【ココヘル124】恋愛下手だった私。そして現在の私。

 

恋愛って、自分と向き合うことなんです。
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学 124号 2006.8.30
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
 
 あづまです。こんにちは。
 
 今日は、私自身の話を書きます。
 
 昔、どうも恋愛がうまく行きませんでした。
 今は、とても幸せな気持ちでいることが出来ます。
 
 何が変わったと思いますか?
 
 
◆恋愛の本には、こんなことが書いてあったりします。
 
 「笑顔で」「可愛らしく」とか、
 「じらした方がいい」「追いかけさせた方が相手が夢中になる」
 まあ、否定はしません。一面の真理を表しています。
 
 でも、本質はそんなことじゃないんです。
 私の場合、大事なのは表面的なテクニックではありませんでした。
 
 
◆自分を幸せにすること
 
 相手を幸せにすることじゃありませんよ。
 自分で自分をちゃんと面倒見てあげることです。
 特に、自分の感情のケアを自分ですること。
 自分が幸せな気持ちで毎日過ごせるように、自分で考えるのです。
 
 幸せじゃない人と一緒にいると、不幸がうつるんです。
 というのは言いすぎですが、相手が緊張してしまうのです。
 
 
 自分に幸せを許可している人のそばにいると、
 温かい感じがします。
 
 
 自分に幸せを許可していない人のそばにいると、
 硬い、緊張した感じがします。
 一般に「まじめ」という評価の人も、
 こちらに入ると私は思っています。
 
 あくまで、私の感じる感覚ですけどね。
 そして私も自分に幸せを許可できるようになりました。
 
 
◆○○したい/○○しなければいけない
 
 自分の感情に正直であれば、○○したいという言葉が出るはず。
 親の期待、会社のルール、社会の要請を優先すれば、○○しなけ
 ればいけないという言葉が出るはずです。
 
 あなたは、どちらが多いですか?
 
 私は、○○しなければいけないが多かったです。
 今は、○○したい、という気持ちを大事にしています。
 
 
◆自分を幸せにする努力を怠るとどうなるか?
 
 浜崎あゆみの「End of the World」という歌の歌詞に、
 「自分よりも不幸なひとを 見ては少し 慰められ
  自分よりも幸せなひと 見つけたなら 急に焦ってる」
 というフレーズがあります。
 
 これが、とてもよく心を表しています。
 つまりね。
 
 自分が今、望む生き方を出来ていなくて、
 自分が今後もその生き方を出来ないと感じている場合、
 
 自分に不可能な、でも喉から手が出るほどほしいその幸せを
 手に入れている人を見るとじりじりと焦りを感じたり、人によっ
 てはイライラや怒りを感じたりします。
 
 そして、身近な人だったら、つい足を引っ張ってしまいます。
 たとえば、自分が仕事をまじめにやり、お金を貯めて将来に備え
 ることばかり考えていたとします。
 
 出会った相手の人は、その日を幸せに生きることが大事なひと。
 宵越しの銭は持たない、くらいの勢いで使ってしまいます。
 (まあそれはそれで問題かもしれませんが)
 
 つい「それで将来大丈夫なの?」とか、もしかすると更に、
 「将来のために蓄えを作っておかないとだめだよ!」なんて、
 まだ結婚したわけでもないのに干渉したくなりませんか?
 
 
 でもね、そう言いたいあなたに一番必要なのは、
 「自分を幸せにする努力」
 
 将来の蓄えだって、将来の「幸せ」をイメージして作るべきです。
 不安な気持ちとともに貯金したら、なんか呪われたお金が貯まっ
 て行くみたいで気持ち悪いでしょ?
 
 私も、ここから抜け出せませんでした。
 今は、貯金はそれなりにしていますが、幸せのためにお金を使う
 ことも大切にしています。
 
 
 おかげさまで預金残高は減りましたが、
 このメルマガとか、投資資産とか、そして何より心の幸せ貯金
 (幸せな気持ちをためていくこと。私の造語です)の残高など、
 もっと大切な資産が増えていっています。
 
 
◆感情が動いたとき
 
 ここ、大事ですからね。
 もしも、イライラや焦りを感じて感情が乱れるとしたら、本当は
 あなたはその幸せを手に入れたいのです。
 
 手に入れる必要がないものには、感情は動きません。
 例えばタイガー・ウッズは自家用機を持って世界中を回っていま
 す。私はそれを知っても、なんか別の世界のように感じます。
 
 つまり、私の心にとって自家用機は別世界のもの。
 手に入れる可能性は、今のところないのです。
 
 一方、いい車だと、ちょっと羨ましく感じます。私にとって車は
 現実世界のものなのです。
 
 同じように、お金があって家庭のことも大切にしてくれる男性と
 結婚して、自分も趣味と実益を兼ねたお洒落な仕事をして、時間
 もあり、自由に生きている、というような生活をしている人を見
 て、何か感情が動いたら、あなたも、それを手に入れられる可能
 性があります。
 
 
 まずは、自分がどうなったら幸せか、紙に書いてみることです。
 それによって、本当にそうなりたいのかはっきりします。
 
 そして、自分が幸せな気持ちで過ごしていると、恋愛もうまく行
 くものなんです。それは上に書いたように、その気持ちが相手に
 無意識のうちに伝わるからなのです。
 
 我慢して、足ひっぱりをするあなたでいたいですか?
 幸せになり、相手にも笑顔を分けてあげるあなたでいますか?
 
 
◆すべては、あなた次第です。
 
 私も、一番変わったのは自己認識。
 
 昔: 正しいことをするのが大事
 今: 自分を幸せにし、ひとも幸せにする
 
 自分が幸せなら、他人の足引っ張りなんてしないんですよ。
 
 
◆10月も、恋愛カウンセリングを行います。
 
 10月初旬を予定しています。
 詳細が決まりましたら、ご連絡します。
 メルマガで告知後、また先着順ですのでお見逃しなく。
 
 
◆まとめ
 
 恋愛がうまく行かなかった私に欠けていたのは、幸せな自分。
 
 自分で自分の幸せが分かっていないと、相手も幸せにできない。
 
 イライラしたり、焦ったりする感情が現れたら、実現できるかも
 しれない証拠。自分の感情に敏感になりましょう。
 
 ブログの「不マジメ人生のススメ」も関連していてオススメです。
 
 
◆あなたは、どう思いますか?
 悩み、楽しい感想、素敵な応援メッセージのみお待ちしています
 
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 (@を半角にしてください。このメールに返信しても届きます)
 
 
◆編集後記
 
 今日は、日が変わってしまいました。
 男性の習性、たくさんのメールを頂きありがとうございました。
 では、あと2?3回書いていきます。
 
 男性の習性、自信に満ちたとき編
 男性の習性、自信を失ったとき編
 
 なんて、興味深いと思いますけどね。女性とパターンが違うので。
 
 
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(結婚とは)
 
 このコーナーはあづまが気付いた結婚とはなにか?を気まぐれに
 配信するコーナーです。自分が思い描いていた幻想通りにはいか
 ないのが現実の生活。でもそれがいいじゃないの。
 そんな肩の力が抜けるためのメッセージです。
 
 (もう「結婚とは」で始まるネタが尽きました)
 
 「幸せな夫婦は、同じ笑顔をしている」
 
 先日、私たちは、「笑顔が似ていますね」と言われました。
 確かに同じタイミングで、心からの笑顔が出ることが多いです。
 
 また、別のカップルを観察していて、仲がいい二人は同じような
 笑顔が出るものだと感じました。
 
 似たもの夫婦といいますが、どうせ似るなら、
 笑顔とか、幸せに生きている気持ちとか、そういうものが似るよ
 うになりたいですね。
 
 
(今日のアファメーション)
 
 今日は、アファメーションではありませんが。
 
 「人は、自分以上に他人を幸せにすることはできない」
 
 まず、自分が幸せになると決める。
 そして、周りの人に幸せのおすそ分けをしてゆくのです。
 もう、それしかないですよ。うまく行く方法は。

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嫉妬も変化の第一歩、のことがある

 

酸っぱいブドウの話をご存知でしょうか。
 
イソップ寓話のひとつです。
キツネが高いところにあるブドウをみて、取れないので、「どうせあのブドウは酸っぱいに違いない。食べてやるもんか」と捨て台詞を吐いて去っていく、という寓話なのですが・・・
 
自分には手に入らないと思うものに関しては、人間はその価値を低く見ようとする傾向があります。
 
「学歴なんてただの飾りだよ」
「彼がいると自由がなくなって面倒でしょ?」
「お金を持つと、ろくなことがない」
 
その考え方が心に定着すると、今度は自分を縛ってしまいます。
 
たとえば、学歴を「飾り」「不要なもの」と自分で決めてしまった人は、必要が出てきて学校に行かなければいけなくなったときにも、抵抗を感じてしまうのです。
 
彼といると自由がなくなる、と決めてしまった人は、彼氏がなかなかできなくなります。
 
お金を持つとろくなことがない、と決めてしまうと、お金に縁遠い人生を歩みます。
 
いずれも、あるときの自分の状態を肯定するために、自分が持っていないものの価値を低く見積もってしまったために、自分の人生の可能性を狭くしてしまったのです。
 
 
ところが・・・
 
彼といると自由がなくなる、と決めてしまった女性でも、やはり彼がほしいと思うようになったとします。人生経験を積んで、自分を変えてみようと思ったのです。
 
すると、今までは、別に何もうらやましいと思えなかった、彼氏がいる女性を見ると、うらやましく感じたり、嫉妬を感じたりするようになります。
 
そうです。
酸っぱいブドウの話は、自分が無力感や焦り、嫉妬などを感じないために心の中で、「それは価値がないから、自分にはいらない」と、自分の人生から除外するための心の働き(専門的には「防衛機制」)なのです。
 
人生を変えてゆくときには、一旦、本当の気持ちを感じる必要があります。今までフタをしてきた無力感や焦り、嫉妬などを感じるからこそ、前に進めるのです。
 
今までずっと「あれは酸っぱいブドウだ」と言ってきた人が、現実を直視するようになったとき、始めは嫉妬をたくさん感じることがあるかもしれません。無力感や焦りをたくさん感じるかもしれません。
 
でもそれは、必然的な成り行きであり、むしろ歓迎すべき、前向きの変化なのです。

“嫉妬も変化の第一歩、のことがある” の続きを読む

【ココヘル123】男性の習性

 

◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学 123号 2006.8.25
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
 
 あづまです。こんにちは。
 
 男性は、女性の気持ちを考えもせず、恋愛に失敗するものですが、
 女性は、男性の気持ちを分かったつもりになって、本当は勝手に
 誤解して失敗するものなのです。
 
 あなたは、本当に男性の気持ちを分かっていますか?
 
 
◆彼氏、旦那さんが私のことを気づかってくれない!
 
 これは、辛いですよね。
 日常のちょっとした瞬間に自分以外のことに一生懸命になってい
 るだけでも不安を感じることがあるかもしれません。
 
 それが、一週間ずっとなにか自分のことを見てくれていなくて、
 仕事とか、趣味とか、何か別のことにばかり気がいっている。
 
 とても不安になりますね。
 
 
 原因と、対処法を今回はお伝えします。
 
 
◆男性にとって仕事は冒険。
 
 まず、男性が仕事や趣味に没頭することは、普通のことだという
 理解をすることが必要です。男性にとって、心理的に一人になれ
 る時間をとることは必要です。
 
 特に仕事にやり甲斐を感じている男性は、仕事は冒険に出かける
 ようなもの。一生懸命仕事をしてやり甲斐を十分に感じたら、
 今度はあなたと一緒にいて「ほっ」としたくなるのです。
 
 
◆男性が怖れる「無力感」
 
 多くの女性は、相談し、悩みを話すことで心の問題を整理し、た
 まった感情を吐き出してまた元気になりますが(あなたはどう?)
 
 男性は一人で殻に閉じこもり、自分で考えを整理する方がスッキ
 リするものです。それに、頼ることは負けることですから。
 
 男性同士では、勝手に相手の領域に踏み込んで、頼まれてもいな
 いのにあれこれ世話を焼くのは失礼なこと、という暗黙のルール
 があります。
 
 それはつまり「あんたにはその問題を解決する能力がない」とい
 うことを言外に表明したことになります。
 
 男性にとって、最も恐怖な「無力感」と直面することになります
 から、お互いに気を遣っています。
 
 女性のあなたへ。もしかして、頼まれていないことに手をさしの
 べたり根掘り葉掘り質問したりして「無力感」を感じさせて、
 男性の力を奪っていませんか?
 
 
◆男性が自分を最も責めるとき
 
 「この女性を幸せにする力がない」
 
 そう感じたとき、男性は最も自分を責めます。
 逆に言えば、ちょっとしたことでも喜んで感謝してくれて、自分
 が力を感じられる、そんな女性に対しては自信を持てるのです。
 
 これは、男性は女性を幸せにしたいと願っている、という性善説
 を前提としています。まあ一緒にいて幸せになれるのはそういう
 男性ですから、幸せになりたいあなたはこの前提を受け入れてみ
 てくださいね。
 
 
◆自ら幸せになりましょう。
 
 幸せとは、人に与えてもらうものではなく、あくまでも自分の心
 の中のもの。幸せに「なる」のです。自ら。
 
 幸せになる力の強い女性は、男性に力を与えられます。
 にこにこして、自分の好きなことをやり、男性にも愛され、
 ますます幸せになってゆきます。
 
 
◆自分を大切にすること
 
 他人に気遣いや優しい言葉をかけていますか?
 
 はい、と答える人が多いのではないでしょうか。
 いいえですか?正直ですね(笑)
 
 では、それと同じように自分に気遣いをし、自分に優しい言葉を
 かけていますか?
 
 今度は、いいえ、と答える人が多いのではないでしょうか。
 
 私たちは小さい頃から他人に対して優しく接することを教育され
 て育ちました。それはとても大切なことです。
 
 そこに、もう一つ大事な前提を加えてください。
 自分を大切にしているからこそ、他人も大切にする。
 
 
◆受け取ること
 
 長いつきあいの中では、五分五分になるものですが、
 つきあい始めは、多くの場合、女性は男性の親切を受け取ること
 から始めたらいいと思います。
 
 食事はおごってもらうんです。
 プレゼントももらう。
 デートは、計画してもらう。
 
 女性のあなたは、ただそれを感謝して受け取ればよいのです。
 世話焼きしちゃうと、男性が萎縮してしまいますからね。
 
 
◆10月も、恋愛カウンセリングを行います。
 
 詳細が決まりましたら、ご連絡します。
 前回受けて下さった方、前回申し込んで下さったけれどお受けで
 きなかった方を優先しますので、今回はあまり枠が多くないかも
 しれません。
 
 
◆まとめ
 
 男性にとって仕事は冒険。束縛せずに冒険に出してあげましょう。
 
 男性にとって恐ろしい「無力感」。
 あなたが幸せでいることで、男性は力を感じられます。
 
 女性は、受け取ることから始めてよいのです。
 
 
◆あなたは、どう思いますか?
 悩み、感想、応援メッセージなどお待ちしています
 
 azma@556health.com までメールしてください。
 (@を半角にしてください)
 
◆編集後記
 
 最近、色々メールを頂くのですが、
 それ自体はありがたいのですが、
 
 名乗らないメールや、失礼なメールが時々来ます。
 
 メルマガ発行者だって、感情のある一人の人間なんですよ。
 何か、機械が自動的に応答していると勘違いしていませんか?
 
 相談のメールを送るならせめて名乗ってよ。
 
 あと、全部のメールには回答できてないですけど、
 回答したら、ありがとうと、分かった・難しかったぐらいは返事
 を書いてくれると嬉しいけどな?。
 まじめに考えて書いてるけど、伝わったかどうか不安なこともあ
 るのでね。
 
 ネチケットのなってない人は、インターネット上には結構いるけ
 どさ。ココヘル読者だけは、ちゃんとしようよ。
 
 名乗る。挨拶を書く。お礼をする。そのぐらいのことですよ。
 
 
 男性の習性。
 もっと読みたい方は、メールでもっと読みたいって書いて下さい。
 反響によっては続けるし、反響がなければやめます。
 もう少し具体的に、ここが知りたい、ってのも歓迎です。
 
 今日は私の母の誕生日です。奥さんと一緒に選んだプレゼントが
 そろそろ届くかな。こういうことも、なんか結婚してから格段に
 楽しくなりました。奥さんの幸せオーラを分けてもらってるから
 かな。
 
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(結婚とは)
 
 今日はお休み
 
 
(今日のアファメーション)
 
 「私は、愛されてよい」
 
 あなたは、愛されてよいのです。
 過去に何があったとしても、心が愛情を求めるのなら、愛され
 てよいという証拠です。勇気を出して、心を開いて愛情を受け
 取りましょう。

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【ココヘル122】親に感謝なんてしなくていいです

 

◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学 122号 2006.8.22
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 あづまです。こんにちは。
 
 親には、感謝するもの。
 なんとなく、みんなそう思っていますよね。
 
 小学校で道徳の時間に(いまそんな時間割あるんですかね?)
 言われたような気もするし、親にも言われたし・・・
 
 
 そして何より、心理学の本を読んだりすると、親に感謝すること
 そして、「親を許すこと」が大事だ、と書いてあったりします。
 
 
 今日は思い切って、それを否定します。
 親に感謝なんてしなくていいですからね?
 
 
 感謝なんて、したくなったらすればいいのです。
 したくないときに、無理に感謝しても、自分を縛るだけです。
 
 
◆親に感謝する前に、感謝してほしい人
 
 私です(爆)
 
 うそです。
 
 あなた自身です。←ここ大事です。
 
 
◆順番が逆なのです
 
 まず、あなた自身が、今自分が嫌いな部分も含めて、この自分に
 生まれてきてよかった。と感じて、自分自身に「ありがとう」が
 言えるようになることです。
 
 すると、この愛おしい自分をこの世に生み出してくれた親にも自
 然に感謝の気持ちが湧いてきます。
 
 
 親に感謝しようとすると、体に緊張感がある場合、
 あなたの本心はまだ親に感謝する段階にないかもしれません。
 
 本当に親に感謝する気持ちが湧いているときは、介護とか、退職
 した親に生活費を入れるとか、そういうときにも、おだやかな、
 温かい気持ちが湧くものなのです。
 
 もし、そうでないとしたら、まだ親を許し、感謝する段階に来て
 いないのだと思います。無理はしないことです。
 
 まあその段階に来ても「めんどくせー」とは思うものですけどね。
 人間の心ってわがままですから。それでいいんですよ。
 
 
◆自分自身を許すこと
 
 あなたの、人に見せたくない心ってありますか?
 
 実は私、他人に対してすごく怒っていることが多いんです。
 実は私、自分ばかり得したいと思っているんです。
 実は私、プライドが高くて人からほめられたいんです。
 みたいに。
 
 実は私、(ここにあなた自身の見せたくない心を入れて下さい)
 
 
 では問います。
 今思い浮かべた、あなたの人に見せたくない部分を、
 動物、植物、もの、または抽象的な形(青い玉とか)に例えると
 どんなものですか?
 
 両手で、水をすくうように器を作り、あなたの人に見せたくない
 部分として出てきたイメージをその中に入れてみてください。
 
 
 今目の前にあるイメージは、あなたの人に見せたくない部分です。
 
 今日まで一緒に生きてきました。
 
 あなたは、小さい頃から、愛情を受け、また、愛情を与えて生き
 たいと願ってきたかもしれません。
 
 現実は、思い通りではなく、その中で、嫌な自分を作ることが、
 今日まで生き延びてくるために必要だったかもしれません。
 
 
 今目の前にあるイメージは、あなたの人に見せたくない部分です。
 
 今日まで一緒に生きてきました。
 今日まで一緒に生き延びてきました。
 今日まで一緒に頑張ってきました。
 
 
 あなたの大切な一部である、そのイメージに向かって、
 
 「こんにちは」
 「一緒に頑張って生きてきたね」
 
 そう、声をかけてあげてください。
 
 そして、もしできたら、
 
 「ありがとう」
 
 そして、
 
 「今まで無視しようとして、ごめんね」
 「今まで嫌っていて、ごめんね」
 
 あなたの大切な一部である、その、人に見せたくない部分に向かっ
 て言ってあげてください。
 
 
◆ネガティブな感情も認めてあげること
 
 人は、喜び、楽しさ、元気、ワクワク感、誇らしさなど、ポジティ
 ブな感情を感じて生きていたいと思うものです。
 
 逆に、悲しみ、怒り、妬み、寂しさ、恐怖、不安など、ネガティブ
 な感情は嫌なものです。
 
 でも、ネガティブな感情があるからこそ、それを避けようと強い行
 動力が生まれるのです。痛くなければ次から怪我しないように気を
 つけようとは思わないですよね!
 
 だから、あなたが感じるネガティブな感情は、どこかであなたのた
 めになっているはずなのです。まず、そう捉えてみてください。
 
 そして、上のイメージワークをもう一度やってみると、さっきより
 自分の嫌いな部分に親しみがわくと思いますよ☆
 
 
◆自分自身が望む人生を生きること
 
 さあ、ここからが、親に感謝しなくていいという今回の内容の核心
 とも言える部分です。
 
 「親に感謝しなくてはいけない」
 そう思ってしまっている人は、多くの場合、
 
 「親の望むような生き方をしなければいけない」
 とも思ってしまうものです。
 
 いや、多くの人が知らないうちに親の望む人生を、自分が望むか
 どうかよく考えずに歩んでいるかもしれません。本当はそんな生
 き方したくないのに、それが幸せだ、と自分を騙しているのかも
 しれません。
 
 
 どうしても、親に感謝できない。
 どうしても、親を許せない。
 
 そこまでいかなくても、
 
 親に感謝しようとすると、頭では出来るけれど、体が緊張する。
 
 
 そんな感覚があるあなたに問います。
 
 あなたは、親の目がなかったとしたら、どう生きたいですか?
 
 
 このとき、いくつかのパターンがあると思います。
 
 ☆よくあるパターン1は、
 
 今まで、親が望む生き方を一生懸命してきた
 けれど、
 自分が望む生き方は、それと違っていた
 
 
 ☆よくあるパターン2は、
 
 今まで、親が望まない生き方を一生懸命してきた
 けれど、
 自分が望む生き方は、親が望む生き方と同じだった。
 でも、親の言うとおりが嫌だったから、必死に抵抗していた。
 
 
 前者は良い子のパターン。
 親の言う通りにして、自分を見失っているのです。
 
 後者は悪い子のパターン。
 親に反抗して、自分を見失っているのです。
 
 
 親の言う通りにしてもダメ
 親に反抗してもダメ。
 良い子も悪い子も、子供ですから。
 
 じゃあ、どうすればいいの?
 
 大人はね、自分の心の声に従うのです。
 
 
◆生まれてきたことに感謝の気持ちが湧く
 
 自分の感情は、ネガティブなものも含め、大切な自分の一部。
 自分の心の声に従って生きることが、正しいことと思える。
 
 すると、自分自身を許せるようになります。
 自分自身を受け入れられるようになります。
 
 生きていてよかった。
 生まれてきたよかった。
 
 
◆親を許すかどうか、どうでもよくなってませんか?
 
 結局、自分の心の声に従って生きればよいのです。
 
 親は?
 関係なくなってませんか?
 
 
◆親を許すということは、
 
 ここからは私見ですが、親を許すということは、
 
 「親を許さない心」を「手放す」ことだと思っています。
 
 つまり、許してもいいし、許さなくてもいいし、どっちでもいい
 か、と思えるようになれば、かなり「手放し」ていますね。
 
 自分の心の声に従って生きられるようになります。
 
 
◆10月も、恋愛カウンセリングを行います。
 
 今度は、2日間で8名の方にカウンセリングを提供したいです。
 詳細が決まりましたら、ご連絡します。
 前回受けて下さった方、前回申し込んで下さったけれどお受けで
 きなかった方を優先しますので、今回はあまり枠が多くないかも
 しれません。
 
 
◆まとめ
 
 自分を変えてゆくために必要な「親に感謝する」「親を許す」
 それは、(あづまの私見では)あくまで結果。
 
 まずは、自分に感謝し、自分を許すことが必要。
 自分の嫌いな部分も、自分を守ってくれた大切な一部。
 
 自分の望む生き方をすればよいのです。
 
 
◆あなたは、どう思いますか?
 悩み、感想、応援メッセージなどお待ちしています
 
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◆編集後記
 
 親に感謝しなくていい。
 そういいながら、母親の誕生日プレゼントを買いました。
 奥さんと一緒に選びに行ったので、楽しかったです。
 
 少し視力が落ち気味の母を見ていると、一生懸命子供を育て、
 健気に生きた母の人生を思い。なんだか切なくなります。
 
 自分のために、楽しく安心して過ごしてほしい。
 そう願わずにはいられません。
 
 
 ルールズ、全部読みました!
 マニュアル的に使うのは、まあできるでしょう。
 でも、この本を貫いている信念を理解するのは難しいでしょうね。
 
 常に自分の幸せを信じ、相手のことも信じる心がなければ
 実践し続けることはできないでしょうね。
 本を読んだことのない人には分からないネタですみません。
 
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(結婚とは)
 
 このコーナーはあづまが気付いた結婚とはなにか?を気まぐれに
 配信するコーナーです。自分が思い描いていた幻想通りにはいか
 ないのが現実の生活。でもそれがいいじゃないの。
 そんな肩の力が抜けるためのメッセージです。
 
 「結婚とは、自分の新たな一面の発見である」
 
 先日妻と一緒に大磯ロングビーチに行って遊んできたのですが、
 何と初めてプリクラを撮りました。水着姿でね。冷房が効きすぎ
 て寒かったんですが、あ、そんな話はいいんですけど。
 
 プリクラの機械の中に入ると、スゴイ明るい照明で、私は趣味で
 写真を撮るんですけど、その目で見てもキレイに撮るために必要
 ないいライティングをしていました。感心しました。
 
 「今度は、もっとくっついて?☆」とか言われて、ついぴったり
 くっついて写真を撮ってしまいました(笑)
 
 プリクラを楽しめる自分。
 今まで生きてきて、知りませんでした。
 
 相手に合わせて色々やってみると、自分の新たな一面を発見でき
 たりします。お互いにね。
 
 
(今日のアファメーション)
 
 「ありがとう。今日までの私。」
 
 他人に感謝することは大事だと色々なところで言われますが、
 自分に感謝することが欠けているのが現代人だと思います。
 
 自分がしたいことは、他人にもしてあげる。
 それは大切なことですが、まずちゃんと自分にもしてあげること
 を忘れないようにしましょう。
 
 愛情の貯金が切れてしまうと、思いやりや創造力、体力までもが
 落ちてしまうものです。
 
 だから、自分に向かって、愛情を込めて。
 
 ありがとう。今日までの私。
 あしたからもよろしくね。

“【ココヘル122】親に感謝なんてしなくていいです” の続きを読む

あづまやすしの恋愛セラピー体験会

 

あづまやすし顔写真
こんにちは。あづまです。
 
10/10(土)16:00?17:50
恋愛セラピー体験会を行います。
 
今回は、なななんと、参加費千円。
 
こんな方にオススメのミニ講座です。
・恋愛セラピーに興味がある人
・(今回受講しなくても)
 癒しのセラピスト養成講座に興味がある人
・簡単にできる心理セラピーワークを体験してみたい人
 
 
カリキュラム(講義・ワーク1時間強+質疑応答です)
■なぜ、心理セラピーが必要なのか
・人は意外なほど○○を△△している
・本当の望みを知ることから、自分の人生が始まる
■実践的イメージワーク
・怒りを一瞬でスッキリさせるワーク2種
・執着を断ち切るワーク
■恋愛運向上のパターン
S(草食)とN(肉食)で理解する男女関係と、
S・Nで違うセラピーの組み立て方(概論)
■感情の仕組み
なぜ【感情のわだかまり】ができるのか?
何をしたら【感情のわだかまり】は解消するのか?
+理論に基づく、実践的なワーク
 
■終了後、軽い食事会があります
 
★レジュメ等はございません。
★カリキュラムはより良い内容にするため、予告なく変更することがございます。
 
★勧誘は行いません。
★物販も行いません。
★セラピスト養成講座など、ちょっと宣伝はします。
★最後にアンケートをお願いします。
 
日時 10月10日(土) 16:00?17:50 (開場15:30)
   (早めに来てくれた人とは雑談しましょう。)
場所 ウィズスクエア 日本橋KNビル4F(地図を参照のこと)
 
最寄り駅は JR東京駅 東京メトロ日本橋駅です。
申込方法 こちらの申込フォームより必要事項をご記入下さい。
現在満席のためキャンセル待ちのみ受付中です
参加費 1000円(当日現金でご用意下さい)
定員 15名(少人数なのでお申し込みはお早めに!)
 
地図はこちらです。

八重洲北口から出ると迷いやすいです。方向感覚に自信のない方は、必ず八重洲中央口から出て、メガネスーパー左折→チケットセンターと山頭火(ラーメン)の間右折→左手に日本橋KNビル、というルートをお通り下さい。八重洲中央口の地下通路を通る場合は、マクドナルド(地下)の看板を目印にローズロードに入り、21番出口から出ると、メガネスーパーの目の前です。
 
日本橋駅の場合は、右手に丸善、左手に高島屋が見える方角に向き、道の右側(丸善のある側)を進みます。domaniを過ぎたら右折して、そのまま右手を見ながら進みます。
KNビルは地味なので、1Fの「ゆかり」を目印にすると良いです。
ウィズスクエア東京オフィス周辺の地図

“あづまやすしの恋愛セラピー体験会” の続きを読む

【ココヘル121】パーフェクトってことは、異常なんです。

 

すみません。個人カウンセリング、満席になってしまいました。
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 女と男の「心のヘルス」?癒しの心理学 121号 2006.8.18
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
 
 あづまです。こんにちは。
 
 理想の恋人に出会えない。
 今日はそう思っているあなたの考えをひっくり返して見せます。
 
 
◆私のことを分かってくれない
 
 そうですよね。
 分かってほしいですよね。
 
 ところで、自分が「こうしてもらえると嬉しい」というように、
 ポジティブな言い方で、相手にお願いしたことありますか?
 
 とても、勇気がいる?
 怒られるかもしれないし、拒絶されるかも?
 
 
◆言わなくても分かってくれる人がいい!
 
 自分のことだって、完全に分からないのが人間ですから、
 相手には、言葉で伝えないとね。
 
 言うのが、とても勇気がいる?
 
 
◆こんな私だから、言わなくても分かってくれる人がいい
 
 それって、もしかして、彼氏が出来ないための心の鎧?
 
 
 今日は、辛口で書いているつもりです。
 ちょっと痛かった人もいるかな。
 
 
◆普通ってどういうこと?正常って?
 
 さて、ここからが本題です。
 これはひすいこたろう氏の本「名言セラピー」の中のコラムなの
 ですが、ある精神病院で退院させる基準を作ったのだそうです。
 
 それが、これです。
 
 「精神健康の基準」の一部です。
 
 ・いやなことは自然に後まわしにする能力
 ・できたらやめておきたいと思う能力
 ・ひとりでいられる能力、また二人でいられる能力も必要
 ・ウソをつく能力
 ・いい加減で手を打つ能力、意地にならない能力
 ・しなければいけないという気持ちに対抗できる能力
 ・精神を無理に統一しない能力
 
 
 (笑)
 
 どうですか?
 これは、健康の基準であって、病気の基準ではありません。
 
 
◆私が伝えたかったこと
 
 常に完璧な人間というのは、つまり異常なのです。
 
 ときには失敗もし、ときには間違いも犯し、気分が悪くなる日も
 あり、悲しいときには頑張れなくなり、辛いときには泣きたくな
 る。気分が落ち込んでいるときには他人に優しくなれない。
 
 それが、精神的に健康だということです。
 
 
 あなたの理想の相手は、精神的に健康ですか?
 それとも、常に完璧な、パラノイア的なほどの優しさを示したり
 献身を見せたりする人ですか?
 
 
 いわゆるアダルトチルドレンと言われる人の中には、完璧な自分
 を見せ続けることしか出来ない人もいます。
 
 
◆私も昔は、そういう完璧な人を求めていました。
 そして、自分もそうあらねばならないと思っていました。
 
 今は、違います。
 
 奥さんが理想的に見えるときは、こう自問します。
 「無理させすぎていないだろうか?」
 
 ときどき、かなり子供っぽいわがままを言ったり、
 甘えてきたりすると、逆に安心します。
 
 人は、ある瞬間には、本当に理想的な振る舞いが出来ます。
 
 そして別の瞬間には、別人のごとく脱力した姿にもなります。
 
 それが、精神的に健康だということです。
 
 
◆まとめ
 
 ・理想の恋人に出会えないというあなた、その理想、大丈夫?
 
 ・常に完璧な人間は、実はむしろ異常。
 
 ・時に完璧で、スゴイ姿を見せたり、その一方で
  だらけたり、抜けたりしているところを見て、安心しなさい。
 
 
◆恋愛カウンセリング、今月はごめんなさい。
 
 前回申し込んで下さった方を優先して告知して募集しましたので、
 今回はメルマガでは募集できませんでした。
 9/2にレイキを学ぶので、土曜日のカウンセリングができず、
 枠が少なくなってしまいました。次回はもっと増やしますので、
 どうぞよろしくお願いします。(次回は10月上旬です)
 
 
◆あなたは、どう思いますか?
 悩み、感想、応援メッセージなどお待ちしています
 
 azma@556health.com までメールしてください。
 (@を半角にしてください)
 
 
◆編集後記
 
 最近野菜が高いんですよ。日照不足らしいです。八月になったら
 日が照って野菜の価格も元に戻るって話だったけど・・・
 
 太陽も出ないし、野菜も安くならないじゃないの!!
 
 天気ばっかりは、どうしようもないですね。
 
 
 ルールズ、買ってしまいました。
 なかなか面白い。
 ちょっと命令調で禁止が多い感じな文体が気になりますが、
 書いてある内容はすごく普通で当然のこと。
 
 心理の解説ではなく、徹底してマニュアルにしているところが多
 くの人に受けた理由なのでしょうね。私は心理を解説してある本
 が実は好きですけどね。
 
 ちゃんと理解して実践すれば、効果は出そうな気がしますね。
 幸せな結婚までつながる恋愛ができそうです。
 あ、完全に女性向けですからね。
 
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 ○今の相手と喧嘩が絶えない
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(結婚とは)
 
 今日はお休み。
 
 
(今日のアファメーション)
 
 「(完璧じゃないけど)私は私。」
 
 完璧な人間というのは、実はちょっと異常。怒ることも泣くこと
 もあり、疲れたときはやる気が出ないのが普通。
 
 ネガティブな感情も、体にとって必要だからあるのです。全ての
 ことが自然で必然だと思えるようになると、完璧ではない自分の
 ことを許せるようになります。
 
 そう、完璧じゃないけど、それでいい。私は私。

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家事が嫌いになる心理学的な理由とその解決方法

 

家事が嫌い、という女性がいます。
 
家事が上手でないので、苦手意識があるというレベルではなくて、何か拒否したい気持ちになったり、嫌悪感があったりする場合、単なる好みの問題ではないので、注意が必要です。
 
ズバリ、原因から行きますが、「家事が嫌い」という女性に対して「お母さんが不機嫌に家事をやっていませんでしたか?」と尋ねると、かなり高い確率で「はい」という答えが返ってきます。
 
お母さんが「私はこんなに大変な中、頑張っているのよ!(だから味方して/だから言うことを聞いて)」というオーラを出して家事をしていると、子供は家事と親の不機嫌さを心の中で結びつけてしまい(心理学用語で「アンカーリング」といいます)、家事に対して嫌悪感を抱くようになります。
 
親の役目としては、生活を楽しみ、大人になったらこういう風に楽しく生きることができるんだよ、という手本を見せることが、実は一番大事なことだというのが、あづまの持論なのですが、
 
家事が嫌いという女性の場合、母親が、そのような手本になってくれなかったわけです。
 
 
今これを読んでいるあなたが、家事嫌いである場合、
「お母さんみたいになりたくない」という気持ちがないかどうか、ご自分の心を探ってみてください。
 
 
さて、母親の不機嫌が、自分の家事嫌いの理由であったことが、明らかになったとして、ではそれをどうやったら解決できるのでしょうか。
 
自分のためにやる。
まず、そこから始めることです。
 
「料理が嫌い」を例にとって説明しますね。
母親が不機嫌に料理していた。
→子供である自分は、無意識に罪悪感(重たい感じ)を感じていた。
 →料理と重たい感じが、心の中で結びついている。
  →料理は、なんとなく嫌いで、やりたくない(そんな自分が女らしくないので嫌い)。
 
これを、よくよく分析してみると、
母親は、自己犠牲して、料理していた(本当はやりたくないが、家族のため、という偽善)
→本当は、料理ではなくて「自己犠牲の姿勢」が嫌いだった。
 →「料理」と「自己犠牲の姿勢」を心の中で「切り離す」ことができれば、解決に向かう。
  →「自己犠牲でない料理」を体験することが、一番の心のクスリ。
 
ということになります。
そこで、次のふたつを提案します。
 
・自分のために料理を作って、自分を楽しませる。
・サービスの極めて良いレストランなどに行き、料理を心から楽しむ。
 
その結果として、
「料理って、楽しいものなんだ」
「料理は、人を幸せにするものなんだ」
「料理で人を喜ばせられるって、素晴らしいな」
などと思えるようになれば、この問題から抜け出しています。
 
その他の家事の場合も、基本的には同じです。
自分の幸せな生活のため、快適な生活のためにやろう、そこから始めてください。
 
また、母親が不機嫌に家事をしていたから嫌いなのではなく、子供時代に嫌々家事をさせられていたり、あるいは家にゆとりがなくて、子供らしくすることができず、小さな頃から家のことを大人並みに負担させられていたというケースの場合、少し問題の根が深いかもしれません。
 
その場合、単に嫌な印象を楽しいことで上書きすればよい、というような単純な話にはなりません。楽しい子供時代がなかったことを嘆き、悲しみ、涙と共に手放すことが必要です。これは一人では難しいと思いますので、セラピストを頼った方がよいでしょう。

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よい感情で導く

 

人を動かすときに、押さえておくべきポイントです。
それは、人は感情の生き物で、よい感情を感じる方に向かい、嫌な感情を感じる方からは逃げようとする、ということです。
 
これをシンプルに、快楽を求め、苦痛を避ける、という言い方をしますね。
 
たとえば、夫婦関係であれば、旦那さんに食器洗いを分担してもらいたいとしますね。このときに、動機付けの方法としては、ご褒美(よい感情)による動機付けと、罰(嫌な感情)による動機付けと二種類あり得ます。
 
罰による動機付けというのは、こんな感じです。
「食器の片付けしてよ。」
「え?。めんどくさいなぁ・・・(でも動かない)」
 
「あなただって食べた食器なんだよ(不機嫌)」
「そんなこと分かってるよ。(と言いながら動かない)」
 
「食器洗いぐらいやってくれないわけ!(かなり不機嫌)」
「・・・わかったよ。やるよ(しぶしぶ)」
 
 
ご褒美による動機付けというのは、こんな感じです。
「今日は疲れてるの。食器の片付けしてくれると助かるなぁ。」
「あ、そうなの。でもめんどくさいなぁ・・・(動かない)」
 
少し時間をおいて
「今日は疲れてるの。食器の片付けしてくれると助かるなぁ。」
「あ、そうか。ごめんごめん・・・(動かない)」
 
少し時間をおいて
「今日は疲れてるの。食器の片付けしてくれると助かるなぁ。」
(毎回、初めて言うような調子で伝えるのがポイント)
「あ、そうか。ごめんごめん・・・(食器を洗い始める)」
 
「ありがとね?。ホント助かった?♪」
 
 
罰による動機付けと、ご褒美による動機付け。
頭では分かっても、実際やってみると、結構難しいことが分かります。一番の難所は、「罰によって動かす誘惑に打ち勝つ」ところです。忍耐力が必要なのです。
 
なぜなら、人間はもともと、よい感情を感じたいという動機と、嫌な感情から逃げたいという動機を比べた場合、嫌な感情から逃げたい方が強いからです。
 
だから、罰によってコントロールした方が即効性があります。
でも、それが日常化すると、ふたつの大きなデメリットが生まれてきます。
 
ひとつ目は、怒られるのが嫌だからやる、という姿勢になることです。
もしも旦那さんが、ご褒美による動機付けの結果、家の中をきちんと片付けるのが気持ちいいという感覚になったとすれば、奥さんが出かけているときも、そこそこきれいにしているはずです。食器を片付けるのも、ある程度自発的にやるようになります。
ところが、罰による動機付けの場合、基本的に見張られていないとやらないようになります。ちょうど、パトカーが近くにいるときだけ、制限速度を守る車のように。
 
 
もうひとつの大きな問題は、夫婦の心の溝ができることです。
罰によってコントロールすると、その場は素早く相手を動かすことができますが、同時に、相手の中に、あなたに対する「嫌な感情」が蓄積していきます。これが徐々に積み重なっていって、近づきたくない、なんとなく避けたい気分になっていきます。
すると、次第に罰によるコントロールも利きにくくなるし、ますます不機嫌さを増して(場合によっては叱りつけたりケンカをして)相手を動かさなければならなくなります。
始終怒っている人に対して人間は、「怒られたくない」と思うと同時に「近寄りたくない」とも思うものですから。
 
 
とは言え、相手に嫌われるから自分ばかり我慢するという姿勢は、長い目で見ると、今度は自分の心の中に怒りやわだかまりを蓄積させていくことになります。次第に恨みがましくなり、相手に対する愛情を感じられなくなっていく危険性があります。
 
ですのでやはり、こちらの要求を伝えて、相手を動かすことは大事なことなのです。
但しそのやり方は、できるだけ、よい感情で導くように心がけることです。
忍耐強く、よい感情で導くように心がけた結果得られる成果は、罰で導いたときの結果と比べて、大きな喜びと幸せを感じられるものになると思います。
 
ぜひ、忍耐力をもって、とり組んでみてください。

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相手に対する条件が多い人は・・・

 

なかなか恋愛が発展しない、なかなか結婚相手が見つからない、こんな悩みを持っている方の中には、相手に対する条件が多い、というケースがあります。
 
これは、本人が自覚的に色々条件をつけているケースと、無自覚に条件をつけているケースがありますが、無自覚な方が(自分で気づいていないので)解決までのステップがひとつ多いことになることを除けば、本質的には両方とも同じ問題です。
 
・年収○百万円以上
・タバコは吸わない
・ギャンブルはしない
・お酒は楽しく飲めるが、深酒はしない
・私がやっている趣味○○を理解してくれる
・私が仕事を続けていくことを理解してくれる
・よく話を聴いてくれる
・愚痴をこぼさない
・怒ったり荒れたりしない
・・・etc...
 
 
さて、ある程度の年齢にもなると、妥協はしない、なんて考えたくもなるもの。結婚に対して真剣になればなるほど、目標を高く持って努力しようなんて考えたくなりますね。
 
ここで、驚きの事実をお伝えします。
 
自分の能力、自分の努力に関する目標については、高いほどよい、という考え方には一理あります。確かに、高い目標を掲げて努力した方が、自分が磨かれますので。
 
しかし、結婚相手に対する条件に関して言うと、色々条件がつくほど、実は「自分の対応力に自信がない」と言っているのと同じなのです。
 
分かりやすい例で言うと、相手の収入に関する条件がつくのは、自分が稼げる自信がない人です。あるいは、周りの目を気にする場合、つまり、自分が素のままで受け入れられるという自信がない人です。また、共通の趣味とか価値観が一緒という条件がつくのは、自分と相手との違いを埋めるコミュニケーション力に対する自信がないからです。
 
もちろん、つき合いやすい相手、つき合いにくい相手は必ずいますし、相手に対して何の条件もつけず、全部自分が背負うと考えるのもまた、無理なのです。だから、自信がないことがいけないと言っているのではありません。
 
ですが、本当は自分に自信がないのに、本当の問題は伏せておいて、相手に条件をつけることでその問題に永久にフタをしようと努力するのは、幸せに向かう努力とは言えません。
 
自分の心と向き合わずに進んでいたら、どこかに歪みが出るものです。
結婚したけれど、こんなはずじゃなかった、とか、
条件に合う人と結婚したけれど、不幸にはならなかったが幸せにもならなかった、とか。
 
あるいは、冒頭で書いたように、条件がつきすぎて、結婚に踏み切れなくなってしまったり。
 
 
相手に対する条件というのは、喜びを感じて幸せになるためのものではない、ということを知っておく必要があります。条件は、不幸にならないためのもの、なのです。
 
一方、喜びを感じる要素は、いわゆる条件ではありません。お互いに相手のことを大切に思い合っているかどうか(感情的結びつき)、相手のことを尊敬し合っているか(精神的結びつき)、相手に対して欲情することができるか(身体的結びつき)、これらをどれだけ持っているかです。
 
相手に対する条件が多い人は、
喜びを得たい、という、快楽に向かう気持ちよりも、
嫌な思いをしたくない、という、苦痛から逃げる気持ちの方が強いのだと思います。
 
そのような、怖れが強い状態のまま進むと、良くて、「不幸でないけれど、喜びもそれほどない」というカップルの未来が待っています。
 
傷ついても自分で立ち上がれる心の強さを身につけてゆくことで、相手に対する不要な条件を外し、本当に幸せになるための相手を感じ取ることのできる、本来の、繊細な心を取りもどしていきましょう。

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怒りのコントロール(2)

 

怒りのコントロールからの続きです。
 
自分で怒りを感じることができるようになる、ということをもう少し詳しく説明します。
 
怒りには色々な段階、色々な強度があるということをまず理解してください。
 
たとえば、コンビニで長蛇の列ができていて、イライラする、というレベル。
職場で先輩から嫌味を言われて、なんだかムカムカする、というレベル。
 
自分の大切な人に危害を加えられて、心の底から怒りが湧いてくるというレベル。
 
 
物事の程度に応じて、小さな怒りから、激怒までさまざまな怒りがあります。
怒りを感じることができるようになる、というのは、この、小さな段階の怒りを敏感に感じられるようになる、ということです。
 
日頃不満に思うことや、人から見下されて傷ついたことなどが怒りとなって蓄積していきますが、この段階でちゃんと気づくことが大事です。ずっと飲み込んでしまい、自分では怒っていることが良く分からずにいて、そして、限界を超えたときに、恐ろしい怒りが一気に湧いてくる。
 
怒りのパターンが、理性でコントロールできるレベルの小さな怒りから徐々に出てくるパターンなら、早めに対策すればいいので、比較的問題のないパターンです。
しかし、始めのうちは心の内で怒っていることに自分でもなかなか気づくことができなくて、ある時いきなりドカーンと爆発することが多いとしたら、「怒りを感じていない」「怒りを感じる感度が鈍い」問題を抱えているのかもしれません。
 
冷静に対処できる程度の小さな怒りに、早めに気づく。
これができることが、怒りをちゃんと感じているということです。
 
 
さて、では、小さな怒りに気づけるようになったとしたら、次はどうしたらよいでしょうか。
 
次は、実は、怒り以外の感情に気づけるようになる、というのが課題になります。
というのも、純粋な怒りというのはほとんどないのです。怒りのほとんどは二次的な感情です。元々は、相手に何かを期待していて(コンビニで時間通りにレジ打ちしてくれるということも、ひとつの期待です)、それが裏切られたときに「がっかり」して、がっかりが一定以上になると、怒りに化けます。
また、相手からの愛情を求める「寂しさ」が限界を超えると「なんで私と一緒にいてくれないの!」と怒りが湧いてきますし、ちょっと極端な話ですが、相手から殴りかかられたときなど、身を守るために「何すんだよ!」と怒りが湧いてきます。これは「怖い」感情が怒りに化けたものです。
 
このように、愛情を求めていたのに得られなくて「寂しかった」「がっかりした」という気持ちや、傷ついた気持ち、あるいは攻撃されたりして「怖い」という気持ちが、怒りの裏にはあります。
むしろ、怒りの裏にある、これらの気持ちを自分でちゃんと見つめることが、怒りのコントロールにつながります。
 
彼氏に放っておかれるとすぐに怒りが出てしまう女性の話を聞いていると、寂しいという感情が鈍くなっていることがあります。寂しさをあまり感じないので、相手との距離の遠い恋愛をしてしまって、でも、心の底ではちゃんと寂しさを感じていて、その寂しさが限界を超えると、怒りに化けて出てくるのです。
 
このような場合、表面に出てきている怒りに対処していてもきりがありません。ちゃんと、寂しさを早め早めに感じられるようになることが大事なのです。
 
怒りが鈍くなっているときに「キッパリ日記」をつけるように、怒りばかり出るときには今度は、怒りの下にある感情を日記につけるとよいでしょう。「がっかり日記」などと名づけてみてはどうでしょうか。「がっかり」「寂しい」「苦しい」「悲しい」「傷ついた」「怖い」など、怒り以外のネガティブな感情について、よくよく自分と向き合って書いてみるのです。
 
次は、このように感情を抑え込んでしまう原因についてです。
怒りのコントロール(3) ?怒りのコントロールが難しい人に続きます。

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