男性は、彼女の気持ちをくみ取ることに挑戦を。

男性のあなたは、「彼女は何も言ってこないから、何も不満はないだろう」と安易に考えない方がいいです。男性にとって、相手の気持ちをくみ取ることは、簡単なことではありません。しかし、それでもあえて、彼女の気持ちをくみ取ることに挑戦してほしいと思います。

このサイトでは全般に、女性向けのアドバイスが多いので、「気持ちをくみ取ってもらうのを待つだけではなく、必要なことは自分からちゃんと要求しよう」というメッセージが多いのですが、実は、男性に対しては全く逆のアドバイスが必要です。
 
それは、「相手の気持ちをくみ取ろう」です。
 
男ルールでは、落ち込んだ仲間がいても、あまり腫れ物に触るような扱いはしませんね。むしろ、大したことないよ、という感じで接してもらった方が本人も気が楽ですし、まわりもそれを分かっているから、「何か困ったことがあったら、いつでも言ってこいよ」みたいに、傍目から見て困っていそうでも、勝手に助けに入らない、という接し方をしますね。
 
でも、女ルールは違います。女性同士の関わりを見ていれば分かりますが、落ち込んだ仲間がいたら、積極的に話しかけます。「大丈夫?なんかあった?」など。そうやって、構ってあげることが女性の美学であり、親切なのです。放っておくこと、信頼することが美学の男性とは大きく違いますね。
 
男女関係になると、この違いが大きな問題になります。
女性が、頼まれもしないのに彼氏をかまって、あれこれ世話を焼いてしまい、結果的にダメ男を作ってしまうという問題もありますし、
 
ここで問題にしたいのは、その逆。男性は、女性が悩んでいるときに、気持ちを分かろうとするよりも、忘れさせようとします「それ、大したことないじゃん」みたいに。男性的にはその言い方はOKなのですが、対女性の場合、やめたほうがいい。
 
むしろ「大変だったね」「大丈夫?」「●子はいつも頑張ってるよ」みたいなねぎらいと気遣いの言葉をかける方が大事なのです。そして、相手の気持ちを分かってあげることが、女性から見てポイントの高い対応の仕方です。
 
男性のあなたは、「彼女は何も言ってこないから、何も不満はないだろう」と安易に考えない方がいいです。もしかすると、「大丈夫?」「最近大変なことはない?」と聴いてもらえる日を待っているかもしれないのですから。
 
男性にとって、相手の気持ちをくみ取ることは、簡単なことではありません。
しかし、それでもあえて、彼女の気持ちをくみ取ることに挑戦してほしいと思います。
健闘を祈ります。

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離婚か?夫婦関係の修復か?揺れているあなたに(2)

 

離婚か?夫婦関係の修復か?揺れているあなたに(1)からの続きです。
 
感情を「怒り系」と「寂しさ系」に分けて整理してみると、
怒りは、相手との距離を離す感情です。
寂しさは、相手との距離を近づけようとする感情です。
 
そして、揺れているときには、この両者を持っていることが多いのです。
 
感情にまかせて、別れを選んでしまうということは、怒りを優先して、寂しさを無視することです。
すると、あとから「寂しい系」の感情が出てきたときに後悔することになります。
 
一方、怒りを飲み込んで、相手との関係を維持することを選んだ場合には、飲み込んだ怒りの感情が心の奥底でくすぶっていますので、
・関係の継続は選んだが、夫に近づかれたくない
・セックスを求められるのが苦痛
・同居人のようになってしまった。愛情を感じられない。
といった、「相手と近づくと抵抗を感じる」症状に悩むことになります。
 
 
どちらの道を選んでも、後悔することになるわけです。
 
実は、抜けている視点があります。
 
 
それは、
現実問題に対処するという視点と、
感情の整理をつけるという視点と、
両方持つ必要があるということなのです。
 
離婚するか、関係を維持するかという決断は、経済的な面(離婚すると大抵経済的には大変になる)や、子供の教育や心理、親戚関係や仕事の関係など、様々なことを考慮した上で決める必要があります。
 
一方で、現実問題を中心に決断したとしても、感情の整理というもうひとつのテーマを置き去りにしてしまうと、いつまでも悩み続けることになります。
 
この問題は、男性に比べて、女性の方が悩みます。なぜなら、男性は過去の感情は比較的簡単に「忘れてしまう」のに対して、女性は感情を忘れることができず、特に怒りを飲み込んだ場合などは、その感情に延々振り回されることがあるからです。
 
なおかつ、男性が浮気をしたとしても、男性の側が、相手の女性との関係を清算して謝った場合、本人の中ではけじめをつけたと感じることが多いのです。感情の整理をつけられない奥さんから、何度も過去のことを色々いわれ続けると、今度は「そんなにいつまでもグチグチいうのなら、もう別れる」と言われかねません。乱れた感情の整理の責任まで、旦那に押しつけられないのが辛いところなのです。でも、修復を目指す場合、それを乗りこえなければなりません。
 
 
離婚か?夫婦関係の修復か?揺れているあなたに。
現実問題に対処するという視点のほかに、
感情の整理をつけるという視点を持つこと。
これが大切です。
 
特に、感情の整理の方を、ひとつの、大きな課題だと捉えておくことが、大事です。
 
(2010/03/05追記)
感情の整理の方法に関しては、
夫の浮気を今も許せない!というあなたに(1)
夫の浮気を今も許せない!というあなたに(2)
夫の浮気を今も許せない!というあなたに(3)
や、
心理学に関するコラムカテゴリーの記事などをお読みになると、きっとヒントが得られると思います。

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上昇志向の男性狙い? 草食男子狙い?

最近の調査によると、20代の女性は高学歴であっても、専業主婦志向がかなり増えているようです。このような状況にあって、どのように結婚相手を探したらよいのでしょうか?あなたが、20代の場合。専業主婦というのは…

最近の調査によると、20代の女性は高学歴であっても、専業主婦志向がかなり増えているようです。
小渕優子前少子化担当大臣によると、髪を振り乱して仕事に邁進した世代(80年代?バブル期に入社したキャリア志向の世代)を見て、恐れをなしてしまったのでは?とのことでしたが、
仕事をすればガンガン稼げるわけではないという、現在の日本の経済状況を見て、現実的に「結婚相手に求めるのは安定した収入」と考えているのかもしれません。
 
さて、このような状況にあって、どのように結婚相手を探したらよいのでしょうか?
 
あなたが、20代の場合。
 
専業主婦というのは、実は経済的には「贅沢」な選択肢です。というのも、一人稼ぎで、子供の教育費まで含めて家族を養える収入の男性は、それほど割合的に多くないからです。この道を選ぶ場合、腹をくくって、恋愛競争に勝ち残る覚悟を決める必要があります。
また、上昇志向があり、収入も多い男性の場合、「稼げる人がエライ」という価値観を強く持っていることも多くなるでしょう。たとえ片方が稼いでいても夫婦は対等が前提ではありますが、上昇志向が強く、自分が上でいたい気質の男性を夫にした場合、妻の側が大人になって上手に持ち上げてつき合わないと、夫婦関係に亀裂が入りやすいでしょう。
 
逆に、経済的にそこそこでいい。草食系男子のような、上昇志向のない男性を夫にしようと考えるのであれば、家族のために時間を使ってくれることや、気遣いなどに対して、高い評価を与える必要があります。妻が「やってもらって当然」と思っていると、夫はいやなものですから。「すごいね。ありがとう。」そう心から言えるかどうかが試されます。
経済的な力は、生きていく上である程度は必要なものですので、上昇志向のない男性の場合、結婚してから物足りなさを感じるかもしれません。それでも、彼のよいところに目を向けられるかどうか、それが試されるわけです。
 
 
あなたが、30代半ば?40代の場合。
 
同年代あるいは年上の男性を選ぶのであれば、専業主婦志向で行くことも可能かもしれません。
 
しかし、この年代で、婚活中の女性の話を聞いていると「なかなかいい男性がいない」という訴えをよく聞きます。女性目線でバランスが取れていて、問題なさそうな男性は既に結婚して落ち着いてしまっていることが多いようです。年齢が行くほど、向こうからやってくる結婚のチャンスは減るので、目標を決めて、自分から行動する必要があります。
 
自分が必要とするポイントをしっかり絞ること。
「育てる」心を持つこと。
このふたつが大事です。
 
離婚して傷ついている男性が、話の聞き上手の女性と交際しているうちに癒されて結婚した話や、過去の親子関係に問題のあった男性が、癒し系の女性との交際の中で自分らしくなっていき、結婚した話は色々あります。
完成品を求めると、奥さんとの関係で対女性のコミュニケーション能力が磨かれている既婚者に目がいってしまいがちで、不倫になりやすいので、原石を磨く気持ちを持つことが大事です。
 
 
自分がキャリア志向で、稼ぐ方は任せて、という場合。
 
草食系男子をパートナーに選ぶことも可能でしょう。「仕事ができる人がエライ」という価値観を、夫婦間に持ち込まないことが必要です。どんなに自分の方が仕事ができても、夫婦は対等。これは、仕事を軸にして生きてきた人には、自分の存在価値を否定されるような心の痛みを伴うことがあり、乗りこえる必要がある課題です。
 
そして、自分は彼をどんな風に必要としているのか、それを自覚してきちんと伝えることができるのが大事なことです。
 
なお、ちょっと厳しい点として、女性特有の感情を相手にぶつけるような言動や、甘えなどは、年上の男性の方が容認してくれるという一般的な傾向があります。年下と結婚する場合、自分の感情に責任を持つということを、よりきちんと心がけましょう。もちろん、ときには気持ちを受け止めてもらうことも必要でしょう。そのときに、話を聞いてもらえたことや気持ちを分かってもらえたことにちゃんと感謝できればOKです。
 
もうひとつ、見た目のことですが、やはり見た目が若い方がチャンスが増えます。恋愛感情はもともと、生殖のための感情ですから、男性は無意識に見た目の若さ(生殖可能性=自分の子孫を残せる可能性)を感じ取っています。
 
結婚は恋愛感情だけでするものではありませんので、若くなくなったらもう夫婦の絆がなくなるという訳ではありませんが、元々生まれも育ちも違う、他人同士の男女が近づくというストレスに打ち勝ってカップルになるという、出会いの段階を乗りこえるには、恋愛感情のパワーを使える方が有利であることは間違いありません。

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離婚か?夫婦関係の修復か?揺れているあなたに(1)

 

夫の浮気が発覚、離婚するか、夫婦関係の修復を目指すか。
 
ここで、直情的に行動して即離婚、というパターンは、あとで後悔する可能性が高いので、一旦信頼のおける人に相談して気持ちを落ち着かせた方がよいと思います。半分ぐらいのカップルは離婚するのですが、ある調査によるとそのうちの更に半分の女性が「離婚しなければよかった」と後悔しているのだそうです。
 
少し、心理学的に分析してみますと、
 
何か問題が起きたときに、始めに感じる感情は、多くの場合「怒り」です。怒りは相手との距離を取り、不正をただす役割を持っていますが、この感情のみに従って行動してしまうと、攻撃や孤立に向かいやすいのです。
 
その後、怒りが収まってきた頃に、怒りの下にある本当の気持ち、自分の頑張りを認めてほしかったり、寂しかったり、傷ついたり、自分の気持ちを分かってほしいなどの「寂しい系」の感情を感じます。怒りにまかせて別れてしまった場合、この段階で後悔することになります。
 
 
さて、揺れている場合、どうしたらよいかというと、
まずは、
私の中には、怒りもある、そして、寂しかったり、相手に甘えたかったりする気持ちもある。
というように、相反する(ように感じる)感情が両方ともあることを、まず認めてしまうことです。
 
どちらか片方に決めなければいけないと思ったり、あるいは、どちらか片方の気持ちだけが正しいと決めようとしてしまうと、余計に苦しくなってしまいます。
 
ですから、離婚か、夫婦関係の修復かで迷って、揺れている場合、始めのステップとしては、どちらの気持ちも持っているということを、まずは認めてしまうことです。
 
「あ、そっか。私、迷ってるんだ。」
 
今の状態をありのままに認めてしまうことから、始めていきましょう。
もちろん、結論はいつか出すわけですが、人生の大きな決断は、即決するようなものではありません。まずは、迷ってるんだ、ということを認め、少しでも気持ちを楽にするところから始めてゆくことをオススメします。
 
離婚か?夫婦関係の修復か?揺れているあなたに(2)に続きます。

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わたしはわたし、あなたはあなた

 

他人と対等な関係を築き、場合によっては相手を動かすためには、
 
基本的な心構えとして、
「わたしはわたし、あなたはあなた」
これを持っている必要があります。
 

 
◆ゲシュタルトの祈り◆
 
私は私のことをします
あなたはあなたのことをしてください
 
私が生きているのは
あなたの期待に応えるためではありません
 
あなたもまた、私の期待に応えるために
生きているのではありません
 
あなたはあなた、私は私
 
もし、私たちの心が通じ合わなくても
それは仕方のないことです
 
そして、私たちの心が
たまたま触れ合うことがあれば
それは最高に素晴らしいことです
 

 
これがないと、二人とも相手に寄りかかり合おうとして苦しくなってしまいます。
 
人間が持っていなければならない「責任」とは、次のようなものです。
常に、自分の幸せのために【行動】すること。
相手の幸せを【願う】こと。
 
お互いに、相手の人生、相手の幸せの責任を背負わないことが大事です。
人生という山は、自分の荷物を持って登る場所です。
他人の荷物を持って登ったり、自分の荷物を他人に押しつけて登ってはいけません。
 
但し、もしできたら素敵なこと。
相手の幸せのために、ちょっぴり行動すること。
夫婦であれば、相手の人生をちょっぴり背負ってみるのも素敵なことだと思います。
でもね、2割ぐらいまでです。それ以上すると、息苦しくなりますから。
 
わたしはわたし、あなたはあなた。
大切にしたい考え方です。

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HUG&ACTワークショップ

 

恋愛セラピストあづま顔写真
 
こんにちは。あづまです。
 
 今日は、先日からご案内していたコミュニケーション心理学講座
 の申込開始のご連絡です。
 
ワークショップイメージ画像
この講座は、好評のうちに終了いたしました。
 なぜこの講座を作ったかというと、
 悩んでいる方の話を聴いていると、
 相手の行動に問題があることも多いからです。
 問題の最終的な解決には、相手に行動を直してもらう必要があるのです。
 
 確かに、カウンセリングの原則は、「他人は変えられない」です。
 でも、多くのカウンセラーは安易に「他人は変えられない」と言い過ぎます。
 
 相手を悪者にしたり、自分の都合で相手に変わってもらおうというような、
 依存的な動機では、相手を動かすのは難しい。それは、その通りです。
 
 但し、愛情と根気を持って、正しい方法論でとり組めば、関係に見切りを
 つける前に、もっともっとやれることがあるのです。
 
 

 
 ??ある日のセラピールームでの会話??
 
 「なるほど、では、問題点を指摘すると、ご主人さんがキレるんですね?」
 「そうです。だから、言いたいことが言えなくなってしまって・・・」
 
 「それで、長いことずっと、我慢を続けていらっしゃったんですね?」
 「そうです。でも、もう限界なんです!」
 
 「そうですよね・・・」
 (実は、地雷を踏む言い方と、そうでない言い方があるんだけどなぁ・・・)
 (そこを変えれば、ご主人さんの対応も変わる可能性があるんだけどなぁ)
 (でも、今それを言っても、受け止められないかもなぁ・・・)
 (余裕のあるうちに、コミュニケーションの仕方を学んでおけばよかったのに・・・)

 

 
 ??またある日のセラピールームでの会話??
 
 「そうですか。ご主人さんの浮気がまた繰り返されている・・・お辛いですね。」
 「はい。もうこれで、本人は認めないので確証はないですが3人目です。」
 
 「ご本人は、浮気していることをお認めにならないわけですね?」
 「はい。一度認めさせようとしてケンカになって、それ以来していません。」
 
 「それからは、ずっと我慢を続けていらっしゃっているんですか?」
 「はい。でもいつも不安で・・・何とかならないかと思って・・・」
 
 「携帯とか、のぞき見したりしているんですか?」
 「はい。いけないって分かっているんですけど・・・ついつい見ちゃうんです。」
 
 「そうですか・・・」
 (実は、要求するポイントがズレているんだけどなぁ・・・)
 (そこを変えれば、ご主人さんの対応も変わる可能性があるんだけどなぁ)
 (でも、今それを言っても、受け止められないかもなぁ・・・)
 (もっと早く、コミュニケーションの仕方を学んでおけばよかったのに・・・)

 

 
 ??またまた別の日のセラピールームでの会話??
 
 「主人が、子供にものすごくキツク当たるんです。
  主人のことはもうどうでもいいんですけど、子供だけは守りたいんです。」
 
 「なるほど。お子さんのことですね。心配ですよね。」
 「はい。なんとかこの子を守るために、主人に変わってほしいんです。」
 
 「厳しい話になりますが、子供は、母親が父親をどう思っているか、
  それをよく見ているんですよ。あなたがご主人さんを見下していたり、
  邪魔者扱いしていると、子供もその人の言うことを聞かなくていいと
  学習します。
 
  すると、ご主人さんは子供から見下され、叱っても効果がなくなる。
  次第に、怒鳴ったり、恐怖で支配するしかなくなります。」
 
 「え!? 確かにそうかもしれません。」
 
 「お子さんのことを考えるのであれば、夫婦がお互いに尊敬し合い、
  思いやり合う姿を見せることが一番大事だと思いますよ。」
 (とはいえ、ここまで悪化した夫婦関係を修復するのは大変かなぁ・・・)
 (もっと早く、コミュニケーションの仕方を学んでおけばよかったのに・・・)

 
 
 セラピーでの私の対応(+その時の気持ち)を少しだけお見せしました。
 その場では言っても仕方ないけれど、私も色々思うことがあるのです。
 
 
◆ セラピーの中では、十分にできないこと
 
 コミュニケーション技術の問題だということが分かった場合、
 セラピーの場では、具体的にせりふをホワイトボードに書いて、
 こんな風に受け答えするんですよ、と教えることがあります。
 
 一例を挙げますと、クライアントさんの話の中で、
 
 「主人とは、まったく話ができないんです。」
 
 よくよく聞いてみると、今までずいぶんと、
 
 「あなたは???」
 「あなたは???」
 「あなたは???」
 
 という形で相手に意見をしすぎて、旦那さんが既にうんざりしている
 ようだということが分かったりします。
 
 具体的に、要求するときのせりふを、
 
 相手にゆとりがあるときの要求なら、峰不二子を20%ぐらい混ぜて、
 「○○してくれたら嬉しいな?」
 って言うんですよ、なんて指導したりします。
 
 ゆとりがないときには、キッパリした調子で、
 「○○してください。」
 と、文章で書いたら語尾に「。」がつくような言い方で言ってくださいね。
 「○○なんだけど・・・」と、語尾が「・・・」で終わる言い方だとダメですよ。
 なんて指導することもあります。
 
 
 そういった、行動面の指導というのは、コミュニケーション上とても
 大事なことなのですが、セラピーの1時間45分の中で、気持ちの整理と
 同時進行で行うには、あまりに時間がなさ過ぎるのです。
 
 で、結局、「やってみてくださいね。」で終わってしまう。
 
 家に帰ってから、当人を目の前にしてみると、やっぱり言えない、という
 ことだってあると思います。
 
 それはそうです。
 コミュニケーションの技術は、車の運転と同じ。トレーニングが必要な分野です。
 車の運転を言葉で聞いただけでできるようにならないのと一緒で、
 コミュニケーションも、トレーニングが必要なのです。
 
 
 「セラピーだけでは、解決が難しい問題があるなぁ。
  やはり、セラピー以外の問題解決方法も、提供したい。」
 
 そんな想いを、いつも持っていました。
 
 その想いの中でも、
 
 上手に要求し、
 上手に相手を動機づけて、
 相手と自分の意見が違っても、ケンカにならずに話せて、
 相手の理不尽な要求なら、爽やかにNoと言って断れる。
 
 そして、
 お互いに、その時決めたことには、わだかまりを残さない。
 
 そんな風に振る舞える「コミュニケーションの力」を身につけること。
 そんな自分になれるトレーニングを提供すること。
 それは、私の中では、非常に重要なテーマでした。
 
 
 それがついに、今回の講座となって結実しました。
 
 名づけて、HUG&ACTワークショップ。
 
 Healing Underlying Guilt (奥底にある罪悪感を癒す)
 Assertive Communication Training (自己主張トレーニング)
 
 自分をゆるし、勇気づける、自己信頼のためのワークと、
 上手に相手に要求し、対等な関係を築くためのコミュニケーション法
 
 これを学ぶための、講座です。
 

セラピーとの違い・アサーティブ講座との違い

 
 この講座で最終的に目指すのは、
 ・相手とケンカにならずに、ハッキリと自己主張できて、
 ・相手の理不尽な要求にはキッパリとNoが言えて、
 ・自分らしくいられる状況が増えることで、自分を好きになり、
 ・人間関係が最終的にうまく行く。
 
 ということなので、気持ちの整理を中心とした「セラピー」とは
 完全に違います。心の筋トレみたいなものだと思って下さい。
 そして、いわゆる「アサーティブな自分になる」ということと、
 方向性は一緒だと考えていただいて結構です。
 
 但し、アサーティブ講座と違うところは、
 実は、典型的なアサーティブ講座では、行動面だけに光を当てるために、
 心の中にあるブレーキ(罪悪感や過去の喪失体験など)は放っておく
 ことが多く、それでは、トレーニングがしんどい人が出てきます。
 
 そこで、この講座では、
 心の中にあるメンタルブロック、ネガティブな感情によるブレーキを外す
 ことと同時に、コミュニケーションのトレーニングも行っていきます。
 
 
 相手が問題行動を起こしているようなケースでは特に、
 どんどん自分に自信がなくなったり、落ち込むことが増えたりします。
 
 それは、あなたがダメだということではなくて、
 より重い(心の)負担を背負っているということを表しています。
 
 難しい問題に対処するときに、一番大事なことは、自分のメンタル面が、
 普通の時よりも、より一層しっかりしていることです。
 
 自分をゆるし勇気づけ、多少の攻撃や批判には動じない自分を作ります。
 その上で、アサーティブなコミュニケーションを学ぶことで、
 相手を動かすほどの、大きな影響力を発揮することができるのです。
 
 

予定している実習内容の一部

 
一日目
★ 傾聴の実習(同意しがたい話も自己犠牲にならずに聴く練習)
★ ゆるしのワーク+自分を励ますワーク
★ 知覚ポジションの調整(動じない自分を作る)
 
二日目
★ 自分を好きになる/嫌いになる 理由とは?(自己信頼)
★ 相手を動機づける、感情の使い方(ロールプレイ)
★ 相手にきちんと要求する方法(ロールプレイ)
 
 

日時・申込方法など

 
■日時:11月28日(土) 11:00?18:30
     11月29日(日) 10:00?17:30
 
■参加費:50,000円 →40,000円
 
■主催・講師 阿妻靖史(あづまやすし)プロフィールはこちら
 
■定員4名
 
●場所:東京 山手線大崎駅の近くです。
  参加者の方にお知らせいたします。
 
■お申込方法・お支払い方法
  ボタンをクリック!フォームより申込後、銀行振込にてお支払い。
 
この講座は、好評のうちに終了いたしました。

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共働き時代の恋愛道 ?女性の仕事は恋愛にマイナス?

 

「男性は、女性の★に★★★★と思っている。」
 
漢字かな混じりで、★には1文字が入ります。
 
さあ、分かったかな?
 
エッチなことを考えましたか?
中に入りたいとか?
 
それもあると思いますが(笑)
違います。
 
 
ちょっと、考えてみてくださいね。
 
・・・
・・

 
では、答え合わせです。
 
正解は、
役に立ちたい、です。
 
 
職場で、すごく自立した女性を評して、男どもは、
「おまえ、男いらないよな」
なんて言い方をしますね。
 
もちろんこれは、素直じゃない言い方。
あまりいい表現とは言えません。
 
でも、男性を断罪する前に、ちょっと本音を知ってみましょう。
 
男性の本音は、
「おまえとつきあったら、オレは役に立つ場がないよな・・・」
 
です。
 
 
ひとりで大丈夫、という自立した女性に、
「あなたはどのように男性を必要としますか?」
と訊くと、
「・・・必要ない、と思っているのかも・・・」
という答えが返ってくることがよくあります。
 
「必要ないと思っていたら、彼氏、できないですよね?」
 
なんてやりとりを、恋愛セラピー(恋愛相談)の場ですることも
少なくないのです。
 
 
男性は、必要とされていたい生き物だ、ということを、
覚えておくと、恋愛でプラスになりますよ。
 
 
とは言え、今の時代、男性が必ずしも、女性よりも経済的に頼りがいが
あるとは限りません。特に、仕事ができる女性の場合、男性が経済的な
ことだけで言えば必要ない場合もあるのです。
 
しかし、男性の、
 
「役に立ちたい」
 
という想いは本質的、本能的なもので、
ご飯を食べなければお腹が空くのと同じぐらい、
役に立っていなければ、自分の居所がないと感じるのです。
 
そして、現在は男性が女性にどう役立っていいのか、分かりやすい役割
が消失しています。
 
だから、女性は、「私はこんなふうにあなたを必要としています」という
メッセージを出す必要があるのです。
 
 
但し、稼ぎの低いあんた、家事ぐらいやってよ。
こんな気持ちで頼むのであれば、相手は見下されたと感じて、気持ちよく
「役に立とう」とはしてくれないでしょう。
 
本当に必要で、本当に心から感謝できることを頼む必要があるのです。
 
「あなたは、どのように男性を必要としますか?」
 
この質問にハッキリ答えること。それが、仕事ができて、自立している女
性が、うまく恋愛をするための秘訣です。
 
心から必要としていて、叶えてくれたら心から感謝できること。
それを求める必要があります。
 
一緒にいてくれること?
 →なら、ヒモみたいな男性でもいいの?
 
セックスが必要? 子種が必要?
 →なら、セックスできれば誰でもいいってこと?
 
家事をやってくれること?
 →心から感謝できますか、それ?
 
こうやって、本当に求めているものを探っていく必要があります。
 
恋愛セラピーでは、ひとつずつ質問をしながら探っていきます。
すると、「はっ!そうか!それだ!」と気づく瞬間があります。
それが、本当に欲しかったものです。
 
それは、人それぞれ違うものですので、答えは自分で見つける必要があります。
 
ヒントを書いておきます。
 
よく、たどり着く「求めているもの」ですが、
 
「私が助けを求めたときに、本気で助けてくれる人」
「仕事に誇りを持って、一生懸命努力している人(尊敬に値する人)」
「経済的な安定感のある人(やはり、この要素は健在です)」
「話を聴いてくれる人」
「心を開いて、自分の気持ちを話してくれる人」
 
といったところが「本当に重要だ」と感じる女性の方が多いです。
 
参考にしてみてください。
 
 
そして、自分が本当に求めているものを、ちゃんと自分で自覚して、
なおかつ、男性と出会ったり、「どんな男性紹介したらいいの?」と
言ってくれる女友達がいたりしたときに、
 
求めているものを、言葉にして伝えられることが大事です。
 
 
経済的に自立しているということは、それだけ、相手に対する条件が
緩やかになるということも意味しています。自分が本当に好きと思え
る相手を選べるチャンスもあるのです。
 
だから、私は男性をどのように必要とするのか、その点だけ、答えを
出せれば、恋愛の可能性は開けています。
 
ぜひ、自問してみてください。
 
 
私は、男性をどのように必要としているのか?
と。

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【ココヘル145】こんな私でも愛されていい?

 

今日はちょっと告知があります(本文の後)
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学 145号 2006.11.18
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
 
 こんにちは。あづまです。
 
 心の声に素直になると、色々なことが見えてきます。
 
 本当の心の声に耳を澄ますとは、こういうことです。
 
 
◆前回のまとめです
 
 自分の心の内、とくに弱い部分、ダメな部分を見せることは、
 とても恥ずかしく勇気がいること。特に男性は裸になる方がまだ
 抵抗がないぐらい辛い。
 
 一方で、ダメな自分を受け入れてもらえると心から安心できる。
 
 よそゆきの自分ばかり作らず、
 相手の弱い部分を受け入れてあげて、運命の相手だと思ってもら
 いましょう。
 
 一緒に服を脱ぐように、心の服を脱いでいきましょう。
 
 そのためには・・・
 
 
◆そのためには、自分のダメなところを自然に受け入れましょう。
 
 「いや、それが出来ないから悩んでるんです!」
 
 そうですよね。
 多くの人は、私も含め自分のダメなところからは目をそらしてい
 るものなのです。
 
 目をそらしているだけならともかく、
 
 「そんな部分があってはならない」
 
 とばかりに、心の深いところまで押し込んで抑えつけています。
 
 
◆たとえば、こんな人、いませんか?
 
 部下が少し悩んでいて仕事の能率が落ちた。
 
 それに対して、「たるんでいる」「自覚が足りない」などの厳し
 い言葉しか出てこない上司。
 
 理解が足りないのかもしれませんが、
 
 上司本人が、意志の力で自分を律することが立派なことだと思い
 こんでいて、だらける日もあるとか、力が出ない日もあるという
 ことを認めていない可能性もあります。
 
 やたら自分にも他人にも厳しい人っていませんか?
 言葉を替えると、「硬い印象」というのでしょうか。
 
 ダメな自分から目をそらし、自分のそういう部分を消そうとして
 いる限り、ありのままの自分を受け入れて、現在の幸せを受け取
 ることができません。
 
 特に恋愛になると、心を開けないんですね。
 
 
◆本当は、あなた自身のことが大事なんです
 
 今、他人事の方が楽にイメージできると思って「上司」という例
 を出しましたが、本当は、あなた自身がどうなのかを考えてほし
 いのです。
 
 ちょっと頑張って、どんな時に「ダメな自分」が出てくるのかを
 思い描いてみてください。
 
 ・仕事で疲れたとき
 ・これだけは言われたくない、ということを言われたとき
 ・誰か特定の人と一緒の時
 ・一人でいるとき
 ・実は、いつもダメな自分がいて、苦しい。
 
 などなど。
 その時にどんな気持ちになるかも、一緒に感じてください。
 
 
◆さて、ここからが本番です
 
 そんな、ダメな自分を、人、モノ、動物、植物などにたとえると
 何ですか?
 
 「動物園の、だらけきって寝ているライオンです」
 「石ころです」
 「ゴミ捨て場の、生ゴミです」
 
 色々な例えが出てくると思います。
 それを手のひらの上に載せたとイメージしてみてください。
 実際に載せてみる感じでやるといいです。
 
 
 あなたは、その、自分のダメな部分を、どうしてダメだと思うの
 ですか?
 
 
 
 
 ??考えてみて下さい??
 
 
 
 
 私の勝手な予想ですが、その答えは、だれかの考え方に似ていま
 せんか?お母さん?お父さん?先生?
 
 
 
 では今度は、あなたの本当の声に触れていく瞬間です。
 その手のひらの上のイメージに聞いてください。
 
 「あなたは、どうして私の中にいてくれているの?」
 
 あくまで、「何かの役に立ってくれているはず」という前提で、
 肯定的に聞いてみてください。
 
 
 
 
 ??答えが返ってくるまでちょっと我慢ですよ??
 
 
 
 
 
◆どんな答えが返ってきますか?
 
 「あなたが無理しないように」
 「あなたに、本当の気持ちを感じてほしいから」
 「あなたに、自分らしくいてほしいから」
 
 そんな答えが返ってくるかもしれません。
 
 
◆ダメな自分とは、実は体からのサインなんです
 
 あなたの体は、病気になったり、無理しすぎて気分が滅入ったり
 しないように、実はサインを送ってきています。
 自分ばかり損しないように、というのもあるかもしれません。
 
 でも、目に見える物を追い求める、この社会の中で、
 
 仕事を失ってはまずい。
 お金がなくなってはまずい。
 いい車を持っていたい。
 住む家だって、誰それより立派な家じゃなきゃ嫌だ。
 
 そんなことを考えて、自分にむち打っているのかもしれません。
 そして、体からのサインを無視して、いや気付かない振りをして
 生きているかもしれません。
 
 
 また、あるいは、身近に大切だけれど、困った人がいて。
 
 あなたにいつも無理難題を言うのかもしれませんね。
 そのたびにあなたは、自分を押し殺して「いい人」を演じている
 のかもしれません。
 
 でも、本当は知っているはず。
 
 そのダメな自分こそ、自分の本当の心の声だと。
 
 
◆自分のペースを知ること
 
 自分のペースを知り、どんなペースで生活したら一番自分が快適
 で、力が湧いてくるかを良く感じてみましょう。
 
 そして、それ以上無理しているときがあったら、ちゃんと、
 
 その、
 
 「ダメな自分」さんに登場してもらって、
 
 「それ以上無理しちゃダメだよ」
 
 
 と、言ってもらうのです。
 (無理せず、できない時、やる気のない時は休むということ)
 
 仕事が忙しすぎることだけじゃなくて、
 いつも、周りの人に尽くしすぎているような気がする、とか、
 買い物に行って、好きな物を買うとき、心から楽しんでない、
 とか、
 
 ダメな自分を抑えつけているケースは色々あります。
 あなたも、ひとつぐらい経験があるでしょう。
 
 
◆その、ダメな自分に「ありがとう」「ごめんね」
 
 まだ、あなたの中のダメな部分は手のひらの上にいますか?
 
 大丈夫ですね?
 
 では、そのイメージに向かって、
 「今まで守ってくれて、ありがとう」と言ってみましょう。
 そして、
 「これまで嫌っていて、ごめんね」とも。
 
 涙が出るかもしれません。
 いいことなんですよ。
 
 
 自分の嫌いな部分にも、目を向けてあげる。
 
 少しは、嫌いじゃなくなったかな?
 
 
◆まとめ
 
 今回は、ちょっと長かったので、まとめは簡単に。
 
 つまり、ダメな自分、自分の嫌な部分と思っていたところが、
 
 本当は自分の大事な心の声だったと気付くことが大切です。
 
 
 そして、その心の声に
 
 「ありがとう」
 
 そう言えるようになると、人生も、恋愛も楽になります。
 
 
◆次回予告
 
 ひきつづき、恋愛の基本みたいな話を書こうと思います。
 あと、離婚というテーマも書きたいと思っています。
 
 まだ、ネタに不安がありまして・・・
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◆編集後記
 
 時々、「バックナンバーは読めないんですか?」というご質問を
 いただきます。
 
 すみません、現在は公開していないんです。
 
 なぜ?
 
 おまけを付けた上で、販売する予定だからです。
 ココヘルも、一応商売だったんです。知ってました?
 
 ココヘルは、本や心理に関する講座や、自分の体験など、貴重な
 お金と時間を使って私が学んだことを書いています。
 
 ちゃんと、カラーにして、特別の書き下ろし記事も付けて、
 販売予定です。
 
 今、着々と準備しています。
 
 
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 たとえばね。
 「今日のアファメーション」を全部音声付きで。(マジっすか?)
 「第○号の内容をもっと詳しく!」(←こういうの嬉しいです!)
 
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(結婚とは)
 
 このコーナーはあづまが気付いた結婚とはなにか?を気まぐれに
 配信するコーナーです。自分が思い描いていた幻想通りにはいか
 ないのが現実の生活。でもそれがいいじゃないの。
 そんな肩の力が抜けるためのメッセージです。
 
 今日はお休みです。
 
 
(今日のアファメーション)
 
 今日は、できれば自分の嫌いな部分に対して言ってあげるといい
 と思います。まあ無理しないで、自分自身に言ってもいいです。
 
 「あなたは、そのままで役に立っているんですよ」
 
 
 人は、誰かを幸せにするために産まれてくるのだと思います。
 でも、その「誰かを幸せにする」ってそんな大それたことじゃな
 くていいんです。
 
 あなたがいることで、誰かがほっとしたり、安心したり。
 そんな小さなことで、十分なんです。
 
 だから、今日だけは自分を責めるのを一旦やめてみてください。
 
 あなたは、そのままで役に立っているんですよ。

“【ココヘル145】こんな私でも愛されていい?” の続きを読む

【ココヘル144】一緒に服を脱いでゆくように

 

心のヌード。特別な人だけに見せるのです。
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学 144号 2006.11.14
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
 
 こんにちは。あづまです。
 
 今日は、「結婚とは」の拡大号でお送りします。
 
 
◆心の内をさらすのは、裸になるのと同じ
 
 物書きは、心の内をさらすので恥ずかしい職業だという言い方を
 聞いたことがあります。
 
 人は、自分の心の内をさらすことを恥ずかしいと感じるものです。
 この感覚は、特に男性に強いかもしれません。
 
 特に、自分の中にある「ダメな部分」「弱い部分」と思っている
 ところを出すのは男性にとっては難しいものです。
 
 
 
 女性のあなたは、こう想像してみるといいかもしれません。
 
 あなたは、「裸になって下さい」と言われたら、
 抵抗なく脱げますか?
 
 とても恥ずかしいですよね。
 
 セックスの時だって、
 お互いペースを合わせて脱いでいきませんか?
 
 相手の男性が自分だけ服を着ていて、あなただけ全裸になったら
 なんか恥ずかしいでしょう?
 
 
 なんの例えかって?
 
 実は、心を裸にされることは、男性にとってそんな感じだと思う
 のです。特にダメな自分、弱い自分を見せるのは苦痛です。
 
 私も、メルマガで自分の過去とかを書くのは恥ずかしいです。
 いまだに。だいぶ吹っ切れましたが(笑)
 
 その一方で、そんな自分を受け入れてもらいたいとも心の底では
 思っているのです。これは本人も意識していません、普通は。
 
 
◆マズローの欲求階層説
 
 マズローによれば、人間の欲求は五段階あり、
 下位の欲求が満たされるとより上位の欲求が顕在化します。
 
 5自己実現の欲求   自分らしく成長し、創造的でありたい
 4尊重の欲求     他人から尊敬されていたい
 3承認と愛情の欲求  愛情を感じ、受け入れられていたい
 2安全の欲求     安全な住環境
 1生理的欲求     食事、睡眠、性欲など
 
 
 食事、睡眠、安全などは確保されているとして話を進めます。
 
 今回取り上げるのは、
 3承認と愛情の欲求 および
 4尊重の欲求
 です。
 
 
◆カッコイイ自分を見せたい
 
 これは、4.尊重の欲求の表れです。
 相手に「すごいね」って言われたいってことです。
 これは、大事なことですよ。
 
 
◆よそゆきの自分で一生生きられますか?
 
 でも、カッコイイ自分だけを見せていると、どこか不安が消えな
 いのです。いつもよそ行きの自分だけを見せているような。
 
 本当の自分を見せたら嫌われるんじゃないかって。
 弱い自分、カッコワルイ自分なんて見せたらいけないんじゃない
 かって思うんです。
 
 でも、
 
 3.承認と愛情の欲求って、
 カッコワルイ自分を見せたのに、受け入れてもらえたときに
 満たされるんです。
 
 
◆一緒に服を脱いでいくように
 
 相手とペースを合わせて、自分の心の服を脱いでいくんです。
 自分の中の、弱い部分、だらしない部分、そういう部分も大切な
 自分の一部だと思うようにすると、相手にも見せられますね。
 
 同時に、相手のそういう弱い、ダメな部分も否定しないで受け入
 れてゆきます。
 
 もし、あなたが女性なら、
 これが上手に出来ると、すごいエリートの男性にとっての運命の
 相手にすらなることが出来ます。
 
 なぜなら、
 
 先に書いたように男性は自分のダメな部分をさらけ出すことが、
 女性が裸になるのと同じぐらい勇気がいるからです。
 
 それを否定せずに受け入れてもらえたら、ああ、この人の元が、
 私の安住の場所だと、その男性の潜在意識は思うのです。
 
 相手がエリートであればあるほど、きっとよそ行きの自分を見せ
 ている機会が多いですからチャンスですね。
 
 
◆だから、今まで方向の違う自分磨きをしていたあなた、
 
 そう、あなたです。
 憧れのあの人とつり合うように、
 
 もっと、仕事が出来るように資格を取って・・・
 もっと、綺麗な外見が得られるようにダイエット、エステ・・・
 もっと、ファッションセンスを磨いて・・・
 もっと、お洒落な趣味を・・・
 
 それはそれでいいことなんですけど、
 
 相手のカッコワルイ部分、ダメな部分もありのままに受け入れて
 こそ(そしてそれは自分のカッコワルイ部分、ダメな部分を受け
 入れることと深いつながりがあるのですが)、
 
 その、カッコイイ部分を磨くところが生きてくるのです。
 
 
◆相手を、ありのままに受け止めること。
 
 これは、簡単なようでいて、意外に難しいものです。
 始めは自分の中の、
 「このだらしない相手と一生一緒にいていいのか?」
 という声と闘うことになりますから(笑)
 
 自信や自己評価という、行動力の一番根っこにある部分、それは、
 3.承認と愛情の欲求を満たしてあげることにより安定するもの
 なのですが、
 
 あなたが相手を変えようとすれば、たとえ相手を良くしようとし
 て変えようとした場合でも、その一番大事なものが壊れていくの
 です。
 
 逆に、相手をありのままに受け入れることで、相手は素直な気持
 ちであなたに接してきます。もう相手の気持ちを探ることも必要
 ないですね。
 
 
◆お互いに、ゆっくり服を脱いでゆくように
 
 心の服も、脱いでいってください。
 
 そして、お互いが相手のカッコイイところ、素敵なところを尊敬
 し合い、同時に、
 
 お互いのカッコワルイところ、ダメなところ、だらしないところ
 を受け入れ合う。
 
 そんな関係になると、安心した気持ちでいられる、強い絆ができ
 るのです。
 
 
 ただ、念のため警告しておきますが、
 こういうのは違いますからね!
 
 「こんなダメな自分なんて好きになってくれる人いないかも」
  ↓
 「どうせ嫌われるなら、傷が浅い方がいい」
  ↓
 「(相手とペースを合わせず)ダメな自分を全部出しちゃえ!」
  ↓
  相手は、ドン引き(@_@)   あなた→○| ̄|_
  ↓
 「やっぱり私なんか好きになってもらえないんだ。ほらね。」
 
 
◆まとめ
 
 自分の心の内、とくに弱い部分、ダメな部分を見せることは、
 とても恥ずかしく勇気がいること。特に男性は裸になる方がまだ
 抵抗がないぐらい辛い。
 
 一方で、ダメな自分を受け入れてもらえると心から安心できる。
 
 よそゆきの自分ばかり作らず、
 相手の弱い部分を受け入れてあげて、運命の相手だと思ってもら
 いましょう。
 
 一緒に服を脱ぐように、心の服を脱いでいきましょう。
 
 そのためには・・・(あ、これはまだ書いていなかった)
 次回をお楽しみに!
 
 
◆次回予告
 
 次回は、
 この「低い自己評価」「劣等感」「ダメな自分」などの言葉で
 表される、自分の嫌な部分と向き合うことについて書いていきま
 す。恋愛においては、本当に基本になる部分なのです。
 
 私、こういう劣等感がある、とか、相手のこういうところが気に
 入らなくて直したくなるけどそれって自分自身を見ているみたい、
 とか、そんなご意見をお待ちしております。
 
 
 そして、
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◆編集後記
 
 今回の記事は、時々要望が来る、○○の心理を教えてください、
 という質問に対する回答なのです。
 
 どうも、自分だけ服を着たままで(心の内を明かさずに)相手の
 裸(心の内)をのぞき見ようという考えじゃないかと思えるメー
 ルが来るので、
 
 「そうやって相手の裸をのぞこうとしている限り、
  その相手とは絶対に仲良くなれないぞ!!!」
 
 ということを言いたくなって書きました。
 
 このテーマ、以前にも
 「相手の気持ちが手に取るように分かる方法」(ココヘル131)
 と題して書いたことがあるのですが、イマイチ分かってくださら
 ない方がいらっしゃるので、また書いてしまいました。
 
 自分の心の内を明かし、相手のダメな部分もありのままに受け止
 めたら、相手は自分から気持ちを素直に出すようになるのです。
 
 相手の気持ちをのぞこうなんて考えなくていいんです。
 
 もしそうなっていないのなら、努力が足りません!
 
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 ないのが現実の生活。でもそれがいいじゃないの。
 そんな肩の力が抜けるためのメッセージです。
 
 「結婚とは、カッコワルイ自分とカッコイイ自分を見せること」
 
 既に本文に書いたので、解説はナシ。
 
 
 
(今日のアファメーション)
 
 「素敵な男性が、私の前では心の服を脱ぎます」
 
 そうです。
 ありのままの相手を受け入れることの出来る女性(あなたです)
 の前では、男性は固く閉ざしていた心を開くのです。
 
 私の前では、心の服を脱いで裸になってくれる。
 勇気を出して相手を受け入れたあなただけが味わえる喜びです。
 
 
 素敵な男性が、飾らない裸の心で向かってきてくれる。
 そんな、感動体験をする自分をイメージしてみてはいかがですか?

“【ココヘル144】一緒に服を脱いでゆくように” の続きを読む

【ココヘル143】役割夫婦と熟年離婚

 

◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学 143号 2006.11.11
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
 
 こんにちは。あづまです。
 
 どうしても、周りの目というのは無視できないものです。
 せめて、
 今私は周りの目を気にしている、
 今私は自分の心の声に従っている、
 
 というように、
 
 自分がどの声に従っているか意識して過ごしたいものです。
 
 今日は、そんな内容です。
 
 
◆男性も家事を分担すべき
 
 私、この言い方嫌いです。
 
 家事が嫌いなの?
 う?ん。まああまり好きではないですね。
 
 奥さんがおいしそうに食べてくれるなら、
 料理はしますけど・・・(笑)
 
 
 でも言いたいのはそういうことではありません。
 
 
 どこが嫌いかって?
 
 それが、今日の本題です。
 
 
◆男が外で稼ぎ、女が家を守る
 
 これは実は比較的新しい概念です。
 サラリーマンという職業の形態が定着したからこそ成り立ってい
 るのです。
 
 逆に家が商売をやっていたら、家族みんなで協力するのは当たり
 前ですし、農業にしても農繁期は親戚までかり出されます。
 
 例外はともかく、男が外、女が家というのは80年代ぐらいまで
 は「正しい」形とされていました。
 
 
◆男女ともに働き、家事も分担する
 
 男が外、女が内という概念と同様、これも男女の役割についての
 概念で、最近はこちらが「正しい」形とされています。
 
 共働きが多くなり、一方団塊の世代の大量退職の時代を迎え、国
 としては労働力の確保に女性を活用せざるを得ない状況になって
 いるので、国の政策としては「正しい」と言えるでしょう。
 
 
 ここからがココヘルの本題ですが、
 
◆はっきり言って、どっちの考えも夫婦を幸せにしません!
 
 いや、分担するのがいけないって言うんじゃないですよ。
 まあ、聞いてください。
 
 熟年離婚という言葉をご存知ですよね?
 定年近くなり、または定年を迎えたカップルが離婚することをい
 います。ずっと夫婦関係を維持してきたのに別れるということが
 最近起こってきていますね。
 
 熟年離婚の研究をきちんとしたわけではないので、不正確な部分
 もあるかとは思いますが、
 
 「役割夫婦」が「熟年離婚」する
 
 という切り口で考えていきます。
 
 
◆役割夫婦って何?
 
 男が外で稼ぎ、女が家を守るという役割をお互いにこなして、
 お互いがお互いを「ある役割のために必要」としている、
 ビジネスパートナーみたいな夫婦関係のことをいいます。
 
 お互いに、役割上「正しい」ことをして結婚生活を維持していく
 わけです。
 
 
◆新・役割夫婦
 
 新しい概念の方は男女ともに働き、家事も分担するというのが、
 新しい役割夫婦の形になるでしょう。
 
 しかし、やはり役割夫婦である以上、この形をずっと維持した結
 果、熟年離婚するというカップルも出てくると思います。
 
 
◆何が欠けているか?
 
 さて、では、何が欠けているのだと思いますか?
 ここからは、私の意見ですが、一番大事なものを挙げるとしたら、
 
 
 「お互いの感情の交流」
 
 これです。
 
 
 あなたは、パートナーに何だか分からない漠然とした不満を抱え
 ているかもしれません。
 
 そして、マスコミなどの論調から、旦那さんの家事協力が大事と
 いう話を聞いて、
 
 「そうか、それで私は不満なんだ」
 
 と(誤解なのですが)理解したとします。
 
 そこで、家事をやってもらうように頼むわけです。
 
 
 ・・・やってくれました。
 
 
◆そのことに、心から感謝できるかどうか?
 
 やってくれたのに、やっぱり漠然とした不満は消えません。
 「ありがとう」は言ったけれど、心から言ってません。
 
 だって、何だか物足りないから。
 
 旦那さんがなんかつまらなそうに家事をやったからだ!
 もっと気持ちよくやってくれればいいのに!
 その気持ちをそう解釈したかもしれません。
 
 おしい!
 でもまだハズレでしょう。
 
 しかも頼まれた方にしてみれば、なんかやって当然みたいに頼ま
 れて、やってあげても大して感謝されない。
 なんか損した気持ち。
 となってしまいます。
 
 
 そんな経験をしたことがあるとしたら、
 
 旦那さんに、優しい言葉をかけてほしい、とか、
 愛情がほしい。スキンシップがほしい。
 または、二人で楽しいことをしたい。
 
 本当の欲求はそういうところにあるかもしれません。
 
 
◆なぜ、にせ物の欲求を優先してしまうのか?
 
 それは、自分の心の声を聞くことよりも、他人の目や世間一般の
 価値基準を満たすことを優先しているからです。
 
 言い換えると、「正しい」ことを優先しているのです。
 
 
◆夫婦は、何を分担すべきか?
 
 私は、始めに書いたように、
 「男性も家事を分担すべき」という言い方は嫌いです。
 
 なぜかというと、
 
 まず、分担するのを「家事」と矮小化している点です。
 (矮小化(わいしょうか):物事を本質より小さく見ること)
 
 本来、「生活を豊かにする活動」を分担するべきなのです。
 
 
 生活を豊かにする活動というのは、
 
 ・お金を稼ぐこと、
 ・必要なものを買うこと、
 ・炊事、洗濯、掃除
 ・子供がいれば、子供の世話をすること、
 
 のような、物質的な豊かさのほかに、
 
 
 ・愛情のある言葉をかけ合うこと、
 ・相手を尊重する気持ちをあらわすこと、
 ・楽しいことを計画すること、
 ・スキンシップをすること、
 ・笑顔でいること、
 ・よく眠ること、
 ・時にはだら?っとしてリラックスすること、
 ・感情豊かでいること、泣くこと、
 
 精神的、感情的な豊かさを生み出す活動があるのです。
 そしてむしろ、後者の方が大事だと思います。
 
 
 それを、「家事」というものに矮小化してしまうことが
 本質から目をそらせる効果があり、問題だと思います。
 
 だって、夫婦生活が
 「仕事と家事の分担」だけじゃ、味気ないでしょう。
 
 
◆パートナーとひとつだけ一緒に出来るとしたら何をしますか?
 
 きっと、その答えがあなたにとって一番大事なものです。
 それを、毎日の生活の中に組み込みましょう。
 
 「世界一周旅行」とか大きな答えが出てきた場合は、
 その旅行の中で何をしたいかをさらに自問してみましょう。
 「おいしい食事」みたいな、小さな答えが出てくるはずです。
 
 そう、将来の心配だけでなく、
 今を充実して生きることに目を向けるのです。
 
 今シングルのあなたも、
 今日ひとつだけ何か出来るとしたら何をしますか?
 こう自分に聞いてみてください。
 
 それを毎日の生活に組み込むと、生活が心豊かになっていきます。
 
 
◆次回予告
 
 今回きっと、そうじゃない!
 という意見がおありだと思います。
 ぜひ、お寄せ下さい。
 
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◆編集後記
 
 先日、天井の蛍光灯を交換していたら脚立から落ちました(>_<)  かなり派手に転んだのですが、奇跡的に何も壊れず、怪我も別に  なく・・・    別に何ともないと思っていたのですが、今日寝ているところから  ごろんと起きあがったら、骨盤にズキッと痛みが・・・    あいたた・・・  やっぱりちょっとなんか痛めてたのね・・・    体は大切にしなくちゃ。  と思いました。    でも普通に生活してますからご心配なく。  小走りぐらいは出来ます。     ┏━◆━━◆━━◆━━◆━━◆━━◆━━◆━━◆━━◆━━┓  ありがとう! ライフスタイル版新着1位! 祝!15000部  ●女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学  ●ご意見、ご感想お待ちしています。このまま返信して下さい。   これまで、頂いたメールをメルマガで紹介させていただく際の   ルールを明確にしていませんでしたが、このようにします。    ・メールの文面は、基本的に元の文体そのまま。  ・本人のお名前や、登場人物はイニシャルにするか、または別の   名前にすることで、個人が特定できないようにします。  ・事前の確認は原則しませんので、送って下さったメールは紹介   されることがあるとお考え下さい。  ・紹介不可の場合、明記してくだされば、紹介しません。     azma@556health.com ←メールはこちらまでお願いします。   スパム防止で@は全角になっています。半角に直してください。    ※たくさんのメールを頂いています。ありがとうございます!   個別の返信はできないことがありますのでご了解下さい。    こんな方にお役立ち情報をお届けします。  ○出会いがない(出会う自信がない)  ○なぜか不倫ばかり(一対一の恋愛に自信がない)  ○不倫されて悩んでいます!  ○交際が長続きしない  ○今の相手と喧嘩が絶えない  ○パートナーとマンネリ(冷戦)  →でも、現状を変えたい!解決したい!    ●制作:あづま やすし(女と男の心のヘルスカウンセラー)  ●自己紹介はこちらです↓(声の自己紹介があります!)   https://www.556health.com/archives/2005/07/post_5.html  ●登録・解除:http://www.mag2.com/m/0000164141.html   (解除依頼は受けていません。ご自分でお願いします)  ●ブログ https://www.556health.com/    このメルマガは、メルマガの登録、無料レポートの請求および  協賛によってのみ登録になります。違法なアドレスの収集は  一切行っていません。 ┗━◆━━◆━━◆━━◆━━◆━━◆━━◆━━◆━━◆━━┛   (結婚とは) お久しぶりでした!    このコーナーはあづまが気付いた結婚とはなにか?を気まぐれに  配信するコーナーです。自分が思い描いていた幻想通りにはいか  ないのが現実の生活。でもそれがいいじゃないの。  そんな肩の力が抜けるためのメッセージです。    「結婚とは、二人でする幸せ貯金」    人生の価値とは、どれだけ幸せな気持ちを貯金できたかだと、  私は考えています。    二人で幸せな気持ちを貯金していく。  素敵なことですね。    お互いに相手が役割を果たしているか監視し合う関係ではなく、  ぜひ、お互いが幸せな気持ちを貯金しているか見守り合う、    そんな夫婦を目指して生きていきたいですね。       (今日のアファメーション)    「私は、私の人生を生きてよい」    あなたは、あなた自身が望む人生を生きてよいのです。  決して、誰かの人生を生きるわけではありません。    そのための努力なら、苦にならないでしょう?  あなたは、あなたの人生を生きてよいのです。 “【ココヘル143】役割夫婦と熟年離婚” の続きを読む