性のない女性ばかり狙っている男とか、そういう男性を引き寄せてしまうとあとで苦労しますから。
     
    このコメントは半年後のことまで書きました。
    まずは、今の辛い気持ちを、否定しない人に聞いてもらって癒すこと。
    その後は、いい男を引き寄せるトレーニングをしていきましょう。
     
    健闘を祈ります!

  3. あづまさん、お返事とアドバイスを有難うございました。私は、誰にも泣き言が言えなかったので、彼に直接、恨みつらみをぶちまけていました。最悪です。正直、こんなことをしてしまったので、幸せになれるのか不安です。きっと自分に、このことは返ってくると思います。それでも、前を向いて、頑張って生きていきます。有難うございました。

  4. あづまさん、少しこの場をお借りいたします。
    ミーコさん、まだ読んでくださっているでしょうか。
    とてもお辛い別れがあったのに、御自分の悪い点をまっすぐに見据えていらっしゃいますね。
    そのミーコさんのお姿、とても人として素敵だと思いました。
     
    私も同じようなことをしてしまった経験があります。
    そして、長い間、なかなかやはり自分が悪いとは思えませんでした。
    でも、人ですから、そういうときもきっとあっていいと思うのです。
     
    そして、ご自身の悪い点を見据えられているミーコさんは幸せになれると思いますし、少なくとも、私はミーコさんが素敵な男性に出逢って、また素敵な恋をされて幸せになられることを心から祈っています。
     
    横レス、失礼いたしました。

  5. リリさん
     
    コメントありがとうございました。
    こうして、優しいコメントを頂くとほんとうにほっとします。
     
    ありがとうございました。

  6. リリさん、優しいコメントを下さり誠に有難うございました。思いもよらなかったリリさんのコメントは私のささくれ立った心に、幸せな気持ちを湧かせました。本当に感謝致します。幸せを御裾分けして下さったりりさんは、きっと素敵な方なのだと想像します。りりさんがいつまでも幸せでありますこと、私も心からお祈り申し上げます。頑張ります。有難うございました。

  7. 追伸 私もいつか、リリさんやあづまさんの様に、幸せの御裾分けが出来るような人間になりたいです。本当に感謝しております。何度もコメントすみません。有難うございました。

  8. こんばんわ 涙が止まらなくてどうしようもなくて苦しいです。 私は今34歳ですが25歳から今の彼と不倫しています。彼は50歳です。彼はとても穏やかで、争いごとが嫌いな誰からも好かれる素敵な男性です。50歳なのにとにかく魅力的で、今でも女性ファンが多い人です。奥様は戦友みたいな兄弟みたいな関係で、彼の行動は一切関知しない方です。ですから私も9年も不倫してしまっています。しかしやはり気持ちは変わりますね。私は出会った9年前よりも今日がますます彼のことが愛してやまないのですが、彼はあきらかに私への気持ちはありません。わかっていながらもきづかないふりして会ってもらってます。週1?2くらい会ってくれます。ただ体の関係はもうありません。私がいい人を見つけて幸せになって欲しいと願っているみたいです。だけど、私は異常なくらい彼が好きでたまりません。彼の為なら命も惜しくないです。でも愛しているからこそ別れてあげたいって心から思っているのですが、どうしても別れを考えるだけで、死を思い浮かべてしまいます。2年くらい前からずっと毎日泣いて泣いて、悩んでます。とうとう自律神経もやられて今は、薬を服用しています。病気の私を捨てられない彼もやはりかわいそうです。自由にしてあげたいのに、私の重い思いをぶつけてしまいます。気持ちが冷めたらどんなに幸せだろうと思います。 しかも私は友達が一人もいません。仕事も彼の会社で働いているので、(社員は私だけ)365日誰とも接触しません。ここに大きな問題があるのだとわかっているのですが、この年になってなかなか友達はつくれません。見事に周り結婚してます。不倫女は嫌われます。でもこの生地獄から抜け出したい。人と接触が慣れてないので、人ごみに行っただけでも発作がでます。しかしこのままでは私の先には死だけしか残ってません。両親のこと考えると一人っ子の私が自殺するわけにもいかず・・ 環境も変えたいけど、体が弱いので新しい職はみつかりません。どうしたらいいのか本当にわかりません。でもやさしい彼に自分の気持ちを押し付けて、別れられないようにがんじがらめにしている自分がとても嫌です。ふたつの葛藤です。最近は彼はハリウッドスターだと思いこむようにがんばってます。どんなにすきでも叶わない恋ですもんね。顔見れるだけで幸せです。でも顔みるだけで苦しいです。私の涙で会うたび彼を困らせて・・・ 本当に情けないです。
    脱出することは不可能なのでしょうか?思いを断ち切るにはどうしたらよいのでしょうか?
    本当に長々ダラダラ書いてすみません。
    助けてください。 本当にもう限界です。

  9. 響子さん
     
    コメントありがとうございます。
     
    辛い心の叫びが伝わってきました。
     
     
    ふつう誰でも、周りに親切な人がいて心が落ち着き、安定するものです。ご自分でも書かれているとおり、それがいないというところが一番の問題だと思います。
     
    これを解決せずに、不倫の彼を切ったら、それこそはしごを外されるようなものじゃないですか?何だか無理な方向に向かって努力されているような気がします。
     
    まずは、親切な友達を増やすことです。
    対人恐怖があるのなら、それの克服から。
    心理学ワークショップなどへの出席もおすすめします。
     
    あと、自分を助けられるのは自分しかいません。
    他人は助言や多少の手助けが出来るのみです。
    ここを受け入れられると、一気に前に進めますよ。
     
    応援しています、では!

  10. あづまさん お返事ありがとうございます。 
    そうですね。 話せる人が一人もいないことがかなり問題ですね。 子供のころから友達と呼べるひとがいなかったので、今からどうやって作れるのかまったくわかりません。 
    自分しか自分を助けられないのですね>< 答えはみつからないですが、このままの日々を受け入れることしかできなさそうです。 死を迎えるまで耐えます。
    ありがとうございました   響子

  11. このコラムをご覧になった方へ
     
    響子さんの最後のコメントを読んで、嫌な気持ちになった方もいらっしゃると思います。
    自立が大切だという主旨の私のコメントに対し、「死を迎えるまで耐えます」と、どこか相手を責める調子のコメントを書いています。
     
    どんな境遇か、どんな状況なのかは私には全く分かりませんが、おそらくそういう選択をしたいのでしょう。それを尊重するしかできません。
     
    このコメントがあると他の方が非常に書き込みしにくいと思ったので、コメントを削除しようかと思いましたが、これはこれで大事な記録なので残すことにしました。
     
    自助努力は助けの手を差しのべてくれる人に対しても最低限のマナーです。厳しいようですが、「私は精一杯やりました。でもこれ以上は助けがないと前に進めません。」そう言えるところまでやってみることです。本気でやっている人には味方がつくものです。

  12. あづまさん、はじめまして。
    私は40代の独身女で、最近恋愛がはじまり、自分の心理を振返っていたのがきっかけで、今コラムを大変興味深く拝見させて頂いています。
    で、別のところにあった響子さんのコメントの答えがどうなったのか、なんだかとても気になってここへきました。
    あづまさんのコメント、確かに、まったくもってその通りで、何ら反論するところ無く、読み返せば、なおさらにどこもおかしくないし、
    冷たくも無いんですよ・・・頭ではよくわかるのですが、響子さんの辛くて限界の心に同調して読んだせいか、少し物足りない、
    冷たく突き放されたような感じを受けました。だから、その後の響子さんのコメントは嫌という感じではなく、私は切ないんです。
    これ、コラムにもあった、女と男の対応の違いでしょうかね。
    (あづまさんは冷静に響子さんにとって最善の答えとなるアドバイスをされています。)
     
    求められてアドバイスしたことに対して、相談者が素直に実行しようとしないというのは、応えた方をがっかりさせるのだということは、
    私も実際の人間関係で知り、大変痛い思いをした時期があります。
    しかし自分がそうだったから解るのですが、本当に辛くて、いっぱいいっぱいになっている時には、俯瞰でモノが考えられません。
    しかも、わかってくれそうな人だと思うから(わかって欲しいから)、整理できないままの自分の気持ちをまたぶつけてしまうのです。
    そこで叱られる(というより相手を怒らせてしまった)ことが辛くて、さらに傷つく・・・そんな繰り返しでした。
    響子さんには暫く辛い気持ちを具体的にじっくり聞いてもらえるところが必要でしょう・・・(あづまさんもそれを、おっしゃってるんですよね。)
    ですが、自分の病気を治す薬の処方箋を出されても、すぐに自分で取りに行って飲むことも出来ないくらい重篤に弱っている状態もあると思うのです。
    そういう方がこのような場所をみつけて、ここをセラピーの場として縋ってしまう場合があると思います。(でもここはセラピーの場ではないんですよね・・・)
    ですから、その方にあった心理セラピーを受けるきっかけになってくれるならよいのですが、せっかくここにコメントすることで1歩を踏み出しながら、
    それが、より閉じこもる結果にならなければいいけれど・・・と感じてしまいました。
    ここが、より良い人生の指針になるような、とても感心してしまうような内容のサイトゆえの小さな違和感かも知れません。
    (意味不明でしょうか・・・不適切なコメントであれば削除してください。)
     
    私は、今の自分のツボにはまったところだけをちょっと読んでいたのですが、引き続き他項も読んでみたいと思っています。
    最近は心理学的なものがいろいろ出ているし、自分でも結構知っているつもりでしたが、
    穏やかな文体の中にクールな男性脳を感じる内容がまた新鮮で、なるほどと感心しています。
    長々失礼いたしました。(変なコメントごめんなさい。)
     
    最後に、響子さんが辛い人間関係ばかりに囚われず、他に自分が楽しく癒されるようなものにも目が向くことを祈っています。
    (心が少し癒えてくると、あづまさんのアドバイスが沁みてくると思いますよ。)

  13. やさしくしてね さんへ
     
    コメントありがとうございます。
     
    カウンセリングでは相談者の方と一対一ですから、一般的な基準で見ると脈絡のない話、ネガティブな話、まとまりのない話なども、心の整理のために必要だと考えて、よく聴きます。本人の心の準備ができるまで、受け入れることのみをして、アドバイスはしません。それがカウンセリングです。
     
    但し、ここは不特定多数の方に向けて情報発信をする場ですから、コメントを書いてくださった方だけのために返答を書けるわけではないのです。一読して「そうかなるほど」と思えるような内容を書くことを心がけています。記事に対するコメントですから、それが限界だと考えています。
     
    響子さんのように、自分ひとりで自分の心を支えられない状況の方にこそ、カウンセリングを利用していただきたいと思います。
     
    また、一対一のカウンセリングはどうしても高額になりますから、心理学ワークショップやグループカウンセリングのような、「他人を否定しない・愛情を持って見守る」というルールのある安全な場を利用することも良いと思います。
     
    私も最近心理学ワークショップに癒しの可能性があると考え、自らも開催するようになりました。
     
    やはり、人間は、人との関わりの中で癒されていくものですから。

  14. 今大学生で、同じ大学生の彼氏がいます。
    彼と初めてセックスをした時、ゴムをつけてくれなくて、でも私はしっかり『ゴムを付けて』と言いました。それでも付けてくれず、私もそれに慣れてしまい妊娠をしてしまいました。でも大学生で産めなくて中絶をしてしまいました。お金は彼が借金をして用意しました。
    私と彼は大学の部活が同じですごく強い全国レベルの運動部なんです。だから手術前につわりで体調が悪くても休めないし、仲間にも言えないので顔にも出せませんでした。それでも私が起こした過ちなので我慢するしかないと思ってました。
    彼氏はその分借金を返すために寝ないで部活とバイトをしてくれてたので私だけが苦しい訳ではないのだと思っていました。しかし実際手術をしたら想像していたより辛くて痛くて、自分のした罪の重さもわかるし、一つの命を勝手に作って勝手に殺して…そんな事をした自分が許せないんです。しかも手術後は絶対安静で部活も大会前なのに一週間以上休まないといけなくて。
    私が手術後一番辛いときや、部活できないとき、に彼氏は私が行けない部活をしていて、そのために私のところに全く顔を出さなかったんです。部活が忙しいから、といって全く来てくれなかったんです。
     
    部活に復活してすごく遅れていたので焦って、体もまだ本調子ではないんですが、必死で自主練をして遅れを取り戻そうとしてたんです。でもやっぱり中絶で部活を休んでたって事がひっかかって精神的に前みたいにできなくてすぐに落ちてしまうんです。特に彼氏は私が手術後に部活が出来なくて悩んでいたり、体も痛かったりしてる間に、私に会いもせず部活をしていて、2人の責任なのになんで私ばっかり痛い思いしたり部活出来なくなったり…と思ってしまい、彼氏に当たったりしてしまったんです。そしたら彼氏は『なんでも中絶のせいにするな。お前は悩んでるだけで何も努力していない。勝手すぎる』と言われてしまい、他の女の子の部員にも『あいつは全部中絶のせいにしてる』と言っていたんです。
    それからはケンカして仲直りして…の繰り返しです。部活の事でも私が彼にアドバイスなどをしても私の言うことは否定するばかりで、他の女部員の言うことは聞くんです。
    中絶があってお互いを責め続けてるので別れた方がいいと思うんです。これ以上一緒にいても傷つけ合うだけなんです。
    でもやっぱり私は彼が好きだし、中絶を詳しく知っているのは彼だけだし、彼も私を支えるといってくれてます。彼もいっぱいいっぱいで頼るところがないといっているし…
    でも辛いときはおかしくなってしまうくらいしんどいし、部活も彼氏のせいで集中出来なくなるのは嫌です。そして、私が手術で遅れを取ってそれでも取り戻そうと頑張ってるのに、努力してないと言われたり、『あなたには分からないよ!』と思ってしまいます。
    別れたくても手放せない自分もいるんです…どうすればいいでしょうか。

  15. ちぃさん
     
    辛い経験をされましたね。
    女性は新しい命を作る、とても大きな力を持つと同時に、その命の芽を摘むこともできるのです。
    大きな力を持っているが故に、責任も伴うのです。
    また、中絶という経験で心身共に傷つくのは女性です。
     
    だから、セックスにおいて、男女は対等ではありません。負担の多い女性の側が、選択権を握っているぐらいでよいのです。
    もちろん、男性の側にも理解が求められますが、ちぃさんにとって、他人はコントロールできない部分です。
     
    だから、女性の心と体を気遣うことのできる思いやりのある男性を見抜く目と、そのような男性を引き寄せることのできる愛情豊かな心を育てることが、女性の側の課題です。
     
    でもきっと、今はこういうことを書かれても、どうしてよいのか分からないのではないでしょうか。
     
    人は傷ついたとき、怒り、寂しさ、不安、悲しみをしっかりと感じて嘆く期間を設ける必要があります。誰かが亡くなったときにお葬式をするのと同じです。嘆き悲しむことが、心の癒しなのです。
     
    十分に感情を吐き出して整理をつけないまま、日常生活に戻ろうとすると、うつになったり、恨みを抱えたまま手放せなくなったりします。
     
    ちぃさんは既に、彼に怒りや不機嫌をぶつけてしまっているのだと思います。男性は女性から怒られること、叱られること、不機嫌に責められることを極端に嫌います。まあ、そうされるだけのことを彼はしたわけですが、それでも、とにかく、男性の習性としてはそうなのです。
    今の彼は、あなたの言葉を受け止めるだけの心の余裕はないのでしょう。
     
    そして、ずいぶん部活にこだわっているようですが、それは人生をかけるほど重要なことなのでしょうか? 確かに、中絶によって失ったものは大きく、それを受け入れるのはとても大変だと思います。 ですが、未来の幸せ、ちぃさんの人生全体を考えてみたときには、中絶から受けた心と体の傷をしっかり癒すことに集中する方が、よいのではないかと、セラピストの視点から見ると、そう思います。
     
    なお、このサイトとメルマガで以前募集した、中絶の後の心の癒しに関する記事がありますので、そのページへのリンクを張っておきます。私の名前のところをクリックすると、該当記事にジャンプします。参考になれば。

  16. いつも興味深く読ませていただいています。カウンセラーと患者との恋愛についてどう思いますか?

  17. あすかさん
     
     面白いご質問ですね。
     質問の意図が分からないのですが・・・
     あすかさんがカウンセラーとクライアントの恋愛の当事者だとしてお答えしますが、
     
     私の知り合いにも元クライアントと結婚して幸せになっているカウンセラーがいます。ですので、お互い幸せになれるなら、よいことではないかと思います。
     
     但し、カウンセラーとして恋愛相談を受けていると寂しそうな感じ、誘っているような感じを出している女性に出会うことも結構あります。愛を求めているのでしょう。この立場と知識を悪用したら、恋愛に持ち込めると感じることもあります。
     でも、カウンセラーとして関わりながら、体の関係も持つようなことは決してやってはいけないことです。その線引きができないカウンセラーは信用できない人です。
     悩みがほぼ解決して、心もしっかりした元クライアントとは友達のようになる場合がありますから、そうなってから交際が始まるのなら、うまく行く可能性もあると思いますが。
     
     私は妻との関係をよく保つことが、恋愛セラピストとして一番大事なことだと思っています。自分の心が安定していれば、余計なことはしないものです。逆に自分が家庭から逃げ出したくなっていたりしたら、寂しそうなオーラを出しているクライアントに手を出したくなるかもしれません。
     
     まとめると、クライアントとして気をつけるべきことは、カウンセリングと同時進行で性的関係を持たないこと。そして、できれば、恋愛や結婚生活がうまくいっていて心が安定していそうなカウンセラーを選ぶことでしょうね。

  18. 初めまして。
    離婚を言い渡されました。
    結婚9年、子供は9歳と8歳です。
    旦那とは10年の付き合いになります。
     
    元々浮気癖のある旦那でしたが、体の浮気は仕方のない事だと受け止めるようにして連れ添ってきました(もちろん本当は嫌で、喧嘩もしましたが)
     
    結婚3年目にとある出来事でどうしようもない生活苦に陥り(誰のせいでもない)、心中か離婚しようかと言う話になりましたが、ならばと私は風俗の道を決めました。
    死んだ気になって家族を支えるからあなたも理解して、という事で旦那からも了承を得て二人三脚で頑張ってきました。
    以来7年、たまに浮気があって喧嘩したり、些細な言い争いもありましたが家族仲良く暮らしておりました。
     
    しかし今年の初めから、旦那は仕事を失い半年近く無職だったのですが、その間に複数の女性と浮気しておりその内の1人と旅行に行きました。
    私が泣いて喚いて引き止めるのを振り切って。
    今まで私がしてきた事(家族の為に女としてのプライドを捨てて仕事してきた事)は一体なんだったのかとか、今まで体の浮気のみだったのが気持ちまで動いてて私より浮気相手を取った事に裏切られた気持ちでいっぱいでした。
    そこから関係はギクシャクし、私も精神的に参っていたのでかなり酷く当たってしまっていましたが、旦那はそれによく耐えてフォローしようと努力してくれてました。
     
    そしてそんな折、知人の紹介で旦那に新しい仕事が見付かりました。
    最初はバーの店員だと言っていましたが、実はキャバクラのボーイでした。
    夜の仕事というだけで家族の時間を大切に考える私からは受け付けられない(だから私も昼間働いています)のに、バーだと騙してキャバクラで働いてる事に酷く傷付きました(多分、本当の事を言えば私が不安がるのを考慮しての優しさでしょうが、やはり嘘は傷付きます)。
     
    漸く不倫旅行の傷も癒えてきた時だったので、女の子が沢山いる職場で旅行の時のように夜居ないって事でフラッシュバックし、自分をコントロールできない事にもまた苛立ち、怒る泣く落ち込むの日々。
     
    バーがキャバクラへ、昼間の仕事が見付かるまでの繋ぎの約束が(2ヶ月の約束でした)納得いくまでとことんやりたいに変わり、私は渋々納得しましたがやはりフラッシュバックや不安や恐怖感や自己嫌悪に悩まされる日々を3ヶ月過ごしました。
     
    自分自身に至らない点があり浮気される事、彼は私の為に生きているんじゃないから好きな仕事を応援しようと努力しましたが…やはり気持ちと理屈は必ずしもイコールにならず、泣いてしまう日々で、毎週末言い争いする3ヶ月間となっていました。
     
    そして旦那も遂には精神的に参ったようで…離婚を言い渡される事となりました。
    子供の将来を見据え、子供は旦那が引き取る事になりました(今の私の仕事は安定も将来性もない為)。
     
    頭では私にも非があるのは分かっているけれど、私が自分自身より大切にしてきた家族がこんな事で壊れるなんて納得できず苦しいです。
    復縁も求めましたが、もう私に対する気持ちがないので無理だと言われました。
     
    所詮、見返りを求め依存してたに過ぎないのかもしれません。
    将来を考えようとしても明るいものが何一つ見えないです。
    ただただ、壊れてしまった家族に対し未練が募り、そうすると旦那に対して憎しみが湧いてきます。
     
    どうしてこうなってしまったのか、あの時こうしていれば…後悔ばかりで涙が止まらないです。
    寂しいです。
    生きていく糧がなくなって不安で苦しくて、でも私は死ぬ勇気もなくて。
     
    どうしたら強い心を持てますか?
    離れても子供とはいつでも会わせてもらえるけれど、離れるのが辛いし申し訳ないし、でも本当に子供を想うなら離れてても一生懸命違う形で尽くしていけばいいのですが、余りに辛くて自信がなくて、そんな弱い自分も嫌です。
     
    そして、私は一人ぼっちで借金を返しながら子供の貯金をする為にまだまだ風俗で働くのに、旦那は自分のやりたい事を優先し子供と今まで通りに暮らすというのがズルく感じます。
     
    でも幸せを願ってあげられない自分が一番ズルいのかもしれませんね。
     
    旦那が好きだから、憎くて。
    でもその気持ちが更に自己嫌悪に繋がり想いがぐちゃぐちゃです。
     
    前を見るって、私に前なんてあるのでしょうか?

  19. みかさん
     
    ずいぶん経ってしまいましたが、今更ながらコメントに気づきました。
    書き込みありがとうございます。
     
    大変な中、頑張っていらっしゃいますね。
     
    まず、みかさんのようになるケースというのは、現実問題に、意識的、理性的、客観的に対処しようとしても、解決しないことが多いのです。
    まるで、見えないロープに引きずり下ろされるように、辛く苦しい出来事ばかり起きるように感じられます。
     
    その見えないロープの正体は、心の中にあるネガティブな観念(思いこみ)です。
     
    たとえば、こういうものです。
    「私は最低の人間だ」
    「人生とは、期待しては裏切られる連続だ」
    「他人は私のことを見下したり、利用したりするばかり」
     
    生まれた瞬間からネガティブな思いこみを持っている人はいません。子供時代に育った環境によって、世界を理解するときにこういう観念が作られるのです。
     
    子供時代にできてしまった思いこみはなかなか厄介で、頑固なものではありますが、でも、もしも、少しでも、その思いこみを変えてみようと思うのなら、可能性はあります。
     
    毎日、ポジティブな言葉を使うように心がけること。
    体の健康に、最大限注意を払うこと。
    (心と体はつながっていますので)
    その上で、心の癒しをしっかり進めることです。お金がある程度あれば、カウンセリングや心理学ワークショップも良いですし、セルフケアの本も最近は色々売られています。
     
    もしも、本すら探さないというのであれば、残念ながら私にはそれ以上アドバイスはできません。

  20. こんにちは。今日は一つ質問があってコメントさせていただきました。
     
    私は、2ヶ月前に離婚をしました。その直後はとてもすっきりした気持ちだったのですが、最近は、元配偶者に対する怒りがこみ上げてきています。そして、その怒りに対してどのように対処していいのかわかりません。
     
    先生のブログに、出てくる感情を押し殺してはいけない、十分にその感情を味わう事が早く立ち直る秘訣だ、とありました。
     
    もし、悲しみの感情なら、泣けるだけ泣くことで、それを十分感じることができるでしょう。しかし、怒りの感情を出し切ったり、十分に感じるには、具体的にどうすればよいのでしょうか?(今更、相手を罵ることもできませんし、友人、家族に愚痴を長々と話すのも気が引けます。)

  21. totoさん
     
    ご質問ありがとうございます。
    別れの後は、怒りが湧き上がってくることがあります。とくに、一緒にいたときの怒りが処理できていない場合は、別れた後に出てきます。
     
    しかし、おっしゃるとおり、今更相手を罵ることも出来ません。
     
    相手に対してやり返せるのは唯一、次のパートナーを幸せにしてあげることぐらいです。あなた、こんないい女と別れて、もったいなかったわね、と。(totoさんが女性だと仮定して書きましたが)
     
    「別れの辛さを癒す方法」の記事を参照してください。そこに、出さない手紙を書く方法が書いてあります。
    一人でやる場合、それがいいですね。
     
    セラピストの助けを借りる場合は、怒りを爆弾にしてぶつけるイメージワークや、実際にクッションなどを叩く方法、などなど、怒りを解放する手法がありますので、相談に行くときに、怒りの解放が得意かどうか問い合わせてみてはいかがでしょう。
     
    いずれにしても、自分の感情は自分の責任、と考えることが大事です。
     
    怒りが、しっかり解消できるといいですね。

  22. 本当に、真剣に付き合っていた人に裏切られたら、相手に幸せになってもらいたいなどと、思うでしょうか。私だったら、相手の人に復讐を済ませてから、次の事を考えます。人間はこの答えの、神様の様なものでは無いと思う。目には目を、歯には歯を。これが本当の気持ちだと思う。きれいごとでは、済まない事が世の中にはあります。このサイトを立ち上げたひとは、立派なものですけど、本当の憎しみを、解らないのかもしれませんね。

  23. 東洋鬼さん
     
    コメントありがとうございます。
    簡単なことではないのは承知の上でコラムを書いています。
     
    また、ひとそれぞれ、親から受けた愛情の量や、たまたまめぐり会った恋人がどんな人だったかなど、境遇は様々です。
     
    包む、ほめる、叱る、見守る、という4つの愛情をバランスよく親や周囲の人から受け取り、心が愛で満たされている人は、別れのあと、それほど憎しみに囚われることもないのですが、受け取った愛情のバランスが悪いと、心の浄化能力が足りず、怒りや憎しみがいつまでたっても消えないことがあります。
     
     
    >このサイトを立ち上げたひとは、立派なものですけど、本当の憎しみを、解らないのかもしれませんね。
    これに関してひと言。
    憎しみばかり湧き上がってくるのだとしたら、本当の愛を知らないからです。
     
    また、相手に嫌がらせをするような形で復讐をするのは、良心がある人なら、結局自分が傷つくんですね。そして、傷つけば傷つくほど、次の恋愛がひどいものになる。だから、失恋後の心のケアが大事なのです。
     
    相手を傷つける行動は、結局自分のためになりません。
     
    最高の復讐とは、自分が幸せになることなんですけどね。そういう道なら、私は賛成しますが。

  24. ここのコメント、すごく興味深く拝見しています。
     
    怒りの感情が消えては湧き消えては湧いてくるのは、
    別れの痛みじゃなくて、一緒に居たときの怒りなんだな・・・・改めて思いました。
     
    正しい愛着と、依存のコラムを見て思ったのですが、
    私は明らかに不倫相手に依存してました。
    依存状態って本当に苦しいんです。でも何故か離れられなかったんですね。
    苦しい苦しいと思って付き合ってたからこういう怒りが今出てくるのかなと。
     
    確かに今も憎い気持ちはたまに湧いてくるし、怒りを感じることもありますが、
    相手がこちらを求めてくれた時に、私が愛をベースに彼に接していたら今は違う未来になっていたのかもしれないなと思います。
     
    私はまだ幸せになるベースができてなかったんだなと思います。
    というか今もマダですし、これからどのくらいかかるのかなと思うと
    すこし不安にもなります。
     
    すぐ傷つくのは自分の感情に責任を持ってないからなんだなと腑に落ちましたし、
    選んだのは自分なんだと思うと、がっぱり開いてた傷が小さくなったような気がしました。
     
    私は不倫相手が奥さんと修復中な事を発見し、憤りました。
    ぶつけずにわかれてよかったですが^^;
    こちらが散々我慢した挙句、短期間での相手の裏切りに感じました。
    軽く復讐(相手のTV没収)して別れましたが、
    あれ以上のことしなくてよかったと本当に思います。
     
     
    付き合い初めの頃の自分を振り返って、あの時は生き生きしてて
    自分の主張もハッキリ言える女性だったのに、今はどうだろう。。。。
    相手に合わせてばかりで失うことばかり恐れて。
    そんな私になっていたなと。
     
     
     
     
    相手にしてみればただの不倫だったのかもしれませんし、
    事実は確かめようもありませんが、
    彼にとってそういう私に惹かれて付き合いが始まって、
    この付き合いでそういう私が消えてしまった。
     
    彼と離れて、そういう私が戻ってきて、さらにもっと、自分を認めてキラキラしてたら。
     
    やっぱりそれが一番のお返し、復讐なんだと思います。
     
     
     
    不倫に陥ったこと自体の問題と、
    自分の『怒り』の下の『寂しい』感情の対処方法に問題があったこと。
     
    この二つはわかったんですが、
    きっと私はマダ許せてないんだろうなと思うんです。
     
    自分のこと反省すると、彼が悪くないみたいに感じて怒りが湧くことがあるからです。
    彼のことも自分自身のことも許せてないんでしょうね。
    なんだか私がこういう優しい気持ちを使う価値のある人だったのかなとか、
    そもそも不倫関係に普通の恋愛みたいな考え方をしてもいいものなのかなとか、
    へんな矛盾が自分の中にあったりします。

  25. あづまさん、はじめまして。
     
    私は34歳の男性です。趣味のサークルで好きな人が出来たのですが、その人に嫌われてしまいました。
    しかも、以前別の人を好きになった時と同じ様に、段々と相手が私と話すの事がつらそうな感じになり、嫌われてしまうのです。
    なぜ,同じ事を繰り返してしまうのか、良く解らなくなり、恋愛に関するサイトを色々見たとき、偶然このサイトにたどり着きました。
    あづまさんが書かれている、たくさんのコラムを読んで、自分が相手に求めすぎている(依存している)ために相手が苦しくなっていったという事が解ったのですが。。。
     
    問題は、私の心の仲では彼女のことを好きでいる(寂しい)という感情があるのに、
    たまに,その思いが余って彼女を憎んでしまう感情が出てきてしまうのです。
    きっと、私はこれだけあなたの事を思っていた、それなのに私の事を無視する(話しかけても良い返事をしてくれない)というのを思い出して、怒りの感情が出てきてしまうのです。
    このままでは、仮に彼女が話しかけてくれる事があった時に、自分の気持ち(話しかけてくれて嬉しい)と正反対に、彼女にも同じ冷たい対応をしてしまいそうです。
    どうやって自分の心(気持ち)を整理していったらよいのかわかりません。
    自分の怒りの感情が出てくる度に、自己嫌悪におちいりそうです。
    愚痴を話せる人もいないので、ここに書かせて頂きました。

  26. BIRDVIEWさん
     
    コメントありがとうございます。
    いま、辛いところですね。
     
    感情というのは、「こういう経験は嫌だよ」「こういう経験はもっとしたい」と意識に教えてくれる、潜在意識からのメッセージですから、無視したりせず、しっかり受け止めることが必要です。
     
    基本的に、無視しようとしても、もっと暴れるものです。
    感情を否定せず、全部感じ切る、というのが癒しの大原則です。
    今は辛いと思いますが、抜けるまでしっかり頑張ってください。
     
     
    但し、心理療法は、そのプロセスを和らげるさまざまな工夫に満ちています。手術をするにも、麻酔をかけるように。
    心のデトックスマニュアルなど、自習型のマニュアルもあります。
    少しでも楽に進みたいのであれば、そういったものを活用されるのも、意味があると思います。
     
    でも、やっぱり基本は感情を感じきること。
    そこは、変わらないのです。

  27.  あづまさん、お返事ありがとうございます。
     
     今はその好きな人に対して、私の方から距離を置いています。
     (今のままでは,ますますその人との関係がダメになってしまうから)
     
     一度、その人との関係を自分の中でリセット(この表現が正しいか
     どうか)し、相手に自分の幸せを求めず、自分で自分を幸せに
     出来る心の基礎体力作っていきたいと思います。
     
     今後は,今まで私がしてしまった事で、その人や友人達からの
     批判があると思います。
     
     また、好きな人と一緒にいられない寂しさを、強く感じてしまう
     でしょう。 
     
     それに、34年間生きてきましたので、いきなり考え方や
     心を変える事は難しいと思います。
     
     それでも自分自身の心を見直す機会が得られたと思い、
     コツコツとやっていきたいと思います。
     
     また、どうしても感情を吐き出したいときがありましたら、
     このコメント欄を使わせてください。
     
     どうもありがとうございました。

  28. 机上の論理ですね。そんな綺麗事でこの世の中生きていけません。

  29. さぶさん
     
    コメントありがとうございます。
    コメントの意図がよく分かりませんが・・・
     
    さぶさんは、このコラムを綺麗事とおっしゃる。
    それはそれでいいでしょう。
     
    よく、引き寄せの法則などといいますが、
    私はその正体は、「腹に抱えている感情」+「考え方のクセ」だと考えています。
     
    腹に怒りを抱えていれば、それにふさわしい人間関係やトラブルがやってくる。
    身を以て経験しました。
     
    さぶさんのコメントには、怒りが満ちているように私には感じられました。
    腹に抱えた怒りの感情は、他人からの攻撃など、様々なトラブルを引き寄せがちですので、十分お気をつけ下さいませ。

  30. 以前にも ここへ コメントを のせてもらいました。
    久しぶりに あらあためて いろいろな コメント アドバイスを 読ませてもらい。 ああ 人の心は とても 奥深いと おもいました。 
    キレイごとなのかもしれません。 でも 誰かが キレイごとでも 真心というか 人としての思いやりなどを(愛ともいうかな?) 伝え、教えてくれないと 皆 やはり 恨みなど の 負の感情の 渦の中へ ジャンプしていくような気がします。
    キレイごとなのかもしれませんが、 いつか 心が 健康になったときに もしくは なる過程で ここの あずまさんの ことば が 思い出せるような気がします・
    私も 負の感情の中にいると 負の負のエネルギーへ 巻き込まれると 肌で かんじてます。 
    キレイごとではなく 一旦自分の その 負の感情と 向き合うことも 私は 大切だと おもいます、 人間 誰しも持ってる感情だと 思うからです。 でも 正の 感情でけで生きていくことは 困難でもあるとおもいます。 負があるから 正が ある。 正だけの人間も私にはおもしろみも はっきりいって 偽善のようなきがするからです。 
    私は 人間は 正と 負 どちらも しっかり 自分のなかで 把握しながら、 生きていきたいです。 恋愛 は その どちらも 自分の知らなかった 感情を 教えてくれました。 私は 結局 今回うまく 行かなかったけど(笑) 今 この 新しい 正と負の感情と 向き合おうと思ってます。(驚きもふくめて) 
    ちょっと 失恋したばかりなので 文章が また 長く よくわからないくなってて すいません。 あずまさん 皆さん ありがとうございます。 

  31. MAIKIさん
     
    コメントありがとうございます。
    しっかりと正と負の感情を味わってみてください。とても大切な経験だと思います。
     
    自分らしい幸せの道を見つけて行かれることを、心よりお祈りいたします。

  32. はじめまして。20代の女です。
    先週1年半付き合っていた彼氏(30歳)にふられました。
    ケンカしたこともないのに、突然「別れて下さい」と言われました。理由は「彼女として見れなくなったから」だそうです。
     
    彼氏いわく「メールもっとしてほしかった」「もっと遊びに行きたかった」「もっと恋人らしくしてほしかった」そうで、もう結構前からこのモヤモヤが積もり積もって冷めていたそうです。
     
    私もあまり構ってあげられなかったので反省はしています。でも、それならそうと言ってほしかった。しかもひとこと言ってくれたら今からでも直せることばかりなので、直すからもう一度…と頼んだのですが「一度冷めた気持ちは簡単には戻らない」といわれました。
     
    たとえば「好きな人ができた」といわれたら諦めるかもしれません。
    でも私の行動次第でもしかしたら…という期待もあり諦めきれずにいます。
    これからどうしたらいいのかわかりません。

  33. こんにちは26の女です。彼とは1年付き合いました。
    こちらのサイトには救われました、感謝します*
     
    半年前、意見をあまり話し合わなかった結果すれ違いによるケンカで振られました。
    お互いに未熟な部分があったので「もう、元の関係に戻っても上手くは続かないだろう」と自分に言い聞かせ、今日までやってきました。
    ですが、優しくされたときのことを思い出しては淋しくなり「元の関係に戻りたい」と考えてしまう日々でした。
     
    また振った相手も「4ヶ月前はごめん」と留守電を入れてきてくれ、
    月に一回のペースで電話がかかってくるため、つい気持ちが揺らいでいました。
    (一番最初の連絡時に「(謝ってくれたこと)ありがとう、良い人を見つけて幸せにね」とメールを一通送った後、連絡はしていません)
     
    中途半端に相手のことをふりきれていない自分をどうにかしたい、とこちらで記事をいろいろと読んでいましたら。
    自分と両親の子供の頃からの付き合いを見直すことで「私は淋しくて、誰かに愛されたかった。抱きしめてほしかった」と
    インナーチャイルドに気づいてあげることが出来ました。
    「こうしてほしい」の気持ちが強い私でしたが、相手の愛を吸い取ってばかりではいけないですし
    「行動として見えるものだけが愛」ではないのだと目の前の視野が広がりました。
    ありがとうございます*

  34. NAOさん
     
    コメントありがとうございます。
     
    いま、混乱されていると思いますので、しばらくは、気持ちの整理を進めて行かれるのがよいかと思います。
     
    彼と交際する前、ひとりでいた頃に、好きだった活動などをして、心のエネルギー補給をしたり、友達に話を聞いてもらうなどをしながら、気持ちの整理を進めていきましょう。
     
     
    そして、この問題は、以外と根本的な解決は時間がかかると思うのです。
     
    というのも、ケンカもしたことがなかったけれど、彼は腹に不満をためていた、ということですよね?
     
    今後同じ問題に巻き込まれないためには、NAOさんが人間力を高めていくしかない、わけです。
     
    相手は、不満を言えない人かもしれない。でも、「言わない=不満がない」ではないですから、ちゃんと、相手の欲求をくみ取れる自分になるか、
     
    あるいは、やはり、自分の気持ちをちゃんと表現することが人間の基本、と考えるのであれば、NAOさんの言うことを聞いてくれる扱いやすい人ではなく、ときにはNAOさんに対して反対意見を言うかもしれないが、ちゃんと意見を表明してくれる人と交際することを選べる自分になる、のか。
     
    いずれにしても、自分が成長する必要があるわけです。
     
     
    ということで、
    ・気持ちの整理
    そのあとに、
    ・反省して成長
     
    という道です。
     
    こういうときは、心のエネルギーがたっぷり必要になりますから、
    好きな活動、
    友達に話を聞いてもらう、
    などなど、できるだけ、心のエネルギー補給をしましょう。
     
    どうしてもしんどいときは、セラピーのご利用もお考えくださいね。では。

  35. まみさん
     
    コメントありがとうございます。
     
    貴重な体験談&気づきをシェアしてくださってありがとうございます。
    ここを訪問した、他の方にも、ヒントになると思います。
     
    >両親の子供の頃からの付き合いを見直すことで「私は淋しくて、誰かに愛されたかった。抱きしめてほしかった」とインナーチャイルドに気づいてあげることが出来ました。
     
    そうなんですよね。
    ここに気づくことが、幸せな恋愛に向かう大事な一歩です。
     
    まみさんのインナーチャイルドが愛情を受け取り、癒されていきますように。
    そして、幸せな恋愛に向かっていけますよう、お祈りいたします。

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